「ギラ・ズール」の版間の差分
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2014年4月29日 (火) 09:15時点における版
AMS-129 ギラ・ズール(Geara Zulu)
- 登場作品:機動戦士ガンダムUC
- 分類:量産型モビルスーツ
- 形式番号:AMS-129
- 全高:20.0m
- 全備重量:55.2t
- 装甲材質:チタン合金セラミック複合材
- 動力:熱核反応炉
- ジェネレーター出力:2,470kw
- 開発:アナハイム・エレクトロニクス社
- 所属:ネオ・ジオン軍
- 主なパイロット:サボア、ギルボア・サント、他
- メカニックデザイン:カトキハジメ
ネオ・ジオン残党軍「袖付き」の主力機。ギラ・ドーガの後継機としてアナハイム社のグラナダ工場で開発された。
名目上は新型機となっているが、実際の所ムーバブル・フレームなど大部分のパーツをギラ・ドーガから流用しており、どちらかといえば改修機に近い。またコクピットもほぼギラ・ドーガと同じ物となっておりこの時連邦軍では採用されていなかったアームレイカー方式を採用している。これらの点からは、「袖付き」の台所事情が見え隠れする。一方で汎用性もギラ・ドーガ譲りであり高い物を持っており、また装甲などの各部材も更新されているため総合的な性能はギラ・ドーガより高い。ちなみにギラ・ドーガの武装はほぼ全て使用できる。
外観はギラ・ドーガと比較してジオンの名機であるザクⅡに近いシルエットになっている。これは、「袖付き」の求心力を高めるためだとされている。
登場作品と操縦者
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。
装備・機能
武装・必殺武器
格闘兵装
- ビーム・ホーク
- 腰に懸架される格闘武器。ホークモードの他パイルモードやピックモードの切り替え、さらにこれらのモードの複合使用も可能である。
射撃兵装
- ビームマシンガン
- 主兵装。ギラ・ドーガと同じくペレット状のビーム弾を発射する。銃床にはグレネードランチャーを装備可能。こちらはマガジンがバナナタイプになっていて装弾数が増えている他、追加センサーを装備することである程度の長距離狙撃にも対応できる。
- ビームスナイパーライフル
- ビームマシンガンに追加の光学センサーをつければある程度の長距離狙撃が可能だが、それとは別に専用の狙撃銃も用意されている。
- シュツルムファウスト
- 使い捨て方式のロケットランチャー。本機の場合はグリップ・サイトを追加し命中精度を向上させた改良品を採用している。
- ハンドグレネード
- MSの腕から投擲される兵装。磁気・接触・時限・熱探知など複数のモードで反応する信管をセット可能。
- ランゲ・ブルーノ砲・改
- ギラ・ドーガ重装型の武器であったランゲ・ブルーノ砲を改修、発展させた物。こちらはビーム砲に改修されており、運用時は専用ジェネレーターと2基のプロペラント・タンク、1基のスタビライザーを取り付けた重装型バックパックに換装される。劇中ではアンジェロ機とギルボア機が装備。
- スキウレ
- 元々は一年戦争時にビグロのメガ粒子砲の技術を転用して開発された移動砲台。ガランシェールに配備されたギラ・ズールが使用し、いまだに強力な火力を見せつけた。
関連機体
- ギラ・ドーガ
- この機体の後継機として開発された。
- ギラ・ズール(親衛隊仕様)
- フロンタル直属の親衛隊に配備されたカスタム機。両肩はスパイクアーマーになっている他、フロンタルに追従すべく推力を中心とした改修がなされている。また武装選択の幅も一般機より多く設定されている。
- アンジェロ専用ギラ・ズール
- フロンタル親衛隊隊長であるアンジェロ専用の改修機。
- ゼー・ズール
- ギラ・ズールをベースに水中戦用に改修した機体。開発にはかつてのジオンの水陸両用MSのデータが生かされている。水中戦の他、水中戦装備をパージすることで地上戦でも高い能力を発揮する。
- RFザク
- 「機動戦士ガンダムF90」に登場するジオン残党軍「オールズモビル」の主力機。外観はギラ・ズール以上にザクⅡにそっくりとなっており、本機をはじめとするRFシリーズはギラ・ズールと同様求心力を維持するためにさらに過去のジオンの機体そっくりにしたとも考えられる。ちなみにRFシリーズにはギラ・ドーガの技術が存分に生かされているらしい。
余談
商品情報
- プラモデル
- フィギュア
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