「コマンドガンダム」の版間の差分

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:右腕に持つレーザーマシンガン。グレネードランチャーも装備。
 
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:バックパックを基部に各武装を合体させた巨大火器。
 
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:『X-Ω』での必殺スキル。
 
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2019年11月9日 (土) 06:57時点における版

コマンドガンダム
登場作品

SDガンダムシリーズ

  • SDコマンド戦記 G-ARMS
声優 玄田哲章(元祖SDガンダム)
内海賢二(映画 緊急出撃)
梅津秀行(映画 スーパーGアームズ ファイナルフォーミュラーVSノウムギャザー)
モチーフ フルアーマーガンダム
デザイン 横井孝二
SRWでの分類 機体
パイロット
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プロフィール
性別
所属 G-ARMS
役職 総司令官
軍階級 (この姿では)大佐
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コマンドガンダムは『SDコマンド戦記 G-ARMS』の主人公の一人。

概要

だらけきったマゼラン大陸のガンダムチームに喝を入れるために現れた謎の存在。G-ARMSの総司令官としてガンダム達をまとめ上げ、鍛えていく。戦力は並の戦士50人分に相当するという。 実は猫が大の苦手。

ヘヴィウェポンコマンドガンダム

メガコマンダー・ブラッディザクとの戦いで瀕死の重傷を負った後、復帰した際に武装を強化した姿。

Vコマンドガンダム

フューラーザタリオン復活が近い事を知った際に、戦艦ジェネラルの封印を解くと共に明かした本来の姿。また階級も実は大佐ではなく、連邦宇宙軍大将である。

装備を合体させると飛行メカ・Vフォース1になる。

コマンドフォーミュラー90

『SUPER G-ARMS』で明かされる真の姿。「戦神」と呼ばれる。宇宙の意思に選ばれた戦神たちと負の意識体「カイザー」の間で繰り広げられた太古の銀河大戦で、戦神たちはカイザーを倒したがコマンド以外全滅してしまった。

蛮騎士バーバリアンナイトコナンガンダム 

マゼラン大陸に降り立つ前のフューラーザタリオンとの戦いでスタ・ドアカワールドに飛ばされた際に名乗った名前で、キングガンダムI世が治めるブリティス王国の円卓の騎士の一員として活動していた。「蛮騎士」という肩書きは、スダ・ドアカの言葉を片言でしか話せなかったことから呼ばれたものだが、これは『SDガンダム外伝』と『SDコマンド戦記』の時代が遠く離れており、長い時間の中で言語が大きく変化していた(コマンドガンダムからすればスダ・ドアカの言葉は馴染みの薄い古代語扱いになる)ため。

登場作品と役柄

単独作品 

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。出典は「SDガンダムシリーズ」にまとめられている。
2019年3月のイベント「光と闇の戦い」期間限定参戦。本作では最初から「ヘヴィウェポンコマンドガンダム」で登場。大器型SSRシューター。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ツインレーザーマシンガン
右腕に持つレーザーマシンガン。グレネードランチャーも装備。
『X-Ω』では「マシンガン」表記で通常攻撃で使用。
NCヘヴィガン
左腕に持つ大型火器。
4連装ミサイルポッド強化型
右肩に背負うミサイルポッド。
脚部ミサイルランチャー
両足に装備する2連装のミサイル。
スモークディスチャージャー
左肩に装備。
コマンドナイフ
左肩に懸架するナイフ。
手榴弾 / パイナップルボール
球形型の手榴弾とボール型の手榴弾。SDXに付属。
メガバズーカランチャー
バックパックを基部に各武装を合体させた巨大火器。

必殺技

ファイナルショット
『X-Ω』での必殺スキル。

パイロットステータス

精神コマンド

X-Ω
直感正義
パイロットパーツ装備時
直感再動

人間関係 

G-ARMS

キャプテンガンダム / キャプテンガンダムFF(フリーダムファイター) / キャプテンフォーミュラー91
当初は軟弱者だったが、彼のスパルタ訓練の結果、強い意志を持つようになり、G-ARMS副指令として就任する。そしてコマンドフォーミュラー90によって「91番目の戦士」に選ばれた。
ガンダイバー、ガンセイヴァーΖガンパンツァーΖΖガンイーグルνガンクルーザーMk-IガンイージスMk-II
キャプテンガンダム同様、スパルタ訓練の結果、一線級に成長する。

ザタリオン帝国 / コスモザタリオン帝国

ブラッディザク / ドン・ブラッディ / キャプテンブラッディ
因縁をつけてきて何度も戦いを挑んでくる[1]ザタリオン帝国正規軍の総司令官メガコマンダー
幾度となく戦う内にコマンドガンダムとの間に友情が芽生え、ザタリオン帝国のやり口に嫌気が差したのもあり、コマンドガンダムがフューラーザタリオンと対決した際には「コマンドガンダムを倒すのはこの俺だ!」という名目で共闘。以後も「コマンドガンダムとの決着をつけるため」と理由を付けつつも、コマンドガンダムやその仲間達が巨悪と戦う際には度々共闘している。
ガンダムMk-II / マスクコマンダー / フューラーコマンダー
コマンドガンダムのスパルタ訓練に嫌気がさして脱走し、フューラーの配下となって逆恨み同然にG-ARMSに襲い掛かる。
フューラーザタリオン
因縁の宿敵。ザタリオン帝国の総統。宇宙戦艦ジェネラルが変形したジェネラルガンダムより一回り大きい。
スダ・ドアカ・ワールドでもコナンガンダムと激突する。
カイザー
かつて戦神たちが戦った真の敵。

その他 

にゃご神
猫なのでコマンドガンダムが泣いて怯えてしまうほど苦手。
トロン
ロックバンド「ライブ・ハウス・クラッシャーズ(映画版ではペナルティーキック・オールディーズ)」のボーカル。コマンドの遊び相手。[2]
ヘビメタガンダム(ガンシャドウ)、スパークガンダム、ミディガンダム、ハリケーンガンダム
「クラッシャーズ」のメンバーたち。元々はジオニックシティでキャプテンFF率いる「ガンダムフォース」の支援活動をしていたが、後にガンダムフォースと共にコマンドF90が結成した「スーパーGアームズ」の一員となる。
一方で映画版ではトロンと共にスーパーGアームズvsコスモザタリオンの戦いに介入して好き勝手に歌っていた
騎士ガンダム騎士スペリオルドラゴン)、武者頑駄無
映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』で共演。
『X-Ω』でも映画を経た関係性となっているため、既知の友人となっている。騎士スペリオルドラゴンの正体にも気付いていた。
キングガンダムI世
彼がスタ・ドアカワールドに飛ばされ蛮騎士コナンガンダムと名乗っていた際に仕えていた主君。彼の下で「総統の尾」なる敵と戦ったらしい。
嵐虎騎士ストームナイトブイツー
スダ・ドアカワールドに迷い込み記憶を失ったコマンドガンダムを介抱した人物。竜騎士ファルコガンダムとは対となる必殺剣の流派の伝承者同士という因縁のライバル関係だったが、ファルコに敗れて禍々しい力に手を付けてしまっている。『新SDガンダム外伝 ナイトガンダム物語』の黒幕でもあり、コマンドを騙してファルコを抹殺しようとするなど邪悪な部分が既に見えている。
竜騎士ファルコガンダム
嵐虎騎士ブイツーに騙されて僅かに残った記憶にある倒すべき宿敵がファルコだと誤認したコナンガンダムによって襲撃される。しかし互角の戦いを繰り広げるうちに和解し親友となり、共にキングガンダムI世に仕える円卓の騎士となる。戦神としての圧倒的な強さを封印していたコマンドと同様に、彼も一子伝承の必殺剣技を伝承して圧倒的な強さを持っているが修行のため力を封印して旅していた。彼はキングガンダムI世のことも同格の強さを秘めた相手と認めてライバル視していたが、そのことがブリティス宮中に疑心暗鬼をもたらし円卓騎士団崩壊の一因になってしまう。
後にスダ・ドアカへ現れたフューラーとの戦いにコナンと共に赴いた。ファルコは必殺剣技の力で動く龍機ドラグーンという巨大ロボも伝承しており、そのおかげで戦艦ジェネラルがなくとも超巨大ロボサイズであるフューラーと戦うことができた。
仮面騎士ペルソナナイトジェイバー
円卓の騎士の一人。本来はドレスデン王国の騎士団長だが、正体を隠してブリティスへ留学していた。
フューラーとの戦いでコナンと共闘する。
魔竜剣士ゼロガンダム
竜騎士ファルコの息子。同じくフューラー戦に参加する。
皇騎士ガンダム
キングガンダムI世の息子が成長した姿。BB戦士コミックワールドの『SDガンダム大混乱』という漫画で、ともに異世界に召喚されて共闘した。しかし元の世界に帰還する時に戻る世界が入れ替わってしまい、Vコマンドは皇騎士の代わりにVナイトガンダムとしてスダドアカで再び活躍、皇騎士もVコマンドの代わりにマゼラン大陸でG-ARMSの隊長を継いでナイトコマンダーガンダムになった。

名(迷)台詞

「まったくハッピーな奴らだぜ…まだ敵の戦力も何もわかっちゃえねえのによ」
緊急出撃にて、宇宙大魔王軍との戦いに闘志を燃やす騎士ガンダムと武者頑駄無に対し、軍人として苦言を呈していたところ……
「どひゃーっ!!」
上記の直後、リプリンの飼い猫であるボテを見た途端、頭が外れるほど驚いてしまった。
「逃げるんじゃねえよ」
緊急出撃にて、騎士ガンダムNo.2に捕まったリプリンの救出に成功したことを確認し、一時後退する際に宇宙大魔王から「逃げるか!」と言われた際の返し。
直後にスモーク弾を発射し視界を奪っている。
「ちちんブイブイ」「だいじょーブイ」
Vコマンドガンダムとしての身分を明かした後の台詞。元ネタはアリナミンVのCMに登場していた魔人V(演:アーノルド・シュワルツェネッガー)。

搭乗機体 

ジェネラル / ジェネラルガンダム
『G-ARMS』終盤に登場する戦艦で、変形する事で戦闘形態のジェネラルガンダムになる。
来るべき戦いに備えて封印された戦神たち遺産である宇宙戦艦フォートレスエンペラーG(巨大戦神フォートレスエンペラーG)を模してVコマンドガンダムが建造した。

26のバリエーション

真の正体であるコマンドフォーミュラー90のモチーフはその名の通りガンダムF90だが、コマンドガンダムもF90と同じくA~Zの26の姿を持つ。上記の蛮騎士コナンやジェネラルガンダムもその一つ。様々な姿でSDガンダムシリーズの舞台となる各世界のほとんどに出没しており、現在のところ彼の姿が確認できないのは『三国伝』くらいである。

現在16種類が登場済み。

  • A
    • 登場済みとされているがどの姿がA装備に該当するのか不明。候補として考えられるのは負傷したコマンドガンダムの療養中装備。
  • B ガンバイカー
    • アニメ『SDガンダムフォース』でキャプテンガンダムが教官のAIを組み込んだメカ。
  • C コマンドガンダム
  • D 未登場
  • E 演歌歌手
    • ガンダムマガジンで26のバリエーションを持つという設定が追加された際に掲載された「E(演歌)装備」。
  • F コマンドフォーミュラー90
    • 上記参照。
  • G ジェネラルガンダム
    • 上記参照。
  • H ヘビーウェポンコマンドガンダム
    • 上記参照。
  • I 未登場
  • J 未登場
  • K 蛮騎士コナンガンダム
    • 上記参照。KishiではなくKnightのK。
  • L
    • 登場済みとされているがどの姿がL装備に該当するのか不明。候補として考えられるのはコマンドガンダムの軽装状態装備(フレームガンダム)。
  • M 武者夷礼坐頑駄無
    • 鋼動甲冑(パワーローダー)や『ムシャ戦記 光の変幻編』のカスタム武者の技術を用いて作った巨大な副腕を装備している。かつての部下ガンセイヴァーZがこの世界に迷い込んで結晶鳳凰の封印を解き新世大将軍を生み出していた活躍を歴史書を読んで知ることに。
    • 公募の武者デザインにコマンドガンダム設定をあてはめているので名前の元ネタの映画『イレイザー』(主演:アーノルド・シュワルツェネッガー)との関連性は薄い。
  • N 未登場
  • O 未登場
  • P ガンパンツァー
    • アニメ『SDガンダムフォース』でガンバイカーを改造した姿。
  • Q 未登場
  • R 未登場
  • S サラリーマン
    • ガンダムマガジンで26のバリエーションを持つという設定が追加された際に掲載された「S(サラリーマン)装備」。
  • T ターボランダー
    • おそらくスダ・ドアカでの巨大総統フューラーザタリオンとの戦いからの続き。フューラーザタリオンを追って今度はガンドランドに降り立ってしまった彼は現地住民に名前を聞かれ「コナー・・・」(コナンガンダムと名乗ろうとしたと思われる)と言いかけたところを、伝説の勇者コナー(ガンドランダーの元ネタである『ハイランダー』の主人公の名前)と勘違いされて「ターボの鎧」を着ることになり爆竜ニトロドラゴンと契約して魔総統と戦った。
    • 元ネタは作中作の特撮ヒーロー「ターボマン」の格好をした主人公がニトロ噴射ジェットッパックで空を飛んだりする映画『ジングル・オールウェイ・ザ・ウェイ』(主演:アーノルド・シュワルツェネッガー)。
  • U 未登場
  • V Vコマンドガンダム
    • 上記参照。
  • W 未登場
  • X ライズXXガンダム
    • 『Gチェンジャー』の惑星Gアースでの姿。Gアース連邦軍のトップである元帥に上り詰めており、ジェネラル・ノベンタ・ガンダム元帥と呼ばれていた。(モチーフは新機動戦記ガンダムWのノベンタ元帥。ノベンタは90の意味→F90)。彼が姿を消したことでGアース連邦軍のナンバー2であるジェネラル・マスター・ガンダムの専横が始まった。
    • この世界の住人を本来の兵器の姿に戻すプログレスウェーブの影響で戦闘機に変形できるライズXXガンダムに変異した。モチーフはガンダムダブルエックス。プログレスウェーブを浴びたタイミングが次元の彼方に飛ばされる直前なのか、メビウス銀河の戦いを終えたキャプテンがこの世界に来てしまったあたりで彼もこの世界に再び来たのかは詳細不明。オメガ・セクターから来たなどと意味不明な供述をしている。元ネタは諜報機関オメガ・セクターに属する主人公がハリアーを操縦したりする映画『トゥルーライズ』(主演:アーノルド・シュワルツネッガー)。
  • Y 未登場
  • Z フレームガンダムAGE-1[Z]
    • コマンドガンダムの最初の姿。量産型戦士26番。

余談

  • モビルスーツとしてのモチーフはフルアーマーガンダムであるが、キャラクターとしてのモチーフは俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏である。特に映画「コマンドー」のメイトリックス大佐の影響が強い。
    • プラモシリーズ「元祖SDガンダム」の販促ビデオでは、シュワルツェネッガー氏の吹き替えを専属で務めている玄田哲章氏が声を当てており、ある意味元ネタ通りのキャスティングとなっている。
      • また、「ガンダムクロス」シリーズでのコマンドの中の人はこちらも玄田氏が(TV版で)声を当てていたスレッガーになっていた。漫画版「元祖SDガンダム」ではクロス装備のスレッガーはコマンドの影武者となっている。なお、ブラッディザクのモチーフはドズル専用ザクだったりする。
    • スタ・ドアカワールドに飛ばされていた際に名乗っていた蛮騎士(バーバリアナイト)コナンガンダムも、シュワルツェネッガー氏の出世作の映画「コナン・ザ・グレート」(原題:コナン・ザ・バーバリアン)が元ネタになっている。

脚注

  1. なお、「昔コマンドガンダムにいじめられたため」というのがその因縁の発端である。コマンドガンダムに非があるようにしか見えなかった、あるいはコマンドガンダムの前歴と噛み合わないと判断されたのか、メディアによっては「かつてコマンドガンダムに撃退された(あるいは決闘に敗れた)のを根に持ったため」という無難な理由になっている。「ドズルザク」だった頃にコマンドガンダムに蹴散らされ、復讐を誓って鍛えて「シュワルツザク」になり、正規軍メガコマンダーへの就任に伴い体の色を緑から赤に変えて「ブラッディザク」になった。
  2. モチーフは女優の宮沢りえ氏。当時コマンドのモチーフであるシュワルツェネッガー氏と共演したCMが何本も作られていたため、それを意識したネタも多い。