「ラミア・ラヴレス」の版間の差分
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:『A』では時折彼女に振り回される。彼女の手料理を食べては腹を壊したり、その気はなしにピンポイントで自らが[[スパイ]]であることを言い当てられたり、自爆したことを根に持たれたり…。多くはアクセル編との共通イベントだが、ラミアの場合は本当にスパイとして潜入しており立場が違うため、ユリカのことを盛大に勘繰っていた。 | :『A』では時折彼女に振り回される。彼女の手料理を食べては腹を壊したり、その気はなしにピンポイントで自らが[[スパイ]]であることを言い当てられたり、自爆したことを根に持たれたり…。多くはアクセル編との共通イベントだが、ラミアの場合は本当にスパイとして潜入しており立場が違うため、ユリカのことを盛大に勘繰っていた。 | ||
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+ | :第10話宇宙ルート「ザ・ウィナー」。[[フォン・ブラウン]]が[[ギガノス帝国]]の占領下にあるにも関わらず、軍服のまま外出してしまった[[コウ・ウラキ]]を「探す」際の[[マキ・イズミ]]のボケに対しての内心。'''そこは学習しなくていい。''' | ||
;(く…機能…不全だと…? いったい何を混入したというのだ? まさか…私の正体がばれたのか? …考えられる。ミスマル・ユリカに好意を寄せているはずのテンカワ・アキトが手をつけようとしなかった…。つ…ともかく、作戦には遅れないようにしなくては…) | ;(く…機能…不全だと…? いったい何を混入したというのだ? まさか…私の正体がばれたのか? …考えられる。ミスマル・ユリカに好意を寄せているはずのテンカワ・アキトが手をつけようとしなかった…。つ…ともかく、作戦には遅れないようにしなくては…) | ||
:第13話「シャドウミラー」より。[[アーガマ]]が[[ナナフシ]]の砲撃を受ける前から腹痛で医務室行きになっており、実際に同話ではナナフシを破壊するまで出撃できない。直前に[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の料理を食べたことが原因で、壮絶に勘ぐっているが、'''実際はユリカの料理の腕が壊滅的なだけであり、[[テンカワ・アキト|アキト]]が手をつけなかったのもそれを知っているから'''である。 | :第13話「シャドウミラー」より。[[アーガマ]]が[[ナナフシ]]の砲撃を受ける前から腹痛で医務室行きになっており、実際に同話ではナナフシを破壊するまで出撃できない。直前に[[ミスマル・ユリカ|ユリカ]]の料理を食べたことが原因で、壮絶に勘ぐっているが、'''実際はユリカの料理の腕が壊滅的なだけであり、[[テンカワ・アキト|アキト]]が手をつけなかったのもそれを知っているから'''である。 |
2024年10月20日 (日) 23:53時点における最新版
ラミア・ラヴレス | |
---|---|
外国語表記 | Lamia Loveless[1] |
登場作品 | |
声優 | 清水香里 |
デザイン |
斉藤和衛(元デザイン) 河野さち子(リファイン) 江端里沙(アニメ『IN』) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 |
パイロット 主人公 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | Wシリーズ(人造人間) |
性別 | 女 |
外見年齢 | 20代前半 |
所属 | |
軍階級 | 少尉(連邦軍での階級) |
コールサイン |
アサルト4(ATXチーム) エレーブ2(教導隊) |
ラミア・ラヴレスは『スーパーロボット大戦A』の女主人公。
概要[編集 | ソースを編集]
シャドウミラーが生み出した人造人間「Wシリーズ」の最新ナンバー『W17』(ダブリュー・ワン・セブン)。創造主レモン・ブロウニング曰く「Wシリーズの傑作」で、任務の達成率だけならばアクセル・アルマーをも上回り、実力、容姿、スタイルの全てにおいて完璧であるとされる。機動兵器の操縦も超一流で、機体を把握するとツグミ・タカクラ曰く「120%引き出す」ことが可能で、同組織で最も操縦技術の上手いアクセルとは唯一引き分けを演じた。
Aでラミアが主人公の時、あるいはOGシリーズでは後に感情を手に入れる事から、更に「最高傑作」と言い直される(ただしこれは、アクセルが人形のままのラミアを否定した際にも使われている)。
容姿やスタイルについてはゲーム中でも度々言及されており、類稀なる美貌と作中でも1,2を争う爆乳の持ち主。本人は自身の容姿について特別な優越感や思い入れは全く無く、特に胸については「こんなもの、重いだけだが……」と、むしろ疎ましく思う事すらある。ちなみにエクセレン・ブロウニングはラミアの胸を見て、「むむ、これは……。ガーネット敗れたり、って感じ?」と評している。ガーネットのバストは93cmなので、それよりも明らかに大きいという事が一見しただけで判別できるサイズ、という事になる。
本来の性格は冷静沈着かつ冷酷な性格で限りなく無感情に近く、『人形』を自称していた(この『人形』のようなラミアはスパロボAのアクセル編で敵として登場する)。[3]しかし、平行世界への転移の際に言語中枢を破損してしまう。これが元で、変な口調で話してしまう事への苛立ちや、潜入した部隊の面々の理想主義的とも甘さともいえる態度への呆れなど、本来は持ち得ないはずの明確な感情を表すようになった。
そして、その感情は自らの出生やシャドウミラーの理想に対する疑問を生み、シャドウミラーを離反。ヴィンデルの機体と共に自爆する。しかし、自らの搭乗機の堅牢なコックピットハッチのせいで死にきれず(RoAではレモンによって事前にアンジュルグに脱出装置が組み込まれていた)、レモンに自爆後の機体を回収された。ラミアを回収したレモンは損傷した身体のパーツを交換し言語中枢は直したが、記憶の消去などは一切せず、更に大破したラミアの乗機をむしろ以前より強化して返却した。OGsでは一部壊れたままで、RoAに至ってはパーツ交換で直すことは出来る物の、僅かなメモリの消去(レモンはこのメモリに感情をもたらしたものがあると考えている)を理由に一切触れていない。この時、レモンは感情を持つバイオロイドの開発が叶った事と、その感情がシャドウミラーを否定してしまう皮肉を自嘲気味に語っている。
脱出したラミアは元の仲間と合流し、シャドウミラーと戦う事になる。
スーパーロボット大戦A[編集 | ソースを編集]
最終決戦でヴィンデルを倒し、ツヴァイザーゲインの次元転移装置を暴走させて自爆装置代わりにして爆破、そのまま宇宙を漂う事になった。このまま宇宙を流れるのもいいかもしれないと思った矢先、仲間達に回収されて地球に帰還する事になった。
敵として登場した場合は、何の疑問も抱くことなく自分に与えられた役割を忠実に果たし、自己を持つことはない。最期はアクシズ内部で、ネオ・ジオンを壊滅させたアクセルらロンド・ベル隊の前に現れ、シャドウミラー本隊の時間稼ぎと言う役割を遂行して死亡する。
スーパーロボット大戦OG[編集 | ソースを編集]
戦後、OVA及びOG2.5、OG外伝において、カイ・キタムラのスカウトに応じて連邦軍・特殊戦技教導隊のチーフ(隊員のまとめ役)となり少尉に任官されているが、バルトール事件で捕獲され生体コアにされてしまう。
「OVA」ではキョウスケ・ナンブの『分の悪い賭け』が成功してバルトールから無事に救出される。「ドラマCD Vol.3」では後日談として、修理中に見たカオスな隠し芸大会の夢が描かれている。そんな夢を見たのは人間らしさが増した結果らしい。目覚めたラミアは言語中枢の故障で変な口調に戻ってしまっていたが、そのほうがラミアらしいと評され、自分でもそう思うと答えている。
OG2.5及びOG外伝では救出直後に攻撃を受け、生死不明になってしまう。その後、OG外伝において、デュミナスに回収され洗脳された状態で復活し、バルトールのコアにされてしまう。この時期のラミアは、スパロボAのアクセル編において敵として登場する『人形』としての性格が強い。ラミアはキョウスケ達をコードATAに巻き込んで始末しようとするが、コードDTDを外部から強制的に引き起こすというアクセル・アルマーの一か八かの賭けにより救出される。
ガーネットの双子の赤ちゃんに対して温かな気持ちになったり、『人間によって作られた存在』である自分が人間であるアイビス・ダグラス達に対して戦技を教える事に対して深く考えながらも『悪くない』という結論に達するなど、OG2よりも人間らしい感情を手に入れるに至っている。その反面、胸でサンオイルを塗らせようとしたアラド・バランガの言葉を疑いもせずに、最終的にラトゥーニ・スゥボータに対して実行に移すなど、人間の常識に対して疎い部分も残っており、彼女を魅力的に描写している。一方、シリーズが進むにつれて言語機能が悪化の一途を辿っている節があり、さすがにこの点に関しては、本来真面目な気質の持ち主であるラミア本人も辟易する事があるようだ。
搭載されているコード[編集 | ソースを編集]
- ATA
- 機密保持を目的とした自爆コード。ATAとは、「ASH TO ASH」の略で、語源はキリスト教の葬儀の祈祷文“Earth to earth; ashes to ashes, dust to dust.”「土は土に、灰は灰に、塵は塵に」の一節から。
- DTD
- W07にも搭載されていた強制的にオーバーヒートを引き起こす特殊なコードで、前述のコードATAを含めたありとあらゆる命令よりも高い優先度を持つ。本人が意図的に起動したことはない。はっちゃけた先輩の姿を見ているので、今後もよほどのことがないと使わないと思われる。
- オーバーヒートが中枢神経を焼き切ってしまう温度になる直前に安全装置が働き、全コマンドごとリセットするという機構を有している(人格に影響はない)。この安全装置は外部から神経が焼き切れるギリギリの熱量を叩き込まれると「DTDが限界まで稼働している」と判断し、誤作動を起こしてDTDの起動→即終了という事態を引き起こす。
- アクセルはこの特性を活かして、デュミナスの呪縛と起動寸前のATAをリセットし、ラミア本人に後遺症を残さずに救出する事に成功している。
- 語源はコードATA同様、キリスト教の葬儀の祈祷文“Earth to earth; ashes to ashes, dust to dust.”「土は土に、灰は灰に、塵は塵に」の一節から。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。本作の女性主人公。乗機はアンジュルグ・ヴァイサーガ・アシュセイヴァー・ラーズアングリフから選択。本作のみ、特殊技能として強化人間が備わっている。人造人間のため、一応アクセルと違って違和感はあまりない。また、アクセルと異なり火星ルートにおけるミレーヌの精神波による気力低下を受けない仕様がある。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- OGシリーズ同様に強化人間技能は削除された。また精神コマンドについてもアクセルと差別化され、こちらは必中の代わりに集中を、あちらはひらめきの代わりに不屈を覚えるようになった。
- が、「運動性が命中に影響しないため敵味方共に命中率不足に陥りやすい」「連続ターゲット補正の影響でリアル系でも完全回避が難しい」という本作の環境とは噛み合っていない感が否めず、アクセルに比べると扱いが難しい。特に命中率不足は死活問題と言ってもよく、スキルパーツで命中を強化したり、EWACや感応でのサポートを受ける等の対策はほぼ必須。幸いパイロットステータスはアクセル同様優秀なので、その点さえカバーできれば十分な活躍が見込める。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X-Ω
- エクセレンのユニットクエストなどにNPCとして登場したのち、2018年12月のイベント「暗躍する「影」」ではヴァイサーガに乗ってプレイアブル参戦。イベント報酬のパイロットパーツはボイス付き。
- イベントでは『A』の劇中設定で、シャドウミラーに所属する敵状態。ユニットクエストなどでは「OGシリーズ」設定。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- アンジュルグのテストパイロットとして登場。本作から、強化人間技能は削除された。フラグによりアシュセイヴァー・ヴァイサーガのいずれかを追加で手に入れる事が可能。シャドウミラーのストーリーが中核のひとつを占めている為、キョウスケ・ナンブと共に主人公相当の扱いを受けており、機体性能などの面でも優遇されている。ちなみに、専用機に恵まれているにも拘らず、汎用機に乗せ替える事も可能。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- ゲーム音声初収録。担当声優の清水香里氏は本作でゲーム収録初参加となった。
- 基本的な部分はOG2に準拠するが、言語関連はよりはっちゃけている。先述の通り、OG2.5では悲劇に見舞われてしまう。OG2.5では、今までの搭乗機に変わり、ラミアの刺青と同じ物がパーソナルマークとして左肩に描かれている専用のガーリオンに搭乗している。
- スーパーロボット大戦OG外伝
- OG2.5と同様に生死不明になるが、後にアクセルの賭けが成功した為、プレイヤーキャラとして復活を遂げる。アンジュルグはラミアの性格との相性の悪さや武器の地形適応がA止まりという問題を抱えており、格闘に特化したヴァイサーガではエースボーナスを活かせない。その為、ラーズアングリフ・レイブンやヒュッケバインのように、射撃が得意な回避型の機体に乗せる方が活躍できる。充実した固定武装による高い汎用性や援護攻撃向きという点では前者、最大火力や運動性の高さという点では後者に軍配が上がる。
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- 参戦は中盤から。本作ではネタ台詞が外伝以上にブッ飛んでいる。また、中の人絡みで『リリカルなのは』シリーズのシグナムのようなセリフまわしも増えている(特に剣を使うヴァイサーガでは顕著)。エースボーナスがヴァイサーガでも活かせるものに変更され、性能もアンジュルグと一長一短となったため、好きな方に乗せて活躍できる。もちろん汎用機に乗せ替えることも可能。ただし中盤の分岐でのヴァイサーガはアクセルがデフォルトになってるのでその点は注意。
- スーパーロボット大戦OG INFINITE BATTLE
- プレイアブルキャラクター。ヴァイサーガに搭乗。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- 本作でアシェンと共闘できる。ラミアをゲシュペンスト・ハーケンに搭乗させ、フェニックス・ショウダウンで敵を撃墜するとトロフィー「最強姉妹!?」を入手可能。
- 初回限定生産版特典「スーパーロボット大戦OG び~ち・でゅえら~ず」にも登場。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- 第1話の〆から登場し、以後主役格の一人として活躍。話が駆け足気味になっている為内面描写があまり描かれなかったが、原作では参加しないリクセント公国奪還作戦終了後、民衆から喝采を浴びるシャイン王女とフェアリオンを見て変化が起きている。トレーニング機器破損やクスハ汁でのダウンといったギャグシーンや全裸でシャワーをするお色気要素も完備。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター Record of ATX
- 基本的にアニメ版と同じ。相違点としてはリクセントの件がエクセレンの口添えによるものになっていたり、自爆装置での脅迫のタイミングが微妙にずらされている(シャドウミラー本隊が転移で現れた後)。また自爆後はレモンが密かに追加していた脱出装置によって生存しているが、肉体の一部が損傷したためその部分が別パーツに交換されている(交換した部分は色素が違う物になっているが、血流が行き渡る事で本来の物に戻るとレモンが直々に語っている)。
無限のフロンティアシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
- 直接は登場しないが、アシェンの専用防具としてラミアが身につけているスーツ「W17スーツ」が登場する。また、コウタがアシェンを見た時にラミアと勘違いする。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
能力値[編集 | ソースを編集]
レモンの最高傑作の片割れだけはあり、攻守ともにかなり優秀な能力値を誇る。ただし、防御は平均レベルのため、回避を重視して養成するとムダがない。
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
- A
- 加速、必中、ひらめき、熱血、気合、魂
- 男主人公のアクセルと全く同じ。
- A PORTABLE
- 加速、集中、ひらめき、熱血、気合、魂
- 必中が集中に変化。正直本作の環境に逆行している感は否めない。
- X-Ω
- 必中、閃き、信頼
- OG2 - OG外伝
- 必中、鉄壁、集中、熱血、ひらめき、覚醒
- スーパー系とリアル系のいいとこ取り。
- 第2次OG
- 必中、鉄壁、集中、熱血、ひらめき、かく乱(ツイン)
- 強さの要でもあった「覚醒」がツインの「かく乱」になってしまっている。
特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]
- A
- 援護L3、強化人間L7、底力L7、切り払いL7、カウンターL7
- 本作のみ強化人間技能を持つため回避修正も高い。また、重装甲の機体を選べば援護防御役にもなれる。
- A PORTABLE
- 援護攻撃L4、底力L7、切り払い、カウンター
- 設定の問題か強化人間がなくなったが、素のステータスが十分高いのでその点はあまり気にならない。
- OG2 - OG外伝
- 底力L9、カウンターL6、見切り
- 技量に物を言わせて反撃で撃ち落とし、当たっても底力が発動、と隙がない。アンジュルグに乗せるならさらにヒット&アウェイ、ヴァイサーガなら連続攻撃が欲しい。
- 第2次OG
- 底力L7、カウンターL5、見切り、連続攻撃L2
- ヴァイサーガが中盤で手に入る関係から連続攻撃が追加された。以前まで有用だったファイト系やアタッカーが総じて先天化している上にヴァイサーガ自体も弱体化しているため、回避特化で組むといいだろう。
固有エースボーナス[編集 | ソースを編集]
- 気力130以上で与えるダメージが+20%
- 『スーパーロボット大戦A PORTABLE』。シンプルに強力で魂をかけてのフィニッシャーから援護攻撃まで多くの場面で活用できる。必中がないのがつくづく惜しい。
- 射撃攻撃の与ダメージ+5%、最終命中率+10%
- 『OG外伝』まではこのボーナス。ヴァイサーガに乗ると価値が半減するのが痛い。アンジュルグに乗せ続けるなら優秀な援護役となる。
- 最終命中率+10%、受ける最終ダメージ-10%
- 『第2次OG』ではこちら。火力が下がった代わりに防御力が上がった。
- パイロットの地形適応「海」以外を「S」に変更
- 『OGMD』版。前述の「機動兵器の操縦技術」の設定を生かしたエースボーナス。空戦型のアンジュルグ・陸戦型のヴァイサーガの両愛機の性能を共に無駄なく底上げ出来る。特に養成が封印されるEX-Hでこそ真価を発揮する内容と言える。
- 数値的にも、実にPP換算して750もの数値は決して無視し得ないものがある。
- しかし周回を重ねてPPに余裕がでてくるようになると、実質的にエースボーナス無しと変わらなくなってしまう。
パイロットBGM[編集 | ソースを編集]
- 「ASH TO ASH」
- ラミアの専用BGM。自爆時の「コードATA」とは「ASH TO ASH」の頭文字である。
- 「極めて近く、限りなく遠い世界に」(及び同曲のVer.OG)
- ラミアの専用BGMその2。主にイベントで使用。ヴァイサーガの機体専用曲でもある。
- 「DARK KNIGHT」
- 『OG2』において、隠しで使用可能なBGM。元々はアクセルの専用BGM。
- 「CHAOS」
- 『A』におけるシャドウミラー陣営幹部級纏めてのBGM。アクセル主人公時に敵として現れるラミアも持ち、敵として初めて顔を出す13話で初めて聞くことになる。優先度が高い。
- 「CHAOS」(Ver.A PORTABLE)
- 『A PORTABLE』におけるアレンジ。OGシリーズと違い、原曲準拠のアレンジ。同作では一般兵も含めたシャドウミラー陣営纏めてのBGM。
人間関係[編集 | ソースを編集]
彼女は「原則として敬称は付けない」「軍の階級がある場合は名前の後に階級をつける」「ただし少尉以下(=階級上自分と同格かそれ以下)のパイロットはほぼ呼び捨て」という言葉遣いをするため、台詞を見ると上下関係は比較的わかりやすい。その生い立ち上、元からの知り合いは数人しかいない。
- アクセル・アルマー
- 元々所属していたシャドウミラー特殊処理班の隊長。彼には人形などと呼ばれていたが、シャドウミラーを抜けた後はそう呼ばれる事を嫌うようになった。アクセルはOG2の終盤、ホワイトスター内部での決戦において死亡した…と思われていたが、OG外伝では彼によって救出される。また、同作では彼に対して妄信的ともいえる尊敬を寄せている描写がみられる。
シャドウミラーから離反し、アクセルから「おれを隊長と呼ぶな」と言われた後でも、アクセルを一貫して【隊長】と呼ぶ。ATXチームや特殊戦技教導隊の一員となった後でも、本来の隊長であるキョウスケやカイを隊長と呼ぶことは少なく、やはりアクセルのみを隊長と呼び続けている。 - レモン・ブロウニング
- 自らの創造主。シャドウミラーを抜ける際の手引きなど、ラミアを様々な面でサポートしていたが、最終的には敵対する事となる。
- ヴィンデル・マウザー
- シャドウミラーの司令官。彼の搭乗機であるツヴァイザーゲインに組み付いて、コードATAを起動、機体を自爆させる一幕がある。
- エキドナ・イーサッキ
- Wシリーズの1人で、W16。ラミアよりも先に作られており、感情が皆無だったが、アクセルを守る為に身を挺し、感情と引き換えに死亡。
- ウォーダン・ユミル
- Wシリーズの1人で、W15。ラミアよりも先に作られているが、もう1人の自分とも言えるゼンガーとの邂逅により、早い段階から感情を手に入れた。
- キョウスケ・ナンブ
- ATXチームの隊長。バルトール事件の際、彼によって命を救われる。
- エクセレン・ブロウニング
- こちら側のレモン。ATXチームに所属している時に色々と面倒を見てもらっており、現在も「エクセ姉様」と呼んで慕っている。無意識のうちに、彼女の中にレモンの存在を感じていたのかもしれない。
- ブルックリン・ラックフィールド
- ATXチームのメンバー。『兵士から任務を取ったら、何が残るのか』という質問に対して『人間が残る』と答え、ラミアの心に大きな影響を与えた。なお、Aでは後述するようにシロー・アマダが同様の回答をしている。
- クスハ・ミズハ
- 明確な描写は無いが、ラミアがATXチームを抜けた後、彼女のコールサインである『アサルト4』を受け継いでいると思われる。
- カイ・キタムラ
- インスペクター事件後に入隊した連邦軍・特殊戦技教導隊の隊長。ラミアの事を高く評価しているようで、副官格であるチーフに任じている。
- アラド・バランガ
- 教導隊でラミアの部下となる。OG外伝では隊員同士で海に行った際、ラミアに良からぬ事をさせようとしてゼオラに見つかり、制裁を受けていた。
- ゼオラ・シュバイツァー
- アラド同様、教導隊でラミアの部下となる。上述のアラドの企みを阻止し、容赦無い制裁を加えていた。
- ラトゥーニ・スゥボータ
- 教導隊でラミアの部下となる。上述のアラドの企みによって胸がサンオイルまみれとなったラミアは、結果的に彼女に対して胸でサンオイルを塗った。当然、ラトは大いに困惑していた。
- アイビス・ダグラス
- 彼女とツグミが駆るアステリオンAXとの模擬戦の相手を務めた。正確に指南するラミアのアドバイスに対して、真摯に耳を傾けていた。
- ヴィレッタ・バディム
- あまり関わりがないが、彼女とエクセレン、ラミアで「美人三姉妹」となる。ただし、言っているのはエクセレンだけだが。
- ギリアム・イェーガー
- 経緯上、シャドウミラーとの戦いでは共闘する事も多く、彼が因果地平の彼方へと転移しようとした時やシステムXN破壊の際に行動を共にしていた。
- タスク・シングウジ
- ラミアの胸を見て『ボインちゃん』と表現し、嬉しそうな反応をしていた。なお、Aでは同様の発言を神隼人がしている。
- デュミナス
- OG外伝では上述にある通りにラミアを利用する。また、OGでのデュミナスは同じ創造主の立場であるレモンとはある意味で対照的なキャラであり、終盤で自身が創造したホムンクルス達を道具として扱った彼女に対し、ラミアは嫌悪感を抱いていた。
- アシェン・ブレイデル
- 世界観を共有する無限のフロンティアシリーズのキャラ。コードネームはW07であり、レモン曰くラミアのプロトタイプで姉のようなもの。ラミアに比べると見た目の機械部分が多いが、言語機能が不調だったり、コードDTDが搭載されていたり、声が同じだったりと共通点が多い。ただし、ラミアと決定的に違う部分として「自身がアンドロイドであり、それ以外の何かにはなれない」とアンドロイドとしての自分を(肯定的に)受け入れているところ。また、起動後20年以上経っている事もあってか、「面倒臭がり」「毒舌家」といった人格を確立している。
- ちなみに、ラミアを修復する際に彼女のデータが流用されたらしく、DTD発動時のはっちゃけモードがそのまま移植されてしまっている。
- モニカ・グラニア・ビルセイア
- 彼女の言葉づかいに突っ込みを入れるが、ラミアも変な口調で言うこともしばしばなので、アラドに突っ込まれてしまう…。
- 新人ロボット・モイモイ
- 正確には人間関係とは違うが、び~ち・でゅえら~ずで、エクセレンの用意したすごろくの結果によって、モイモイらしきキグルミを着せられている。
版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
- シロー・アマダ
- 「兵士から任務を取ったら、何が残るのか」というラミアの質問に対して「人間が残る」と答え、ラミアの心に大きな影響を与えた。このセリフはOGシリーズではブリットが発し、シローとのシーンのオマージュとなっている。
- 神隼人
- ラミアの事を一番疑っていたが、後にその考えを改め、彼女を認める。その理由として、「ボインちゃんが好き」と述べているが、それはあくまでも建前だろう。ただし、巨乳好きな事自体は本当。
- ケーン・ワカバ
- 『A』でラミアを主人公にした場合、序盤(リアル系では第1話)からの腐れ縁になるが、ギガノス機動要塞攻略前に母アオイ・ワカバがギガノス帝国の捕虜になっていることを伝え、ギガノス帝国に投降するように脅迫している。とはいえ結局、ラミア側からそれをロンド・ベルに明かしてしまい、最終的にそれがきっかけでアオイは救出されている。
- タップ・オセアノ、ライト・ニューマン
- 『A』ではケーンともども腐れ縁。序盤の出撃前に、リンダから激励されるケーンを見て、「声をかけてくれる女の子がいていいよな」と羨む二人に激励?の言葉をかける(後述)。彼女のキャラがキャラだけに二人共逆に困惑し、「似合わねぇ」「もうちょい可愛らしさが欲しい」などと言ってしまうが、それでも満更でも無さそうであった。
- ケーン共々、ある意味ラミアがシャドウミラーを離反する最大のきっかけの一つ。ラミアの場合、彼ら3人から人間的な感情を学ぶ節があったため、アクセルの場合よりある意味深く関わっており、エンディングでも絡みが増えている。
- ミスマル・ユリカ
- 『A』では時折彼女に振り回される。彼女の手料理を食べては腹を壊したり、その気はなしにピンポイントで自らがスパイであることを言い当てられたり、自爆したことを根に持たれたり…。多くはアクセル編との共通イベントだが、ラミアの場合は本当にスパイとして潜入しており立場が違うため、ユリカのことを盛大に勘繰っていた。
- 千代錦
- 『A』での初対面時に吠えたてられてしまう。人造人間である事を人間の目はごまかす事が出来ても、犬などが持つ動物的感覚まではごまかせなかったようである。元ネタは有名SF映画の『ターミネーター』。
名台詞[編集 | ソースを編集]
A主人公時[編集 | ソースを編集]
- 「索敵、情報収集、通信妨害…戦争は物理的な破壊だけで成り立つ物ではない」
- リアル系第1話「スパイ」より。ドラグナー3型が電子戦が得意なことを言い当てた後、ケーンが「電子戦? なんだよそりゃ」と挟んだ口に対しての返し。事情を知る由もないケーン達でも、この台詞でラミアが只者ではないことに勘づいている。
- 「ふむ、これも経験ですことね」
- リアル系第2話「ギガノス包囲網」より、無断出撃でドラグナーチーム共々修正、営倉送りになった際に。元は民間人のドラグナーチームにとってもそうだが、言われた通りのことを実行するだけの「人形」である自分にとっても「経験」であるのだろう。
- 「タップ、ライト…がんばって」
- 第7話「デザート・ストーム」より。リンダに激励されるケーンを羨むタップとライトに対してかけた激励?の言葉。ラミアのような美人にそのようなことを言われて奮起しない男はほとんどいないだろうが、彼女の普段の言動が言動だけにタップとライトは逆に困惑し、「似合わねぇ」「もうちょい、可愛らしさがほしい」などと言ってしまうが、満更でも無さそうでもあった。
- …ちなみに、このやり取りはアクセルが主人公の時でも発生するが、こちらはお互いあまりにもあんまりなやり取りになってしまっている。
- また、4コマアンソロジーでネタになっているが、最後は二人揃ってラミアに殴り倒されるオチとなっている。
- 「…どうした、私では不満か? がんばってと言ってほしいのだろう?」
- ラミアなりの励ましを笑われてしまい、いつもの雰囲気に戻る…のだが、早い話がいじけているだけである。
- 「スタイルが良くて、可愛いければ許されるのか。楽なものだな。私も参考にしよう」
- 第12話地上ルート「精神コントロール装置」より。いろいろと確執のあったナデシコのメンバーが自軍に合流することになり、タップが「いろいろあったけど、スタイルが良くて可愛い娘ばかりだったら(俺は)許すね」と言ったことを真に受けて。確かにスタイルと風貌についてはラミアはどちらも備えているが、ドラグナーチームの三人から口を揃えて「あんたはそれ以前の問題」とツッコまれてしまう。
- 「…なんだ、この感覚は?ロンド・ベルと共闘する可能性のある者を始末する…当然の命令だ」
「なのに、なぜか気が進まん。奴の真意がわからんせいか?」 - 第18話「ネオホンコン、炎上」より。「東方不敗マスターアジアを消せ」という指令をアクセルから受けた後の独り言。いつの間にかシャドウミラーの指令にも疑問を持つようになっていた。
- (結果的に…任務完了か…)
(だが…すっきりせんな…。今まで…こんな事はなかったのに…) - 第19話「魂の扉」より、マスターアジアが倒されたのを見ての独白。任務は達成したものの、師を討つことになってしまったドモンの哀しみを感じるほどの感情が生まれている。
- 「…はい。乗員には気の毒な話だったりしてますが」
- 第24話「バーニング・ハート」より。レモンから乗機に自爆装置を取り付けられた理由と作戦の手口を告げられて。完全に自爆させられる機体のパイロットと脅迫される相手の事をきちんと考えるようになっており、レモンからも不安がられてしまう。
- 「私たちは、この世界に来るべきではなかった。…今ならわかる、我々を否定したロンド・ベル隊のメンバーの気持ちが…!」
「私のような作り物が介入出来る世界ではなかったのだ!」 - 第25話「スターライト・セレナーデ」より。離反を決意して。アクセルでも同じことを言うが後半の台詞はラミアだけのもの。自らを「作り物」と自嘲するまでに学習していた。
- 「学習したのだ…!」
「出来が良すぎたのかもしれんな…!」 - 第25話「スターライト・セレナーデ」より。前者はヴィンデルからは「狂っていたかッ!」と激怒された際の、後者はレモンからの「私の最高傑作だったのに」と嘆かれた際の反論。ここでもはっきりと意思表示をしておりラミアが完全に1人の人間として歩き出している事を示すシナリオとなっている。
- 「私は指令さえこなしていれば良かった。……ただ、その甘美な味を知ってしまった。それだけです、アクセル隊長」
- 第27話「エンドレス・ワルツ」より。シャドウミラー出奔時にアクセル(敵)に甘くなったと指摘されたことに対する反論。レモンの「知恵のリンゴを食べたアダムとイブは……」に続く。
- 「承知です。ならば……私は自分の足で次の楽園を探しましょう……」
- 同話(OG2・OGSでは「楽園からの追放者」)でのシャドウミラー出奔時、レモンの「知恵のリンゴを食べたアダムとイブは……」に対する返答。与えられた指示をこなすだけの「人形」ではなく、自ら物事を捉え、考え、行動できるようになった1人の「人間」としての彼女を象徴している台詞だろう。
- 「反乱分子もいるらしい」
- 32話火星ルート「バイブレーション」にてゲキ・ガンガーを視聴した際、否定的な意見を出したユキナとルリへの厳しい評価。アクセルでも同じような事を言うのだが、元々の性格故か理解しない者にはかなり厳しめ。逆に言えば、ゲキ・ガンガーが木連の聖典であることはしっかり理解しているようだ。その辺も彼女の成長の表れだろう。
- 「…Wナンバーの1体ではなく…何者かに…なることです。」
- 第38話「サイレント・ヴォイス」より、アクセルを倒し、「お前は何になることを望…」と残して爆散したアクセルへ向けて。「何者か」というのは「1人の人間」ということであり、Wシリーズでありながら明確な「感情」を持ったラミアの結論だろう。
- 「殺し合い、壊し合い、奪い合う世界。それを維持する理論は、恐らく間違っているのです…!」
- 最終話「極めて近く、限りなく遠い世界ににて、ヴィンデルと戦った際の戦闘前会話。Aでアクセルが戦う際も、同じような台詞を喋る。
- 「もう少し……この世界にいようと思います、レモン様。最強の戦力を持ちながら、闘争を日常とする世界を良しとしない者達が支える世界で…………」
- Aでのエンディング時。OG2でもほぼ同様の台詞を言っている。
A敵対時[編集 | ソースを編集]
- 「未練…?アクセル隊長、どうしてしまったのです…?」
「それに…私が倒れたところで、Wナンバーはいくらでもいます」 - 第38話「静寂の声」より。最期を迎える直前にアクセルから「役目は果たした、か。未練はないのか?」と言われて。アクセルはレモンの最高傑作が、彼女の求めるものにはならなかったと嘆く。OG外伝でも近いやりとりがあるがその時ラミアは既にれっきとした意志と心を持っていたためその後が続くことに(後述)。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「戦争のない世界に望まれた子供と、戦争をするために生まれた子供……その違いはなんでございますのでしょうか?」
- 『OGs』「招かれざる異邦人(後編)」にて、レモンに自分の話し方について「自分の子供の新しい一面を見た感じ」と言われた際にした質問。レモンは「興味深い話」と返し質問には答えなかったが、同時に「独立した自我」が生まれていることに気づいた。
- (自分で考えて、自分で決める…?しかし、指令内容は明確…私の意思が入り込む余地など無いはずだ)
(任務遂行の結果、何が起こるのか…予想はできても興味はなかった)
(それが今は気にかかる…こんな状態の私が、あれこれ考えるのは…無意味な行為、か) - その後、レモンから最後に「(ハガネ及びヒリュウ改の制圧作戦について)自分で考えて、自分でお決めなさい」と言われた後の独白。変わってしまった自分に困惑しているのが伺える。この後改めて任務の遂行だけを考えると決めたが、ハガネやヒリュウ改のパイロット達との交流を経た彼女が「自分の意思」で出した結論は…
- 「…申し訳ありません、レモン様。ですが、あなたによって与えられた命…そしてあなたによって与えられたチャンス…この戦争で、力の限り使います」
- 『OGs』での「楽園からの追放者」より。レモンが自分に再び戦うチャンスを与えてくれた感謝し、改めて「自分の戦い」をすることを決意する。
- 「いえ、すばらしい判断です。私を私のままにしてくれたこと…感謝しちゃいますのです…レモン様」
- 同話より、メモリーの一部が消去されてしまう(そこに今のラミアを形成しているものが含まれているかもしれない)ことからパーツ交換ができず、言語系の不調が残ってしまっていたことに対して。Wナンバーとしては欠陥だがそれこそが今の自分だと受け入れ、「人間」としての一歩を踏み出していく。
- 「はい。…お元気で、レモン様」
- レモンとの会話の最後に。この言葉と共に、母親の望む存在である「完全な自我の確立」という成長を遂げたWナンバーは自らの意思でシャドウミラー、そして母親の元を去っていく。…親離れしていく子供のように。
- 「そ、そうか……助かった」
- 『OG2』第38話(『OGS』では第46話)「魔星へ集う者達」より。クスハ・ミズハが飲み物を持ってきたのを見て戦慄。彼女から普通の飲み物と聞かされてホッと胸をなでおろした。この一幕から彼女も「クスハ汁」にトラウマを抱いていることがうかがえる。
- 「私はWシリーズとしては欠陥品…… だからといって、人間になれるわけでもない……」
「ですが、道を見つけることは出来ました……!」
「アクセル隊長、人間であるあなたなら……もっと簡単にそれが出来るはずです!だから……」 - OGs『裁く者 裁かれる者』より。アクセル撃墜後、敗者としての宿命に殉じようとする彼に送った言葉。A主人公時(及びOG2)ではその様子を「貴方の方が人形のように思える」と論破したが、こちらではレモンの悲しむ様を想い、自身の体験をもとに必死に説得を続ける。しかし彼は人形になってでも闘争に生きようとした理由と苦悩を語り、レモンへの別れの言葉と共に散った…と思われたが、続編で彼に救出されることになる。
- (レモン様……永劫の闘争をするために生まれた私を……この世界は受け入れてくれるようです…どこまで行けるかはわかりません……そして、いつ拒絶されるかもわかりません。ですが、あなたのくれた命……それが尽きるまで……精一杯歩き続けようと思います。いつか……辿り着けますか? 私を……自分の子だと言ってくれた……あなたのいる所まで…………お母さん……)
- OGSのエンディングにて。GBA版ではAとほぼ変わらなかったが、OGSになってレモンへの思慕の念が強調される台詞に変更された。普通の産み方では無かったにせよ自らを産んだレモンを「母」と呼ぶようになった。
- 「私は…Wシリーズではなく…何者かになりたいで…ございまし…た」
「私はラミア・ラヴレスです。レモン様がつけてくださった」 - OG外伝「還るべき所(後編)」でデュミナスに洗脳されながらもわずかに残っていた自我を出した時のセリフ。彼女の想いを汲み取ったアクセルは一か八かの賭けでコードDTDを発動させ、ラミアを救出した。後者は救出された直後、アクセルの呼びかけに応えた時のセリフ。
- 「フッ…以前では考えられなかった連携だな」
- OG外伝におけるアクセルに対する援護攻撃のセリフ。意外にもゲーム内で2人が共闘するのはこれが初めて。
- (さすが隊長…… ユーモアのセンスもある……)
- OG外伝の第30話より。おしゃべりは苦手だと言ったアクセルに対し、ツッコミではなく、尊敬を寄せる。この後アクセルが行動を起こす度に(さすが隊長……)と考えていそうである。
- 「創造主のために命をなげうつ……そこに疑問の余地はない。……かつてのWシリーズもそうだった」
「だが……今感じるこの嫌悪感は……」 - OG外伝の第34話より。創造主の名の下に自身の創造物であったティスとラリアーを取り込んだデュミナスに対して。言葉では上手く言い表せていないが、ラミアがより人間らしい心を持つようになった事が感じられる台詞。
- (お母さん……母親……)
(今ならわかる……人が子を生み、育てる意味……そうか……そうなのですね、レモン様) - OG外伝のEDで生まれたばかりのガーネットの子供達を見たときの心情。この時のラミアは哀しげな表情を浮かべており、レモンがどんな気持ちで自分を生み出したのかを考えていたのかもしれない。
- 「糸が切れた人形には、人間になる可能性が与えられる…!」
- ジ・インスペクターにてスリサズらに狙われるアラドを助けた際の台詞。
- (この部隊は軍隊として破綻している)
(あのような人間達が連邦軍最新鋭部隊の中核になるとは考えられん)
(矢張り「あちら側」と「こちら側」では違うという事か……) - 『RoA』にてスクールの面々を助けようとするラトゥーニとそれに同調するチーム達を見ての内心。
- 「却下でやんす」
- フェニックス・ショウダウン使用時のアシェンとの掛け合いにおいて。アシェンから「(自分がやる事を)いずれお前にもやってもらう」と言われたが、真顔のままこの台詞で拒否している。
迷台詞[編集 | ソースを編集]
戦闘台詞 [編集 | ソースを編集]
- 「シミュレーション通りだな」
- 汎用台詞の一つ。何と言うことはない普通の台詞だが、実は読み間違いでボイスが「シュミレーション」になっている。
- 「踏み込み過ぎだったりしちゃいますです……いかん、さらに調子が」
「ボクの狙いから逃げられると……む?何の言語モードだ?」
「そこでございますわ!……語尾はともかく、これでは……」
「いっただきだよ~♪……この言語モードは使えんな」 - ラミアの言語機能の壊れっぷりを象徴した台詞。スタッフの悪ノリを象徴した台詞という言い方も成り立つ。上記の台詞はOG2,5及びOG外伝のもので、言語中枢の機能の調子が特に悪い状態の台詞である。「ボクの狙いから~」、「いっただきだよ~♪」はアシェンの台詞でもある。だが……。
- 「隊長、後はボク…いや、私が」
- OG外伝におけるアクセルに対する援護攻撃のセリフ。もし、アクセルに聞こえていたらどのような反応をしたのだろうか。
- 「リミット解除、イヤッホウ!」
「ファントム・フェニックスでぶっ飛びやがりーの!!」 - 第2次OGで「ファントム・フェニックス」を使用した際のセリフパターン。更に……。
- 「リミット解除、ドッギャーーン!」
「五大剣で斬りまくりんぐ!」
「レッツ・ストライキン!」
「……何を解除したんだ、私は」 - 第2次OGで「奥義・光刃閃」を使用した際の台詞パターン。完全に言動がコードDTD発動時のアシェンのそれになっており、〆の部分は「ファンタズム・フェニックス」のもの。第2次OGまでに本当に一体何を解除したのだろうか。コードDTD発動時のアシェンそっくりという辺り、OG外伝で強制的にコードDTDを発動した影響が出たのかもしれない。
- 「ボクに任せときんしゃーい!……プロト・コードだと?」
- この底抜けに明るい口調は、前述の通りアシェン由来のものなのだが、これは「プロトコード」として設定されている。つまり、アシェンとラミアは元々はこういう口調になるはずだったらしい。……どう考えても技術の無駄遣いだと思うのだが、レモンにしてみれば試行錯誤の一環だったのだろう。「向こう側」のエクセレンであるがゆえのノリの良さを考えるとこれも「?」だが。
A主人公時[編集 | ソースを編集]
- 「蒼き鷹?機体の着彩色からそう言っているのか?紫色に見えるが?」
タップ「ツッコミがきついことで」 - リアル系第1話「スパイ」より。ケーン達から、眼前の敵対者はギガノスの蒼き鷹の異名を持つマイヨ・プラートだと聞かされて。確かにファルゲンの色合いは紫色の方が近いが。
- ラミア(…クセのある…? 自分はどうなんだ?)
ケーン「あんたが言うな!」
ラミア(なるほど、こう切り返すのがベストなのか) - 第8話「シャッフルの紋章」で地上ルートを選んだ際の台詞。シャッフル同盟をクセのある連中と評したのがシュバルツ・ブルーダーだったことからのやり取り。そんなところを学ばなくても…。
- ゴル「お、おめぇ、いい女だなぁ。これが終わったら、おでの嫁にしてやる」
ラミア「私にも選ぶ権利というものがある!」 - 同話、ゴルとの戦闘前会話。何の躊躇もなく辛辣な返答をする。
- 一見あしらっているだけだが、逆を返せばラミアにも自らの意思で相手を選ぶ意識があったということであり、この時点で人間らしさを持ち始めていたのかもしれない。
- (自分でもそう思っているから心配するな)
- 同話地上ルートエンドデモ。チボデー・クロケットに日本語がおかしいと言われた際の内心。ほぼほぼ諦めている。
- (「サーカス」と「探す」をかけたのか…だが、濁点はどこから出てきたのだ?)
- 第10話宇宙ルート「ザ・ウィナー」。フォン・ブラウンがギガノス帝国の占領下にあるにも関わらず、軍服のまま外出してしまったコウ・ウラキを「探す」際のマキ・イズミのボケに対しての内心。そこは学習しなくていい。
- (く…機能…不全だと…? いったい何を混入したというのだ? まさか…私の正体がばれたのか? …考えられる。ミスマル・ユリカに好意を寄せているはずのテンカワ・アキトが手をつけようとしなかった…。つ…ともかく、作戦には遅れないようにしなくては…)
- 第13話「シャドウミラー」より。アーガマがナナフシの砲撃を受ける前から腹痛で医務室行きになっており、実際に同話ではナナフシを破壊するまで出撃できない。直前にユリカの料理を食べたことが原因で、壮絶に勘ぐっているが、実際はユリカの料理の腕が壊滅的なだけであり、アキトが手をつけなかったのもそれを知っているからである。
- 「解毒剤を調合しましたので、なんとか出撃できますですわよ」
- で、実際の出撃時の台詞。解毒薬が必要なほどの料理とはいったい…。上述のようにOGシリーズでクスハ汁のトラウマを抱くのはこれらのシーンを踏まえてのものなのかもしれない。
- 「…気を付けますです…はい…」
- 第14話「天才科学者アイザムの挑戦」より。前話で出現したシャドウミラーの軍勢との関与をシローから疑われた際、ユリカから擁護された…と思いきや自分及び愛機の出自をピンポイントで当てられてしまった際。流石のWシリーズ最高傑作も弱気に返すことしかできなかった…。
- 「完璧だ」
デュオ「感心してる場合かっ! 止めろ!」 - 第30話「父よ、わが子よ」より。的確に三輪防人の急所を殴りぬき続ける竜崎一矢の姿を見て。アクセルの場合は同場面でまだ「まずい…」とも言ってくれるのだが、ラミアの場合はそれすらない。デュオの突っ込みも最もである。
- 「お見事」
- 『A PORTABLE』の同場面。何故かリメイクにあたり台詞が変更されたが、呑気さはむしろ悪化していないだろうか。
Aライバル時[編集 | ソースを編集]
- 「…あくまで任務に忠実なお方…フフ…それでこそ、倒しがいがあるというもの…」
- アクセル編第13話「現れた『影』」より。初登場時に記憶喪失状態のアクセルとのやりとり。再登場したときも自己暗示なのではないかと宣い、ヴィンデルも納得していたところをみると、何ともいえない気分に…。
- 「余裕…ということか、隊長。しかし、あなたにはレモン様がいらっしゃる。冗談でもそのようなことは言うべきではありません」
- 同話における戦闘前会話。記憶がないのを何か勘違いしているとはいえ、自分に向かって「もしかして俺の恋人とか?」と言われては流石にその口を咎めている。先述のラミア主人公時のゴルとの会話といい、恋愛関係自体には多少の理解がある模様。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「それでは皆々様、本日はお日柄も良く」
「私もお別れは寂しかったりなんかしちゃったり、しなかったりしますのです」
「なので、すぐにまた続きをお願いしとうございますですことよ!」
「…以上だ」 - OGSの中断メッセージにて。アクセルに「締めの言葉ぐらい満足に言えんのか」と言われてこれ。
- 「……『ぱい~ん』とは、これのことだったりしちゃいますでしょうか?」
- OG2(OGs)「美しき侵入者」にてエクセレンの発言を真に受けてしまい、胸寄せした際の台詞。この際にブリットは鼻血を出してしまった。この時はまだ人間らしくなる前なので仕方ない、か…?
- 「……言葉遣いが変だな」
- 第2次OG終盤にて鋼龍戦隊に加入したモニカの変な文法に突っ込みを入れる。…しかし、たびたび変な口調で言うラミアが言うとどうもシュールに感じてしまう。実際アラドからも「ラミア少尉がツッコむんスか」と突っ込みを入れられてしまう…。
- モニカ「そのようなことを仰っておられる場合ではございませんでしょう?」
ラミア「まったくでございませんでしょうのことよ」 - ……で、「封印戦争」or「母なる星の護り神」で口調がうつってしまったり。新たな言語モードとして登録されてしまわないか心配である。
- ラミア「う~……」
エクセレン「どうしたの、ラミアちゃん。調子悪そうねぇ」
ラミア「ボク……」
エクセレン「え? ボク?」
ラミア「ボク、モヤモヤしてきたよ!」
エクセレン「あらら~、また新しい引き出し開けちゃった?」
ラミア「うん、女のコはいくつも顔があるんだよ♪」
エクセレン「その通りだけど……真顔でそういうの、どうなのかしらん」 - 第2次OGの中断メッセージにて、ラミアの調子が悪そうとエクセレンに勘違いされて。口調が明らかにコードDTD発動時のアシェンのそれであり、しかもそれを真顔のままで言うというとんでもない離れ業(?)を披露したが、エクセレンから軽く引かれてしまう……。
- 「腕を……? 私にそんな機能はない。 いったい誰と勘違いしている、この黒パン娘」
- 第2次OGの中断メッセージにて、アルフィミィからラミアと似た誰かさんと勘違いされての一言。が、「黒パン娘」という台詞はアシェンから言われたあだ名であり、彼女からも怪しまれる始末。
ちなみにその直前の台詞は「腕を飛ばしたり、(コードDTDを発動した時に)湯気を出したり、やりたい放題」と言われた。
…まあ、アシェンは言動もやりたい放題なのだが。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
スーパーロボット大戦Aの段階では以下の4機体から選択する為、愛機と呼べる機体は無かった。OGシリーズではアンジュルグがデフォルト機体となったが、汎用機であれば自由に乗り換え可能。バンプレストオリジナルのキャラクターの中で最も搭乗機に恵まれたキャラクターである。
- アンジュルグ
- ラミア専用機で、主に中~遠距離戦を得意とする援護攻撃向きの特機。OGシリーズではデフォルト機で、中盤に強化される。
- ヴァイサーガ
- OGシリーズでは、OG外伝でのアクセルはソウルゲインから乗り換える事が出来ず、ラミア専用機となっている。第2次OGではアクセル及びラミア専用機となる。OGMDではさらにハーケンも乗り換え可能となる。
- アシュセイヴァー
- スパロボAのGBA版では此方をメインに使うプレイヤーが多数。OGシリーズでは汎用機扱い。
- ラーズアングリフ
- OGシリーズでは汎用機扱い。
OGシリーズのみ[編集 | ソースを編集]
スポット参戦または敵として登場する為、永続的に自軍で運用する事は出来ない。
- ガーリオン
- OG2.5及びOG外伝のスポット参戦時に搭乗する。教導隊に入隊したラミア専用のカスタム機で、ラミアの刺青と同じ物がパーソナルマークとして左肩に描かれている。OG外伝の正式参戦時には、この専用機は入手できない。
- バルトール
- OVA、OG2.5及びOG外伝で誘拐されたラミアが、生体コアにされて搭乗した機体。この機体が撃墜された後のラミアの扱いについては上述。
- ヴァルシオン改・タイプCF
- デュミナスによって利用されたラミアが、ODEシステムのマスターコアにされて搭乗した機体。
余談[編集 | ソースを編集]
- 無限のフロンティアでは、物語終盤に「WR・ラヴレス」という敵が登場し、配色もラミアに近い。ただし、容姿は量産型Wシリーズなので全く異なるので、関連性は不明。なお同様に、エキドナ・イーサッキをモチーフにしたと思われる「WR・イーサッキ」や、ウォーダン・ユミルが元と思われる「WR・ユミル」も登場している。
- とにかく変な言葉遣いをするキャラクター設定のため、ラミア役の清水香里氏は「私が台詞を間違ってしまっても、周りが指摘してくれない」と語った事がある。
- 当初は変な言葉遣いをするという設定はなく、元々は厳かな敬語を使うキャラであったのが森住惣一郎氏が台詞を修正した際にそれが面白くなってきてしまい、分かりやすくユーザーに伝えるために変な言葉遣いになったとのこと。
- ラミアの名前は蛇の怪物ラミアから来ていると思われる(エキドナも同様)。それと同時に「知恵の実を食べる事をイブにそそのかした蛇」は世界最古のスパイと例えられる事がある。ラミアの場合、スパイである蛇と同時に原罪を背負ったイブの要素まで持ち合わせたキャラとも考えられる。
- 名前の由来はアメリカのナイフメーカー「Bob Loveless」。
- Wナンバーの由来は特撮番組『大鉄人17』に登場するワンセブンである。ワンセブンも自我を持ったために創造主と敵対している。さらに最終回では自爆攻撃を行っているなど共通点がある。そのため、ドラマCDでは「鉄人17号」を名乗ったりしている。
- 森住惣一郎氏が作ったキャラの中で唯一寺田プロデューサーが普通に台詞を書けるキャラであるらしい。
脚注[編集 | ソースを編集]
商品情報[編集 | ソースを編集]
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