イライジャ・キール
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イライジャ・キール | |
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外国語表記 | Elijah Keel |
登場作品 | |
声優 | 鳥海勝美 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦W |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(コーディネイター) |
性別 | 男 |
年齢 | 15歳 |
所属 | ザフト→傭兵(フリー)→サーペントテール |
イライジャ・キールは『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』の登場人物。
概要
コーディネイターではあるが、免疫機能以外はほとんどナチュラルと変わりなく、そのため、当初はヤキン・ドゥーエ戦役ではザフトに所属していたが、何とかモビルスーツを動かせる程度でしかなく、「本当にコーディネイターなのか?」「ナチュラルのスパイじゃないのか?」と周囲から白眼視され、傭兵に転向した。しかし、本人も中身がないと気にしている。
当初は未熟な面もあり(プロフェッサーから「顔はいいけど、腕はダメダメのお坊ちゃん」とまで評されている)、その時についた傷も多いが実戦を通して、サーペントテールの一角としての実力を手に入れた。
元々はフリーの傭兵であり、コーディネイターでありモビルスーツ乗りであるという名前だけで渡ってきたが、ある依頼で鉢合わせた劾に一蹴される。この一件をきっかけに、本当に強くなろうと決意して以降は、主に弾除けとしての依頼を受けて実戦で少しずつ腕を磨いてきた。
そんな中、とある屋敷の防衛依頼を受けに行って断られた帰り、その家の娘から「花畑を守って欲しい」と依頼されてこれを承諾。モビルスーツで襲ってきた襲撃者を撃退したものの、反対側にいたもう一人に花畑を焼かれてしまう。このもう一人は防衛依頼を受けて来ていた劾に倒されていたが、この時のやり取りでその劾に「本物の傭兵」と評され、サーペントテールに引き込まれることになった。
なお、戸田版では未熟な面を全く見せていない。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 設定を反映して、能力はコーディネイターの面々の中でも最下層(それどころか種割れ前のカガリといい勝負)なのだが、コーディネイター技能はしっかり持っているので能力補正は貰え、上昇しきればナチュラルの強豪パイロットにも引けを取らない。基本的に今作は「ズバ抜けて使えないお荷物キャラ」がほとんど存在しないため、強力な機体に乗せてあげたり、育成するなどある程度の愛情を注げばそれなりに活躍させることも十分可能。精神コマンドなども含めて、総合的にはDのギュネイに近い能力である。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能
人間関係
- 叢雲劾
- 同僚にして憧れの存在。
- 風花・アジャー
- 同僚の娘……の筈だが、同レベルで口喧嘩するどころか完全に言い負かされてしまう。
- プロフェッサー
- ロウ・ギュールらジャンク屋グループの女性。ASTRAYの破壊任務で拘束したが、状況が一変して逆にあごで使われるハメに。
- グゥド・ヴェイア
- 「英雄ヴェイア」の異名を持つ元ザフトのパイロット。彼を討ち取ったことで(実際に倒したのは劾だが)「英雄殺し」の二つ名を得ることになった。
- 『VS ASTRAY』(SRW未参戦)ではカーボンヒューマンとして再生されたが、彼との交戦時に自身の機体を奪われて逃走されている(残されたヴェイアの機体は改修されて自身が使うことになった)。SRW未登場。
- ロウ・ギュール
- 腐れ縁の仲でちょくちょく彼を助ける。お互いにその事を知る由はないが、ヴェイアの死の原因の一端は彼の発言にあると言えなくもない。
- カナード・パルス
- 彼が傭兵になってから付き合いを持つようになるが、仲は今ひとつ。そのせいで『FRAME ASTRAYS』では配備されていた量産型ハイぺリオンを「アイツの機体だから」という理由で使わなかった。
- エルザ・ヴァイス
- 『DESTINY ASTRAY B』(SRW未参戦)に登場。劾と因縁のあるダンテ・ゴルディジャーニが作り出した戦闘用コーディネーターで、ダンテの相棒。劾を含めた他の戦闘用コーディネーターと違い、最初からMSへの搭乗を前提に調整されている為に潜在能力では上回るとされる。イライジャの実力を探るというある組織からの依頼で、戦闘を仕掛けられる。SRW未登場。
他作品との人間関係
- カイト(カズマ・アーディガン)
- 一時期同僚だったが、当時はイライジャが一方的にカズマを嫌っていた。余談だが、『DESTINY ASTRAY』にも同名の登場人物が存在しており、しかもイライジャと仲が悪いので一種のネタではないかとも言われている。
- マーチン・ダコスタ
- バルトフェルドの部下。『ASTRAY R』では彼からロウ救援の依頼を受ける。
名台詞
- 「うう……ヤな女だ! ロレッタとは大違いだ」
- ときた版の第1話にて、プロフェッサーに散々いびられての台詞。プロフェッサーに銃を突きつけていた時のクールっぽさはどこへやら、である。ただ、この時のイライジャはモビルスーツ6機分の戦力に相当する30機のメビウスを一人で相手取っていたのだから動揺するのも無理はなかった。
- 「私は弱い傭兵です」
- サーペントテールに入る以前、傭兵としてひたすら経験を積んでいた時代の台詞。依頼主にそんなことを言えば当然ながら仕事は激減するが、本物の強さを手に入れるために虚勢を捨てたイライジャはこの説明を怠らなかった。そのため、これ以降の仕事は基本的にモビルスーツを囮に使った弾除け任務と数合わせの仕事のみとなるが、彼はその逆境を利用して腕を磨いていく。
- 「いいだろう。花一本でいい。それで十分だ」
- ノベライズ2巻「本物の傭兵」より、自分を解雇した資産家のその娘に「花畑を守って欲しい」と依頼された際の台詞。幼いなりに必死で頼ってきた小さな依頼者を前に最初は断ろうとしていたイライジャだったが、報酬の綺麗な花を見て「これを断ったら本物の傭兵になれない」と思い直す。結果的にこの依頼を受けたことが彼の運命を大きく変えることになる。
- 「そんな無計画では生き残れないぞ!」
- 戸田版にてロウを助けに来たときの台詞。ときた版でのヘタレ振りが嘘のようである。時系列ではヴェイアとの交流を経た後という事もあり、成長していてもおかしくはないのだが。
スパロボシリーズの名台詞
- 「マーチン・ダコスタ…あいつも頑張っているんだな…」
搭乗機体
- イライジャ専用ジン
- 頭にバスターソードを付けた青い機体。
- イライジャ専用ジン改
- グゥド・ヴェイアのジンを使って修復した機体。
- プロトラゴゥ
- 『R』にて窮地に陥っていたロウ達を助ける際にロレッタと共に搭乗。
- 元々はアンドリュー・バルトフェルドが使用していた機体であり、救助した後はそのままロウ達ジャンク屋に渡してしまったらしく、後に樹里の機体として作業用に改修された。
- イライジャ専用ザク
- イライジャの操縦の癖に合わせて被弾しやすい箇所にフェイズシフト装甲を施した専用のザクファントム。
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