ケルベス・ヨー

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ケルベス・ヨー
外国語表記 Kerbes Yoh
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 須田祐介
デザイン 吉田健一
初登場SRW スーパーロボット大戦X
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
所属 キャピタル・ガード→海賊部隊
役職 教官
軍階級 中尉
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ケルベス・ヨーは『ガンダム Gのレコンギスタ』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

キャピタル・ガード養成学校の教官を務める男性。

デレンセン・サマターの部下であり、ベルリ・ゼナムは教え子。艦船好きな趣味を持つ。ウィルミットの命を受けてメガファウナに合流し、海賊部隊の一員となる。ベルリとは分け隔てなく接し、彼の兄貴分として良好な関係を築いている。

登場作品[編集 | ソースを編集]

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X
初登場作品。担当声優の須田祐介氏は、今作でSRW初出演。
今作では、デレンセン同様にキャピタル・アーミィに転属させられており、第20話「宇宙と大地と」 でイベントでの敵増援として登場する。しかし元々アーミィのやり方を気に入らなかったことと、エクスクロスの面々の気持ちのいい気性を気に入ったことで、即座に自軍に合流する。
本作ではレックスノーもザンスガットも登場しないため、ヘルメスの薔薇の設計図から作ったという触れ込みの新型機に乗っている。彼自身も乗ってきた機体も、お世辞にも強いとは言えないが、シナリオ的には目立つ場面もある存在で、度々ウォークライのきっかけを作っては、エクスクロス一同の結束を高めるのに一役買っている、快活なムードメーカーである。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

X
根性必中信頼不屈気合
精神コマンドの半数がHP回復系で占められた構成で、戦闘系としてもサポート系としても使いにくい。前作に登場したモンドのような構成で、最後に勇気を覚えたモンドよりも扱いが難しい。また、キャラクターの印象とは裏腹に、激励を覚えない。

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

X
底力L5、ガードL2、援護攻撃L2、闘争心L1

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

出撃時の気力+10。自機と隣接する味方ユニットの被ダメージ0.9倍。
X』で採用。ウォークライを再現するかのようなボーナスで、四方を味方ユニットで固めることでその生存率を高められる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

デレンセン・サマター
同じ養成学校の教官で、上司。
ベルリ・ゼナム
養成学校の生徒。彼を支える。
ラライヤ・マンディ
リンゴと同様に彼女を守ろうとする。
TV版では本気でモーションをかけている節があるが、劇場版では保護対象に近かったようだ。
リンゴ・ロン・ジャマノッタ
互いに軽口を言い合う仲になる。
アイーダ・スルガン
劇場版では物語の陰で徐々に距離を詰めていたらしくエピローグでは親密な様子を見せており、公式パンフレットにおいて交際していることが明かされている。

名台詞[編集 | ソースを編集]

TV版[編集 | ソースを編集]

「ガールフレンドが居ない連中の事も考えてやれ」
第1話。キャピタル・ガードの実習中に現れたチアガール達をかばうルインに対して。心底同意した視聴者もいるのでは?
「こいつはキャピタル・アーミィから持ち出してきたんだ」
ベルリ「…何を持ち出したんです?」
「この陸戦用の高トルクパックだろう」
第10話。メガファウナに合流した際に、ウーシァでは使えない高トルクパックを持ち込んでくる。
「もう教官じゃない。戦友だよ、戦友!」
同話より。ベルリに対して教官・生徒関係なく気さくに接し、仲を深める。
「マスク野郎を蹴飛ばしてやるっ!」
第11話。マスクの人質から解放された際、腹いせに生身の彼をMSで蹴るが、避けられてしまう。
「リンゴ…なんてったっけ?」
リンゴ「リンゴ・ロン・ジャマノッタ、少尉です」
第14話。リンゴとの出会い。今後、ラライヤを巡るライバルとなる。
「G-セルフだけじゃない、みんなで掃除を始めたぞ!?」
第17話。所属勢力関係なく、皆が協力して宇宙の瓦礫掃除を始めたことに驚く。
「体中の雑菌まで吐き出させるために、走らせてるっていうのさ」
リンゴ「ビーナス・グロゥブは清潔第一!クンタラを扱う以上に厳しいんだよ」
第19話。皆でクレッセント・シップ内をマラソン中の一コマ。確かに宇宙空間での運動は大事である。
「不肖ケルベスは、このザンスガットに慣れるため、リンゴ少尉は低軌道環境に慣れてくれ!」
第22話。ビーナス・グロゥブから帰還後、長い間乗っていたレックスノーからザンスガットへ機体を乗り換えた。
「そっちこそ、宇宙で羽根付きって恥ずかしくないのか!」
同話より。アメリア軍のモンテーロ部隊にザンスガットがビーナス・グロゥブ製の、リンゴのモランがトワサンガ製のMSであることを疑われからかわれた際の反論。該当する機体が多すぎるような…。
「それでベルリ、落ち込んでんだろ?」
ベルリ「そういうのとは違います。けど、ビーナス・グロゥブの方には…申し訳ありません」
ベルリ「止められなかったのは、僕のせいです!」
「誰が見ても分かることだ。貴様こそ体を張った。褒めてやるよ、飛び級生!」
第23話。ポリジットのパイロットを死なせてしまったことに対し、誰の責任でも無いと慰めて。

劇場版[編集 | ソースを編集]

「貴様、デレンセン教官と接触したことはあるの!?教官殿は戦死されたんだ!」
ベルリ「キャピタルアーミーはとんでもなく強力なマシーンをぶつけてきたんです。それで怖くなって死にそうになって」
「あの新型ってのか!」
ベルリ「変形はするし、反撃すればGセルフの威力も凄くて、だから僕は助かってしまって!」
「それでってのか!」
ベルリ「多分…っ…ぅっ…」
劇場版第2部「ベルリ撃進」より。TV版第10話の「戦友だよ…」の続き。ベルリに対してフランクに肩組みする様に接していたが、そのまま首を絞めるようにベルリに尋ねる。ケルベスはデレンセンの死に服を掴みかかりながら怒りを、ベルリは涙ながらに我慢してきた悲しみを吐露する。
「キャピタルアーミーはこんな物まで、建造しちまったんだ」
ベルリ「…っ、はい…」
「今度は、ウーシアでここを襲撃しようとしている」
ベルリ「…はい…」
「今度はこれを、俺の目の前で使って見せろ。それで見届けてやる。飛び級生の根性と腕前ってやつを!」
ベルリ「はい、ケルベスさん!」
上記の続き。トルクパックに向き直して声を震わせ、致し方ない事情があるにせよ、やりようのない怒りと悲しみを押さえ込んでベルリに語りかける。最後のセリフでは胸ぐら掴み、戦友として教官として、ベルリに戦争や戦うことへの【覚悟】を教示する。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

「いい艦だ…!近くで見ると惚れ惚れする!」
「沈めるのはもったいないが、戦場だからな」
空中戦艦などの敵艦と戦闘時の台詞。原作での「艦船マニア」ぶりが生かされている。
「どうした、ベルリ生徒。生意気なまでに元気なお前さんのしょげてる顔なんざ始めてみたぞ。キャピタルガード候補生とその教官の再会なんだもっと喜んで見せろ」
ベルリ「僕は…ケルベス教官殿に報告しなければいけないことがあります」
「…言ってみろ」
ベルリ「僕は…デレンセン大尉と…戦うことになり…大尉を撃墜しました…」
「そうか…」
ベルリ「僕は…」
「こちらに飛ばさられる少し前にアーミィに転属になった大尉の戦死の報は聞いていた。まさかその相手がベルリ生徒だったとはな…」
ベルリ「…」
『X』第20話シナリオエンドデモにてベルリと再開した際に、彼がデレンセンを撃墜してしまったことを聞いて。
「顔を上げろ、ベルリ・ゼナム!聞きたいことがある」
ベルリ「は、はい!」
「お前は信念に基づき、戦闘に参加したのであるな?」
ベルリ「…成り行きであったのは事実です。でも、守りたい人がいたから戦いました」
「騙し討ちや卑怯な手を使ったのではないな?」
ベルリ「誓って」
「戦場でのことだ、これ以上気に病むな」
ベルリ「でも…!」
「きっとデレンセン大尉も自分と同じことを言っただろう」
ベルリ「ケルベス中尉…」
「そうやって割り切れ!割り切れなければ、死ぬぞ!」
ベルリ「はい!」
「宇宙では生き残ることだけを考えろ!これはキャピタルガード鉄の掟だ!」
「よし!気合を入れてやる」
ベルリ「キャピタルガード伝統のアレをやるんですね!」
「そうだ!ウォークライだ!」
『X』第20話にて、恩師であるデレンセンを殺したことに一人悩んでいたベルリに対して、教官であり兄貴分としてベルリを励まし、ウォークライを行う。この後ベルリだけでなく、エクスクロスのメンバーはウォークライによって、度々、奮起していく。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

レックスノー(SRW未登場)
序盤・中盤の乗機。
ザンスガット
終盤の乗機。

SRWでの搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ジェガン
『X』での乗機。