「ディジェSE-R」の版間の差分
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地上のみでなく宇宙での戦闘も視野に入れる形で設計され、基本フレームこそ原型機の影響を感じさせるものの、MSK-008の特徴であった背部の排熱フィンはオミットされているほか、コクピットも含めて多くの相違点が見られる。また、新たな技術もふんだんに導入されていたと推測されており、実際にはほぼ別の機体となっていたようだ。 | 地上のみでなく宇宙での戦闘も視野に入れる形で設計され、基本フレームこそ原型機の影響を感じさせるものの、MSK-008の特徴であった背部の排熱フィンはオミットされているほか、コクピットも含めて多くの相違点が見られる。また、新たな技術もふんだんに導入されていたと推測されており、実際にはほぼ別の機体となっていたようだ。 | ||
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武装にはビーム・ライフルなどが用意されていたようだが、詳細は不明となっている(ガンダムコンバージ第18弾の箱裏説明より)。 | 武装にはビーム・ライフルなどが用意されていたようだが、詳細は不明となっている(ガンダムコンバージ第18弾の箱裏説明より)。 | ||
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+ | 『月刊ホビージャパン』に連載されていた雑誌企画『タイラント・ソード』は、「ガンダムワールド」を土台として、オリジナル設定が付加されたパラレル作品だった。この作品では、モビルスーツに成り代わる為に開発された超兵器「ソード」と呼ばれるカテゴリーが存在する。その試作第一号機「タイラント・ソード」に搭載された、SE計画によって得られた様々な新技術の総称がSEシステムなのである。SEシステムの中核を成しているのが、革新的な推進システム「SEドライブ」、暫定的空間粒子消失制御システムとも言うべき物で、エネルギー効率の高さゆえに伴う超高出力が空間を歪めて磁場を狂わせる「SEジェネレータ」である。試作機故SEシステムの信頼性の低かったタイラントだが、最低出力時であっても拮抗するモビルスーツが存在しない。どんなに高出力のモビルスーツであろうと、タイラントにとってはスローモーション以下の速度でしかない。本編では、既存のモビルスーツを遍く面で圧倒する機体メッサーラ・ディノファウスト・ジュピターに乗って能力を限界まで引き出す戦法を取った[[パプテマス・シロッコ]]を相手に直撃を食らうが大したダメージにはならなかったなど、 もの凄まじい性能を誇っている。SEシステムの信頼性を安定化させた改良機であるタイラント・ソード改”アグレス”に至っては、思考制御で自機と無人操作の三機のソードを意識下に置いてコントロール。戦闘宙域から離れた場所に置いた一機からリアルタイムで送られてくる戦闘のヴィジョンを処理しながら、随伴させた二機とのコンビーネションで、ほんの僅か五分で、二隻の戦艦と七隻の巡洋艦を撃沈する。多数のメッサーラ・ディノファウスト・アルファからのビーム攻撃をSEフィールドで全て無効化し、仕舞いにはSEフィールドのベクトルをメッサーラ・ディノファウスト・アルファ84機に向けて放出し破壊の限りを尽くした。 | ||
− | + | タイラント・ソードには、外見上の特徴として背部に長く伸びたSEジェネレータが目立っていて、ディジェSE-RもSEジェネレータと思しきユニットが背部に確認出来る。ゲーム「ギレンの野望」の特定作品、食玩『FW GUNDAM CONVERGE 18』の機体解説ではSEシステム搭載と描かれている。 | |
− | + | スーパーロボット大戦に参戦した時のディジェSE-Rの性能は「モビルスーツの範疇を越えず、強い時でも精々が燃費のいいMS」と言ったレベルに収まっている。 | |
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武装については一応、現在は後述する武装を持っている事になっているが、そもそも頭部にバルカンの砲口が確認できるだけで、武装に関しての設定も本機には存在していない(不明なのではなく、武装の設定自体がそもそも存在しない)。そのため、これらはゲームに参戦するにあたって独自に考案されたものに過ぎず([[サウザンスジュピター]]などと同じ「[[オリジナル設定|半バンプレオリジナル]]」)、本当のところはバルカンが実弾であるかすら不明(他の機体はビームライフルを改造してバルカンに使用したりしているため)。 | 武装については一応、現在は後述する武装を持っている事になっているが、そもそも頭部にバルカンの砲口が確認できるだけで、武装に関しての設定も本機には存在していない(不明なのではなく、武装の設定自体がそもそも存在しない)。そのため、これらはゲームに参戦するにあたって独自に考案されたものに過ぎず([[サウザンスジュピター]]などと同じ「[[オリジナル設定|半バンプレオリジナル]]」)、本当のところはバルカンが実弾であるかすら不明(他の機体はビームライフルを改造してバルカンに使用したりしているため)。 | ||
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2019年7月16日 (火) 21:29時点における版
ディジェSE-R | |
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外国語表記 | Dijeh SE-R |
登場作品 | |
デザイン | 藤田一己 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | モビルスーツ |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | SE・DJ-1R |
頭頂高 | 18.6 m |
本体重量 | 28.6 t |
全備重量 | 58.3 t |
ディジェSE-Rは『機動戦士Ζガンダム Ζ-MSV』の登場メカ。
概要
MSK-008ディジェをベースとして開発されたと言われるモビルスーツ。
初出時点での設定は「MSK-008(ディジェ)をベースに開発した超高性能機。様々な革新的機能がされており、全く別の物と言って良い」の一文のみとなっており、形式番号や武装を始めとした大半の設定は「不明」となっていた。
地上のみでなく宇宙での戦闘も視野に入れる形で設計され、基本フレームこそ原型機の影響を感じさせるものの、MSK-008の特徴であった背部の排熱フィンはオミットされているほか、コクピットも含めて多くの相違点が見られる。また、新たな技術もふんだんに導入されていたと推測されており、実際にはほぼ別の機体となっていたようだ。
武装にはビーム・ライフルなどが用意されていたようだが、詳細は不明となっている(ガンダムコンバージ第18弾の箱裏説明より)。
SEシステム
『月刊ホビージャパン』に連載されていた雑誌企画『タイラント・ソード』は、「ガンダムワールド」を土台として、オリジナル設定が付加されたパラレル作品だった。この作品では、モビルスーツに成り代わる為に開発された超兵器「ソード」と呼ばれるカテゴリーが存在する。その試作第一号機「タイラント・ソード」に搭載された、SE計画によって得られた様々な新技術の総称がSEシステムなのである。SEシステムの中核を成しているのが、革新的な推進システム「SEドライブ」、暫定的空間粒子消失制御システムとも言うべき物で、エネルギー効率の高さゆえに伴う超高出力が空間を歪めて磁場を狂わせる「SEジェネレータ」である。試作機故SEシステムの信頼性の低かったタイラントだが、最低出力時であっても拮抗するモビルスーツが存在しない。どんなに高出力のモビルスーツであろうと、タイラントにとってはスローモーション以下の速度でしかない。本編では、既存のモビルスーツを遍く面で圧倒する機体メッサーラ・ディノファウスト・ジュピターに乗って能力を限界まで引き出す戦法を取ったパプテマス・シロッコを相手に直撃を食らうが大したダメージにはならなかったなど、 もの凄まじい性能を誇っている。SEシステムの信頼性を安定化させた改良機であるタイラント・ソード改”アグレス”に至っては、思考制御で自機と無人操作の三機のソードを意識下に置いてコントロール。戦闘宙域から離れた場所に置いた一機からリアルタイムで送られてくる戦闘のヴィジョンを処理しながら、随伴させた二機とのコンビーネションで、ほんの僅か五分で、二隻の戦艦と七隻の巡洋艦を撃沈する。多数のメッサーラ・ディノファウスト・アルファからのビーム攻撃をSEフィールドで全て無効化し、仕舞いにはSEフィールドのベクトルをメッサーラ・ディノファウスト・アルファ84機に向けて放出し破壊の限りを尽くした。
タイラント・ソードには、外見上の特徴として背部に長く伸びたSEジェネレータが目立っていて、ディジェSE-RもSEジェネレータと思しきユニットが背部に確認出来る。ゲーム「ギレンの野望」の特定作品、食玩『FW GUNDAM CONVERGE 18』の機体解説ではSEシステム搭載と描かれている。
スーパーロボット大戦に参戦した時のディジェSE-Rの性能は「モビルスーツの範疇を越えず、強い時でも精々が燃費のいいMS」と言ったレベルに収まっている。
登場作品と操縦者
本家のディジェを差し置いて、複数回登場している(一方本家の方の登場は『Z』まで待たされる事となる)。
武装については一応、現在は後述する武装を持っている事になっているが、そもそも頭部にバルカンの砲口が確認できるだけで、武装に関しての設定も本機には存在していない(不明なのではなく、武装の設定自体がそもそも存在しない)。そのため、これらはゲームに参戦するにあたって独自に考案されたものに過ぎず(サウザンスジュピターなどと同じ「半バンプレオリジナル」)、本当のところはバルカンが実弾であるかすら不明(他の機体はビームライフルを改造してバルカンに使用したりしているため)。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- フォウ・ムラサメが乗ってくる。隠し要素の条件を満たせば参入。高性能MSで中盤役に立つ。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- アムロ・レイの乗機として登場。割と早めに出るせいか、やや性能が貧弱。とはいえ改造限界が高いので、愛と資金があれば最後まで戦う事が出来る。もっともアシュクリーフやアースゲイン&ヴァイローズという化け物が自軍にいるのだが。
- スーパーロボット大戦MX
- エゥーゴのMSとしてアナハイムで保管されており、条件次第で入手。リ・ガズィの代わりに「冥府への扉」でカミーユが乗って来る。Gジェネ準拠でハイメガ粒子砲が無くなったが、空が飛べる上に武器の地形適応は海以外オールS。加えて高い運動性を誇り、最強武器がビームサーベル(消費無しで射程が長めな上にP武器)なおかげで終盤まで使える。パーツスロットも3つあり、継戦能力も高い為、最大火力は兎も角使い勝手だけならガンダム系最強クラス。傾向的に終盤加入のブラックサレナに似ているが、多少見劣りする。逆に言えば終盤までは比類のない使い勝手と攻撃力の強MS。しかしながら武装が少なく地味であり、グラフィック的には華はない。いわゆる必殺技に相当する強力な武器がないため、タフなボスが次々に出て来る終盤は爆発力に欠けるのも難点(貫通属性を持った武器がないため、バリアやシールド持ちが苦手)。乗せるなら格闘の高いカミーユか、搭乗機が今一つぱっとしないクワトロ辺りだろう。
装備・機能
武装・必殺武器
- バルカン砲
- 牽制用の武器で、「80mmバルカン砲」とも表記される。公式で持っている可能性が最も高い武器。
- 基本的にゲームで使われる事は少ない。ガンファイトを修得すると、射程1のこの武器の射程も延びる。ただし、高性能レーダーなどの射程を延ばすパーツを装備しても、それ以上射程が延びる事は無い。
- ビームライフル
- 本機の携行兵装。
- 『MX』ではダブルアタックが可能である為、Bセーブを持つパイロットを乗せると使い勝手が向上する。
- ビームサーベル
- 本機の格闘兵装。
- 『MX』では最強武器。大幅に演出が強化され、ショルダータックルで敵を怯ませてからバルカンで牽制しつつ、ビームサーベルで滅多斬りにする。『MX』ではモビルスーツも格闘系の攻撃が強化されているが、この攻撃はそれが特に顕著に表れている。ENも弾薬も使わない為、強化パーツで射程を延ばすと、継戦能力・反撃能力が格段に向上する。アタッカーとリベンジを修得したパイロットを乗せると、非常に高いダメージ効率が見込める。強化次第では単機特攻しても問題ないほど。ただしバリア持ち・回復持ちには効果が薄い。
- 拡散バズーカ
- 射程が長く、反撃に向いている。名前通り、MXでは拡散属性を持っている為、敵の分身を無効化して攻撃できる。
- ハイメガ粒子砲
- 『第3次』と『64』で装備されていた武装で、腹部からビームを発射する。同作における最強武器でもある。『MX』では登場しないが、無くても十分過ぎるほど強い。
- 多弾頭ミサイル
- 『第3次』で装備されていた武装。威力は劣るが命中率が高く、弱いパイロット育成にも使えた。『MX』では不採用。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
- ディジェ
- 改造元とされる機体。
商品情報
資料リンク
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