ダブデは『機動戦士ガンダム』の登場メカ。
概要
ジオン公国軍が開発した艦船クラスの大型陸戦艇。
モビルスーツ運用能力はないが、主に移動司令部や砲撃による火力支援で運用される。下部にはキャタピラが装備されており、これで移動を行う他、砲撃の際にはダンパーを展開して船体を固定する。また、垂直離着陸や回転翼の飛行機の発着が可能な飛行甲板を備えている。
地球連邦軍擁する大型陸戦艇「ビッグ・トレー(SRW未参戦)」と比較すると、推進機関にホバークラフトを採用しているあちらには機動力で水を開けられているものの、攻撃力・防御力では(ビッグ・トレーの方が船体が2倍近く大きいにも拘わらず)それほど劣るものではなかったようで[1]、劇中でも激戦が繰り広げられている。
オデッサ作戦時にマ・クベが乗艦して指揮を執っている。防衛線が突破されると、レビル将軍に対して「降伏しなければ水爆による攻撃を行う」と示唆して恫喝したが、結局はアムロ・レイのガンダムによって阻止されている。
登場作品と操縦者
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。DCのみならず連邦軍(ティターンズ)でも使われているが、大して強くはない。しかしジャマイカンやガディの他にあの三輪長官も乗って来る為にインパクトは強い。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 地上に居る間、ジャマイカンがよく乗って来る。アレキサンドリアの様な厚い装甲も火力も無い上、当の艦長が陸適応Bなので本来の性能すら出せていない。HPだけは38000と妙に高いが、倒すと資金が12000手に入るので気前も良い。
装備・機能
- 大型2連装砲
- 両舷に2基装備した実弾砲。
- 2連装機関砲
- ブリッジ付近に2基装備。
- 水素爆弾
- 最後の切り札として搭載されていた核兵器。
- 120mm連装機関砲
- 対空機関砲
- 12連装ミサイルランチャー
- サブメガ粒子砲
- メインメガ粒子砲
- 旧シリーズでの武装の数々。
移動タイプ
- 陸
- LL
- 全長100m強と艦艇としてはさほど大きくなく、ダイターン3の身長よりも小さい。
- 『第4次(S)』ではどんな機体も全長100m以上であれば概ねLLサイズに分類されていたが、『F完結編』ではダイターン3はLサイズにダウンしたのにダブデは何故かLLのまま。
脚注
- ↑ ダブデの方は初めからミノフスキー粒子の散布に対応した設計であったことも影響していると思われる。