「アッザム」の版間の差分

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*初期設定では[[グフ]]と同じく宇宙用のものが開発、量産される予定だった。また、[[キシリア・ザビ]]と共に[[シャア・アズナブル|シャア]]が搭乗し、そこでキシリアがシャアに殺されることも想定されていた。
 
*初期設定では[[グフ]]と同じく宇宙用のものが開発、量産される予定だった。また、[[キシリア・ザビ]]と共に[[シャア・アズナブル|シャア]]が搭乗し、そこでキシリアがシャアに殺されることも想定されていた。
 
*胴体部の色や形状が国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスター「スライム」によく似ている。このため『[[SDガンダム外伝]]』ではスライム種モンスター「スライムアッザム」のモチーフになっている。
 
*胴体部の色や形状が国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスター「スライム」によく似ている。このため『[[SDガンダム外伝]]』ではスライム種モンスター「スライムアッザム」のモチーフになっている。
*アッザムはTV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。'''「[[ガンダムシリーズ]]における記念すべきモビルアーマー第一号」'''と言える機体なのに、やや不遇である。
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*アッザムはTV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。'''「[[ガンダムシリーズ]]における記念すべきモビルアーマー第1号」'''と言える機体なのに、やや不遇である。
 
**一方で、もしTV版が[[打ち切り]]にならず全50話で作られていた場合、連邦軍の[[月|月面]]攻撃に対し防衛用に'''宇宙用のアッザム'''が出撃する予定だったらしい。ある意味、打ち切りの憂き目を最もモロに浴びた機体の一つと言えるだろう。
 
**一方で、もしTV版が[[打ち切り]]にならず全50話で作られていた場合、連邦軍の[[月|月面]]攻撃に対し防衛用に'''宇宙用のアッザム'''が出撃する予定だったらしい。ある意味、打ち切りの憂き目を最もモロに浴びた機体の一つと言えるだろう。
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*アッザムは「モビルアーマーの'''原型になった機体'''」で、正式なモビルアーマー第1号は「グラブロ」である……とする資料もある。実際アッザムが開発された段階ではまだジオン軍内にもモビルアーマーという概念が存在していなかったはずなので、より正確に記すならアッザムはモビルアーマー第1号ではなく'''第0号'''と呼ぶべきなのかも知れない。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2019年12月16日 (月) 17:42時点における版

アッザム
外国語表記 Adzam
登場作品

ガンダムシリーズ

初登場SRW 第4次スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 モビルアーマー
生産形態 試作機
型式番号 MAX-03
全高 25 m
全幅 55.9 m
本体重量 300 t
動力 熱核融合炉
出力 620,000 kW
装甲材質 超硬スチール合金
開発 ジオン公国軍
所属 ジオン公国軍
乗員人数 1~2名
主なパイロット マ・クベ
キシリア・ザビ
テンプレートを表示

アッザムは『機動戦士ガンダム』の登場メカ

概要

ジオン公国軍が開発した試作型モビルアーマー宇宙世紀史上初のモビルアーマーでもある。

月面に配備されていたG87ルナタンクをベースとして重力下でも使用可能なように改修しており、高出力ジェネレーター4基とミノフスキークラフトを搭載している。ただし、本機のミノフスキークラフトは試作段階の物で、浮遊可能な時間は非常に短い。そのため、ホバーエンジンを援用する事で浮遊可能時間を延長させている(それでも5分程度しか浮遊できないと言われている)。コクピットは複座式でパイロットとガンナーの2名が必要とされるが、オートパイロット機能を使えば1人でも動かせる。

劇中では、マ・クベキシリア・ザビが搭乗してホワイトベースから脱走したアムロ・レイガンダムと交戦したが、損傷して撤退している(冒険王の漫画版では撃墜された)。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第4次スーパーロボット大戦
DCの戦力として登場。MAP兵器「アッザムリーダー」を使う。
第4次スーパーロボット大戦S
マップ「グレートマジンガー奪回」に、シーマ配下の敵増援としても登場するようになった。
スーパーロボット大戦F
そこそこHPはあるものの、そこまで苦戦するレベルではない。火力もあまりあるわけではないが、一応アッザムリーダーには注意したい。

装備・機能

武装・必殺武器

2連装メガ粒子砲
本体に8門装備。火薬式主砲であるとする資料もある。
アッザム・リーダー
底部に格納されている兵器。まず、「リーダー」と呼ばれる粉のような触媒を目標に振り撒き、その後に電磁波の発生装置を投下して最大4000℃の高熱と電磁波による攻撃で敵機の電子回路を損傷させる。発生装置はプロペラが付いた自立飛行型の小型ユニットとなっており、敵機の頭上に接近すると無数のワイヤーを展開してドーム状の即席檻を形成、電磁波はこのワイヤーから発せられる。後にこの兵器の改良型がヴァル・ヴァロに装備される事となった。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

L

対決・名場面

灼熱のアッザム・リーダー(対ガンダム
TV版第18話にて地球連邦軍の最新型モビルスーツ・ガンダムと交戦する。
はじめマ・クベはアッザムの兵器「アッザム・リーダー」で敵パイロットのアムロを苦しめているが、機体の全エネルギーを放出してパイロット・機体および敵の油断を誘うというガンダムの人工知能の奇策にひっかかったマ・クベは思わず攻撃の手を緩めてしまう。
その後、反撃の機会を狙っていたガンダムによって「アッザム・リーダー」を切断され、機体にダメージを負ったアッザムは撤退するのであった。

関連機体

ルナタンク
原型となった宇宙用の移動砲台。名称自体は以前から存在していたものの、デザインは近年『MSV-R』になってようやく設定された。SRW未登場。
ヴァル・ヴァロ
一年戦争末期に開発されたジオン軍の試作型モビルアーマー。アッザム・リーダーの発展型「プラズマ・リーダー」を搭載している。
RFアッザム
機動戦士ガンダムF90』に登場。オールズモビルの開発した機体で、火力などが向上している他、ビーム撹乱膜を搭載する事で敵のビーム兵器を弾く事ができる。また宇宙でも運用可能。SRW未登場。
アッザム・改修型(リペア)
漫画『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』に登場。アッザムにアプサラスのパーツを組み込み、更には機体管制としてザクIの上半身が取りつけられている。ザクIの部分はバズーカを装備しており、アッザムの部分に追加された大口径メガ粒子砲は強力である反面、エネルギー供給の為にケーブルが取りつけられており、機動性が低下し、行動範囲も狭くなっている。ノイエン・ビッターが搭乗した。SRW未登場。
見た目がSDガンダムシリーズの一作『新SD戦国伝 伝説の大将軍編』に登場する敵キャラ「妖雷」とそっくりだが、デザインの元ネタになったのか偶然似ただけなのかは不明。

余談

  • 初期設定ではグフと同じく宇宙用のものが開発、量産される予定だった。また、キシリア・ザビと共にシャアが搭乗し、そこでキシリアがシャアに殺されることも想定されていた。
  • 胴体部の色や形状が国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズのモンスター「スライム」によく似ている。このため『SDガンダム外伝』ではスライム種モンスター「スライムアッザム」のモチーフになっている。
  • アッザムはTV版のみに登場しており、劇場版には登場しない。ガンダムシリーズにおける記念すべきモビルアーマー第1号」と言える機体なのに、やや不遇である。
    • 一方で、もしTV版が打ち切りにならず全50話で作られていた場合、連邦軍の月面攻撃に対し防衛用に宇宙用のアッザムが出撃する予定だったらしい。ある意味、打ち切りの憂き目を最もモロに浴びた機体の一つと言えるだろう。
  • アッザムは「モビルアーマーの原型になった機体」で、正式なモビルアーマー第1号は「グラブロ」である……とする資料もある。実際アッザムが開発された段階ではまだジオン軍内にもモビルアーマーという概念が存在していなかったはずなので、より正確に記すならアッザムはモビルアーマー第1号ではなく第0号と呼ぶべきなのかも知れない。

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