マリーメイア・クシュリナーダ

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マリーメイア・クシュリナーダ(Mariemeia Kshurinada)

トレーズ・クシュリナーダの娘であり、デキム・バートンの孫の少女。デキムが地球圏支配を画策した際に、御輿として担ぎ出される。

ただし、デキムが今際の際に口走った台詞からすると、彼女はトレーズの娘では無いとも取れるが……デキムが死んでしまい、真相は闇の中。

W版のミネバ・ラオ・ザビである。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦COMPACT
トレーズについて言及するエピソードが無いため、「クロスボーン・バンガードに唆されて、武装蜂起した御嬢様」としか描写されない。さらに、原作では擁護してくれたリリーナやレディ・アンが登場せず、戦犯扱いで拘束されるという、初出演の割りに悲惨な役柄を強いられた。
スーパーロボット大戦α外伝
概ね原作準拠。
スーパーロボット大戦A
リリーナのみならず三輪防人をも拉致し、権力の委譲を要求する。
スーパーロボット大戦R
原作では対面しなかった大統領と会話する。
スーパーロボット大戦COMPACT3
名前だけ登場。
スーパーロボット大戦W
第1部では概ね原作準拠だが、レディではなくロゼ事務総長に引き取られた。第2部ではリリーナやロゼ事務総長達と共に火星の後継者の説得にあたり、火星の後継者のクーデターの鎮圧に活躍した。
スーパーロボット大戦L
デキムは名前が出てくるのに、彼女は名前すら出てこない。原作通りであれば、レディの元で平和に暮らしているものと思われる。

人間関係

トレーズ・クシュリナーダ
父とされている。
デキム・バートン
母方の祖父。
リリーナ・ドーリアン
父の前任の世界国家元首。その影響力に眼をつけて拉致するが…。
レディ・アン
父の側近。窮地を助けられる。その後、彼女に引き取られた。
ヒイロ・ユイ
実は、両親の馴れ初めを作ったのはこの男だったりする。
ルクレツィア・ノイン
同じく両親の馴れ初めを作った1人。そのため、作中では唯一マリーメイアの出自に心当たりがあった。
トロワ・バートン
叔父。我々の知るヘビーアームズパイロットではなく、本物のトロワ・バートンの方。「名無し」のトロワの方は、劇中では互いの面識の描写すら存在せず、彼の方がマリーメイアの赤ん坊のころの写真を見たことがある程度。
大統領
地球圏統一国家の大統領。原作中では官邸制圧前に脱出したために、マリーメイアと面識を得るには至らなかった。Rでは捕縛に成功したため、リリーナ共々シェルターで会話する。
ドロシー・カタロニア
父方の親戚。劇中では互いの面識の描写は無く、民衆の反マリーメイア運動を扇動・支援したりと、むしろ敵対関係にあった。「PREVENTER・5」では共にリリーナの誕生日パーティーに出席していたが…

他作品との人間関係

三輪防人
Aでは彼のタカ派への影響力に眼をつけ、リリーナ共々拉致する。
エニル・エル
Rではマリーメイアの事を心配しており、追い詰められても頑なに抵抗を続けようとするマリーメイアを諭し、抵抗を止めさせた。
ロゼ・アプロヴァール
Wではクーデター決行の際に彼女を人質に取るが、彼女に諭される。クーデターの鎮圧後は彼女に引き取られ、孫のように可愛がられるように。
セイナ
Wでは彼女に窮地を救われる。

名台詞

「例えるなら、歴史というものは終わらないワルツのようなものです。戦争、平和、革命の三拍子がいつまでも続く」
『Endless Waltz』の由来となる台詞。

スーパーロボット大戦における名台詞

「私も同じ過ちを犯しました。そして、そこから学びました」
「人は力に屈しません。世界を変えるのは一人一人の人間の心であり…」
「世界はそれを尊重しなくてはなりません」
「それが亡き父トレーズ・クシュリナーダの遺志でもあります」
Wの第46話「新しい時代の始まりに」より。上述にある通り、リリーナやロゼ事務総長達と共に火星の後継者を説得した時の台詞。

余談

  • 父親とされるトレーズ、及びその親戚であるドロシーのキャラクターデザインにおける共通点として「二股に分かれた眉毛」が挙げられるが、マリーメイアの眉毛は二股になっていない。
  • 一方で、小説版や漫画作品において、トレーズとレイアの出会いが描かれているため、娘ではないとも言い切れない。

話題まとめ

資料リンク