「Ex-Sガンダム」の版間の差分
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2014年9月22日 (月) 02:09時点における版
MSA-0011[Ext] Ex-Sガンダム(Ex-S Gundam)
- 登場作品:ガンダム・センチネル
- 分類:試作型可変モビルスーツ強化装備形態
- 型式番号:MSA-0011[Ext]
- 全高:25.18m
- 頭頂高:21.73m
- 本体重量:69.24t
- 全備重量:162.5t
- 動力:核融合炉
- ジェネレーター出力:12250kW(Gクルーザー形態)、7180kW(MS形態)
- スラスター推力:1182000kg
- 推力重量比:7.27
- センサー有効半径:18800m
- 装甲材質:ガンダリウムγコンポジット
- 開発:アナハイム・エレクトロニクス社
- 所属:地球連邦軍α任務部隊
- 主なパイロット:リョウ・ルーツ
機体概要
アナハイム・エレクトロニクス社が開発した地球連邦軍の試作型モビルスーツ。Sガンダムに追加パーツを取り付けた機体で、名称は「イクスェス・ガンダム」と読む。正式名称は「Extrordinary-Superior GUNDAM(エクストローディナリー-スペリオル・ガンダム)」。
Sガンダムにおける変形時の強度不足の解消と総合的な攻撃力・防御力の強化を図っており、その結果として機体が大型化しているものの、主要部位への装甲追加とプロペラント及びスラスターの追加(これに伴い、バックパックも大出力のブースターユニットに換装される)、Iフィールドジェネレーターやリフレクターインコムの搭載など、性能が強化されている。また、長距離航行形態であるGクルーザーに変形が可能(ノーマル状態では変形できない)。ただし、実情は逆で、GクルーザーがMSに変形した姿がEx-Sガンダムというのが正しい。つまり、この追加パーツを取り付けた機体は通常形態がGクルーザーである。
月面都市であるエアーズ市の攻略戦に投入され、ニューディサイズのガンダムMk-Vと交戦。圧倒されるものの、人工知能「ALICE」の覚醒により、Mk-Vを撃破している。
本機は敵をして「なんでもかんでもくっついていやがる」と言わしめた、まるで武器の見本市のようなMSとなっている。…もっとも、こんなものはまだ序の口で、Sガンダムには「ディープ・ストライカー」という動く武器庫…というかGP-03デンドロビウムの様になった形態が存在する(原作未登場)。なお、GP-03もディープ・ストライカーのデザインもカトキハジメ氏が担当している。なお、ディープ・ストライカーについてはSガンダムの項を参照されたし。
スパロボシリーズにおいて
第4次(S)でのみ登場。Sガンダムと同様の理由により、以降の作品には登場していない。未参戦作品も参照のこと。
登場作品と操縦者
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 機体のみ参戦。オールドタイプに乗せる機体としては最高クラスの能力を持つが、SガンダムをEx-Sにするにはフォウを犠牲にしなければならない罠。ロザミィが好きなら問題ないが、ジェガンかザク改が足りてないとロザミィすら仲間にならなくなるので注意(同じくロザミィが乗る可能性があるガンタンクはSFC版ではSガンダムと排他なのでそもそもこの場合ロザミィは乗れない)。コウとの相性は抜群である。
- スーパーロボット大戦F
- Sガンダム同様、没データとしてのみ存在する。
装備・機能
武装・必殺攻撃(MS形態)
射撃兵装
- バルカン砲
- 側頭部に固定装備された4門の60mm炸裂弾。
- インコム・ユニット
- 頭部に1基装備され、1度の射出ごとに3発まで発射が可能。出力は低く、同じくガンダムタイプであるガンダムMk-Vとの戦闘においては、装甲表面を傷付ける程度の威力しか発揮できなかった(相手が悪かったとも言えるが…)。敵機の想定外の方向から攻撃が加えられるという点では、有効な武装である。
- 大腿部ビーム・カノン
- 腰部左右に装備されている。通常のビーム・ライフルより射程が長く、命中精度が高い。さらに両腕をフリーにする事ができ利点が多い。Sガンダムではビーム・スマートガン使用時は、長大なスマートガンを保持するためのサブアームを装着する必要があったが、Ex-Sではスマートガンは腰部に接続されるため併用可能。SRWでは背部と大腿部、どちらのビーム・カノンが採用されているのかは不明。
- 背部ビーム・カノン
- 背部をブースターパックに換装しているEx-Sはバックパックに2対、計4門装備。SRWではどちらのビーム・カノンが採用されているのかは不明。
- ビーム・スマートガン
- Sガンダムのオプションにして最大の外部兵装。発射するビームの軌道の偏向も可能となっている。取り扱いしやすい分、メガ・バズーカ・ランチャー程の威力はないが、かなり高威力な兵装である事には相違ない。SRWでは何故か、それほど強力な武器として扱われていない。
- テール・スタビレーター・バルカン
- テールスタビレーターに内蔵された武装。背後の敵に対してだけでなく、Gクルーザー形態時にも使用可能。SRW未実装。
- ミサイル
- 本来本機の兵装ではないがSRWでは実装されている。分離形態のGコアのミサイル・ランチャーが採用された可能性が高い。
- リフレクター・インコム
- 換装されたニークラッシャーに装備されている武装。それ自体に攻撃力は無いが、Iフィールドを発生させる事ができ、自らが発射したビームをこれで反射する事により疑似的なオールレンジ攻撃を仕掛けることが可能。
- スパロボでは不可能だが、Gクルーザー形態でも使用可能。
格闘兵装
- ビーム・サーベル
- 近接戦闘用の武器。膝部のニークラッシャーに内蔵されている。
武装・必殺攻撃(Gクルーザー形態)
射撃兵装
- テール・スタビレーター・バルカン
- テールスタビレーターに内蔵された武装。SRWでは未実装。
- ミサイル
- ビーム・スマートガン
- 変形後も本武装は使用可能。Zガンダムで言う所の、メガランチャーを装備する位置に懸架される。
- 背部ビーム・カノン
- バックパックに2対、計4門装備。またMS時の大腿部ビームカノンも前方を向いており使用可能。SRWではどちらが採用されているかは不明。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動。
- Iフィールドジェネレーター
- 胸部に追加搭載された装備。全身を覆うほどの出力はないため、バイタルエリア(コクピット付近)にビームが着弾するとALICEが判断した場合のみ、瞬間的にIフィールドを発生させるようになっている。
- 変形
- MS形態⇔Gクルーザー形態に変形する。本編中ではMSへの変形時にGクルーザー形態時の部品(肩から吊り下げられたプロペラントタンク)を投棄する必要がある(投棄しなくても変形可能)が、無くても変形可能でmk-Vとの戦闘後月面からの離脱時に変形している。
移動タイプ
MS形態
Gクルーザー形態
対決・名場面など
- 対ガンダムMk-V
- ブレイブ・コッドのガンダムMk-VとSガンダム(R&R)との死闘。3機のFAZZによる弾幕をかいくぐり、圧倒的な力量差を見せつつ撃破したガンダムMk-Vと、意趣返しに燃えるR&Rとの死闘。ほとんどの武装を失いながらも、最後はALICEの手により決着が付いた。当のリョウ・ルーツの活躍に関しては、是非とも本編書籍を参考されたい。
- 対ゾディ・アック
- ALICE覚醒
- 大気圏に突入する本機であったが「ALICE」が覚醒し、リョウ達の乗ったGコアを逃がすかのように強制排除して、再びAパーツ及びBパーツのみで合体しゾアンを撃破し、そのまま大気圏突入時の摩擦熱によって本機は燃え尽きた。
関連機体
商品情報
長らく非可変の小スケールキットのみ発売されていたが、MGのEx-Sガンダムで初めて変形を実現した。発売後数年を経ても全く色褪せる事のない、空前絶後の怪物キットとして現在も語り草となる傑作である。
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