「Gキャノン」の版間の差分

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:初登場作品。序盤より[[ラビアンローズ]]の数多い補給物資として[[ロンド・ベル]]隊に渡される。その補給物資の中では断トツの弱さ。射程も短い(何故か'''[[ガンキャノン]]以下''')ので使われることはないだろう。[[ビルギット・ピリヨ|ビルギット]]も、「ま、ないよりはましってとこかな」とあまり好意的でないコメントを残している。
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:完結編序盤の[[ラビアンローズ]]にて、[[ΖΖガンダム]]・[[コアブースター]]・[[ガンダム試作3号機]]と同時に[[ロンド・ベル]]に加入。
:[[運動性]]や最大火力は[[リ・ガズィ]](のMS形態)に匹敵し、最強兵器がバリアも効かず切り払いもできないマシンガン系のため、バリア持ちの[[ヘビーメタル]]が死ぬほど出てくる『[[スーパーロボット大戦F|F]]』当時なら役に立っただろうに、完結編の序盤はあまりヘビーメタルが出ない、[[オーラバトラー]]は出てくるがバリアの仕様が違うので対ヘビーメタル戦ほど実弾のメリットがない、本格的にヘビーメタルと交戦する頃には機体のスペックが低すぎる……とあまりにも中途半端なタイミングで出てくるため、結局使いようがない。
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:配備される機体の中ではガンダム試作3号機に次いで弱く、射程も何故か[[ガンキャノン]]以下の短さなので、実用性は低い。[[ビルギット・ピリヨ|ビルギット]]も「ま、ないよりはましってとこかな」とやや否定的なコメントを残している。
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:ちなみに性能自体は決して悪いものではなく、機体性能は[[Ζガンダム]]と比較して運動性が5、限界反応が10低い程度で、パーツスロットは3。最強武器は射程こそ短いが攻撃力は[[リ・ガズィ]](MA形態)と同等、しかも非ビーム兵器なので切り払いもされない。ビームライフルも高威力である他、どちらの武器も弾数がやたらと多い。バリア持ちの[[ヘビーメタル]]が死ぬほど出てくる『[[スーパーロボット大戦F|F]]』当時なら、かなりの活躍が望めただけに惜しいところである。一応、主力NTを乗せてファティマを装備した上で運動性・限界反応を5段階改造すれば、前線に出しても無難に戦えるだけの強さにはなる。勿論そこまでやるのは趣味のレベルだが、強力なMS不足に悩まされる地上・DCルートでは一考の価値あり。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==

2020年3月29日 (日) 02:44時点における版

Gキャノン
外国語表記 G-Cannon
登場作品

ガンダムシリーズ

SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 中距離支援用モビルスーツ
生産形態 量産機
型式番号 F71
頭頂高 14.3 m
本体重量 8.7 t
全備重量 23.1 t
動力 熱核融合炉
ジェネレーター出力 3,350 kW
スラスター推力

27,840 kg×2
16,790 kg×2

総推力
89,260 kg
アポジモーター 50
装甲材質 ガンダリウム合金セラミック複合材
開発 サナリィ
製造 アナハイム・エレクトロニクス
所属 地球連邦軍
主なパイロット 連邦兵
テンプレートを表示

Gキャノンは『機動戦士ガンダムF91』の登場メカ

概要

サナリィが開発した地球連邦軍の中距離支援用モビルスーツF90 Sタイプ量産型として、試作機であるキャノンガンダムをベースに開発された。

サナリィとしてはキャノンガンダムそのものを量産したい考えであったのだが、この頃のサナリィはモビルスーツの大量生産が可能なほどの能力はなく、その上、地球連邦軍からのコスト削減の要請もあってアナハイム・エレクトロニクス社に委託して生産するという体制をとることとなった。そのため、ヘビーガンと共通のラインで製造できるようアナハイムの手によって徹底的な再設計が行われている。ただしこの再設計はサナリィにとっては不本意なもので、アナハイムへの技術の提供を一部拒否したという話もあり、サナリィとアナハイムの関係がかなり険悪であった事が伺える。しかし、サナリィの心境とは裏腹に、実際にGキャノンを扱うパイロットやメカニックなど現場の本機に対する評価は高かった。

支援用モビルスーツとして必要のない性能をオミットした設計により機動性が向上、汎用機・格闘機としてもヘビーガン以上の性能を獲得。また、一部にヘビーガンの規格を導入したことで稼働トラブルや故障率が減少し、整備性や信頼性にも優れた機体へと仕上がっている。ただし、この頃の連邦軍のモビルスーツの運用目的は主に暴徒鎮圧であったことから、対モビルスーツ戦にはあまり向かない基本兵装となってしまっている。しかし、F90と同様にハードポイントシステムを搭載しているため、ミッションパックを換装する事で幅広い戦局に対応が可能である。

劇中ではフロンティアIVでの戦闘で数機が投入されているが、ジェガンと同様クロスボーン・バンガードのモビルスーツ部隊にはほとんど対抗できていなかった。また、戦闘の最中に、両肩のバルカン砲から大量に排出された薬莢が避難中の民間人のコチュン・ハインの母親の頭に当たり、彼女を死亡させてしまっている。これはパイロットの技量が著しく低かったことや、コロニー内戦闘用に火力を抑えた武装であったことが要因として考えられる。

なお、アナハイムは本機の後継機として「シルエットフォーミュラプロジェクト」に基づいて改修型のGキャノン・マグナを開発している。また、キャノンガンダムを模倣したハーディガンもあるが、こちらはヘビーガンをベースにしている。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F完結編
完結編序盤のラビアンローズにて、ΖΖガンダムコアブースターガンダム試作3号機と同時にロンド・ベルに加入。
配備される機体の中ではガンダム試作3号機に次いで弱く、射程も何故かガンキャノン以下の短さなので、実用性は低い。ビルギットも「ま、ないよりはましってとこかな」とやや否定的なコメントを残している。
ちなみに性能自体は決して悪いものではなく、機体性能はΖガンダムと比較して運動性が5、限界反応が10低い程度で、パーツスロットは3。最強武器は射程こそ短いが攻撃力はリ・ガズィ(MA形態)と同等、しかも非ビーム兵器なので切り払いもされない。ビームライフルも高威力である他、どちらの武器も弾数がやたらと多い。バリア持ちのヘビーメタルが死ぬほど出てくる『F』当時なら、かなりの活躍が望めただけに惜しいところである。一応、主力NTを乗せてファティマを装備した上で運動性・限界反応を5段階改造すれば、前線に出しても無難に戦えるだけの強さにはなる。勿論そこまでやるのは趣味のレベルだが、強力なMS不足に悩まされる地上・DCルートでは一考の価値あり。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

バルカン砲
頭部に2門内蔵。
ダブルビームガン
左右腕部ハードポイントに1基ずつ装備。
4連装マシンキャノン
バックパックに2門装備。弾は実弾。外す事で白兵戦にも対応可能となる。
空薬莢は周囲に排出する仕様になっており、劇中では市街地で運用したため、死傷者を出してしまった。
ビームサーベル
2本装備。

オプション装備

ビームライフル
ヘビーガンと同型の物。
シールド
ヘビーガンと同型の物。ダブルビームガンに接続用パーツを取り付けて装着するか、外して腕部ハードポイントに装備する。
ガンユニット
パワードウェポンで右腕部ハードポイントに装備。
2連電磁レールガン
パワードウェポンで左腕部ハードポイントに装備。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

サイズ

M

関連機体

Gキャノンマグナ(SRW未登場)
漫画『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』に登場。本機の改良型でマシンキャノンの代わりにビームキャノンを装備。
ガンダムF90
SタイプがGキャノンの原型(より正確に言うと原型の原型)になっている。またF90の最大の特徴であるハードポイントも一部受け継いでおり(プラモデルでも再現されている)、Gキャノンも多彩なオプション兵装を使用可能。
ヘビーガン
一部の構造規格が共通している。というか、ヘビーガンの生産ラインを流用できるようにするためにキャノンガンダム→Gキャノンの開発課程でヘビーガンと共用の部品を多く使うように設計を変更している。
ガンキャノンガンタンク
支援用MSとしての先祖[1]に当たる。

脚注

  1. F90Sタイプは長距離支援機=ガンタンクの子孫であり、そこにガンキャノン(中距離支援機)のコンセプトを混ぜたのがキャノンガンダム。

資料リンク