エレゴレラ

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2024年1月28日 (日) 20:17時点におけるLEN (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
エレゴレラ
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 海老川兼武(原案)[1]
長谷川裕一(アレンジ)[2]
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 可変モビルアーマー
生産形態 試作機
型式番号 EMA-06
開発 木星帝国
所属 木星帝国
主なパイロット バイオ脳
テンプレートを表示

エレゴレラは『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

木星帝国が開発した試作型可変モビルアーマー

可変機構を持ち、MS形態に変形できる。しかし、「MS形態」といっても機体の下部には脚部は存在しない為、重力下での運用は不可能と思われる。ペイロード不足で手持ち式の武装を携行できないため、他のMSに武装を運んでもらう必要がある。

完全な自動操縦の機体であり、パイロットは不要。機体のコントロールはクラックス・ドゥガチの人格をコピーしたバイオ脳が行っている。しかし、戦意向上を目的としてドゥガチが本機に娘のテテニス(ベルナデット・ブリエット)を搭乗させ、ディオナと共に海賊軍討伐に出撃させた。その後、トビア・アロナクスの搭乗するクロスボーン・ガンダムX3と交戦して撃墜され、テテニスもトビアによってコクピットごと奪われている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。初登場時は原作通りテテニスを乗せて(パイロット自律回路)登場し、そのまま撃墜するとゲームオーバーとなってしまう点に注意。ただし、イベントでパイロットがドゥガチに変化し、撃墜可能になる。
終盤の木星帝国との最終決戦時には自律回路をパイロットとし、量産されて登場する。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

フレキシブル・テールキャノン
機体の下部に装備された装備。ビーム砲を内蔵している上、手のように使うことも出来る。
大型メガ・ビーム砲
本体に内蔵されている武装。打突武装としても使える。
ヒートナギナタ
本機の携行武装。未使用時はディオナが運んでいる。
SRWの戦闘アニメーションでもそのシーンが再現されている。
ムラマサ・ブラスター
クロスボーン・ガンダムX3の武装を使用。セーフティを解除しビーム刃を展開してX3にとどめを刺そうとするが、Iフィールドハンドによって防がれた。SRW未使用。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

L

関連機体[編集 | ソースを編集]

エレファンテ(SRW未登場)
エレゴレラの「フレキシブル・テール・キャノン」は同機のものを参考にしている。
シュヴァイン
『機動戦士クロスボーン・ガンダム X-11』に登場するモビルアーマー。後継機的存在に当たる。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 本機のデザインは、一般公募によって当時アマチュアだった海老川兼武氏が応募したデザインが採用されたものである。後年、海老川氏は『機動戦士ガンダム00』『機動戦士ガンダムAGE』といったガンダムシリーズ作品にメカニックデザイナーとして携わることとなる。
    • 海老川氏がメカニックデザインを手掛けた宇宙世紀ガンダムシリーズの機体は長らくエレゴレラだけであり、海老川氏自身もそれについて言及したことがある[2][3]。2022年、『機動戦士クロスボーン・ガンダムX-11』において、初めてエレゴレラ以外の宇宙世紀の機体を手掛けることとなった。
  • 木星帝国の機動兵器の名前は基本的には英語およびスペイン語でモチーフとなった生物の名前が付けられているが、本機の名前は海老川氏の造語である。海老川氏はエレファンテの名称から「エレが付いてれば木星帝国っぽいかな」と連想し、造語の「ゴレラ」をつけた[2]

脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. METAL BUILD クロスボーン・ガンダムX3 2021年3月28日閲覧。
  2. 2.0 2.1 2.2 新装版『機動戦士クロスボーン・ガンダム』第4巻収録のインタビュー(185 - 188頁)より。
  3. エムディエヌコーポレーション『海老川兼武デザインワークス』218頁。

資料リンク[編集 | ソースを編集]