アビジョ

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EMS-VSX2 アビジョ(Abeja)

木星帝国が対クロスボーン・ガンダム用に開発した3機の試作型モビルスーツの内の1機。

当時の木星帝国には単機でクロスボーン・ガンダムを超える性能を持つMSを開発するだけの技術がなかったため、やむを得ず、3機に分散しチームを組ませることで解決している。本機は攪乱担当で、機動性を高めるために10 m前後にまで小型化されている。そのせいでビーム兵器は搭載できず、装甲も薄い。

死の旋風隊(デス・ゲイルズ)」のメンバーであるローズマリーが搭乗し、キンケドゥ達を苦しめている。しかし、地球トビアX3と交戦した際、不慣れな重力下での戦闘で高い機動性を発揮できず、さらにはトビアを侮ってフォーメーションも自ら崩してしまっていたため、X3に捕まって至近距離からバルカンやビームガン、ガトリング砲の一斉射撃をくらって大破した。

登場作品と操縦者

第2次スーパーロボット大戦α
敵として登場。ローズマリーが乗っている。

装備・機能

武装・必殺攻撃

ニードルガン
右肩に装備された武装。威力は低いが、敵機の牽制に使うにはこれで充分であった。

特殊能力

移動タイプ

飛行可能。

関連機体

クァバーゼ
トトゥガ
クロスボーン・ガンダム
アラナ
『スカルハート』に登場した、本機の原型となった木星帝国の量産型モビルスーツ。背中に装備された4基のフィンノズルにより高い機動性を持っているが、完成前に木星戦役が終結してしまったため、日の目を見ることがなかった。作中では木星帝国の残党軍が使用している。SRW未登場。