「アッザム」の版間の差分

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'''アッザム'''は『[[機動戦士ガンダム]]』の[[登場メカ]]。
  
 
== 概要 ==
 
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劇中では、[[マ・クベ]]と[[キシリア・ザビ]]が搭乗して[[ホワイトベース]]から脱走した[[アムロ・レイ]]の[[ガンダム]]と交戦したが、損傷して撤退している(冒険王の漫画版では撃墜された)。
 
劇中では、[[マ・クベ]]と[[キシリア・ザビ]]が搭乗して[[ホワイトベース]]から脱走した[[アムロ・レイ]]の[[ガンダム]]と交戦したが、損傷して撤退している(冒険王の漫画版では撃墜された)。
 
なお、アッザムはTV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。'''「[[ガンダムシリーズ]]における記念すべきモビルアーマー第一号」'''と言える機体なのに、やや不遇である。
 
 
一方で、もしTV版が打ち切りにならず全50話で作られていた場合、連邦軍の月面攻撃に対し防衛用に'''宇宙用のアッザム'''が出撃する予定だったらしい。ある意味、打ち切りの憂き目を最もモロに浴びた機体の一つと言えるだろう。
 
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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=== [[旧シリーズ]] ===
 
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;[[第4次スーパーロボット大戦]]
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;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}
:[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。[[MAP兵器]]「アッザムリーダー」を使う。
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:初登場作品。[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場。[[MAP兵器]]「アッザムリーダー」を使う。アッザムリーダーを喰らうと経験値と資金が加算されるバグがある。
:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
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:;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S}}
::マップ「グレートマジンガー奪回」に、シーマ配下の敵増援としても登場するようになった。
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::マップ「グレートマジンガー奪回」に、[[シーマ・ガラハウ|シーマ]]配下の敵増援としても登場するようになった。
;[[スーパーロボット大戦F]]
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
:そこそこHPはあるものの、そこまで苦戦するレベルではない。火力もあまりあるわけではないが、一応アッザムリーダーには注意したい。
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:『第4次』同様、DCの戦力として中盤のみ登場。出番は少ない。そこそこ高い[[HP]]とMAP兵器アッザムリーダーを持つが、[[運動性]]も火力も大した事無いので恐れるに足らない。しぶとい割に[[資金]]も大して多くない。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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:本体に8門装備。火薬式主砲であるとする資料もある。
 
:本体に8門装備。火薬式主砲であるとする資料もある。
 
;アッザム・リーダー
 
;アッザム・リーダー
:底部に格納されている兵器。まず、粉のような触媒を目標に振り撒き、その後に電磁波の発生装置を投下して最大4000℃の高熱と電磁波による攻撃で敵機の電子回路を損傷させる。後にこの兵器の改良型が[[ヴァル・ヴァロ]]に装備される事となった。
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:底部に格納されている兵器。まず、「リーダー」と呼ばれる粉のような触媒を目標に振り撒き、その後に電磁波の発生装置を投下して最大4000℃の高熱と電磁波による攻撃で敵機の電子回路を損傷させる。発生装置はプロペラが付いた自立飛行型の小型ユニットとなっており、敵機の頭上に接近すると無数のワイヤーを展開してドーム状の即席檻を形成、電磁波はこのワイヤーから発せられる。後にこの兵器の改良型が[[ヴァル・ヴァロ]]に装備される事となった。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
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== 関連機体 ==
 
== 関連機体 ==
;ルナタンク
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;[[GUNDAM:ルナタンク|ルナタンク]](SRW未登場)
:原型となった宇宙用の移動砲台。名称自体は以前から存在していたものの、デザインは近年『MSV-R』になってようやく設定された。SRW未登場。
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:原型となった宇宙用の移動砲台。
 
;[[ヴァル・ヴァロ]]
 
;[[ヴァル・ヴァロ]]
 
:[[一年戦争]]末期に開発されたジオン軍の試作型モビルアーマー。アッザム・リーダーの発展型「プラズマ・リーダー」を搭載している。
 
:[[一年戦争]]末期に開発されたジオン軍の試作型モビルアーマー。アッザム・リーダーの発展型「プラズマ・リーダー」を搭載している。
;RFアッザム
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;[[GUNDAM:RFアッザム|RFアッザム]](SRW未登場)
:『[[機動戦士ガンダムF90]]』に登場。オールズモビルの開発した機体で、火力などが向上している他、ビーム撹乱膜を搭載する事で敵の[[ビーム兵器]]を弾く事ができる。また[[宇宙]]でも運用可能。SRW未登場。
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:『[[機動戦士ガンダムF90]]』に登場。オールズモビルの開発した機体で、火力などが向上している。
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;アッザム・改修型(リペア)
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:漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』に登場。アッザムに[[アプサラス]]のパーツを組み込み、更には機体管制として[[旧ザク|ザクI]]の上半身が取りつけられている。SRW未登場。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*初期設定では[[グフ]]と同じく宇宙用のものが開発、量産される予定だった。また、[[キシリア・ザビ]]と共に[[シャア・アズナブル|シャア]]が搭乗し、そこでキシリアがシャアに殺されることも想定されていた。
 
*初期設定では[[グフ]]と同じく宇宙用のものが開発、量産される予定だった。また、[[キシリア・ザビ]]と共に[[シャア・アズナブル|シャア]]が搭乗し、そこでキシリアがシャアに殺されることも想定されていた。
*胴体部の色や形状が国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズのモンスター「スライム」によく似ている。このため『[[SDガンダム外伝]]』ではスライム種モンスター「スライムアッザム」のモチーフになっている。
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*胴体部の色や形状が国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスター「スライム」によく似ている。このため『[[SDガンダム外伝]]』ではスライム種モンスター「スライムアッザム」のモチーフになっている。
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*アッザムはTV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。'''「[[ガンダムシリーズ]]における記念すべきモビルアーマー第1号」'''と言える機体なのに、やや不遇である。
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**一方で、もしTV版が[[打ち切り]]にならず全50話で作られていた場合、連邦軍の[[月|月面]]攻撃に対し防衛用に'''宇宙用のアッザム'''が出撃する予定だったらしい。ある意味、打ち切りの憂き目を最もモロに浴びた機体の一つと言えるだろう。
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*アッザムは「モビルアーマーの'''原型になった機体'''」で、正式なモビルアーマー第1号は「グラブロ」である……とする資料もある。実際アッザムが開発された段階ではまだジオン軍内にもモビルアーマーという概念が存在していなかったはずなので、より正確に記すならアッザムはモビルアーマー第1号ではなく'''第0号'''と呼ぶべきなのかも知れない。
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*漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)においては[[ランバ・ラル]]編で登場しなかったため、[[ジャブロー]]侵攻作戦の際に登場。ガルシア・ロメオ少将が搭乗し、[[ガウ]]から降下してジャブロー内部に侵入するも、[[レビル]]により工事区画に誘い込まれ落盤に巻き込まれて大破した。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
 
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== 脚注 ==
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== 資料リンク ==
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2022年6月27日 (月) 20:00時点における最新版

アッザム
外国語表記 Adzam[1]
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルアーマー
生産形態 試作機
型式番号 MAX-03
全高 25 m
全幅 55.9 m
本体重量 300 t
動力 熱核融合炉
出力 620,000 kW
装甲材質 超硬スチール合金
開発 ジオン公国軍
所属 ジオン公国軍
乗員人数 1~2名
主なパイロット マ・クベ
キシリア・ザビ
テンプレートを表示

アッザムは『機動戦士ガンダム』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ジオン公国軍が開発した試作型モビルアーマー宇宙世紀史上初のモビルアーマーでもある。

月面に配備されていたG87ルナタンクをベースとして重力下でも使用可能なように改修しており、高出力ジェネレーター4基とミノフスキークラフトを搭載している。ただし、本機のミノフスキークラフトは試作段階の物で、浮遊可能な時間は非常に短い。そのため、ホバーエンジンを援用する事で浮遊可能時間を延長させている(それでも5分程度しか浮遊できないと言われている)。コクピットは複座式でパイロットとガンナーの2名が必要とされるが、オートパイロット機能を使えば1人でも動かせる。

劇中では、マ・クベキシリア・ザビが搭乗してホワイトベースから脱走したアムロ・レイガンダムと交戦したが、損傷して撤退している(冒険王の漫画版では撃墜された)。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。DCの戦力として登場。MAP兵器「アッザムリーダー」を使う。アッザムリーダーを喰らうと経験値と資金が加算されるバグがある。
第4次スーパーロボット大戦S
マップ「グレートマジンガー奪回」に、シーマ配下の敵増援としても登場するようになった。
スーパーロボット大戦F
『第4次』同様、DCの戦力として中盤のみ登場。出番は少ない。そこそこ高いHPとMAP兵器アッザムリーダーを持つが、運動性も火力も大した事無いので恐れるに足らない。しぶとい割に資金も大して多くない。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

2連装メガ粒子砲
本体に8門装備。火薬式主砲であるとする資料もある。
アッザム・リーダー
底部に格納されている兵器。まず、「リーダー」と呼ばれる粉のような触媒を目標に振り撒き、その後に電磁波の発生装置を投下して最大4000℃の高熱と電磁波による攻撃で敵機の電子回路を損傷させる。発生装置はプロペラが付いた自立飛行型の小型ユニットとなっており、敵機の頭上に接近すると無数のワイヤーを展開してドーム状の即席檻を形成、電磁波はこのワイヤーから発せられる。後にこの兵器の改良型がヴァル・ヴァロに装備される事となった。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。

サイズ[編集 | ソースを編集]

L

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

灼熱のアッザム・リーダー(対ガンダム
TV版第18話にて地球連邦軍の最新型モビルスーツ・ガンダムと交戦する。
はじめマ・クベはアッザムの兵器「アッザム・リーダー」で敵パイロットのアムロを苦しめているが、機体の全エネルギーを放出してパイロット・機体および敵の油断を誘うというガンダムの人工知能の奇策にひっかかったマ・クベは思わず攻撃の手を緩めてしまう。
その後、反撃の機会を狙っていたガンダムによって「アッザム・リーダー」を切断され、機体にダメージを負ったアッザムは撤退するのであった。

関連機体[編集 | ソースを編集]

ルナタンク(SRW未登場)
原型となった宇宙用の移動砲台。
ヴァル・ヴァロ
一年戦争末期に開発されたジオン軍の試作型モビルアーマー。アッザム・リーダーの発展型「プラズマ・リーダー」を搭載している。
RFアッザム(SRW未登場)
機動戦士ガンダムF90』に登場。オールズモビルの開発した機体で、火力などが向上している。
アッザム・改修型(リペア)
漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』に登場。アッザムにアプサラスのパーツを組み込み、更には機体管制としてザクIの上半身が取りつけられている。SRW未登場。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 初期設定ではグフと同じく宇宙用のものが開発、量産される予定だった。また、キシリア・ザビと共にシャアが搭乗し、そこでキシリアがシャアに殺されることも想定されていた。
  • 胴体部の色や形状が国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスター「スライム」によく似ている。このため『SDガンダム外伝』ではスライム種モンスター「スライムアッザム」のモチーフになっている。
  • アッザムはTV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。ガンダムシリーズにおける記念すべきモビルアーマー第1号」と言える機体なのに、やや不遇である。
    • 一方で、もしTV版が打ち切りにならず全50話で作られていた場合、連邦軍の月面攻撃に対し防衛用に宇宙用のアッザムが出撃する予定だったらしい。ある意味、打ち切りの憂き目を最もモロに浴びた機体の一つと言えるだろう。
  • アッザムは「モビルアーマーの原型になった機体」で、正式なモビルアーマー第1号は「グラブロ」である……とする資料もある。実際アッザムが開発された段階ではまだジオン軍内にもモビルアーマーという概念が存在していなかったはずなので、より正確に記すならアッザムはモビルアーマー第1号ではなく第0号と呼ぶべきなのかも知れない。
  • 漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)においてはランバ・ラル編で登場しなかったため、ジャブロー侵攻作戦の際に登場。ガルシア・ロメオ少将が搭乗し、ガウから降下してジャブロー内部に侵入するも、レビルにより工事区画に誘い込まれ落盤に巻き込まれて大破した。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MS、機動戦士ガンダム公式Web、2022年1月22日閲覧。

資料リンク[編集 | ソースを編集]