「ブロッケン伯爵」の版間の差分

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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==

2016年4月21日 (木) 17:56時点における版

ブロッケン伯爵(Count Brocken)

概要

Dr.ヘルの手によって、サイボーグとして生まれ変わった元ドイツ軍(ナチス軍)の鬼将校。名前の由来はドイツの高山におけるブロッケン現象から。

マジンガーZに敗北が続く状況を打破する為、Dr.ヘルの参謀として前線に投入された。飛行要塞グールに乗り、配下の鉄十字軍団と機械獣(主に飛行型)を指揮する。残虐な性格で、プライドも高い。同僚のあしゅら男爵とは犬猿の仲であり、常に手柄を争っていた。兜甲児の目の前でもりもり博士を殺すなど、元軍人なためか狡猾な策を弄する。

サイボーグである為、身体能力は非常に高い。軍人時代に爆撃によって千切れた頭部は反重力装置によって浮遊し、そのまま胴体と別々に行動できる。ブロッケン伯爵の身体と頭部は感覚にズレがあるのか、作戦が上手くいかなかったので怒った時に思わずその辺にあったものを掴んで床に叩きつけたり殴りつけたりした際に、それは自分の頭だったり、床に思いっきりぶつかって痛がるといったコミカルな様子も見せる事があった。また、頭部を忘れたりと体を上手くコントロール出来てないこともある。

あしゅら男爵と違い、OVA『マジンカイザー』には未登場だが、後年の『真マジンガー』には旧作同様のポジションで登場を果たしている。

永井豪の漫画版

『週刊少年ジャンプ』連載時は、ローレライに敗れたあしゅら男爵を飛行要塞グールに収容する際に登場。以後、マジンガーZ攻略の指揮を執る。TV版以上に狡猾で、とある町を占領して子供と30歳以下の女性を機械獣グロゴスG5の体表にあるカプセルに収納、マジンガーZへの牽制に使った。甲児とシローがリビングで寛いでいるといきなりリビングのドアから登場する場面もあった。

『テレビマガジン』連載時は、あしゅら男爵に比べて今ひとつ影が薄くなっている。

大半の単行本は週刊少年ジャンプ連載分とテレビマガジン連載分の混成となっている。そのためジャンプ連載時は「白髪の細面」だった顔が、最終決戦時を除きTV版とテレマガ連載分に合わせ「黒髪の強面」へと改められている。

桜多吾作の漫画版

Dr.ヘルにより命を救われた恩義の為に行動している。前日談「闘え!!Dr.ヘル」ではDr.ヘルが機械獣軍団を編成しようとした時に資金不足になった際に姿を現し、サイボーグとしての高性能な身体と、自身が起こしたスパイ組織「鉄十字軍団」を活用し、シンジケート団を襲撃・掌握する事で資金を得る事に成功した。

登場作品と役柄

旧作版設定

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
DC所属。初登場。戦闘するのは一度のみで、その際あしゅら男爵に勝手に飛行要塞グールを持ち出した事を咎める台詞がある。イベントではメカザウルス・ダイを引きつれて現れるが、ムサシの捨て身の特攻で倒され、撤退する。
また、ホワイトベース隊がブロッケン山の付近を通る際に甲児が「いやな名前だ」と言うシーンがある。
第4次スーパーロボット大戦
DC所属。前回より戦闘回数が多く、同僚のあしゅら男爵と同じくヤラレ役として記憶に残る。原作とは異なり、あしゅらの死を聞いても特に何の反応も見せない。
第4次スーパーロボット大戦S
『第4次』と同じ扱いだが、第22話「Dr.ヘルの野望」では、甲児との戦闘前会話で「盟友あしゅら男爵の仇」呼ばわりする。
後のシナリオ「グレートマジンガー奪回」でシーマが増援で現れた時に不満を漏らすシーンが追加された。また同マップでは、倒された時の台詞が変更されており、ここで明確に死亡する。
スーパーロボット大戦F
DC所属。初めて声が入った。あしゅら男爵に比べると、登場シナリオが少ない。
スーパーロボット大戦F完結編
真ゲッターロボ登場シナリオで見事な死に様を見せる。『第3次』を知っている人なら本末転倒な結末だっただけに…。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
飛行要塞グールに乗ってくる。序盤からよく登場し、同盟を組んだネオ・ジオンマシュマーと共同戦線を張ったり、発掘した超機人2機を操ったり、量産型ゲッタードラゴンを強奪したりとスーパー系のボスキャラの中でも特に印象に残る行動を取る。
今回はあしゅら男爵の死に対して、原作同様に「死んでしまっては何も意味が無い」とブロッケンなりにその死を悼んでいた。
作中死亡したような描写は無いが『α外伝』以降には登場せず、『第2次α』で地獄大元帥ゴーゴン大公に対し「地獄でブロッケン伯爵に詫びるがいい」と言うので、『α』から『第2次α』までの何処かで戦死したものと考えられる。
スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日
兜甲児に変装してマジンガーZを操縦した。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
シーン2のファーストステージで初登場し、シーン2で何度か戦う。同僚のあしゅら男爵のパイロットグラフィックは『F』の使いまわしだが、ブロッケン伯爵は新規に起こされており出番も1シナリオだけ多い。
スーパーロボット大戦COMPACT2
第3部に一度だけ登場する。彼の能力より飛行要塞グールの火力に注意。
スーパーロボット大戦IMPACT
地獄大元帥として復活したDr.ヘルの部下として登場。ただし他のミケーネ幹部と違い決戦シナリオのみにしか出てこないため、たださえ本作のミケーネは影が薄いのに余計目立たなくなっている。

単独作品

新スーパーロボット大戦
ヘルのセリフの中に名前のみ登場。あしゅら男爵よりは有能と見られている。

真マジンガー版設定

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
今作ではNPCとしての登場であり、声は無い。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
飛行要塞グールブロッケンV2シュナイダーに乗り、敵パイロットとして登場する。普通にグールで攻撃するので、あしゅら男爵程のインパクトは感じられないだろう。頭のない状態で現れ、頭がはずれることを知らないメンバーを驚かせるネタを出てくるたびに披露する。
終盤でのある戦闘前会話で下衆な本性を曝した結果、ZEXISの女性陣からバッシングを受けるハメに(そういう意味では『W』でのを彷彿させる)。今作では原作での末路がカットされたため、その代わりにこの戦闘前会話が挿入されたと思われる。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
前作で死亡したものと思われていたが、あしゅら男爵によって助けだされて生存していた(もっとも、あしゅらにとってブロッケンは自身の本当の目的を果たすための捨て駒に過ぎなかった)。
珍しくサイボーグ設定が活かされており、銃撃を物ともしない場面がある。本作の乗機は一貫して飛行要塞グール。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
飛行要塞グールブロッケンV2シュナイダーに搭乗する。
『第2次Z再世篇』同様、原作の末路は再現されずに退場する。

単独作品

スーパーロボット大戦Card Chronicle
Dr.ヘルの死後、彼の無念を晴らすために、自身が利用されている事も承知で三島やグレイスと手を組み、カイルスに挑むが、二隻のマクロスから放たれたマクロスキャノンに巻き込まれ戦死した。

パイロットステータス設定の傾向

精神コマンド

第4次S
根性(マップ『空飛ぶマジンガーZ』のイベントでのみ使用)

人間関係

Dr.ヘル
上司。TV版登場初期ではタメ口混じりであり、陰でぞんざいな扱いや評価に不平不満を漏らす時もある。
あしゅら男爵
同僚その1。仲が悪い。ただし、彼&彼女の葬式ではDr.ヘルと共に死を惜しんでいた。
あしゅら男爵とのいがみ合いは日常茶飯事、相手の作戦の妨害や同士討ちもしょっちゅうだが、初めてまともに協力した第56話では超合金Z奪取を成し遂げた。
ピグマン子爵
同僚その2。今の所、真マジンガー版のみ登場。
ゴーゴン大公
協力者。
ボスムチャ
敵。永井豪氏の漫画版ではボスが惚れていた女教師を人質にした事で、彼らの「フットボール作戦」で翻弄されてしまった。
ヌケ
『真マジンガー』では上記のフットボール作戦に参加。
弓弦之助
敵対関係。『真マジンガー』では、娘さやかを嬲りものにしようとする下衆な本性を曝した事で彼の逆鱗に触れ、引導を渡される結果に。

他作品との人間関係

地獄大元帥
IMPACT』では上司。……まぁ、Dr.ヘル本人なので当たり前だが。桜多吾作版『グレートマジンガー』では、最終決戦時に罵られたことを根に持たれ、死後に「無能な部下」呼ばわりされた。
ゲッターチーム
あしゅら男爵同様に甲児らマジンガー勢に次ぐ仇敵で、何度か戦っている。
ルナマリア・ホークマルグリット・ピステール飛鷹葵シルヴィア・ド・アリシア紅月カレンサラ・コダマヨーコ・リットナールクレツィア・ノインスメラギ・李・ノリエガエスター・エルハス
第2次Z再世篇』で自身の下衆な本性をあらわにした事によって、彼女達の怒りを買ってしまう。
相良宗介
第3次Z時獄篇』で頭部の無い状態で現れるネタを披露したところ、警告無しに拳銃で撃たれ、さらにグレネードで追い討ちをかけられる。
郷田優石原
『第3次Z時獄篇』にて、宗介達の地獄の特訓によってキルマシーンと化した彼らによって地獄を見る羽目に……。
ヒビキ・カミシロ
陣代高校の生徒たちとスズネを人質にとったためか、彼から徹底的に嫌悪・侮蔑されている。
レオン・三島グレイス・オコナー
CC』ではDr.ヘルの無念を晴らすために彼らと手を組む。

名(迷)台詞

TV版

「あしゅら男爵。聞こえるかあの声が。あの呪いの声をよく聞くがいい」
「あれを見よあしゅら男爵。これまでにマジンガーZに倒された機械獣だ!」
「あしゅら男爵、お前は自分のミスによってDr.ヘルが可愛がっていた機械獣をマジンガーZの餌食にした。その責任を取れ! お前のミスによってマジンガーZの餌食になった、その責任を取れ!」
第39話の初登場初セリフ。破壊された機械獣の幻影を見せ、狼狽するあしゅらを嘲笑った。
「俺が化け物ならそういうお前は何だ? 男と女の顔を持った化け物ではないか」
頭部を手に持ついつものスタイルであしゅらと初対面を果たす。化け物呼ばわりされた際の涼しげな回答。どっちもどっち
「あしゅら男爵ごとき腰抜けとこの俺を比べるというのか、キサマッ!」
第40話。マジンガーZの実力をその目で確かめた際、追従して「あしゅら男爵もてこずる」と評した鉄十字に怒鳴る。この事で彼のプライドの高さがわかる。
「おい、ブロッケン伯爵、しっかりしろ!」
「ブロッケン、しっかりするのだ! 俺が誰だかわかるか? 俺は俺だぞ、おい!」
これは第77話でマジンガーZの放ったアイアンカッターで腰部を真っ二つにされたあと真っ二つになった胴体に呼びかけるブロッケン伯爵の頭。
「鉄仮面軍団! ならびに鉄十字軍団! 我が勇敢なるあしゅら男爵の名誉に対して…敬礼!!」
第78話にて決死の作戦で死亡したあしゅら男爵に対して。ブロッケンなりに同僚の死を弔っていたと思われる。
「ジェットファイアー、カモン!」
ドイツ人でありながら英語で機械獣を呼ぶ。もっとも、軍人であるブロッケンが「敵国の言語」を心得ているのは有りうることだが。

漫画版

「てめーっ正義の主人公のくせに汚ねえ真似しやがってー、いいのかーっ、ファンが泣くぞ! にゃロー」
永井豪版より。人質に屈した甲児から奇襲を受けた際に。あまりにもメタフィクショナルな台詞である。
もっとも、これ以前にブロッケン伯爵は散々外道なマネをしていたため、甲児から「うるせー!! バーロー!!」「自分のこと棚に上げやがって!! ふざけんな!!」と正論で返される。
「わしって悲惨なキャラクターだなーっ、司令官なのに」
同じく永井豪版より。上記の後にボスムチャの「フットボール作戦」に翻弄されて。
「わーっ、ありがとう、きみは見上げた紳士だ、きっと貴族の生まれだ、ハハハ」
「ぎゃあっ、貴様は見下げ果てた野蛮人だーっ」
同じく永井豪版より。自分の首の扱いでムチャに対する態度をコロコロ変えた。もっとも、この時代の日本に貴族制度は存在しないのだが…。
余談だが、『第2次Z再世篇』の甲児との戦闘前会話に似たようなやり取りがある。
「Guten Abend(こんばんは!)」
桜多吾作版の台詞。過去にシンジケート団を襲撃した際にドイツ語で挨拶し、直後に組織の幹部を皆殺しにした。
「命の恩人で無ければ、このブロッケン、貴様のようなやつの部下にはならなかったぜ!!」
同じく桜多吾作版の台詞。Dr.ヘルのあまりの自己中心ぶりに恩義も冷めてしまい、マジンガーZと戦う直前に上記の台詞で罵る。

真マジンガー

「ええい! さっさと自爆だ!」
エネルガーZが追い詰められた時のセリフ。自爆を「さっさと」程度で済ませちゃ駄目だろ(後年、スパロボにて同じような台詞をはいたキャラが出てきたが)。

スパロボシリーズの名(迷)台詞

「マヌケなヤツではあったが、あしゅら男爵は我輩の盟友であった。貴様を倒して、せめてのも手向けにしてくれるわ!!」
第4次S』での台詞。このあと甲児から悪役じみた返答をされる。
「フン、格好ばかりつけおって…死んだら何の意味もないではないか!」
α』第51話「あしゅら男爵、散る」での台詞。次話の「魔神皇帝」では、「あしゅらの敵討ち」を目的とする。
「うおおっ! 我が輩が…!?」
「おのれ! 覚えておれ! この次こそ必ず…」
IMPACT』第3部銀河決戦篇第12話「明日なき総力戦」より。最終決戦で飛行要塞グールを撃墜され、撤退するつもりで恒例の捨て台詞を吐こうとしたが、その言葉も言い終えぬ内にグールは爆散。結果的にこれが辞世の句となってしまった。
「グフフ…。あの機体に乗っているのは女か…!これはお仕置きが楽しみだ…! まずはコックピットの装甲をはがして…」
ルナマリア「女の敵!」
マルグリット「許しがたいな、このようなハレンチな男は!」
「お仕置きを受けるのは、あんたの方だよ」
シルヴィア「覚悟しなさいよ、スケベ伯爵!」
カレン「その生首でサッカーをしてやる!」
サラ「ううん! 逆さにして花瓶にしてやる!」
ヨーコ「射撃の的にするのもいいかもね」
ノイン「いや、犬のエサにしてやろう」
スメラギ「その全てを許可します」
「な、何だ…!? 吾輩はまだ何もしてないのに!」
エスター「当たり前だ! そんなことを許してたまるものか!」
さやか「女だと思って甘く見てると、ただじゃすまないわよ、ブロッケン伯爵!」
第2次Z再世篇』第47話での女性キャラとの戦闘前会話。『W』での女性キャラとシンクライン皇太子の戦闘前会話を彷彿とさせるような罵倒されっぷりである。
ちなみに、この中で共通している面子はさやかとノインであり、ルナマリアの台詞は『W』の時のさやかの台詞と全く同じである。また、カレンの台詞はボスのブロッケン伯爵に対する攻撃時の特殊台詞と内容が被ってしまっている。
「ぬうう! スナイパーはともかく、あのような不細工の事など最初から頭の中になかったわ!」
第3次Z時獄篇』で人質作戦が九割がた失敗した原因を「俺憎さで仲間を忘れていた、お前のミス」と甲児から断じられた際の返し。
「フフフ、兜甲児よ。戦いはまだ終わっていないぞ」
「マジンガーから降りたお前達など物の数ではない! ここで我が輩と鉄十字軍団が地獄への道案内を…」
『第3次Z時獄篇』第9話「やりすぎのウォークライ」にて。戦闘終了後、甲児達がマジンガーから降りた隙を狙って彼に止めを刺そうとするが……
「え…!?」
「や、やめろ! 我が輩の首はボールではない!」
「やめてぇぇぇぇぇえっ!!」
上記の台詞の直後、宗介達の地獄の特訓によりキルマシーンと化した陣代高校ラグビー部のメンバーに自身の首をラグビーボールとして扱われ、鉄十字軍団諸共地獄を味わう羽目になった。合掌……
「健気なものよの! 援軍も来ず、孤立した状況での絶望的な戦いの中、まだ闘志を失わないとは!」
「だが、それももうすぐ終わる! このブロッケンが楽にしてやろう!」
「恨むなら兜甲児を恨むがいい! お前達を見捨てた男をな!」
「そして、地獄へ我が名を持っていくがいい! このブロッケン伯爵の名を!」
『第3次Z時獄篇』ネオ・ジオン静観ルート第23話より。使徒および機械獣軍団との苦しい戦いにおいても戦う気力を無くさないZ-BLUE別動隊に対しての嘲笑。
そもそも、甲児が仲間を見捨てることなどまずあり得ず、ミサトからは小馬鹿にされ、テッサからは「あなたの敗因はそのおしゃべりなこと」と切り捨てられてしまった。その直後にZ-BLUEの本隊が到着することに…。
「え…! その…そういうわけでは…!」
そして、ブロッケンに仲間をいたぶられたことに怒る甲児とヒビキに竦み上がった際の反応がこちらである。
「ヌフフ…迫力のボディの下にはどんな迫力ボディの少女が乗っているのかな?」
「ヌホホ! 今すぐ装甲をひっぺがして、お前にイタズラしてやるぞ!」
『第3次Z時獄篇』日本ルート第36話「戦場外の憂鬱」より。ガンバスターの巨大さに気圧されるも、パイロットが女性であることを知り俄然やる気を出す。
「何とでも言うがいい! 我が輩は何度でも地獄の底からよみがえり、この世界を恐怖に叩き込む!」
同じく「戦場外の憂鬱」より。自身の卑劣なやり方に怒るヒビキに対して。しかし……。
「え…そういうわけでは…」
「ま、待ちたまえ、君! さっきのは言葉のはずみのようなものだ!」
上記の台詞の直後、ヒビキから自分が余程のマゾヒストだと誤認された際の反応。
「さあ、その身を炎と燃やせ! 横浜を真っ赤に染めるのだ、グロイザー…」
BX』第2話「決意! 引き継がれる意志」より。グロイザーX10を発進させようとした際の台詞。元ネタは、本家『グロイザーX』のOP「飛べ! グロイザーX」の歌詞。

余談

  • マジンガーZ』の原作者である永井豪氏は、「あしゅら男爵が(左右半身が男性・女性になっている)『縦割り』だったので、ブロッケン伯爵は(首を切って)『横割り』にしてしまおうという発想から生まれた」と語っている。