ロゴス
ロゴス(Logos)
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する軍産複合体。
ブルーコスモスの支持母体であるとされており、金融・化学・製造業など数多くの産業界の大物達からなる10人の幹部で構成されており、政界・財界・軍事に強い発言権を持つ。また大西洋連邦大統領ジョゼフ・コープランドはロゴスの後押しで当選したためにロゴスの傀儡となっている。
作中では代表としてロード・ジブリールがブルーコスモス盟主を兼任し、ムルタ・アズラエルも双方を兼任していた。
その後、ギルバート・デュランダルの演説によって戦争を裏から支配し、自分たちの利益を生み出す「死の商人」と断罪され、代表のロード・ジブリールの死やメンバーが反組織に拘束され組織は壊滅した。
小説版によると、地球圏に存在するほぼ全ての企業と関係を持っていた事が壊滅した後に判明し、地球圏は未曾有の経済恐慌に陥る事になる。
登場作品
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- コズミック・イラ世界における黒幕として序盤から登場。時空崩壊後もティターンズと結託し新連邦の実権を握っていたが、デュランダルの演説とパプテマス・シロッコやデューイ・ノヴァクらのクーデターにより失墜することになる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦K
- 人類軍に資金援助を行っていた。中盤にあっさり壊滅してしまう。
- スーパーロボット大戦L
- 概ね原作準拠。裏でゼーレやGreATに利用されていた。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 序盤からジブリールを筆頭に黒幕のように暗躍し、地球圏の戦乱を操っているように見えたが、実際は自己の目的の為だけに暗躍するユキムラによっていい様に操られているに過ぎなかった。結局、ロゴスはユキムラによって体よく傀儡として利用され続けた挙句、原作通りにデュランダルの演説によってその権威は失墜し、ジブリールもAフォースによって討たれ、程なくして壊滅する。
人物
- ロード・ジブリール
- ブルーコスモスの盟主であり、ロゴスのメンバーの一人。
- ムルタ・アズラエル
- 『SEED』時代のブルーコスモス盟主。彼もロゴスのメンバーの一人だった。
- アダム・ヴァミリア、アルヴィン・リッター、グラハム・ネレイス、セレスティン・グロード、ダンカン・L・モッケルバーグ、ブルーノ・アズラエル、ラリー・マクウィリアムズ、ルクス・コーラー
- C.E.73時のメンバー。ジブリールと共に全世界に晒され、民衆の暴動・襲撃でヘブンズベース基地に逃げるがジブリールに見捨てられる。
- ジョゼフ・コープランド
- 大西洋連邦大統領。ロゴスの後押しで大統領に当選したために彼らの傀儡となっている。
他作品の関連人物・組織
- ティターンズ
- SC2とZでの同盟組織。しかしシロッコにはSC2では裏から上手く利用され、Zではデュランダルの演説に加え彼とデューイの起こしたクーデターによって権威を失墜させられることになる。
- ドレイク・ルフト、ビショット・ハッタ
- SC2での同盟相手。
- 賢人会議
- Zでの同盟組織。
- 人類軍
- Kでの同盟組織ではあるが、連合のトップであるヘスターは内心ではジブリールやロゴスの事を快く思っておらず、仕方なく協力を仰いでいる節があった。
- ゼーレ
- Lでの同盟組織。裏で彼らに利用されている。また、直接明言されていないが、第3次αにおいてゼーレがブルーコスモス及びアズラエルと関係があり、立場もゼーレの方が上だったことを考えると、αシリーズの世界でも彼らがロゴスの黒幕だった可能性が考えられる。
- セイジュウロウ・ソガ、シュウイチロウ・ユキムラ
- SC2での支援相手。ロゴスの助力を得て、ネメシスシリーズを製作する。ロゴスは彼らを利用しているつもりだったが、実際は逆にユキムラによっていい様に利用されているに過ぎなかった。
- GreAT
- Lでの同盟企業。裏から助力を受けていたが、結局はトップであるグロリアによっていい様に利用されているだけに過ぎなかった。
- リボンズ・アルマーク
- 特に何も語られていないが、UXは『SEED DESTINY』と『00』の両方の戦いが起きた後の世界という設定であるため、原作での彼の立ち位置的にロゴスを裏から操っていた可能性も考えられる。…尤もその場合、イノベイドであるリボンズがコーディネイター排斥を訴えるブルーコスモスの黒幕のさらに黒幕という皮肉な構図になるが。
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