「ザクレロ」の版間の差分

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== MA-04X ザクレロ（Zakrello） ==
 
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*[[登場作品]]：[[機動戦士ガンダム]]（TV版）
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*分類：[[宇宙]]戦用試作型[[モビルアーマー]]
 
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*型式番号：MA-04X
 
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*主なパイロット：[[デミトリー]]
 
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MIP社が開発した[[ジオン公国軍]]の試作型[[モビルアーマー]]。巨大な目と口を持つその外見が特徴である。主に高い機動性を活かした一撃離脱戦を主眼に置いて開発されているが、運動性が悪く、途中で開発の放棄が決定。地上で拡散メガ粒子砲のテストに使われた後、[[宇宙]]での廃棄が予定されていた。
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MIP社が開発した[[ジオン公国軍]]の試作型[[モビルアーマー]]。巨大な目と口を持つその外見が特徴である。主に高い機動性を活かした一撃離脱戦を主眼に置いて開発されているが、運動性に難があり、途中で開発の放棄が決定。地上で拡散メガ粒子砲のテストに使われた後、[[宇宙]]での廃棄が予定されていた。
  
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劇中では、本機の[[テストパイロット]]であった[[デミトリー]]が上官の[[トクワン]]の仇討ちのために独断で出撃。[[ハヤト・コバヤシ|ハヤト]]の[[ガンタンク]]と交戦して追い詰めたが、その後、[[アムロ・レイ|アムロ]]の搭乗する[[Gファイター|ガンダム（MAモード）]]によって撃破された。
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劇中では、本機の[[テストパイロット]]であった[[デミトリー]]が上官の[[トクワン]]の仇討ちのために独断で出撃。[[ハヤト・コバヤシ]]の[[ガンタンク]]と交戦して追い詰めたが、その後、[[アムロ・レイ]]の[[Gファイター|ガンダム（MAモード）]]によって撃破された。
  
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TV版のみに登場しており、劇場版では登場しない。<br/>
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TV版のみに登場しており、劇場版では登場しない。また、『[[機動戦士Ζガンダム]]』では、[[メッサーラ]]登場の際の機体識別の際コンピューターに一瞬ザクレロっぽい姿が映っていたりする。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではまた違った扱われ方をされている。
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また、『[[機動戦士Ζガンダム]]』では、[[メッサーラ]]登場の際の機体識別の際コンピューターに一瞬ザクレロっぽい姿が映っていたりする。
 
  
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短編漫画『バカがボオルでやってくる！』（『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』に収録）では、デミトリーの友人であるディックが、死に際に本機の特徴であるその外見が戦闘で有効であると再評価するシーンがあった。<br />
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短編漫画『バカがボオルでやってくる！』（『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム|機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート]]』に収録）では、デミトリーの友人であるディックが、死に際に本機の特徴であるその外見が戦闘で有効であると再評価するシーンがあった。
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『トニーたけざきのガンダム漫画』では、当機を見た[[シャア・アズナブル|シャア]]が設計者を馬鹿にする発言をしたため、[[キシリア・ザビ|設計者]]の命令によりシャア専用機も登場している（パイロットはなぜかデミトリー）。また、[[セイラ・マス|セイラ]]から「ジオンのびっくりどっきりメカ」と呼ばれている。
 
  
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なお、この様な奇矯な外見の機体が出てくること自体が、放送当時の『[[機動戦士ガンダム]]』が嘗ての所謂[[スーパーロボット]]物のノリや世界観になお縛られていたことを証明するものであろう。ロボット物の作品の進化論で言うならば、初代ガンダムが[[リアルロボット]]物の「元祖」というよりは、「始祖鳥」に近い作品であることを、この機体は（作中の扱いを考えると二重の意味で）示しているといえる。その意味では重要な機体であり、マニア人気もそれなりに高い。
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=== ザクレロで考える『ガンダム』 ===
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この様な奇矯な外見の機体が出てくること自体が、放送当時の『[[機動戦士ガンダム]]』がかつての所謂[[スーパーロボット]]ものの作風や世界観になお縛られていたことを証明するものであろう。ロボットものの進化論で言うならば、初代ガンダムが[[リアルロボット]]物の「元祖」というよりは、「始祖鳥」に近い作品であることを、この機体は（作中の扱いを考えると二重の意味で）示しているといえる。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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=== 携帯機シリーズ ===
 
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:なんと[[ルー・ルカ|ルー]]がこれに乗って加入する（[[木星]]開拓船団の自衛戦力として[[ジュピトリス]]IIに搭載されていたらしい）。改造可能段階が非常に高いため、資金を潤沢に投入すれば[[無双]]状態まで持っていくことも可能。格闘武装が最強装備であるので、仲間にいるのなら[[ノリス・パッカード|ノリス]]を乗せるのがお得。
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:なんと[[ルー・ルカ]]がこれに乗って加入する（[[木星]]開拓船団の自衛戦力として[[ジュピトリス|ジュピトリスII]]に搭載されていたらしい）。改造可能段階が非常に高いため、資金を潤沢に投入すれば[[無双]]状態まで持っていくことも可能。格闘武装が最強装備であるので、仲間にいるのなら[[ノリス・パッカード]]を乗せるのがお得。
 
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
 
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:[[連続ターゲット補正]]が導入されたので無双し続けるのはやや難しくなったが、相変わらず改造可能段階が高く、フル改造すると十分な働きをしてくれる。
 
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;[[スーパーロボット大戦Operation Extend]]
 
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:直接登場はしないが、[[ケロロ軍曹]]が「[[ガンタンク]]とザクレロが戦う姿を見たかったが、時期的に望み薄」と無念の言葉を漏らす。
  
 
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:OVA『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』（SRW未参戦）に登場する機体（正確にはプラモ改造作品）。ザクレロの口（？）から[[ザク]]の上半身が露出しており、さながら「ジオン版[[ガンダム試作3号機|デンドロビウム]]」といった趣。ガンプラバトル内で「HGUC デンドロビウム」と対峙し、ついにはザク対[[ガンダム・ステイメン]]の一騎打ち（俗にいう[[声優|中の人]]対決）に発展した。
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:なお「HGUC デンドロビウム」と同じ縮尺のザクレロの模型は現在発売されておらず、これは『ビギニングG』の世界にて「HGUC ザクレロ」が流通していることを示唆している。無論、ガレージキットを製作した、あるいは一から手作りした可能性もある。
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:『[[MSV|MSV-R]]』にて設定された機体。サイコミュを有する。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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その見た目からスパロボプレイヤーに[[機械獣]]と呼ばれる事も多々ある。
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*その見た目からスパロボプレイヤーに[[機械獣]]と呼ばれる事も多々あり、マニア人気もそれなりに高い。
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*ギャグ漫画『トニーたけざきのガンダム漫画』では、当機を見た[[シャア]]が設計者を馬鹿にする発言をしたため、[[キシリア・ザビ|設計者]]の名によるシャア専用機も登場している（パイロットはなぜかデミトリー）。
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**さらに[[セイラ・マス]]は本機を「ジオンの'''びっくりどっきりメカ'''」と表現した。
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*『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズではより兵器らしいデザインにリファインされた本機が登場することがある。
  
 
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
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== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==
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*[http://ja.wikipedia.org/wiki/ザクレロ ザクレロ - Wikipedia]
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[http://blog.livedoor.jp/gundam2ch/archives/51924787.html ザクレロ作った奴バカだろｗｗｗｗｗｗｗｗｗ - ガンダム速報]
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2013年10月28日 (月) 10:39時点における版

MA-04X ザクレロ（Zakrello）

MIP社が開発したジオン公国軍の試作型モビルアーマー。巨大な目と口を持つその外見が特徴である。主に高い機動性を活かした一撃離脱戦を主眼に置いて開発されているが、運動性に難があり、途中で開発の放棄が決定。地上で拡散メガ粒子砲のテストに使われた後、宇宙での廃棄が予定されていた。

劇中では、本機のテストパイロットであったデミトリーが上官のトクワンの仇討ちのために独断で出撃。ハヤト・コバヤシのガンタンクと交戦して追い詰めたが、その後、アムロ・レイのガンダム（MAモード）によって撃破された。

TV版のみに登場しており、劇場版では登場しない。また、『機動戦士Ζガンダム』では、メッサーラ登場の際の機体識別の際コンピューターに一瞬ザクレロっぽい姿が映っていたりする。漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』ではまた違った扱われ方をされている。

短編漫画『バカがボオルでやってくる！』（『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』に収録）では、デミトリーの友人であるディックが、死に際に本機の特徴であるその外見が戦闘で有効であると再評価するシーンがあった。

ザクレロで考える『ガンダム』

この様な奇矯な外見の機体が出てくること自体が、放送当時の『機動戦士ガンダム』がかつての所謂スーパーロボットものの作風や世界観になお縛られていたことを証明するものであろう。ロボットものの進化論で言うならば、初代ガンダムがリアルロボット物の「元祖」というよりは、「始祖鳥」に近い作品であることを、この機体は（作中の扱いを考えると二重の意味で）示しているといえる。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦（G）
原作と違い、地上で登場。敵としては珍しく修理装置を持つ。
第3次スーパーロボット大戦
原作通り、中盤にデミトリーが搭乗するが、中盤の敵としてはかなり弱い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
なんとルー・ルカがこれに乗って加入する（木星開拓船団の自衛戦力としてジュピトリスIIに搭載されていたらしい）。改造可能段階が非常に高いため、資金を潤沢に投入すれば無双状態まで持っていくことも可能。格闘武装が最強装備であるので、仲間にいるのならノリス・パッカードを乗せるのがお得。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
連続ターゲット補正が導入されたので無双し続けるのはやや難しくなったが、相変わらず改造可能段階が高く、フル改造すると十分な働きをしてくれる。

単独作品

スーパーロボット大戦Operation Extend
直接登場はしないが、ケロロ軍曹が「ガンタンクとザクレロが戦う姿を見たかったが、時期的に望み薄」と無念の言葉を漏らす。

装備・機能

武装・必殺攻撃

ヒートナタ
両腕に装備されている接近戦用の武装。ヒートホークの技術を応用している。一応ガンダムにかすり傷を与えることはできた。
拡散ビーム砲
口吻部に1門内蔵。命中率は高いが射程が短い。連射も可能。
4連装ミサイルランチャー
両側面に1基ずつ装備。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

宇

カスタムボーナス

移動タイプ「空」を得る、機体の地形適応「空」をAにする。
A PORTABLEで採用。ミノフスキークラフトを装備せずとも地上マップでも出撃可能になる。

関連機体

ザク・レロ
OVA『模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG』（SRW未参戦）に登場する機体（正確にはプラモ改造作品）。ザクレロの口（？）からザクの上半身が露出しており、さながら「ジオン版デンドロビウム」といった趣。ガンプラバトル内で「HGUC デンドロビウム」と対峙し、ついにはザク対ガンダム・ステイメンの一騎打ち（俗にいう中の人対決）に発展した。
なお「HGUC デンドロビウム」と同じ縮尺のザクレロの模型は現在発売されておらず、これは『ビギニングG』の世界にて「HGUC ザクレロ」が流通していることを示唆している。無論、ガレージキットを製作した、あるいは一から手作りした可能性もある。
ブラレロ
『MSV-R』にて設定された機体。サイコミュを有する。

余談

  • その見た目からスパロボプレイヤーに機械獣と呼ばれる事も多々あり、マニア人気もそれなりに高い。
  • ギャグ漫画『トニーたけざきのガンダム漫画』では、当機を見たシャアが設計者を馬鹿にする発言をしたため、設計者の名によるシャア専用機も登場している（パイロットはなぜかデミトリー）。
    • さらにセイラ・マスは本機を「ジオンのびっくりどっきりメカ」と表現した。
  • 『SDガンダム Gジェネレーション』シリーズではより兵器らしいデザインにリファインされた本機が登場することがある。

商品情報

資料リンク

ザクレロ作った奴バカだろｗｗｗｗｗｗｗｗｗ - ガンダム速報

ガンダムシリーズ
作品
宇宙世紀
オルタナティブ
コズミック・イラ
SDガンダム
ガンダムビルドシリーズ
用語
機動兵器
武装
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その他
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