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== 概要 ==
 
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厄祭戦が勃発する原因となった自律型無人機動兵器[[モビルアーマー]]の一体。
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厄祭戦が勃発する原因となった自律型無人機動兵器モビルアーマーの一体。
  
戦闘の自動化が進んだ中で生まれた以外の開発経緯は不明だが、人間を無差別に攻撃するようプログラムされており、人口密集地を優先して攻撃する。強固なナノラミネートアーマーの装甲と大出力のビーム兵器を搭載し、内部には随伴機の[[プルーマ]]を生産するための工場機能を有する。ガンダム・フレームの開発は偏にMAへの対抗手段であり、[[阿頼耶識]]やダインスレイヴなどもそのための存在である。
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戦闘の自動化が進んだ中で生まれた以外の開発経緯は不明だが、人間を無差別に攻撃するようプログラムされており、人口密集地を優先して攻撃する。強固なナノラミネートアーマーの装甲と大出力の[[ビーム兵器]]を搭載している。
  
[[火星]]のハーフメタル採掘場から損傷の少なかった機体が[[ガンダム・フラウロス]]と共に発掘された。[[鉄華団]]はこの機体の対処のため、[[マクギリス・ファリド]]に協力を求めたが、マクギリスの行動を疑い暴走したイオク・クジャンの不用意な行動によって再起動。近くにあった採掘プラントを襲撃し、クリュセ市街地へと侵攻しようとした。リミッターを解除したバルバトスルプスによって撃破された。
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随伴機の[[プルーマ]]を生産するための工場機能、並びにプルーマに電力を供給するマイクロウェーブ照射装置を有している。弱点は頭部の制御中枢ユニットであり、これを破壊されるとプルーマごと機能停止するためか、弱点を狙わせない意味合いもあってか、基本的にプルーマを大量に引き連れて行動している。
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== 登場作品と操縦者 ==
 
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=== 単独作品 ===
 
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦30}}
:初登場作品。シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]」の敵ユニットとして追加参戦。三日月達が倒した個体とは別の個体が転移させられた模様。
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:初登場作品。シーズンパス「[[ダウンロードコンテンツ/30|DLC2]]」のエネミーユニット。時系列としては既に倒された後だが、[[三日月・オーガス|三日月]]達が倒した個体とは別の個体が転移させられた模様。性能は嘗て倒した機体よりも上だと三日月が発言している。
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:高い攻撃力と命中率、何より高レベルの[[底力]]によりボスに相応しい強さを誇る。一度HP50%以下まで減らすとイベントが発生するが、それ以上残った状態から一気に倒せば復活するので2回倒せる。但し攻撃役は20段階改造がほぼ必須。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
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;ビーム砲
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;頭部ビーム砲
:頭部を展開したところに搭載された大出力のビーム砲。一撃で周囲を焼け野原にする威力を持つ。『鉄血』世界では珍しいビーム兵器。
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:頭部を展開した箇所に搭載された大出力のビーム砲。一撃で周囲を焼け野原にする威力を持つ。『鉄血』世界では珍しい、そして'''アニメ劇中で唯一使用された[[ビーム兵器]]'''である。
:『鉄血』世界のモビルスーツにはナノラミネートアーマーが搭載されているため、ビーム砲自体はモビルスーツ相手の決定打にはなりえないが、この際のビームの反射が周辺に甚大な被害をもたらす。ハシュマルのビーム砲は、対MS戦ではなくこの二次被害を狙って装備されていると言える。
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:『鉄血』世界のモビルスーツにはナノラミネートアーマーが搭載されているため、ビーム砲自体はモビルスーツ相手の決定打にはなりえないが、アーマーで弾いたビームの反射が周辺に甚大な被害をもたらす。ハシュマルのビーム砲は、対MS戦ではなくこの二次被害を狙って装備されていると言え、'''『鉄血』世界のビーム兵器は純粋な虐殺兵器'''であることを印象付けている。
;脚部クロー
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;クロー
:猛禽類のような大型のクロー。『30』では超硬ワイヤーブレードの演出で使用。
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:猛禽類の脚部のような大型のクロー。
:;運動エネルギー弾
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:『30』では超硬ワイヤーブレードの演出で使用。
::クローの中心部に搭載された杭型の弾体を射出する質量兵器。
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:;運動エネルギー弾射出装置
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::クローの中心部に搭載された、杭型の弾体を射出する質量兵器。
 
;超硬ワイヤーブレード
 
;超硬ワイヤーブレード
:機体背部に搭載された尾のような武装。ナノラミネートアーマーを軽々と貫く。特殊合金製のワイヤーによって制御されているが、作中の時代ではロストテクノロジーとなっている。
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:機体背部に搭載された尾状の巨大な刃。特殊合金製のワイヤーによって自由自在に動き、ナノラミネートアーマーをも軽々と貫く。
:撃破後、[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]の武装として流用される。
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:作中の時代ではロストテクノロジーとなっており、撃破された後は[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]の武装として流用される。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
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;ナノラミネートアーマー
 
;ナノラミネートアーマー
 
:[[バリア]]系として採用。射撃のビーム攻撃によるダメージを3000、それ以外の攻撃によるダメージを1000軽減する。発動時、ENを10消費。
 
:[[バリア]]系として採用。射撃のビーム攻撃によるダメージを3000、それ以外の攻撃によるダメージを1000軽減する。発動時、ENを10消費。
;修復システム
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;[[HP回復|修復システム]]
:自軍フェイズ開始時、マップ上にプルーマがいる場合、HPが30%回復する。
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:自軍フェイズ開始時、マップ上にプルーマがいる場合、HPが30%回復する。
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:プルーマの持つ[[修理装置]]をハシュマル側の特殊能力として再現した形となる。
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:ただしゲーム的には条件が必要なHP回復(大)止まりであり、本作では[[アレクシス・ケリヴ|終盤限定なもののより回復量が多い大ボス]]が存在する事もありインパクトは少なめ。
  
 
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;最終命中率・回避率+20%
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:『[[スーパーロボット大戦30|30]]』で採用。
 
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:内部工場で生産される随伴機。
 
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:[[外伝]]『ウルズハント』に登場。ハシュマル同様に厄災戦時代に活動した大型モビルアーマー。
 
;[[ガンダム・フラウロス]]
 
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:機能停止する事前に戦っていたのか、一緒に埋まっていた。
 
:機能停止する事前に戦っていたのか、一緒に埋まっていた。
 
;[[ガンダム・バルバトスルプスレクス]]
 
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:ハシュマル戦で損傷したガンダム・バルバトスルプスの改修機。超硬ワイヤーブレードがハシュマルの残骸から流用されている。
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:ハシュマル戦で損傷した[[ガンダム・バルバトスルプス]]の改修機。超硬ワイヤーブレードがハシュマルの残骸から流用されている。
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*機体名は、[[天使・悪魔|天使]]の位階第四位に位置する「主天使」に属する天使長「ハシュマル」に由来<ref>実際、[[マクギリス・ファリド]]は『[[機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ|鉄血]]』劇中において[[モビルアーマー]]・ハシュマルの事を「[[天使・悪魔|天使]]」と表現している。</ref>する。
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**ちなみに、悪魔の名を冠した[[モビルスーツ|MS]]ガンダム・フレームの開発は偏に、人類の脅威たる天使の名を冠したMAへの対抗手段であり、[[阿頼耶識]]やダインスレイヴといった技術等もそのための存在である。
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== 商品情報 ==
 
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== 資料リンク ==
 
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*[[GUNDAM:ハシュマル]]
 
*[[GUNDAM:ハシュマル]]

2024年5月4日 (土) 21:35時点における最新版

ハシュマル
外国語表記 Hashmal[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

デザイン 鷲尾直広
初登場SRW スーパーロボット大戦30
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
スペック
分類 地上用モビルアーマー
生産形態 量産機
全長 35.2 m
重量 49.8 t
動力 エイハブ・リアクター
装甲材質 ナノラミネートアーマー
テンプレートを表示

ハシュマルは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

厄祭戦が勃発する原因となった自律型無人機動兵器モビルアーマーの一体。

戦闘の自動化が進んだ中で生まれた以外の開発経緯は不明だが、人間を無差別に攻撃するようプログラムされており、人口密集地を優先して攻撃する。強固なナノラミネートアーマーの装甲と大出力のビーム兵器を搭載している。

随伴機のプルーマを生産するための工場機能、並びにプルーマに電力を供給するマイクロウェーブ照射装置を有している。弱点は頭部の制御中枢ユニットであり、これを破壊されるとプルーマごと機能停止するためか、弱点を狙わせない意味合いもあってか、基本的にプルーマを大量に引き連れて行動している。

火星のハーフメタル採掘場から損傷の少なかった機体がガンダム・フラウロスと共に発掘された。鉄華団はこの機体の対処のため、マクギリス・ファリドに協力を求めたが、マクギリスの行動を疑い暴走したイオク・クジャンの不用意な行動によって再起動。近くにあった採掘プラントを襲撃し、クリュセ市街地へと侵攻しようとした。道中でその猛威を振るい、イオクによる度重なる人災もあって、クリュセの農業プラントを始めとして各所に甚大な被害を叩き出してしまったが、最終的に、辛うじてプルーマの分断に成功して勝機が生まれ、リミッターを解除したガンダム・バルバトスルプスによって撃破された事で、市街地自体への被害は免れた。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦30
初登場作品。シーズンパス「DLC2」のエネミーユニット。時系列としては既に倒された後だが、三日月達が倒した個体とは別の個体が転移させられた模様。性能は嘗て倒した機体よりも上だと三日月が発言している。
高い攻撃力と命中率、何より高レベルの底力によりボスに相応しい強さを誇る。一度HP50%以下まで減らすとイベントが発生するが、それ以上残った状態から一気に倒せば復活するので2回倒せる。但し攻撃役は20段階改造がほぼ必須。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

頭部ビーム砲
頭部を展開した箇所に搭載された大出力のビーム砲。一撃で周囲を焼け野原にする威力を持つ。『鉄血』世界では珍しい、そしてアニメ劇中で唯一使用されたビーム兵器である。
『鉄血』世界のモビルスーツにはナノラミネートアーマーが搭載されているため、ビーム砲自体はモビルスーツ相手の決定打にはなりえないが、アーマーで弾いたビームの反射が周辺に甚大な被害をもたらす。ハシュマルのビーム砲は、対MS戦ではなくこの二次被害を狙って装備されていると言え、『鉄血』世界のビーム兵器は純粋な虐殺兵器であることを印象付けている。
クロー
猛禽類の脚部のような大型のクロー。
『30』では超硬ワイヤーブレードの演出で使用。
運動エネルギー弾射出装置
クローの中心部に搭載された、杭型の弾体を射出する質量兵器。
超硬ワイヤーブレード
機体背部に搭載された尾状の巨大な刃。特殊合金製のワイヤーによって自由自在に動き、ナノラミネートアーマーをも軽々と貫く。
作中の時代ではロストテクノロジーとなっており、撃破された後はガンダム・バルバトスルプスレクスの武装として流用される。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

ナノラミネートアーマー
バリア系として採用。射撃のビーム攻撃によるダメージを3000、それ以外の攻撃によるダメージを1000軽減する。発動時、ENを10消費。
修復システム
自軍フェイズ開始時、マップ上にプルーマがいる場合、HPが30%回復する。
プルーマの持つ修理装置をハシュマル側の特殊能力として再現した形となる。
ただしゲーム的には条件が必要なHP回復(大)止まりであり、本作では終盤限定なもののより回復量が多い大ボスが存在する事もありインパクトは少なめ。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

1L

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

全ての武器の攻撃力+300、装甲値+300
『30』。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

30
底力L8、地形利用気力+(ATK)気力+(DEF)ガードL2、2回行動

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

最終命中率・回避率+20%
30』で採用。

関連機体[編集 | ソースを編集]

プルーマ
内部工場で生産される随伴機。
ハラエル、メハイア
外伝『ウルズハント』に登場。ハシュマル同様に厄災戦時代に活動した大型モビルアーマー。
ガンダム・フラウロス
機能停止する事前に戦っていたのか、一緒に埋まっていた。
ガンダム・バルバトスルプスレクス
ハシュマル戦で損傷したガンダム・バルバトスルプスの改修機。超硬ワイヤーブレードがハシュマルの残骸から流用されている。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 機体名は、天使の位階第四位に位置する「主天使」に属する天使長「ハシュマル」に由来[2]する。
    • ちなみに、悪魔の名を冠したMSガンダム・フレームの開発は偏に、人類の脅威たる天使の名を冠したMAへの対抗手段であり、阿頼耶識やダインスレイヴといった技術等もそのための存在である。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. Mobile Suit、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ、サンライズ、2022年1月9日閲覧。
  2. 実際、マクギリス・ファリドは『鉄血』劇中においてモビルアーマー・ハシュマルの事を「天使」と表現している。

商品情報[編集 | ソースを編集]

資料リンク[編集 | ソースを編集]