マリーメイア・クシュリナーダ
マリーメイア・クシュリナーダ(Mariemeia Kshurinada)
- 登場作品:新機動戦記ガンダムW Endless Waltz
- 声優:佐久間レイ
- 種族:地球人
- 性別:女
- 所属:マリーメイア軍
- 年齢:7歳
- 出身:L3コロニー群
トレーズ・クシュリナーダの娘であり、デキム・バートンの孫の少女。デキムが地球圏支配を画策した際に、御輿として担ぎ出される。
ただし、デキムが今際の際に口走った台詞からすると、彼女はトレーズの娘では無いとも取れるが……デキムが死んでしまい、真相は闇の中。
W版のミネバ・ラオ・ザビである。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦COMPACT
- トレーズについて言及するエピソードが無いため、「クロスボーン・バンガードに唆されて、武装蜂起した御嬢様」としか描写されない。さらに、原作では擁護してくれたリリーナやレディ・アンが登場せず、戦犯扱いで拘束されるという、初出演の割りに悲惨な役柄を強いられた。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 概ね原作準拠。
- スーパーロボット大戦A
- リリーナのみならず三輪防人をも拉致し、権力の委譲を要求する。
- スーパーロボット大戦R
- 原作では対面しなかった大統領と会話する。
- スーパーロボット大戦COMPACT3
- 名前だけ登場。
- スーパーロボット大戦W
- 第1部では概ね原作準拠だが、レディではなくロゼ事務総長に引き取られた。第2部ではリリーナやロゼ事務総長達と共に火星の後継者の説得にあたり、火星の後継者のクーデターの鎮圧に活躍した。
- スーパーロボット大戦L
- デキムは名前が出てくるのに、彼女は名前すら出てこない。原作通りであれば、レディの元で平和に暮らしているものと思われる。
人間関係
- トレーズ・クシュリナーダ
- 父とされている。
- デキム・バートン
- 母方の祖父。
- リリーナ・ドーリアン
- 父の前任の世界国家元首。その影響力に眼をつけて拉致するが…。
- レディ・アン
- 父の側近。窮地を助けられる。その後、彼女に引き取られた。
- ヒイロ・ユイ
- 実は、両親の馴れ初めを作ったのはこの男だったりする。
- ルクレツィア・ノイン
- 同じく両親の馴れ初めを作った1人。そのため、作中では唯一マリーメイアの出自に心当たりがあった。
- トロワ・バートン
- 叔父。我々の知るヘビーアームズパイロットではなく、本物のトロワ・バートンの方。「名無し」のトロワの方は、劇中では互いの面識の描写すら存在せず、彼の方がマリーメイアの赤ん坊のころの写真を見たことがある程度。
- 大統領
- 地球圏統一国家の大統領。原作中では官邸制圧前に脱出したために、マリーメイアと面識を得るには至らなかった。Rでは捕縛に成功したため、リリーナ共々シェルターで会話する。
- ドロシー・カタロニア
- 父方の親戚。劇中では互いの面識の描写は無く、民衆の反マリーメイア運動を扇動・支援したりと、むしろ敵対関係にあった。「PREVENTER・5」では共にリリーナの誕生日パーティーに出席していたが…
他作品との人間関係
- 三輪防人
- Aでは彼のタカ派への影響力に眼をつけ、リリーナ共々拉致する。
- エニル・エル
- Rではマリーメイアの事を心配しており、追い詰められても頑なに抵抗を続けようとするマリーメイアを諭し、抵抗を止めさせた。
- ロゼ・アプロヴァール
- Wではクーデター決行の際に彼女を人質に取るが、彼女に諭される。クーデターの鎮圧後は彼女に引き取られ、孫のように可愛がられるように。
- セイナ
- Wでは彼女に窮地を救われる。
名台詞
- 「例えるなら、歴史というものは終わらないワルツのようなものです。戦争、平和、革命の三拍子がいつまでも続く」
- リリーナとの会話にて。『Endless Waltz』の由来となる台詞。OVA版ではここで会話が終わるが、小説版では続きがある。
スーパーロボット大戦における名台詞
- 「私も同じ過ちを犯しました。そして、そこから学びました」
「人は力に屈しません。世界を変えるのは一人一人の人間の心であり…」
「世界はそれを尊重しなくてはなりません」
「それが亡き父トレーズ・クシュリナーダの遺志でもあります」 - Wの第46話「新しい時代の始まりに」より。上述にある通り、リリーナやロゼ事務総長達と共に火星の後継者を説得した時の台詞。
余談
- 父親とされるトレーズ、及びその親戚であるドロシーのキャラクターデザインにおける共通点として「二股に分かれた眉毛」が挙げられるが、マリーメイアの眉毛は二股になっていない。
- 一方で、小説版や漫画作品において、トレーズとレイアの出会いが描かれているため、娘ではないとも言い切れない。
話題まとめ
資料リンク
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