グラーフ・ツェッペリンは『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の登場メカ。
概要
ジオン公国軍が建造した重巡洋艦。チベ級の改良型の艦艇「ティベ型」の1隻である。
艦長のフォン・ヘルシング大佐(SRW未登場)が指揮を執り、キリング中佐の命令でサイド6のリボーコロニーに対して核攻撃を敢行しようとするが、ヘルシング大佐は元々核攻撃には否定的であり、その途中で地球連邦軍と遭遇した事をこれ幸いと交戦した後にあっさりと投降した。このおかげでリボーコロニーへの核攻撃は回避される事となった。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦F完結編
- 初登場作品。核攻撃繋がりからか、マ・クベが艦長を務める。DCルートではエリート兵が指揮を執っている。
- 本艦そのものは決して強くは無いが、問題はマ・クベ艦が出現する場合必ずラフレシアが現れる事である。宇宙編シナリオ「灯火は炎となりて」ではプレイヤーが限られた出撃メンバーで苦戦している所に1機、ポセイダルルートシナリオ「砂上の楼閣」ではラフレシア隊なる部隊を編成しており4機も出撃させて来る。幸いラフレシア隊は本艦の撃沈かターン経過で撤退してくれるので詰む程の脅威では無いが、何故このような強力な部隊をDCルートで出して来ないのかは気になる所。
装備・機能
デザイン画では3連装メガ粒子砲(チベ級とほぼ同じもの)以外の武装は確認されていないが、設定ではミサイル発射管と対空砲があるとされる。
- 3連装メガ粒子砲
- 艦橋前と後ろに1基ずつ、計2基搭載する主砲。
- ミサイル発射管
- 艦首下部の左右に2門ずつ、計4門を持つ。
- 対空砲
- 格納式のタイプの様だが、設置箇所等は不明。
- メインメガ粒子砲、サブメガ粒子砲、15連装ミサイルランチャー、90ミリ機関砲
- 全てSRWにおいて設定されている武装。
移動タイプ
- 空・宇
- 飛行可能。
- LL
関連機体
- チベ
- 改良元となったジオン公国軍の宇宙重巡洋艦。
- ティカル
- 『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に登場する同型艦。
余談
- 艦名のグラーフ・ツェッペリンとはドイツ語で「ツェッペリン伯爵」の意。すなわち、フェルディナント・アドルフ・ハインリヒ・アウグスト・フォン・ツェッペリン伯爵(1838~1917)の事を指す。
- ちなみに、ツェッペリン伯爵は硬式飛行船を実用化した人物で、彼の名を冠した飛行船や航空母艦等が存在している。