ハシュマルは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の登場メカ。
概要
厄祭戦が勃発する原因となった自律型無人機動兵器モビルアーマーの一体。
戦闘の自動化が進んだ中で生まれた以外の開発経緯は不明だが、人間を無差別に攻撃するようプログラムされており、人口密集地を優先して攻撃する。強固なナノラミネートアーマーの装甲と大出力のビーム兵器を搭載し、内部には随伴機のプルーマを生産するための工場機能を有する。ガンダム・フレームの開発は偏にMAへの対抗手段であり、阿頼耶識やダインスレイヴなどもそのための存在である。
火星のハーフメタル採掘場から損傷の少なかった機体がガンダム・フラウロスと共に発掘された。鉄華団はこの機体の対処のため、マクギリス・ファリドに協力を求めたが、マクギリスの行動を疑い暴走したイオク・クジャンの不用意な行動のせいで再起動。近くにあった採掘プラントを襲撃し、クリュセ市街地へと侵攻しようとした。リミッターを解除したバルバトスルプスによって撃破された。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。シーズンパス「DLC2」の敵ユニットとして追加参戦。三日月達が倒した個体とは別の個体が転移させられた模様。
装備・機能
武装
- ビーム砲
- 頭部を展開したところに搭載された大出力のビーム砲。一撃で周囲を焼け野原にする威力を持つ。『鉄血』世界では珍しいビーム兵器。
- 『鉄血』世界のモビルスーツにはナノラミネートアーマーが搭載されているため、ビーム砲自体はモビルスーツ相手の決定打にはなりえないが、ビームの反射によって周辺に甚大な被害をもたらす。ハシュマルのビーム砲は、むしろこの二次被害を狙って装備されていると言える。
- 脚部クロー
- 猛禽類のような大型のクロー。『30』では超硬ワイヤーブレードの演出で使用。
- 運動エネルギー弾
- クローの中心部に搭載された杭型の弾体を射出する質量兵器。
- 超硬ワイヤーブレード
- 機体背部に搭載された尾のような武装。ナノラミネートアーマーを軽々と貫く。特殊合金製のワイヤーは作中の時代ではロストテクノロジーとなっている。
- 撃破後、ガンダム・バルバトスルプスレクスの武装として流用される。
- ナノラミネートアーマー
- バリア系として採用。射撃のビーム攻撃によるダメージを3000、それ以外の攻撃によるダメージを1000軽減する。発動時、ENを10消費。
- 修復システム
- 自軍フェイズ開始時、マップ上にプルーマがいる場合、HPが30%回復する。
移動タイプ
- 陸
- 1L
カスタムボーナス
- 全ての武器の攻撃力+300、装甲値+300
- 『30』。
パイロットステータス
- 30
- 底力L8、地形利用、気力+(ATK)、気力+(DEF)、ガードL2、2回行動
- 最終命中率・回避率+20%
- 『30』で採用。
関連機体
- プルーマ
- 内部工場で生産される随伴機。
- ガンダム・フラウロス
- 機能停止する事前に戦っていたのか、一緒に埋まっていた。
- ガンダム・バルバトスルプスレクス
- ハシュマル戦で損傷したガンダム・バルバトスルプスの改修機。超硬ワイヤーブレードがハシュマルの残骸から流用されている。
商品情報
資料リンク