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== 概要 == | == 概要 == | ||
人類の生活圏が銀河規模にまで達しているなど広大な世界観が特徴。[[カラオケモード]]の搭載が現時点で最後となったシリーズでもある。 | 人類の生活圏が銀河規模にまで達しているなど広大な世界観が特徴。[[カラオケモード]]の搭載が現時点で最後となったシリーズでもある。 | ||
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+ | また、この作品から版権作品のストーリーと設定を過去部分も含めて可能な限り忠実にし、他の版権とすり合わせている(旧シリーズはとにかくごちゃまぜだった)。 | ||
== シリーズ一覧 == | == シリーズ一覧 == | ||
;[[スーパーロボット大戦α]] | ;[[スーパーロボット大戦α]] | ||
− | :[[バルマー戦役]]が舞台。[[ガンダムシリーズ|ガンダム]]は『[[逆襲のシャア]]』と『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』以外の参戦作品が終了。[[マジンガーシリーズ|マジンガー]]は『[[マジンガーZ|Z]] | + | :[[バルマー戦役]]が舞台。[[ガンダムシリーズ|ガンダム]]は『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』と『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz|Endless Waltz]]』以外の参戦作品が終了。[[マジンガーシリーズ|マジンガー]]は『[[マジンガーZ|Z]]』のみ終了([[Dr.ヘル]]の死亡描写は無い)。『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』は[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]]まで終了。『[[トップをねらえ!]]』は[[ヱクセリヲン]]自沈まで。『[[勇者ライディーン]]』は[[プリンス・シャーキン]]との決着まで。『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』は[[オレアナ]]一派との決着まで。『[[超電磁マシーン ボルテスV]]』は[[ハイネル]]との決着(生存)まで。『[[超獣機神ダンクーガ]]』は[[シャピロ・キーツ]]との決着まで(というよりはシャピロとの決着のみ)。他は全て原作が終了する。 |
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | ;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]] | ||
:[[ドリームキャスト]]移植作。本作のみでストーリーが完結するルートが追加されている。 | :[[ドリームキャスト]]移植作。本作のみでストーリーが完結するルートが追加されている。 | ||
;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | ;[[スーパーロボット大戦α外伝]] | ||
− | :[[イージス計画]] | + | :[[イージス計画]]直前が舞台。唯一[[主人公]]が不在。[[タイムスリップ|未来に飛ばされる]]。ガンダムは『Endless Waltz』と新規参戦作品すべてが終了。 |
+ | :本作後~『第2次α』までの間に、『マジンガーZ』の[[Dr.ヘル一派]]、『ライディーン』の[[妖魔帝国]]、『[[機動戦士ガンダム]]』の[[ジオン軍]](分裂・生存していた[[キシリア・ザビ]]派)等、『α』完結時に残存していた複数の勢力が消滅した設定になっている。 | ||
;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ;[[第2次スーパーロボット大戦α]] | ||
− | :[[封印戦争]]が舞台。[[マジンガーシリーズ|マジンガー]] | + | :[[封印戦争]]が舞台。[[マジンガーシリーズ|マジンガー]]は『[[グレートマジンガー (TV)|グレートマジンガー]]』が終了。ガンダムは『逆襲のシャア』が終了。そのほか『[[ブレンパワード]]』『[[大空魔竜ガイキング]]』『[[闘将ダイモス]]』([[リヒテル]]は死亡せず)『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|クロスボーン・ガンダム]]』『[[ゲッターロボ]]』『[[無敵鋼人ダイターン3|ダイターン3]]』が終了。『[[勇者王ガオガイガー]]』は[[EI-01]]撃破まで、『[[鋼鉄ジーグ]]』は[[ヒミカ]]撃破まで。 |
− | ;[[ | + | ;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]] |
− | :[[銀河大戦]] | + | :[[銀河大戦]]が舞台。(事実上始まらなかった)『[[ゲッターロボG]]』とゲスト参戦の『[[電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム|バーチャロン]]』以外の全ての原作が終了する。ただし『トップをねらえ!』は結末の再現が隠しステージとなっている。 |
=== 外伝作品 === | === 外伝作品 === | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL SCORE | + | ;[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL SCORE]] |
:サウンドトラック。 | :サウンドトラック。 | ||
− | ;[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY | + | ;[[スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY]] |
:[[ドラマCD]]。 | :[[ドラマCD]]。 | ||
;[[スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日]] | ;[[スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日]] | ||
− | : | + | :漫画作品。『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の前日譚に位置し、[[恐竜帝国]]との決着を描く。 |
=== その他 === | === その他 === | ||
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:[[マジンカイザー]]のロボット図鑑での説明文がαシリーズで使われたものとなっており、ユーザーからはα外伝の未来世界から転移してきたのではないかと推測する声が上がっている。<ref>未来世界から帰還した事でマジンカイザーが2体になってしまうのではというパラドックスもユーザーから指摘されており、現代へ帰還した際に未来側のカイザーが転移したと考えると矛盾が無い。</ref> | :[[マジンカイザー]]のロボット図鑑での説明文がαシリーズで使われたものとなっており、ユーザーからはα外伝の未来世界から転移してきたのではないかと推測する声が上がっている。<ref>未来世界から帰還した事でマジンカイザーが2体になってしまうのではというパラドックスもユーザーから指摘されており、現代へ帰還した際に未来側のカイザーが転移したと考えると矛盾が無い。</ref> | ||
;[[スーパーロボット大戦30]] | ;[[スーパーロボット大戦30]] | ||
− | : | + | :[[SRXチーム]]、[[マサキ・アンドー]]、[[クスハ・ミズハ]]、[[ブルックリン・ラックフィールド]]が『α』の時系列から、[[ゼンガー・ゾンボルト]]、[[エルザム・V・ブランシュタイン|レーツェル・ファインシュメッカー]]が『第3次α』の時系列から転移している。 |
== αシリーズ全作に参戦した作品 == | == αシリーズ全作に参戦した作品 == | ||
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== 用語や登場人物 == | == 用語や登場人物 == | ||
;[[αナンバーズ]] | ;[[αナンバーズ]] | ||
− | :[[第2次α]]・[[第3次α]] | + | :[[第2次α]]・[[第3次α]]における[[プレイヤー部隊]]。例によって[[エース]]や[[スーパーロボット]]の寄せ集めで、[[地球]]圏最強部隊として各地を転戦する。[[第2次α]]後半の[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]一斉侵攻後は、反[[ドクーガ]]のジャーナリスト、[[イザベル・クロンカイト (ゴーショーグン)|イザベル]]の手によりその戦いが世界に報道され、世界各地でミケーネの侵攻と戦う人々に勇気と希望を与えた。また、[[第3次α]]前半では世界各地に散らばったαナンバーズのメンバーが敵勢力の半分を一時的に撤退させるという離れ業を見せた。管轄的には[[地球連邦軍]]極東支部の[[三輪防人]]長官の指揮下になるが、世界の平和のために割と好き勝手に動いている感もある。まあ、前線指揮官が全員歴戦の勇士で、上司の三輪長官があまりにも理不尽な要求を多々押し付けてくることを考えると、好き勝手にさせたほうがいいのかも知れない。 |
;[[アースクレイドル]] | ;[[アースクレイドル]] | ||
:[[α外伝]]で初出となった地下冬眠施設で、[[プロジェクト・アーク]]と呼ばれる一連の計画の第一歩。その設立経緯は[[OG1]]で説明されるが、要するに[[地球]]の直面する危機に対し、マザーコンピュータに制御された地下冬眠施設で人類とその遺伝子を保存しようという物。総責任者は[[ソフィア・ネート]]博士、マザーコンピュータの名称は[[メイガス]]。外伝世界では暴走した結果、[[メイガス]]が[[マシンセル]]を使って実体化、[[マシンセル]]により進化した人類として、地球人を滅ぼそうとする。[[第2次α]]においては[[イージス計画]]の発動により歴史が変化したため、ゼンガー編開幕で[[ミケーネ帝国]]と[[邪魔大王国]]により破壊される。理念や手法が[[恐竜帝国]]や[[ミケーネ帝国]]、[[邪魔大王国]]等と重複する上、冬眠中の外敵の排除に難があった。流石に[[OGシリーズ|OG世界]]ならともかく、SRWの世界観では他の地下勢力との競合も起きる上に、今現在人類が直面している地下勢力の出現と同じ事を後に自分達がやる事になることも予想され、種の存続のためとはいえ問題の多い施設ではある。 | :[[α外伝]]で初出となった地下冬眠施設で、[[プロジェクト・アーク]]と呼ばれる一連の計画の第一歩。その設立経緯は[[OG1]]で説明されるが、要するに[[地球]]の直面する危機に対し、マザーコンピュータに制御された地下冬眠施設で人類とその遺伝子を保存しようという物。総責任者は[[ソフィア・ネート]]博士、マザーコンピュータの名称は[[メイガス]]。外伝世界では暴走した結果、[[メイガス]]が[[マシンセル]]を使って実体化、[[マシンセル]]により進化した人類として、地球人を滅ぼそうとする。[[第2次α]]においては[[イージス計画]]の発動により歴史が変化したため、ゼンガー編開幕で[[ミケーネ帝国]]と[[邪魔大王国]]により破壊される。理念や手法が[[恐竜帝国]]や[[ミケーネ帝国]]、[[邪魔大王国]]等と重複する上、冬眠中の外敵の排除に難があった。流石に[[OGシリーズ|OG世界]]ならともかく、SRWの世界観では他の地下勢力との競合も起きる上に、今現在人類が直面している地下勢力の出現と同じ事を後に自分達がやる事になることも予想され、種の存続のためとはいえ問題の多い施設ではある。 | ||
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:超巨大[[バリア]]で衝撃波から地球圏を守る作戦。[[バルマー戦役]]最終盤の戦闘において[[太陽系]]の外れ[[雷王星]]軌道上で発生した爆発による重力波を防ぐため、[[α外伝]]の最後に実行される。[[地球]]のエネルギーを集結させた上に、[[スーパーロボット]]軍団もそのエネルギーを最大限に開放し、供給した。[[第2次α]]の宇宙勢力の発言より、[[バリア]]の規模は地球圏の狭い範囲であり、直撃・被害を受けた[[スペースコロニー|コロニー]]や惑星植民地も少なからずあったようだ。またこれの実行により、外伝で[[プリベンター]]が見てきた未来は変化した。 | :超巨大[[バリア]]で衝撃波から地球圏を守る作戦。[[バルマー戦役]]最終盤の戦闘において[[太陽系]]の外れ[[雷王星]]軌道上で発生した爆発による重力波を防ぐため、[[α外伝]]の最後に実行される。[[地球]]のエネルギーを集結させた上に、[[スーパーロボット]]軍団もそのエネルギーを最大限に開放し、供給した。[[第2次α]]の宇宙勢力の発言より、[[バリア]]の規模は地球圏の狭い範囲であり、直撃・被害を受けた[[スペースコロニー|コロニー]]や惑星植民地も少なからずあったようだ。またこれの実行により、外伝で[[プリベンター]]が見てきた未来は変化した。 | ||
;[[ガンエデン]] | ;[[ガンエデン]] | ||
− | :太古の昔、外宇宙の[[サイコドライバー]]により造られた人造神。[[地球]]の[[ナシム・ガンエデン]]、バルマー星の[[ゲベル・ガンエデン]]の二対で存在する。アウグストスと呼ばれたその[[サイコドライバー]]が、来るべき宇宙規模の脅威に備え、惑星一つをテレポートすら防ぐ[[バリア]]により完全に遮断し、楽園を造り出すシステムだと[[ガンエデン]]自らは語っていた。しかし[[α]]での[[宇宙怪獣]]や[[ゼントラーディ]] | + | :太古の昔、外宇宙の[[サイコドライバー]]により造られた人造神。[[地球]]の[[ナシム・ガンエデン]]、バルマー星の[[ゲベル・ガンエデン]]の二対で存在する。アウグストスと呼ばれたその[[サイコドライバー]]が、来るべき宇宙規模の脅威に備え、惑星一つをテレポートすら防ぐ[[バリア]]により完全に遮断し、楽園を造り出すシステムだと[[ガンエデン]]自らは語っていた。しかし[[α]]での[[宇宙怪獣]]や[[ゼントラーディ]]の侵攻に全く無反応だった(ズフィルードのカットインからすると、[[イルイ・ガンエデン|イルイ]]はともかくガンエデン自体の設定はこの時既にあったと思われる)事を考えると、[[第2次α]]の最後で[[アムロ・レイ]]が想像したように、ある星の軍事力が一定以上に達した際に、惑星レベルでそれを封じ込める、封印装置だった可能性も否定できない。また[[ケイサル・エフェス]](ゲベル)の言葉によれば、[[アポカリュプシス]]を乗り越えるのが本来の役目だったらしい。最終的にはバルマー・[[地球]]の双方の[[ガンエデン]]は破壊された。<br />なお、[[第3次α]]の隠しシナリオではイルイが破壊された筈のナシムに搭乗しているが、同シナリオでケイサル・エフェスの作りだしたゲベルの複製が登場している事を考えると、オリジナルと同一の機体ではない可能性もある。 |
;[[ゼンガー・ゾンボルト]] | ;[[ゼンガー・ゾンボルト]] | ||
:[[アースクレイドル]]を守る戦士。[[α外伝]]で「メイガスの剣」として登場したのが初出。その後[[OG1]]で[[アースクレイドル]]設立の経緯と共に[[アースクレイドル]]のガーディアンとなった経緯が語られ、[[第2次α]]では[[主人公]]として抜擢される。 | :[[アースクレイドル]]を守る戦士。[[α外伝]]で「メイガスの剣」として登場したのが初出。その後[[OG1]]で[[アースクレイドル]]設立の経緯と共に[[アースクレイドル]]のガーディアンとなった経緯が語られ、[[第2次α]]では[[主人公]]として抜擢される。 | ||
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:[[ディス・アストラナガン]]に搭載されているエネルギー機関。バルマーの宰相シヴァーが開発した。「悪霊」「怨霊」「死霊」などから成る「負の無限力」を吸収し続け、それを媒介に死と生の狭間に存在するエネルギーを取り出して稼働する無限機関。その危険性は敵味方共に恐れられている。 | :[[ディス・アストラナガン]]に搭載されているエネルギー機関。バルマーの宰相シヴァーが開発した。「悪霊」「怨霊」「死霊」などから成る「負の無限力」を吸収し続け、それを媒介に死と生の狭間に存在するエネルギーを取り出して稼働する無限機関。その危険性は敵味方共に恐れられている。 | ||
;[[特機]] | ;[[特機]] | ||
− | :「特殊機動兵器」の略で、いわゆる[[スーパーロボット]]の事を指す。カスタムメイドのワンオフ機で、研究中の新エネルギーを動力に使う機体が多く、多くが[[日本]] | + | :「特殊機動兵器」の略で、いわゆる[[スーパーロボット]]の事を指す。カスタムメイドのワンオフ機で、研究中の新エネルギーを動力に使う機体が多く、多くが[[日本]]で開発されている。理由は簡単で『マジンガーZ』『ダイターン3』『ゲッターロボ』『ガイキング』など、殆どの原作の舞台が[[日本]]だからという理由に他ならない。 |
;[[プリベンター]] | ;[[プリベンター]] | ||
− | :[[α外伝]] | + | :[[α外伝]]におけるプレイヤー部隊。序盤は旧[[ロンド・ベル]]メンバーによる、不完全な[[イージス計画]]の発動と地球圏の支配を狙う[[ティターンズ]]への対抗組織という面が強い。しかし[[ティターンズ]]、[[ネオ・グランゾン]]との決戦後、未来世界に部隊ごと移動してしまい、その時代の戦乱に巻き込まれる。その際一度メンバーが離れ離れになるが後に全員合流、その時代の新規組と共に[[地球]]と[[月]]の平和のために戦った。エンディングによって経緯は違うが、最終的にはその時代の新規組以外、全員が現代に帰還する。 |
;[[プロジェクト・アーク]] | ;[[プロジェクト・アーク]] | ||
− | :宇宙規模の脅威に対して、地下冬眠施設で人類とその遺伝子を生き延びさせようという一連の計画。建造されたものの[[第2次α]] | + | :宇宙規模の脅威に対して、地下冬眠施設で人類とその遺伝子を生き延びさせようという一連の計画。建造されたものの[[第2次α]]で[[邪魔大王国]]などの地下帝国により破壊された[[アースクレイドル]]の他、[[火星]]のマーズクレイドルも検討されていたようだが、[[火星]]を本拠地とする[[メガノイド]]の完全な壊滅を疑う[[破嵐万丈]]の意向もあって、まだ計画段階である。月には[[ムーンクレイドル]]も存在したが、星間連合と[[バッフ・クラン]]の攻撃を受けて破壊されている。 |
;[[マシンセル]] | ;[[マシンセル]] | ||
:金属細胞などと呼称される、一種の[[ナノマシン]]。発明者の[[ソフィア・ネート]]博士は地球環境の再生に有用と言い、[[アースクレイドル]]にも何らかの形で活用しようとしたようだが、[[α外伝]]の未来世界では[[マシンセル]]の暴走により、[[アンセスター]]と呼ばれる機械人類が現れた。その本質において[[デビルガンダム]]や[[ゾンダーメタル]]に通じる物があり、[[アースクレイドル]]と並んでネート博士の「目的のためなら手段を選ばない」っぷりを示す例である。 | :金属細胞などと呼称される、一種の[[ナノマシン]]。発明者の[[ソフィア・ネート]]博士は地球環境の再生に有用と言い、[[アースクレイドル]]にも何らかの形で活用しようとしたようだが、[[α外伝]]の未来世界では[[マシンセル]]の暴走により、[[アンセスター]]と呼ばれる機械人類が現れた。その本質において[[デビルガンダム]]や[[ゾンダーメタル]]に通じる物があり、[[アースクレイドル]]と並んでネート博士の「目的のためなら手段を選ばない」っぷりを示す例である。 | ||
;[[ロンド・ベル]] | ;[[ロンド・ベル]] | ||
− | :[[α]] | + | :[[α]]におけるプレイヤー部隊。例によって[[エース]]と[[スーパーロボット]]の寄せ集めで、[[地球]]圏最強部隊として各地を転戦する。[[α外伝]]開始前には解体されるが、[[プリベンター]]として再編成、[[第2次α]]で新規組を加えて[[αナンバーズ]]となる。[[第3次α]]では[[オルファン]]を守るブレン組と戦いを終えた宇宙海賊チームが離脱し、αで旅立った移民船団の面々([[イデオン]]チーム含む)などを加える。 |
== 商品情報 == | == 商品情報 == |
2024年2月8日 (木) 14:05時点における最新版
αシリーズとは、旧シリーズ「DC戦争シリーズ」に次ぐ第2の王道シリーズ。
『スーパーロボット大戦α』から始まる4部作。
概要[編集 | ソースを編集]
人類の生活圏が銀河規模にまで達しているなど広大な世界観が特徴。カラオケモードの搭載が現時点で最後となったシリーズでもある。
また、この作品から版権作品のストーリーと設定を過去部分も含めて可能な限り忠実にし、他の版権とすり合わせている(旧シリーズはとにかくごちゃまぜだった)。
シリーズ一覧[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- バルマー戦役が舞台。ガンダムは『逆襲のシャア』と『Endless Waltz』以外の参戦作品が終了。マジンガーは『Z』のみ終了(Dr.ヘルの死亡描写は無い)。『新世紀エヴァンゲリオン』は劇場版まで終了。『トップをねらえ!』はヱクセリヲン自沈まで。『勇者ライディーン』はプリンス・シャーキンとの決着まで。『超電磁ロボ コン・バトラーV』はオレアナ一派との決着まで。『超電磁マシーン ボルテスV』はハイネルとの決着(生存)まで。『超獣機神ダンクーガ』はシャピロ・キーツとの決着まで(というよりはシャピロとの決着のみ)。他は全て原作が終了する。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- ドリームキャスト移植作。本作のみでストーリーが完結するルートが追加されている。
- スーパーロボット大戦α外伝
- イージス計画直前が舞台。唯一主人公が不在。未来に飛ばされる。ガンダムは『Endless Waltz』と新規参戦作品すべてが終了。
- 本作後~『第2次α』までの間に、『マジンガーZ』のDr.ヘル一派、『ライディーン』の妖魔帝国、『機動戦士ガンダム』のジオン軍(分裂・生存していたキシリア・ザビ派)等、『α』完結時に残存していた複数の勢力が消滅した設定になっている。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 封印戦争が舞台。マジンガーは『グレートマジンガー』が終了。ガンダムは『逆襲のシャア』が終了。そのほか『ブレンパワード』『大空魔竜ガイキング』『闘将ダイモス』(リヒテルは死亡せず)『クロスボーン・ガンダム』『ゲッターロボ』『ダイターン3』が終了。『勇者王ガオガイガー』はEI-01撃破まで、『鋼鉄ジーグ』はヒミカ撃破まで。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 銀河大戦が舞台。(事実上始まらなかった)『ゲッターロボG』とゲスト参戦の『バーチャロン』以外の全ての原作が終了する。ただし『トップをねらえ!』は結末の再現が隠しステージとなっている。
外伝作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α ORIGINAL SCORE
- サウンドトラック。
- スーパーロボット大戦α ORIGINAL STORY
- ドラマCD。
- スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日
- 漫画作品。『α』の前日譚に位置し、恐竜帝国との決着を描く。
その他 [編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦X
- マジンカイザーのロボット図鑑での説明文がαシリーズで使われたものとなっており、ユーザーからはα外伝の未来世界から転移してきたのではないかと推測する声が上がっている。[1]
- スーパーロボット大戦30
- SRXチーム、マサキ・アンドー、クスハ・ミズハ、ブルックリン・ラックフィールドが『α』の時系列から、ゼンガー・ゾンボルト、レーツェル・ファインシュメッカーが『第3次α』の時系列から転移している。
αシリーズ全作に参戦した作品[編集 | ソースを編集]
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- CCA-MSV
- M-MSV
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- 無敵鋼人ダイターン3
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- マジンカイザー(オリジナル版)
- ゲッターロボ
- ゲッターロボG
- 真ゲッターロボ (原作漫画版)
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- 超電磁マシーン ボルテスV
世界観[編集 | ソースを編集]
用語や登場人物[編集 | ソースを編集]
- αナンバーズ
- 第2次α・第3次αにおけるプレイヤー部隊。例によってエースやスーパーロボットの寄せ集めで、地球圏最強部隊として各地を転戦する。第2次α後半のミケーネ一斉侵攻後は、反ドクーガのジャーナリスト、イザベルの手によりその戦いが世界に報道され、世界各地でミケーネの侵攻と戦う人々に勇気と希望を与えた。また、第3次α前半では世界各地に散らばったαナンバーズのメンバーが敵勢力の半分を一時的に撤退させるという離れ業を見せた。管轄的には地球連邦軍極東支部の三輪防人長官の指揮下になるが、世界の平和のために割と好き勝手に動いている感もある。まあ、前線指揮官が全員歴戦の勇士で、上司の三輪長官があまりにも理不尽な要求を多々押し付けてくることを考えると、好き勝手にさせたほうがいいのかも知れない。
- アースクレイドル
- α外伝で初出となった地下冬眠施設で、プロジェクト・アークと呼ばれる一連の計画の第一歩。その設立経緯はOG1で説明されるが、要するに地球の直面する危機に対し、マザーコンピュータに制御された地下冬眠施設で人類とその遺伝子を保存しようという物。総責任者はソフィア・ネート博士、マザーコンピュータの名称はメイガス。外伝世界では暴走した結果、メイガスがマシンセルを使って実体化、マシンセルにより進化した人類として、地球人を滅ぼそうとする。第2次αにおいてはイージス計画の発動により歴史が変化したため、ゼンガー編開幕でミケーネ帝国と邪魔大王国により破壊される。理念や手法が恐竜帝国やミケーネ帝国、邪魔大王国等と重複する上、冬眠中の外敵の排除に難があった。流石にOG世界ならともかく、SRWの世界観では他の地下勢力との競合も起きる上に、今現在人類が直面している地下勢力の出現と同じ事を後に自分達がやる事になることも予想され、種の存続のためとはいえ問題の多い施設ではある。
- イージス計画
- 超巨大バリアで衝撃波から地球圏を守る作戦。バルマー戦役最終盤の戦闘において太陽系の外れ雷王星軌道上で発生した爆発による重力波を防ぐため、α外伝の最後に実行される。地球のエネルギーを集結させた上に、スーパーロボット軍団もそのエネルギーを最大限に開放し、供給した。第2次αの宇宙勢力の発言より、バリアの規模は地球圏の狭い範囲であり、直撃・被害を受けたコロニーや惑星植民地も少なからずあったようだ。またこれの実行により、外伝でプリベンターが見てきた未来は変化した。
- ガンエデン
- 太古の昔、外宇宙のサイコドライバーにより造られた人造神。地球のナシム・ガンエデン、バルマー星のゲベル・ガンエデンの二対で存在する。アウグストスと呼ばれたそのサイコドライバーが、来るべき宇宙規模の脅威に備え、惑星一つをテレポートすら防ぐバリアにより完全に遮断し、楽園を造り出すシステムだとガンエデン自らは語っていた。しかしαでの宇宙怪獣やゼントラーディの侵攻に全く無反応だった(ズフィルードのカットインからすると、イルイはともかくガンエデン自体の設定はこの時既にあったと思われる)事を考えると、第2次αの最後でアムロ・レイが想像したように、ある星の軍事力が一定以上に達した際に、惑星レベルでそれを封じ込める、封印装置だった可能性も否定できない。またケイサル・エフェス(ゲベル)の言葉によれば、アポカリュプシスを乗り越えるのが本来の役目だったらしい。最終的にはバルマー・地球の双方のガンエデンは破壊された。
なお、第3次αの隠しシナリオではイルイが破壊された筈のナシムに搭乗しているが、同シナリオでケイサル・エフェスの作りだしたゲベルの複製が登場している事を考えると、オリジナルと同一の機体ではない可能性もある。 - ゼンガー・ゾンボルト
- アースクレイドルを守る戦士。α外伝で「メイガスの剣」として登場したのが初出。その後OG1でアースクレイドル設立の経緯と共にアースクレイドルのガーディアンとなった経緯が語られ、第2次αでは主人公として抜擢される。
- ディス・レヴ
- ディス・アストラナガンに搭載されているエネルギー機関。バルマーの宰相シヴァーが開発した。「悪霊」「怨霊」「死霊」などから成る「負の無限力」を吸収し続け、それを媒介に死と生の狭間に存在するエネルギーを取り出して稼働する無限機関。その危険性は敵味方共に恐れられている。
- 特機
- 「特殊機動兵器」の略で、いわゆるスーパーロボットの事を指す。カスタムメイドのワンオフ機で、研究中の新エネルギーを動力に使う機体が多く、多くが日本で開発されている。理由は簡単で『マジンガーZ』『ダイターン3』『ゲッターロボ』『ガイキング』など、殆どの原作の舞台が日本だからという理由に他ならない。
- プリベンター
- α外伝におけるプレイヤー部隊。序盤は旧ロンド・ベルメンバーによる、不完全なイージス計画の発動と地球圏の支配を狙うティターンズへの対抗組織という面が強い。しかしティターンズ、ネオ・グランゾンとの決戦後、未来世界に部隊ごと移動してしまい、その時代の戦乱に巻き込まれる。その際一度メンバーが離れ離れになるが後に全員合流、その時代の新規組と共に地球と月の平和のために戦った。エンディングによって経緯は違うが、最終的にはその時代の新規組以外、全員が現代に帰還する。
- プロジェクト・アーク
- 宇宙規模の脅威に対して、地下冬眠施設で人類とその遺伝子を生き延びさせようという一連の計画。建造されたものの第2次αで邪魔大王国などの地下帝国により破壊されたアースクレイドルの他、火星のマーズクレイドルも検討されていたようだが、火星を本拠地とするメガノイドの完全な壊滅を疑う破嵐万丈の意向もあって、まだ計画段階である。月にはムーンクレイドルも存在したが、星間連合とバッフ・クランの攻撃を受けて破壊されている。
- マシンセル
- 金属細胞などと呼称される、一種のナノマシン。発明者のソフィア・ネート博士は地球環境の再生に有用と言い、アースクレイドルにも何らかの形で活用しようとしたようだが、α外伝の未来世界ではマシンセルの暴走により、アンセスターと呼ばれる機械人類が現れた。その本質においてデビルガンダムやゾンダーメタルに通じる物があり、アースクレイドルと並んでネート博士の「目的のためなら手段を選ばない」っぷりを示す例である。
- ロンド・ベル
- αにおけるプレイヤー部隊。例によってエースとスーパーロボットの寄せ集めで、地球圏最強部隊として各地を転戦する。α外伝開始前には解体されるが、プリベンターとして再編成、第2次αで新規組を加えてαナンバーズとなる。第3次αではオルファンを守るブレン組と戦いを終えた宇宙海賊チームが離脱し、αで旅立った移民船団の面々(イデオンチーム含む)などを加える。
商品情報[編集 | ソースを編集]
- 第2次αまでを纏めたBOX。
リンク[編集 | ソースを編集]
以下はαシリーズではないが、一部設定の共通・補完がある。
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 未来世界から帰還した事でマジンカイザーが2体になってしまうのではというパラドックスもユーザーから指摘されており、現代へ帰還した際に未来側のカイザーが転移したと考えると矛盾が無い。