「ビスト財団」の版間の差分
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2015年10月6日 (火) 17:36時点における版
ビスト財団(Vist Foundation)
『機動戦士ガンダムUC』に登場する財団法人。創始者はサイアム・ビスト。サイアムに継ぐ二代目の当主は、孫のカーディアス・ビストが務めている。
美術品を宇宙に移送することを目的としているが、実際には後ろ暗い事業や投資で儲けた金を洗浄するためのマネーロンダリング機関である。また、地球連邦政府とアナハイム・エレクトロニクス社の二者と深い関係にあり、宇宙世紀の世界において強大な影響力を有している。財団の栄華の背景には、財団が秘匿するという、公開されれば連邦政府の体制そのものを揺るがすという「ラプラスの箱」の存在がある。
登場作品
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。原作同様マーサの指示でアルベルトが自軍に対したびたび横槍を入れてくるが、この時点ではあまり目立たない。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 概ね原作通りの動向ではあるが、原作同様改心しZ-BLUEに協力するアルベルトに対し、マーサのほうはクロノ保守派の腰巾着に成り下がっているため、同じく組織のトップが原作以上に小物臭く描かれている本作のアマルガム同様に「侵略者に尻尾を振った地球側の裏切り者」でしかなく、保身と利己主義に執心するマーサの小賢しい言動も相まって、原作のような強大な野心を持つ黒幕らしさは感じられなくなってしまっている。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 原作(小説版)に限りなく近く描写されており、カーディアスの死後はマーサが当主代行となって、連邦軍を私物化しようと目論み専横を振るい、フリットやアルグレアス、ミスマルやカティら連邦軍の良識派(改革派)と全面対立する。作中では連邦軍総司令であるアルグレアスを序盤の木連・ヴェイガン連合による地球連邦軍総司令部「ビッグリング」陥落の責任を取らせる形で閑職に回し、後任の総司令(肩書きは総司令の補佐だが事実上のトップ)に自分達の息のかかった軍人を用意する、ユニコーンだけでなくガンダムAGE-3の奪取も目論む、ユニコーンやBXを始末する為にAIF-7S ゴースト、果ては核ミサイルまで使用する等、地球の獅子身中の虫の筆頭となっており、「UX」における人類軍のようなポジションと思って差し支えないが、人類軍と違って『政治的取引で揉み消す』、『対岸の火事として処理する』といった非常に巧妙かつ意地汚い印象を残す。これらには言うまでもなく『金』が動いているのであくどいことこの上ない。
関連人物
- サイアム・ビスト
- ビスト財団創始者。西暦の時代から100歳以上の高齢だが、冷凍睡眠によりいまだ存命。
- カーディアス・ビスト
- ビスト財団第2代当主。サイアムの孫。「袖付き」に「ラプラスの箱」を譲渡しようとする。また、ユニコーンガンダム建造にも大きくかかわる。
- マーサ・ビスト・カーバイン
- カーディアスの妹で、アナハイム・エレクトロニクスの社長夫人。「月の女帝」と呼ばれるほどの権勢を誇る。
- アルベルト・ビスト
- カーディアスの息子。アナハイム・エレクトロニクスの重役。
- ガエル・チャン
- カーディアスの側近。
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