ウイングガンダム (EW版)

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ここでは『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』版のウイングガンダムについて説明する。
新機動戦記ガンダムW』版については「ウイングガンダム」を参照。

XXXG-01W ウイングガンダム(Wing Gundam)

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』の世界観におけるウイングガンダムの役割の機体。大河原邦男氏の手によるTV版のデザインをもとに、カトキハジメ氏が改めてデザインしている。漫画『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』にて登場する以前は「アーリータイプ」「Ver.Ka」と呼ばれていた。

TV版の基本的なコンセプトをウイングガンダムゼロ (EW版)に詰め込んだようなデザインになっており、ボディカラーはトリコロールカラーで、機械的なウイングを1対装備してバード形態に変形する。武装もTV版同様にマシンキャノン、ビームサーベル、バスターライフル、シールドである。

異なる点としては、ウイングがEW版並に大型化されていること・変形プロセス・バスターライフルの予備カートリッジを両腕にマウント出来るようにして、初期装填分で計最大9個も搭載できるようになっている・ビームサーベルがTV版の2本から1本に削減されている等がある。

登場作品と操縦者

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
隠しユニットとしてEW版が登場。ヒイロがかつて使っていたウイングガンダムを改造したという設定。張五飛曰く、ヒイロは愛着があるのだろうとの事。機体性能、武装はウイングゼロカスタムとほぼ同等であり、MS形態でも強力なビームサーベル(突撃)が追加されており、接近戦もこなせる。小隊長機として十分な能力を持つが、実はバード形態のバスターライフルは小隊攻撃としてトップクラスの威力を誇る。
第3次αには何故か登場しなかった。双葉社から発行されている「第2次スーパーロボット大戦αディープファイル」では、なぜかこの機体のみシルエットで掲載されている事から、何らかの版権的な問題があったものと思われる。

装備・機能

武装・必殺武器

マシンキャノン
両肩部に装備された機関砲。遠距離武器がこれとバスターライフル3発しかないのは頼りなく見えるが、ガンダニュウム合金製のMSでない限りこれだけで撃破できるだけの威力がある。
ビームサーベル
シールドに収められている。バスターライフルを放棄した後に良く使われた。ガンダニュウム合金素材の使用に出力が桁外れであるため、水中でも減衰せず使用が可能。
スパロボでは海適応は無い。
ビームサーベル(突撃)
EN消費型でP属性、射程:1-3と使い勝手は良好。攻撃時の演出は誤ってノベンタ元帥を殺害した時の変形からの奇襲攻撃の動きを再現している(通称ノベンタ斬り)。
バスターライフル
本機の主武装。ウイングガンダムゼロのツイン・バスターライフルを基に開発されたビームライフル。強力過ぎたウイングゼロの反省から、カートリッジ式にし最大出力で発射した場合弾数は3発という弾数制限を設け、さらに威力も50%以下に抑えられている。カートリッジ式のため他機も使用できる。
威力を抑えられているはいるものの、ビーム軸上から半径150mに激烈なプラズマ渦流と超々高熱が数十kmに及ぶ程の桁外れの威力を持つ。またこのビームは2層でできており、中心部は高速で貫通性の高いビームで、その周りは低速で破壊力の高いビームで構成されている。本機のトールギス級の機動性をもってすれば戦略兵器としても運用が可能。
EW版ではライフルが長大化、更に予備弾装を装備できる仕様になり初期装填合わせて最大9発まで発射可能。第2次αでは6発(MAP兵器版も含めれば設定通り9発)。
バスターライフル(MAP兵器版)
MAP兵器版は一直線上の射程で、原作設定を踏まえてか弾数3。
シールド
ガンダニュウム合金製のシールド。サーベルを内蔵し、バード形態時には機首部分となって連結する。

特殊能力

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動する。
変形
MS形態⇔バード形態へと変形可能。

移動タイプ

MS形態

バード形態

飛行可能。

サイズ

M

機体BGM

「LAST IMPRESSION」

関連機体

ウイングガンダムゼロ(EW版)
全ての「ガンダム」の母体となった機体。本機はウイングゼロの血を最も濃く受け継いでいる。
白雪姫(スノーホワイト)
小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』(SRW未参戦)に登場する本機の系列機。ゼロシステムを搭載し、ヒイロ・ユイが搭乗する。全身を特殊ステルスマントで覆っているため外見は確認できない。ビームサーベルとカートリッジ式のバスターライフルを装備。

商品情報

  • プラモデル