「クラックス・ドゥガチ」の版間の差分

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:Gジェネでの声優交代に合わせて、担当声優が麦人氏に変更された。
 
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:ゲーム開始時に本人は既に死亡していたものの、[[大ガミラス帝星|ガミラス]]にバイオ脳ユニットとディビニダドが3機預けられており、[[グレムト・ゲール|ゲール]]が最後の切り札として放ってくる。
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:ゲーム開始時に本人は既に死亡していたものの、[[大ガミラス帝星|ガミラス]]にバイオ脳ユニットとディビニダドが3機預けられており、[[グレムト・ゲール|ゲール]]が通常ルート50話、困難ルート最終話で最後の切り札として放ってくる。本人ではないからか、ベルナデットへの愛情もなく、トビアから「人間以下になっちまった」とまで言われた。
  
 
== パイロットステータス ==
 
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:実の娘。ただし「医者はそう言っていた」程度の認識しか無く、愛情と呼べるものなど欠片も抱いてはいない。むしろ政略結婚の妻と同じく温厚な性格であることから、それと重ねて見て憎悪していた。一方、木星の重役を含め帝国国民からは人気が高かったことからそれは利用しており、『鋼鉄の七人』ではトビアに奪還された後は海賊に殺されたことにして国民の海賊に対する敵意をあおっていた模様。
 
:実の娘。ただし「医者はそう言っていた」程度の認識しか無く、愛情と呼べるものなど欠片も抱いてはいない。むしろ政略結婚の妻と同じく温厚な性格であることから、それと重ねて見て憎悪していた。一方、木星の重役を含め帝国国民からは人気が高かったことからそれは利用しており、『鋼鉄の七人』ではトビアに奪還された後は海賊に殺されたことにして国民の海賊に対する敵意をあおっていた模様。
 
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:彼によって[[エレゴレラ]]諸共バイオ脳の1機を破壊され、オリジナルのトゥガチも彼によって引導を渡される。
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:最終的に彼の手で止めを刺される。
 
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:寝返った新参者。彼に対し「地球をくれてやっても良い」と発言するが、本当の目的は地球を焼くことだったので、実際のところは地球などどうでもいい、というのが本音だろう。
 
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:部下。理念の共有などはしていないが、木星圏を広げた功績ゆえかカラスはトゥガチを「強者」と見ており忠実で、かなりの側近であった模様。
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:部下。理念の共有などはしていないが、木星圏を広げた功績ゆえかカラスはドゥガチを「強者」と見ており忠実で、かなりの側近であった模様。
 
;エウロペ
 
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:スパロボ未登場。『鋼鉄の七人』に登場したトゥガチの後妻。トゥガチがどう思っていたのかは描写されていない。
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:『ゴースト』では、木星船団に所属していた頃の彼の恩人とされ、キゾを預かる。
 
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:スパロボ未登場。『ゴースト』で登場した内縁の妻と間に生まれた息子で、テテニスの異母兄。生まれた直後に政略結婚となったためにカガチに預けられ、その後も息子を思う形でカラスたち工作員も時折送って様子を見ていたが、キゾからはいざとなれば地球圏侵攻の足掛かりにしようとしている事を見抜かれると共に、生まれた時から受けた仕打ちそのもの怨まれ、一生トゥガチを嫌悪して出生を隠していた。
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:スパロボ未登場。『ゴースト』で登場した内縁の妻と間に生まれた息子で、テテニスの異母兄。生まれた直後に政略結婚となったためにカガチに預けられ、その後も息子を思う形でカラスたち工作員も時折送って様子を見ていたが、キゾからはいざとなれば地球圏侵攻の足掛かりにしようとしている事を見抜かれると共に、生まれた時から受けた仕打ちそのもの怨まれ、一生ドゥガチを嫌悪して出生を隠していた。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 
;[[シャア・アズナブル]]
 
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:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では彼と同盟を結び、[[地球]]の滅亡を企てる。
 
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』では彼と同盟を結び、[[地球]]の滅亡を企てる。
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:『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』では、彼の恩人とされる。
 
 
;[[破嵐創造]]
 
;[[破嵐創造]]
 
:『第2次α』ではメガノイドの存在を知っており、彼の名前を出して[[破嵐万丈|万丈]]を挑発する場面も。
 
:『第2次α』ではメガノイドの存在を知っており、彼の名前を出して[[破嵐万丈|万丈]]を挑発する場面も。
 
:イオ基地の戦いでは自身を「(人を捨てた自分は)メガノイドと同じ」と語っており、後に万丈も「その醜いエゴは 既に人間のものではない」と断じた。
 
:イオ基地の戦いでは自身を「(人を捨てた自分は)メガノイドと同じ」と語っており、後に万丈も「その醜いエゴは 既に人間のものではない」と断じた。
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;[[グレムト・ゲール]]
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:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では彼の切り札としてディビニダドと共に温存されていた。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==

2017年5月7日 (日) 17:27時点における版

クラックス・ドゥガチ
外国語表記 Klux Dogatie
登場作品

ガンダムシリーズ

声優
GジェネF・第2次α
永井一郎
Gジェネ魂以降・V
麦人
デザイン 長谷川裕一
種族 地球人
性別
所属 木星帝国
役職 総統
テンプレートを表示

概要

木星帝国の総統。

バイオ脳を搭載した10体の人形を操って指示を出している。人形9体は長髪の老人であるが、本体のドゥガチは禿頭で、頭部の至る箇所に太いパイプや管が接続されており、口部には酸素を供給するマスクを付けている。

ベルナデットの母親と結婚したときに「齢80に手が届く老人」だったらしいので、本編では90代半ばには達していると思われる。

元は木星コロニーの発展に生涯を尽くしてきた、ある種の偉大な人物であったが、地球連邦政府と外交関係が持てるところまでに発展させてきたという強烈なプライドを、政略結婚という地球連邦の懐柔と妻になった女性の優しさに抱いた地球への劣等感によって打ち砕かれ、地球の滅亡を企てるようになる。

親善訪問を装って地球圏に侵攻し、多数の核兵器を搭載したジュピトリス9をもって地球そのものを焼き尽くそうとするが、宇宙海賊クロスボーン・バンガードによって阻まれる。

小型核弾頭によってジュピトリス9を轟沈させられたドゥガチは、巨大MAディビニダドに搭乗して自ら出撃。7体のコピーの搭乗する7機がMSの大部隊と交戦している隙に、本体の自らはヘリウム積載タンクに偽装した降下カプセルでディビニダドごと地球へ降りるが、それに気づいたトビア・アロナクスと海上で死闘を演じる。ドゥガチ自身は優れたMSパイロットではなかったために戦闘ではトビアに押され気味であったが、狂気と憎しみを力に変え戦い続けた。最後は腕部Iフィールドを全開にしたクロスボーン・ガンダムX3の捨て身の突撃によって、機体は巨大メガ粒子砲からの砲撃を抑え込まれ爆発、破壊された。

炎に包まれ死に行くドゥガチは地球が灼かれる幻想に取り憑かれながら笑い声を上げたが、それを察したキンケドゥ・ナウクロスボーン・ガンダムX1改によるスクリューウェッブの攻撃で止めを刺され、憎しみに取り憑かれたその生涯に幕を閉じた。

登場作品と役柄

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。原作同様に木星帝国の総統として登場し、シャアネオ・ジオンと組んで地球の破滅を企てることになる。αシリーズでは『第2次α』以前に木星の敵勢力としてジュピトリアンが登場していたが、『α』のバルマー戦役のときはジュピトリアンとは一歩離れた立ち位置であったらしい。敵パイロットとしてはエレゴレラを経てディビニダドに搭乗し、最終的には他の人形と共に登場する。
ちなみに、人形と本物の顔グラフィックが逆になっている[1]

単独作品

スーパーロボット大戦V
Gジェネでの声優交代に合わせて、担当声優が麦人氏に変更された。
ゲーム開始時に本人は既に死亡していたものの、ガミラスにバイオ脳ユニットとディビニダドが3機預けられており、ゲールが通常ルート50話、困難ルート最終話で最後の切り札として放ってくる。本人ではないからか、ベルナデットへの愛情もなく、トビアから「人間以下になっちまった」とまで言われた。

パイロットステータス

精神コマンド

V
根性努力不屈先見気迫

特殊技能(特殊スキル)

V
プレッシャーL3、底力L3、気力+(DEF)気力限界突破L3、援護攻撃L1

固有エースボーナス

気力130以上で与ダメージ1.2倍
V』で採用。

人間関係

ベルナデット・ブリエット(テテニス・ドゥガチ)
実の娘。ただし「医者はそう言っていた」程度の認識しか無く、愛情と呼べるものなど欠片も抱いてはいない。むしろ政略結婚の妻と同じく温厚な性格であることから、それと重ねて見て憎悪していた。一方、木星の重役を含め帝国国民からは人気が高かったことからそれは利用しており、『鋼鉄の七人』ではトビアに奪還された後は海賊に殺されたことにして国民の海賊に対する敵意をあおっていた模様。
トビア・アロナクス
彼によってエレゴレラ諸共バイオ脳の1機を破壊され、オリジナルのドゥガチも彼によって引導を渡される。
キンケドゥ・ナウシーブック・アノー
最終的に彼の手で止めを刺される。
ザビーネ・シャル
寝返った新参者。彼に対し「地球をくれてやっても良い」と発言するが、本当の目的は地球を焼くことだったので、実際のところは地球などどうでもいい、というのが本音だろう。
カラス
部下。理念の共有などはしていないが、木星圏を広げた功績ゆえかカラスはドゥガチを「強者」と見ており忠実で、かなりの側近であった模様。
エウロペ
スパロボ未登場。『鋼鉄の七人』に登場したドゥガチの後妻。ドゥガチがどう思っていたのかは描写されていない。
フォンセ・カガチ
『ゴースト』では、木星船団に所属していた頃の彼の恩人とされ、キゾを預かる。
キゾ
スパロボ未登場。『ゴースト』で登場した内縁の妻と間に生まれた息子で、テテニスの異母兄。生まれた直後に政略結婚となったためにカガチに預けられ、その後も息子を思う形でカラスたち工作員も時折送って様子を見ていたが、キゾからはいざとなれば地球圏侵攻の足掛かりにしようとしている事を見抜かれると共に、生まれた時から受けた仕打ちそのもの怨まれ、一生ドゥガチを嫌悪して出生を隠していた。

他作品との人間関係

シャア・アズナブル
第2次α』では彼と同盟を結び、地球の滅亡を企てる。
破嵐創造
『第2次α』ではメガノイドの存在を知っており、彼の名前を出して万丈を挑発する場面も。
イオ基地の戦いでは自身を「(人を捨てた自分は)メガノイドと同じ」と語っており、後に万丈も「その醜いエゴは 既に人間のものではない」と断じた。
グレムト・ゲール
V』では彼の切り札としてディビニダドと共に温存されていた。

名台詞

「――それが?」
衛星イオの第8採掘基地に総攻撃を仕掛けてきたクロスボーン・バンガードをまとめて始末する為、基地を爆破するという狂気の沙汰に、「この基地に住む数千人は下らない自国民をも道連れにする気か!?」と狼狽するウモンへの、さも愉快そうに笑いながらの返答。
「貴様の・・・ものでも・・・あるまい・・・!」
トビアの「ベルナデットは返してもらう」という叫びに応じて。『第2次α』ではDVE
「真の人類の未来?地球不要論!?そんなものは言葉の飾りだっ!わしが真に願ってやまぬものは唯ひとつ!紅蓮の炎に焼かれて消える地球そのものだーっ!」
最終決戦時、トビアとの戦いの最中ディビニダドに搭載された10基の核ミサイルを斉射しようとした際の台詞。ドゥガチの狂気を象徴する台詞と言える。
「若造の言うことかああっ!」
最終決戦時にトビアに「心のゆがんだだけのただの人間」と言われた際に放った台詞。長谷川氏曰く富野監督の指示で追加された台詞だそうで、「(監督の)本音かなぁ?」との事。
『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。
「ふはははは……見ろ! ち…地球が燃えるぞ…すべてが消えてゆく ふ ふはは…あはははは…」
X3の自爆に巻き込まれ、コックピット内で炎に包まれながら言った台詞。この後キンケドゥに「たとえ幻でもあなたにそれを見せるわけにはいかない」と言われ、止めを刺された。
こちらも『第2次α』ではハマーンと休戦したルートでのみDVE。

搭乗機体

エレゴレラ
木星帝国の試作型可変モビルアーマー
戦意向上の為に娘のテテニスが搭乗しているが、実態はドゥガチのバイオ脳が制御する自動操縦の機体。
ディビニダド
木星帝国の切り札である超巨大モビルアーマー。
劇中では8機登場し、内7機はエレゴレラ同様ドゥガチのバイオ脳が制御している。「動く核爆弾」とでも言うべき狂気の機体。

脚注

  1. 厳密にはアイビスルート第6話「滅びを告げる物」のイベントで対面した人形の正体が、原作での本物のドゥガチの顔グラフィックになっている。その為『第2次α』で本物のドゥガチが見られるのはここだけという奇妙な事に(本作では偽物なのだが)。