SDガンダム三国伝 BraveBattleWarriors
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- 2010年4月3日~2011年3月26日(テレビ東京系列)全51話
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦UX
概要
SDガンダムBB戦士生誕20周年を記念して制作されたプラモデルシリーズ『BB戦士三国伝』のアニメ化作品。
中国歴史書『三国志』と中国古典小説『三国志演義』をモチーフとしており、キャラクター名や用語、劇中の出来事なども『三国志』・『三国志演義』に倣っている。
なお、『SDガンダムフォース(SRW未参戦)』から約6年ぶりのテレビ放映されたSDガンダム作品でもある。
原作であるプラモデルシリーズは『風雲豪傑編』『英雄激突編』『戦神決闘編』の三部構成で、アニメは『英雄激突編』までが描かれた。
また、SDガンダムとしては珍しくガンダム以外をモチーフとしたキャラクターもプラモデルが非常に多く、馬や船が含まれた高額商品も大ヒットした。
ちなみに、スパロボ初の15分番組の参戦でもある。
ストーリー
「三候」と呼ばれる古代の英雄神によって創造された伝説の大陸・三璃紗(ミリシャ)。かつては平和だったこの地は、いまや董卓ザクの暴虐なる支配によって荒れ果てていた。
理想に燃える幽州の若者劉備ガンダムは、人々が安心して暮らせる国を取り戻すために義勇軍を立ち上げる。
一方、過去現在未来を見通す歴史書「G記」は、新しい時代を切り開く英雄たちが現れることを予言していた。
三璃紗、闇に包まれし時
三侯の魂やどりし
輝けるガンダム
聖印たる玉璽の導きを受け
ここに闇を打ち払わん
後に「三国伝」と呼ばれる風雲豪傑の時代、その時代が三璃紗に訪れようとしていた。
登場人物
翔(ショウ)
機駕(ギガ)
- 曹操ガンダム
- 演者はガンダムダブルエックス。
轟(ゴウ)
董卓軍
主題歌とBGM
本作にはOPテーマは存在しない。
- 『三璃紗伝説 〜The Brave Legend〜』
- 初代エンディングテーマ。プロモーションアニメ時代からの主題歌でもある。
- 『Justice・伝説を刻め!』
- 2代目エンディングテーマ。
登場作品と扱い方
- スーパーロボット大戦UX
- 初参戦作。リアルガンダムと共に同時参戦。扱いが非常に気になるところ。
用語
- 三璃紗(ミリシャ)
- 舞台となる大陸。なお、設定では『SDガンダム戦国伝シリーズ』に登場した国家「影舞乱夢(エイブラム)」が三璃紗の初の国家と定義されているなど旧シリーズと関連が付けられている。
- 翔(ショウ)
- 劉備ガンダムの所属国家。モデルは『三国志』『三国志演義』で劉備が起こした国家『蜀』。
- 機駕(ギガ)
- 曹操ガンダムの所属国家。モデルは『三国志』『三国志演義』で曹操が起こした国家『魏』。
- 轟(ゴウ)
- 孫権ガンダムの所属国家。モデルは『三国志』『三国志演義』の孫権が起こした国家『呉』。
- G記(じき)
- 三璃紗の歴史が綴られている書物。未来のことも記されており予言書としても認識されている。モデルは古代中国歴史書『史記』。
- 玉璽(ぎょくじ)
- 聖印。基底部が印章となっている龍の小像で、三璃紗の創造神である三候が残した伝説のアーティファクト。
- 手にした者に万物を支配する王の力が与えられるとされるが、それが資質なき者であった場合は闇の力が引き起こされる。
- モデルは漢の帝室が代々伝えていた印象で、『三国志演義』でも王権の正当性を示す重要なアイテムとして登場している。
- 天玉鎧(てんぎょくがい)
- 玉璽を入手したものが召還できる伝説の鎧。蒼龍・炎鳳・弩虎・真武の4つがあり、これらは各種ガンダム作品の換装パーツがモチーフとなっている。
主要スタッフ
- 企画
- サンライズ
- 製作
- サンライズ、創通
余談
- 何故か漫画公式サイトの武将紹介メッセージには画像掲示板『ふたば☆ちゃんねる』ネタなどオタクネタやキャラクター崩壊ネタを頻繁に多用しており、非常にカオスな様相を見せていた。
- 月刊ガンダムエースにて連載された漫画『SDガンダム三国伝BraveBattleWarriors 創世記(ゲネシス)』にはSDガンダム史上初となる濡れ場が描かれた事で有名。ちなみに、貂蝉キュベレイ役の恒松あゆみ氏は当該シーンを見て「わーお!」と声を挙げた逸話があり、特別編でその事が語られている。
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