JB・モレノは『機動戦士ガンダム00』の登場人物。
概要
プトレマイオスクルーの一人で、船医を務める。かつては、国境なき医師団に所属していた。
イアン・ヴァスティとは旧知の仲であり、ガンダムを偶然に目撃したことを機にイアンと共に私設武装組織「ソレスタルビーイング」にスカウトされる。
本編より過去の時代を取り扱った公式外伝『機動戦士ガンダム00P』(SRW未参戦)では、「プルトーネの悲劇」によって判明した高濃度GN粒子の毒性を除去している。
1st第24話における国連軍との決戦時、敵MAアルヴァトーレからの砲撃によるメディカルルーム付近の損壊に巻き込まれて死亡した。
登場作品と役柄
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 名前のみ登場。
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初登場作品。医師らしいサポートアビリティを持っている。
パイロットステータス
サポートアビリティ
- 細胞修復ナノマシン
- 暗闇状態になりづらい
人間関係
本編の人物
- イアン・ヴァスティ
- 旧知の仲。故に、モレノの戦死の報を聞いた際のイアンの悲しみは相当なものであった。
- ロックオン・ストラトス
- 戦闘時に負傷した彼の利き目(右目)の治療を行った。
- スメラギ・李・ノリエガ
- 医師としての立場から、酒量が多い彼女をたしなめていた模様。
- なお、2nd第4話においてスメラギは4年前に戦死したモレノを追想しており、再び戦う決意を固めた同話を最後に酒を断っている。
公式外伝の人物
- シェリリン・ハイド
- 孤児だった彼女を保護する。
- グラーベ・ヴィオレント、フォン・スパーク
- モレノが治療した人物。
- シャル・アクスティカ
- CBの支援組織「フェレシュテ」の創設者で、「プルトーネの悲劇」の当事者の一人。モレノはGN粒子の毒性による後遺症の治療にあたっていた。
- テリシラ・ヘルフィ
- 「国境なき医師団」時代に知己を得ており、それ以降モレノを師と仰ぎ「ジョイス先生」と呼んで慕っている。
名台詞
- 「最低でも3週間は必要だ。わかってると思うが、一度カプセルに入ったら治るまで出られんからな」
- 1st第22話より、劇中におけるモレノの唯一の台詞。戦闘時に負傷したロックオンの利き目(右目)が再生するまでに掛かる期間を尋ねたスメラギへの返答。
- だが、ロックオンは敵からの襲撃が止まない事を理由に、医師モレノが勧める長期療養を拒んでしまう。そして…。
搭乗機体・関連機体
- プトレマイオス
- 船医を務める。
- ガンダムプルトーネ
- この機体の起こした事故からGN粒子の特性の研究を行う。
余談
- 『00』の公式外伝で語られる業績とは裏腹に『00』本編で登場した時間は短く(1st第22話~1st第24話)、劇場版における刹那が昏睡中に見た死亡したプトレマイオスクルーの幻影にも登場していない。
- 『00』本編1st第9話において、気分が悪くなったフェルトをモレノが診察した件がクリスによって語られている。これがモレノの存在が言及された初の場面なのだが、モレノ本人がようやく劇中への登場を果たすのは、ストーリーが終盤に差し掛かった1st第22話である。
- 『00』本編では「サングラスを掛け、アゴヒゲを生やし、マッシュルームカット」という怪しげな外見を持つJB・モレノだが、本編よりも過去の時代を扱った公式外伝『機動戦士ガンダム00P』(SRW未参戦)に登場する(若き日の)モレノの外見は「ロングヘアのイケメン」である。どうして、こうなった…。
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