「ホーマー・カタギリ」の版間の差分
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:ちなみに今作ではその略歴が若干アレンジされており、元々は[[日本]]([[エリア11]])所属の軍人だったが、後に[[ブリタニア・ユニオン]]へ亡命したという経緯が加えられている。祖国を捨て敵国へ逃亡し、部下を見捨て死へ逃避するなど、原作に比べ卑劣漢に設定された。 | :ちなみに今作ではその略歴が若干アレンジされており、元々は[[日本]]([[エリア11]])所属の軍人だったが、後に[[ブリタニア・ユニオン]]へ亡命したという経緯が加えられている。祖国を捨て敵国へ逃亡し、部下を見捨て死へ逃避するなど、原作に比べ卑劣漢に設定された。 | ||
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:元[[AEU]]の軍人で、地球連邦軍の軍人である彼女をアロウズに引き抜いた。後に、アロウズの所業に憤った彼女に離反される。 | :元[[AEU]]の軍人で、地球連邦軍の軍人である彼女をアロウズに引き抜いた。後に、アロウズの所業に憤った彼女に離反される。 | ||
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:2nd第17話より。[[パング・ハーキュリー]]ら[[地球連邦軍 (00)|連邦正規軍]]クーデター派による[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]占拠の報告を受け、ホーマーは衛星兵器[[メメントモリ]]の使用という苦渋の決断を下した。 | :2nd第17話より。[[パング・ハーキュリー]]ら[[地球連邦軍 (00)|連邦正規軍]]クーデター派による[[軌道エレベーター|アフリカタワー]]占拠の報告を受け、ホーマーは衛星兵器[[メメントモリ]]の使用という苦渋の決断を下した。 | ||
:ホーマーがメメントモリを恒久和平実現のための「必要悪」の存在だと考えていることがうかがえる。 | :ホーマーがメメントモリを恒久和平実現のための「必要悪」の存在だと考えていることがうかがえる。 | ||
− | ; | + | ;(軌道エレベーターを占拠し、市民の目を覚まさせる気か? だが、それでは恒久和平を実現させる事はできん!) |
:さらにスペシャルエディション版では、上記の台詞の前にこの台詞が追加された。このため、後に続く台詞の印象が異なってくる。 | :さらにスペシャルエディション版では、上記の台詞の前にこの台詞が追加された。このため、後に続く台詞の印象が異なってくる。 | ||
:ハーキュリーのやり方を非難するホーマーであるが、彼よりも苛烈な手法を取るホーマーが言ってもあまり説得力が感じられない。 | :ハーキュリーのやり方を非難するホーマーであるが、彼よりも苛烈な手法を取るホーマーが言ってもあまり説得力が感じられない。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == | ||
− | *ホーマーを演じた大友氏は『機動戦士ガンダムAGE』( | + | *ホーマーを演じた大友氏は『機動戦士ガンダムAGE』(SRW未参戦)でも敵側の最高責任者であるフェザール・イゼルカントを演じた。また、イゼルカントもホーマー同様に戦死以外の形で最期を迎えた。 |
− | *前述の通り、彼の最後は割腹自殺…要するに「切腹」であるが、現実には切腹しても腹部には急所が少ないため安易に即死できる訳ではなく、そのままではだいぶ長い間生きて激痛に苦しみ続ける(最悪、'''二日程''')ことになる(そもそも切腹自体、長く苦しみぬいて死ぬことによって謝罪の意や自身の勇猛さ等をアピールする目的で行われる行為である)。そのため多くの場合、切腹した者の首を落として苦しみを少なくするための介錯役が存在する。<br /> | + | *前述の通り、彼の最後は割腹自殺…要するに「切腹」であるが、現実には切腹しても腹部には急所が少ないため安易に即死できる訳ではなく、そのままではだいぶ長い間生きて激痛に苦しみ続ける(最悪、'''二日程''')ことになる(そもそも切腹自体、長く苦しみぬいて死ぬことによって謝罪の意や自身の勇猛さ等をアピールする目的で行われる行為である)。そのため多くの場合、切腹した者の首を落として苦しみを少なくするための介錯役が存在する。<br />ゆえに、彼のように介錯無しで、かつ痛みのあまり暴れたり発狂したりもせず、綺麗な姿勢のまま死ぬにはよほど強靭な精神力が必要であるとされる。そのため、ホーマー当人は死に逃げではなく、あくまでも自分なりのけじめと責任の取り方として切腹という選択肢を選んだと思われる。 |
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2014年2月27日 (木) 19:57時点における版
ホーマー・カタギリ(Homer Katagiri)
- 登場作品:機動戦士ガンダム00
- 声優:大友龍三郎
- 種族:地球人(日系アメリカ人)
- 性別:男
- 年齢:58歳
- 身長:205cm
- 体重:84kg
- 血液型:B型
- 誕生日:7月22日
- 所属:アロウズ
- 役職・称号など:アロウズ最高司令官
- キャラクターデザイン:
アロウズの最高責任者である元ユニオン高官。ビリー・カタギリの叔父。
恒久平和を目指す厳格な人物であるが、そのためには人々の犠牲は仕方がないものと考えている。リボンズ・アルマークらイノベイター(イノベイド)の試合を受け入れているのも、恒久平和実現のために致し方ないという考えに基づくもので、快くは思っていない。実際、劇中では人々に犠牲を強いるアロウズの非道さを「世界の秩序を守るために罪を被って身を捧げている」と公言するなど、善と考えているわけではない。
アロウズの実態が明かされたのを知ると割腹自殺した。その最期は己のやってきた事への潔いけじめともとれるが、生きて責任を負うこと無く一人で死に逃げたともとれる。ただ、世論に対するパフォーマンスとしての効果は大きかったようで、彼の死によりアロウズ隊員が減刑されてもいる。
その死に方もそうだが日本人の血を強く意識していたようで、ハワイの別荘は和風に作られ、和服を着ていたりもする。…が、彼の影響を受けたグラハムがああなった辺り、ホーマーの武士道や日本人の精神に対する知識も表面的である可能性は否定できない。グラハムの武士道解釈を是としていたとすれば、日系ではあるものの、彼もまた勘違い日本かぶれと言えるだろう。
登場作品と役柄
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 声優なしの非戦闘員。前半でロシウと密談する。原作通り終盤で切腹するが、その時期はルートによって異なり、黒の騎士団ルートの場合リボンズ戦死より遥か先。ルートによってはグッドマン艦隊等の戦力が残存しているにも関わらず、捨て置いて早々に切腹する無責任さを見せる。
- ちなみに今作ではその略歴が若干アレンジされており、元々は日本(エリア11)所属の軍人だったが、後にブリタニア・ユニオンへ亡命したという経緯が加えられている。祖国を捨て敵国へ逃亡し、部下を見捨て死へ逃避するなど、原作に比べ卑劣漢に設定された。
パイロットBGM
人間関係
- 初代地球連邦大統領
- 地球連邦政府の最高指導者。ホーマーを独立治安維持部隊アロウズの最高司令官に任命した。
- リボンズ・アルマーク
- イノベイターの首魁。彼の同胞をアロウズに派遣してもらう等、アロウズとは協力関係にあった。
- アーサー・グッドマン
- 部下で、アロウズのナンバー2。
- ビリー・カタギリ
- 甥。身内人事を行うなど、彼に対しては割と甘い。なお、小説版によると、1st終盤にGNフラッグ用の擬似太陽炉を調達できたのは、ホーマーの力添えがあったからである。
- グラハム・エーカー
- 元ユニオンの軍人で、甥の親友。また、彼に武士道の心得を教える。なお、グラハムが間違った武士道かぶれになったことをどう思っていたのかは不明。
- カティ・マネキン
- 元AEUの軍人で、地球連邦軍の軍人である彼女をアロウズに引き抜いた。後に、アロウズの所業に憤った彼女に離反される。
他作品との人間関係
名台詞
- (メメントモリ…。人類は死を思い、平和の尊さを考えねばならんのだ!)
- 2nd第17話より。パング・ハーキュリーら連邦正規軍クーデター派によるアフリカタワー占拠の報告を受け、ホーマーは衛星兵器メメントモリの使用という苦渋の決断を下した。
- ホーマーがメメントモリを恒久和平実現のための「必要悪」の存在だと考えていることがうかがえる。
- (軌道エレベーターを占拠し、市民の目を覚まさせる気か? だが、それでは恒久和平を実現させる事はできん!)
- さらにスペシャルエディション版では、上記の台詞の前にこの台詞が追加された。このため、後に続く台詞の印象が異なってくる。
- ハーキュリーのやり方を非難するホーマーであるが、彼よりも苛烈な手法を取るホーマーが言ってもあまり説得力が感じられない。
スパロボシリーズの名台詞
余談
- ホーマーを演じた大友氏は『機動戦士ガンダムAGE』(SRW未参戦)でも敵側の最高責任者であるフェザール・イゼルカントを演じた。また、イゼルカントもホーマー同様に戦死以外の形で最期を迎えた。
- 前述の通り、彼の最後は割腹自殺…要するに「切腹」であるが、現実には切腹しても腹部には急所が少ないため安易に即死できる訳ではなく、そのままではだいぶ長い間生きて激痛に苦しみ続ける(最悪、二日程)ことになる(そもそも切腹自体、長く苦しみぬいて死ぬことによって謝罪の意や自身の勇猛さ等をアピールする目的で行われる行為である)。そのため多くの場合、切腹した者の首を落として苦しみを少なくするための介錯役が存在する。
ゆえに、彼のように介錯無しで、かつ痛みのあまり暴れたり発狂したりもせず、綺麗な姿勢のまま死ぬにはよほど強靭な精神力が必要であるとされる。そのため、ホーマー当人は死に逃げではなく、あくまでも自分なりのけじめと責任の取り方として切腹という選択肢を選んだと思われる。
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