「バンシィ」の版間の差分

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*メカニックデザイン:カトキハジメ
 
*メカニックデザイン:カトキハジメ
  
「UC計画」の最終段階として開発された[[ユニコーンガンダム]]の試作2号機。アナハイム社の[[グラナダ]]工場で開発が行われた後、地上に降ろされ重力下試験がなされ、1号機の空間機動性能のデータをフィードバックして調整が行われた。
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「UC計画」の最終段階として開発された[[ユニコーンガンダム]]の試作2号機。
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=== 機体概要 ===
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アナハイム社の[[グラナダ]]工場で開発が行われた後、地上に降ろされ重力下試験がなされ、1号機の空間機動性能のデータをフィードバックして調整が行われた。
  
 
基本的な性能は1号機と大差はないが、1号機の運用データをフィードバックしているので大気圏内での機動性ではこちらが上回っている。また、機体色も純白の1号機とは対照的な漆黒であり、デストロイモードに変身するとまるで獰猛な獅子のような姿となる。これは本機のモチーフがタペストリー「貴婦人と一角獣」に描かれている神獣ユニコーンと対をなす猛獣ライオンをモチーフとしているからで、またバンシィの意味である死を告知する[[妖精]]の通り、禍々しい雰囲気を醸し出す。
 
基本的な性能は1号機と大差はないが、1号機の運用データをフィードバックしているので大気圏内での機動性ではこちらが上回っている。また、機体色も純白の1号機とは対照的な漆黒であり、デストロイモードに変身するとまるで獰猛な獅子のような姿となる。これは本機のモチーフがタペストリー「貴婦人と一角獣」に描かれている神獣ユニコーンと対をなす猛獣ライオンをモチーフとしているからで、またバンシィの意味である死を告知する[[妖精]]の通り、禍々しい雰囲気を醸し出す。
  
 
小説版では武装がほぼ1号機と共通で、腹部の形状も1号機と同様のものである。OVA版でもU.C.0095年までは、小説版とほぼ同じ仕様だったがある事件の影響で腹部が大破し、現在のOVA版のような腹部に改修される。OVA版では装備一式が「アームド・アーマー」と呼ばれる[[サイコフレーム]]を応用した専用武装へ変更されており、これ以降の映像作品等に登場する時は決まってOVA版となっている。
 
小説版では武装がほぼ1号機と共通で、腹部の形状も1号機と同様のものである。OVA版でもU.C.0095年までは、小説版とほぼ同じ仕様だったがある事件の影響で腹部が大破し、現在のOVA版のような腹部に改修される。OVA版では装備一式が「アームド・アーマー」と呼ばれる[[サイコフレーム]]を応用した専用武装へ変更されており、これ以降の映像作品等に登場する時は決まってOVA版となっている。
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=== 強化装備形態 ===
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:OVAにてビームマグナムやリボルビング・ランチャー等を装備した姿。汎用性を高めている。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;[[バンシィ・ノルン]]
 
:OVAにてビームマグナムやリボルビング・ランチャー等を装備した姿。汎用性を高めている。
 
 
;[[ユニコーンガンダム]]
 
;[[ユニコーンガンダム]]
 
:兄弟機で試作1号機。1号機は[[カーディアス・ビスト]]の思惑や[[バナージ・リンクス]]が搭乗したことで本来の「UC計画」からは大きく外れた機体となったが、こちらはそうした外的要因が入っていないため純粋にUC計画を遂行する機体と位置付けられている。
 
:兄弟機で試作1号機。1号機は[[カーディアス・ビスト]]の思惑や[[バナージ・リンクス]]が搭乗したことで本来の「UC計画」からは大きく外れた機体となったが、こちらはそうした外的要因が入っていないため純粋にUC計画を遂行する機体と位置付けられている。

2015年11月8日 (日) 10:23時点における版

RX-0 ユニコーンガンダム2号機 バンシィ(Unicorn Gundam 02 BANSHEE)

「UC計画」の最終段階として開発されたユニコーンガンダムの試作2号機。

機体概要

アナハイム社のグラナダ工場で開発が行われた後、地上に降ろされ重力下試験がなされ、1号機の空間機動性能のデータをフィードバックして調整が行われた。

基本的な性能は1号機と大差はないが、1号機の運用データをフィードバックしているので大気圏内での機動性ではこちらが上回っている。また、機体色も純白の1号機とは対照的な漆黒であり、デストロイモードに変身するとまるで獰猛な獅子のような姿となる。これは本機のモチーフがタペストリー「貴婦人と一角獣」に描かれている神獣ユニコーンと対をなす猛獣ライオンをモチーフとしているからで、またバンシィの意味である死を告知する妖精の通り、禍々しい雰囲気を醸し出す。

小説版では武装がほぼ1号機と共通で、腹部の形状も1号機と同様のものである。OVA版でもU.C.0095年までは、小説版とほぼ同じ仕様だったがある事件の影響で腹部が大破し、現在のOVA版のような腹部に改修される。OVA版では装備一式が「アームド・アーマー」と呼ばれるサイコフレームを応用した専用武装へ変更されており、これ以降の映像作品等に登場する時は決まってOVA版となっている。

強化装備形態

バンシィ・ノルン
OVAにてビームマグナムやリボルビング・ランチャー等を装備した姿。汎用性を高めている。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
初登場作品。原作通りマリーダが「プルトゥエルブ」名義で搭乗する。但し登場するのは蒼の地球ルートのみで、序盤の分岐で翠の地球ルートを選ぶとこの形態はお目にかかれない。
2ステージしか戦闘機会はない。バナージ狙いで誘導は容易、ALL武器も持っていないため、さほど強敵ではない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場時はグラハムの介入によって戦闘を止められる。その後ヴェイガン木連相手に共闘し、スポット参戦するが、やはり敵対する。
1ステージしか戦闘機会はないものの、第3次Z天獄篇と違い共通ルートでも遭遇する。ちなみに今回はユニコーンモードはイベントでしか登場しない。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

頭部60mmバルカン砲
連邦軍MSの共通装備。5発に1発の割合で曳光弾が仕込まれており、発砲中の射線修正が可能。
ビームサーベル
両腕に2基、バックパックに2基、計4基装備されている。バックパックの物はデストロイモード時に展開される。1号機と同様、両腕の物はビームトンファーとしても使用可能。
ビームマグナム
小説版での装備。OVA版では後のバンシィ・ノルンに装備されている。
ハイパーバズーカ
シールド
専用のシールド。小説版のみ実装。

オプション装備

アームド・アーマーVN(ヴァイブレーション・ネイル)
OVA版での装備。左腕を覆う形で装着される。
サイコフレームの強靭性を応用した格闘兵装であり、通常はボクシンググローブのような形状だがデストロイモードとなると4つの爪が展開し、超振動で敵を内部構造諸共粉砕する振動破壊兵器である。大きな牙を開き敵を貪り食うように破壊していく様は正に獰猛な獅子の牙と言える。なお、ビームコーティングが施されており、シールドとしての機能も持つ。天獄篇ではデストロイモードの武装として採用。
アームド・アーマーBS(ビーム・スマートガン)
OVA版での装備。右腕に装備される。
内蔵されたセンサーユニットから得られた空間データをサイコミュで伝達し、そのデータを2枚のフィン型ビーム偏光機と連動させ、高精度の予測照準を可能とする。威力はビームマグナムに劣るが、それでもシャンブロを易々と溶断する威力を持つ。
Vダッシュガンダムの同名武装がモチーフとされているが、νガンダムのフィン・ファンネルもモチーフとされており、その性能はファンネルを手に持ったままどこでも相手を狙い撃てるに等しい。

特筆機能

NT-Dシステム
デストロイモード時に発動する特殊システム。表向きは「ニュータイプ・ドライブ」とされているが、真の意味は「ニュータイプ・デストロイヤーシステム」で、ニュータイプを抹殺するシステム。同型機なので、当然本機にも搭載されている。
インテンション・オートマチック・システム
パイロットの脳内操縦イメージを思考波として機体内部のサイコフレームに感受させ、機体の挙動へ直接反映させる思考操縦システム。
簡単に言えば「自分の思考だけで機体を操縦できるシステム」であり、シナンジュから継承されたシステム。これも1号機同様、本機に搭載されている。

移動タイプ

サイズ

M

関連機体

ユニコーンガンダム
兄弟機で試作1号機。1号機はカーディアス・ビストの思惑やバナージ・リンクスが搭乗したことで本来の「UC計画」からは大きく外れた機体となったが、こちらはそうした外的要因が入っていないため純粋にUC計画を遂行する機体と位置付けられている。
フェネクス
もう一機の兄弟機で3号機。過去に暴走した本機と交戦したことで、OVA版での姿になったとされる。

商品情報

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