「プトレマイオス2改」の版間の差分
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:今作のノーマル状態は母艦中唯一P武器を持っていない(『第2次Z』で同じくP武器を持っていなかった[[ドラゴンズハイヴ]]は「副砲」がP武器になった)。 | :今作のノーマル状態は母艦中唯一P武器を持っていない(『第2次Z』で同じくP武器を持っていなかった[[ドラゴンズハイヴ]]は「副砲」がP武器になった)。 | ||
:また、修理装置を持っているが、トランザムの効果が弱体化した事やカスタムボーナスの変更、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の[[エース|エースボーナス]]の変更、今作のSPの仕様も重なって、パイロット4人乗りの利点が薄くなっている。 | :また、修理装置を持っているが、トランザムの効果が弱体化した事やカスタムボーナスの変更、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の[[エース|エースボーナス]]の変更、今作のSPの仕様も重なって、パイロット4人乗りの利点が薄くなっている。 | ||
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:『UX』と同性能で登場。ただし、プトレマイオス2の攻撃力は『BX』に登場する全母艦中で最低になっている。 | :『UX』と同性能で登場。ただし、プトレマイオス2の攻撃力は『BX』に登場する全母艦中で最低になっている。 | ||
− | :本作での「[[不屈]] | + | :本作での「[[不屈]]」は[[バリア]]発動前に判定が起こるという仕様上、'''「『不屈』を使うとGNフィールドが16000以下の全ダメージを無効」'''という前代未聞の超性能になる為、敵陣深くまで突入しても撃墜される心配は皆無なので非常に強力。 |
− | :なお、第25話「虹を見た日」における大気圏離脱時には、'''[[全長一覧|全長]]がプトレマイオス2改の3倍近く大きい[[ゴラオン]]を引っ張り上げている'''。もっとも、プトレマイオス2改が放出する[[GN粒子]] | + | :なお、第25話「虹を見た日」における大気圏離脱時には、'''[[全長一覧|全長]]がプトレマイオス2改の3倍近く大きい[[ゴラオン]]を引っ張り上げている'''。もっとも、プトレマイオス2改が放出する[[GN粒子]]には「機体重量軽減効果」が有るので、あながち不可能な事ではないだろう。 |
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− | : | + | :本作では[[ヴェーダ]]の機能を小型化したメインシステムに交換しているらしく、最終盤[[ティエリア・アーデ|ティエリア]]が[[ELS]]に取り込まれた際に全情報のバックアップを取っていた事を明かしている。 |
+ | :長所は修理装置がある点と、加速とトランザムによる移動力の高さと、それによってパーツスロットが浮くことで、[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]の『「パーツ供給」の使用範囲を特殊スキル「指揮官」の範囲まで広げる』という[[エースボーナス]]が輝くという点。スメラギが覚える[[期待]]と合わせて、SP回復係として考えると非常に優秀。短所は攻撃力の低さと、カスタムボーナス抜きではP属性の攻撃が無いという点。 | ||
+ | :加速+トランザムによる移動力を活かして、味方機を搭載して移動すれば、一気に長距離を運ぶことも可能。敵との距離が離れているマップで特に重宝する。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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;小型GNキャノン | ;小型GNキャノン | ||
:船体側面に4門設置。 | :船体側面に4門設置。 | ||
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;GNバルカン | ;GNバルカン | ||
:艦首側面に4門設置。 | :艦首側面に4門設置。 | ||
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;GN魚雷 | ;GN魚雷 | ||
:水中戦時に使用する実弾兵器。発射口を4基設置。SRWでは未実装。 | :水中戦時に使用する実弾兵器。発射口を4基設置。SRWでは未実装。 | ||
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+ | ;[[トランザム]] | ||
+ | :劇中では、トランザムをする事によって地球圏および火星圏との間を短期間で往復<ref>これはあくまでも参考だが、[[西暦]]2015年現在の科学技術水準だと、[[地球]]と[[火星]]との間を往復するには、'''一番近くて約3年'''かかる。</ref>している。 | ||
==== 必殺技 ==== | ==== 必殺技 ==== | ||
;一斉射撃 | ;一斉射撃 | ||
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で実装された文字通りの一斉射撃を行う必殺技。 | :『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』で実装された文字通りの一斉射撃を行う必殺技。 | ||
− | :「[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]、[[フェルト・グレイス|フェルト]]、[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]、[[ラッセ・アイオン|ラッセ]](つまり搭乗員全員)のアニメ[[カットイン]]が入る」という妙に豪華な仕様。[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]] | + | :「[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]、[[フェルト・グレイス|フェルト]]、[[ミレイナ・ヴァスティ|ミレイナ]]、[[ラッセ・アイオン|ラッセ]](つまり搭乗員全員)のアニメ[[カットイン]]が入る」という妙に豪華な仕様。[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]終盤の再現である。ちなみに、このアニメカットインで搭乗員全員が[[パイロットスーツ|ノーマルスーツ]]を着用([[宇宙]]以外含む)している。 |
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:『第3次Z』では、1シナリオにつき1回限定。使用後2ターンの間のみトランザム状態となり、装甲およびENを除く機体能力と武器攻撃力がアップし、全ての武器が移動後使用可能となる。 | :『第3次Z』では、1シナリオにつき1回限定。使用後2ターンの間のみトランザム状態となり、装甲およびENを除く機体能力と武器攻撃力がアップし、全ての武器が移動後使用可能となる。 | ||
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=== カスタムボーナス === | === カスタムボーナス === | ||
;トランザム発動中、全ての武器が移動後、使用可能になる。 | ;トランザム発動中、全ての武器が移動後、使用可能になる。 | ||
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=== 機体ボーナス === | === 機体ボーナス === | ||
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− | : | + | :しかし、地球連邦軍艦隊およびソレスタルビーイングは、圧倒的数量のELSの進撃を押さえきれなかった。そして、昏睡状態から復帰した[[刹那・F・セイエイ|刹那]]がクアンタで出撃した時点で、プトレマイオス2改はELSに15%も侵食されている。さらに、ELSによる侵食が44%を越えた際には、[[GNフィールド]]の再展開が不能になってしまう。 |
− | :この事態を受けて[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]は総員退艦を命じるが、[[フェルト・グレイス|フェルト]] | + | :この事態を受けて[[スメラギ・李・ノリエガ|スメラギ]]は総員退艦を命じるが、[[フェルト・グレイス|フェルト]]らは退艦を拒否。スメラギはクルー達の意見を尊重し、あえて踏み止まる事を決意する。その後、刹那がELSとの対話に成功して、ELSの侵食が停止。こうして、プトレマイオス2改のクルー全員が無事に生還する事ができた。 |
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+ | == 艦載機 == | ||
+ | ;[[ユニオンフラッグ ソレスタルビーイング仕様]] | ||
+ | :刹那・F・セイエイが搭乗。ガンダムで出撃できない状況下で使用される。 | ||
+ | ;[[ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型]] | ||
+ | :刹那・F・セイエイが搭乗。ダブルオークアンタが開発中の時に運用された。 | ||
+ | ;[[ダブルオークアンタ]] | ||
+ | :[[刹那・F・セイエイ]]が搭乗。 | ||
+ | ;[[ガンダムサバーニャ]] | ||
+ | :[[ロックオン・ストラトス (2代目)|ロックオン・ストラトス]]が搭乗。 | ||
+ | ;[[ガンダムハルート]] | ||
+ | :[[アレルヤ・ハプティズム]](メインパイロット)と[[ソーマ・ピーリス]](ガンナー)が搭乗。 | ||
+ | ;[[ラファエルガンダム]] | ||
+ | :[[ティエリア・アーデ]]が搭乗。 | ||
== 脚注 == | == 脚注 == | ||
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2023年1月24日 (火) 00:22時点における最新版
プトレマイオス2改 | |
---|---|
登場作品 | |
デザイン | 海老川兼武 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦UX |
SRWでの分類 |
機体 母艦 |
スペック | |
---|---|
愛称 | トレミー |
分類 | 多目的攻撃母艦 |
型式番号 | CBS-742 |
全長 | 251 m(ブースターを除く) |
全高 | 74 m |
全幅 | 84 m |
動力・推進機関 | GN粒子貯蔵タンク |
エネルギー | GN粒子 |
装甲材質 | Eカーボン |
原型機 | プトレマイオス2 |
所属 | ソレスタルビーイング |
主な搭乗員 |
|
プトレマイオス2改は『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
プトレマイオス2を改修した多目的攻撃母艦。初代艦からも引き続きクルー達から「トレミー」の愛称で呼ばれている。
トランザムシステムによる長距離航行を行う為の最適化技術が導入され、艦尾には大型ブースターが追加された。
艦体中央部に位置する支援機用だった第3カタパルトデッキはモビルスーツも発進可能なように拡張された事で、ダブルオーライザーは合体状態のままで出撃が可能になった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z(時獄篇 / 天獄篇)
- 今作のノーマル状態は母艦中唯一P武器を持っていない(『第2次Z』で同じくP武器を持っていなかったドラゴンズハイヴは「副砲」がP武器になった)。
- また、修理装置を持っているが、トランザムの効果が弱体化した事やカスタムボーナスの変更、スメラギのエースボーナスの変更、今作のSPの仕様も重なって、パイロット4人乗りの利点が薄くなっている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。本作の母艦の中では唯一P武器が無いのがネックだが、トランザムの存在もある為、母艦の中では最も移動力に優れている。また、パイロットが4人も乗っているので、母艦の中で最も多く補助精神も豊富。
- 修理装置とGNフィールドを持つ為、かなり頑丈。高い移動力を生かしたヒット&アウェイや修理に活躍できる。
- P武器が無いので、隠しスキル「強襲」の恩恵が大きい。また、移動力が高い上に補助精神が豊富なので、隠しスキル「移動+精神」との相性も良い。
- スーパーロボット大戦BX
- 『UX』と同性能で登場。ただし、プトレマイオス2の攻撃力は『BX』に登場する全母艦中で最低になっている。
- 本作での「不屈」はバリア発動前に判定が起こるという仕様上、「『不屈』を使うとGNフィールドが16000以下の全ダメージを無効」という前代未聞の超性能になる為、敵陣深くまで突入しても撃墜される心配は皆無なので非常に強力。
- なお、第25話「虹を見た日」における大気圏離脱時には、全長がプトレマイオス2改の3倍近く大きいゴラオンを引っ張り上げている。もっとも、プトレマイオス2改が放出するGN粒子には「機体重量軽減効果」が有るので、あながち不可能な事ではないだろう。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦V
- 能力や戦闘アニメは『第3次Z』と同様。本作ではラッセが加速を習得する為、トランザムと併せると一気に駆け抜けられる。
- 本作ではヴェーダの機能を小型化したメインシステムに交換しているらしく、最終盤ティエリアがELSに取り込まれた際に全情報のバックアップを取っていた事を明かしている。
- 長所は修理装置がある点と、加速とトランザムによる移動力の高さと、それによってパーツスロットが浮くことで、スメラギの『「パーツ供給」の使用範囲を特殊スキル「指揮官」の範囲まで広げる』というエースボーナスが輝くという点。スメラギが覚える期待と合わせて、SP回復係として考えると非常に優秀。短所は攻撃力の低さと、カスタムボーナス抜きではP属性の攻撃が無いという点。
- 加速+トランザムによる移動力を活かして、味方機を搭載して移動すれば、一気に長距離を運ぶことも可能。敵との距離が離れているマップで特に重宝する。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
- 大型GNキャノン
- 両舷カタパルト後部に4門設置された主砲。
- 小型GNキャノン
- 船体側面に4門設置。
- SRWでは一斉射撃で使用。
- GNバルカン
- 艦首側面に4門設置。
- ミサイルランチャー
- 船体前方両舷に12基、後方上部に16基、下部に10基の計38基装備。
- GN魚雷
- 水中戦時に使用する実弾兵器。発射口を4基設置。SRWでは未実装。
- GNフィールド
- GN粒子を用いたバリア。
特記機能[編集 | ソースを編集]
必殺技[編集 | ソースを編集]
- 一斉射撃
- 『UX』で実装された文字通りの一斉射撃を行う必殺技。
- 「スメラギ、フェルト、ミレイナ、ラッセ(つまり搭乗員全員)のアニメカットインが入る」という妙に豪華な仕様。劇場版終盤の再現である。ちなみに、このアニメカットインで搭乗員全員がノーマルスーツを着用(宇宙以外含む)している。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 搭載
- 味方ユニットを搭載することによって、HP・EN・弾数を回復させる事が出来る上に移動距離を稼ぐ事が可能である。
- GNフィールド
- 『UX』では2000以下(『第3次Z』では2500以下)の全属性ダメージを無効化。EN10消費。
- トランザム
- 『第3次Z』では、1シナリオにつき1回限定。使用後2ターンの間のみトランザム状態となり、装甲およびENを除く機体能力と武器攻撃力がアップし、全ての武器が移動後使用可能となる。
- 『V』では、パワーアップ内容が変更。移動力+2、GNキャノンの威力アップ、GNミサイルが移動後使用可能。
- 『UX』『BX』では気力130以上で発動して、移動力が+1される。こちらは恒常効果。
- 修理装置
- 小隊制の作品等ではHP回復と同じ効果も持つ。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- 2L
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
機体ボーナス[編集 | ソースを編集]
- UX・BX
-
- 初期段階:射撃武器+100 EN+50
- 第二段階:射撃武器+150 EN+75 スペック低下無効
- 第三段階:射撃武器+200 EN+100 スペック低下無効 移動力+1
- 最終段階:射撃武器+300 EN+150 スペック低下無効 移動力+2
- 母艦でシングル限定なだけはあり、プトレマイオス2改と相性の良いボーナス。高い移動力をさらに高められる。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「ENVOY FROM JUPITER」
- 劇中BGM。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- ELS防衛作戦
- サバーニャ、ハルートを出撃させた後、ソレスタルビーイングの母艦プトレマイオス2改はダブルオークアンタの最終調整をしながら地球連邦軍のELS防衛作戦に参加する。
- しかし、地球連邦軍艦隊およびソレスタルビーイングは、圧倒的数量のELSの進撃を押さえきれなかった。そして、昏睡状態から復帰した刹那がクアンタで出撃した時点で、プトレマイオス2改はELSに15%も侵食されている。さらに、ELSによる侵食が44%を越えた際には、GNフィールドの再展開が不能になってしまう。
- この事態を受けてスメラギは総員退艦を命じるが、フェルトらは退艦を拒否。スメラギはクルー達の意見を尊重し、あえて踏み止まる事を決意する。その後、刹那がELSとの対話に成功して、ELSの侵食が停止。こうして、プトレマイオス2改のクルー全員が無事に生還する事ができた。
艦載機[編集 | ソースを編集]
- ユニオンフラッグ ソレスタルビーイング仕様
- 刹那・F・セイエイが搭乗。ガンダムで出撃できない状況下で使用される。
- ダブルオーライザー 粒子貯蔵タンク装備型
- 刹那・F・セイエイが搭乗。ダブルオークアンタが開発中の時に運用された。
- ダブルオークアンタ
- 刹那・F・セイエイが搭乗。
- ガンダムサバーニャ
- ロックオン・ストラトスが搭乗。
- ガンダムハルート
- アレルヤ・ハプティズム(メインパイロット)とソーマ・ピーリス(ガンナー)が搭乗。
- ラファエルガンダム
- ティエリア・アーデが搭乗。
脚注[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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