「ガンダム・バルバトス」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→概要) |
|||
25行目: | 25行目: | ||
== 概要 == | == 概要 == | ||
− | + | 300年前の厄祭戦時代に開発・導入されたモビルスーツで、「ガンダム・フレーム」と呼ばれる特殊フレームを用いた72機の内の1機。 | |
バルバトスは汎用性を重視した調整が行われており、各種兵器の換装などあらゆる環境に適応できるようになっている。 | バルバトスは汎用性を重視した調整が行われており、各種兵器の換装などあらゆる環境に適応できるようになっている。 | ||
41行目: | 41行目: | ||
;第3形態 | ;第3形態 | ||
:破損したガントレットの代わりにシュヴァルベ・グレイズから奪ったワイヤークローを装備した姿。 | :破損したガントレットの代わりにシュヴァルベ・グレイズから奪ったワイヤークローを装備した姿。 | ||
− | : | + | :鉄華団にMSを整備出来る人間がいなかったことで、「長年の整備不良による性能低下」という問題が顕在化してしまった。 |
;第4形態 | ;第4形態 | ||
:テイワズの支援で改修を受けた状態。データベースに残されていた情報から復元された本来の姿。 | :テイワズの支援で改修を受けた状態。データベースに残されていた情報から復元された本来の姿。 | ||
+ | :無論、かつて厄祭戦時代ほどの性能を取り戻しているわけではないが、予算度外視という厚遇の下で重量バランスの改善やエイハブ・リアクターの調整といった改修を徹底的に行った結果、リアクター出力が向上するなどの確かな性能アップが達成された。また、阿頼耶識システムには三日月用に特化した調整が加えられたことで、三日月以外には操作できなくなった。 | ||
;第5形態 | ;第5形態 | ||
− | : | + | :胸部リアクティブアーマーとシュヴァルベ・グレイズの腰部スラスターを装備した姿。ガンダム・キマリスに対するメタ装備。 |
:;第5形態(地上戦仕様) | :;第5形態(地上戦仕様) | ||
− | :: | + | ::地上に降りた後は足首をヒール型に換装し、重心を高く取ることによる機体バランスの低下と引き換えに[[運動性]]を向上させている。リアクティブアーマーはオミット。 |
;第6形態 | ;第6形態 | ||
:グレイズリッターから奪った装甲を装備した防御力と運動性を両立させた姿。 | :グレイズリッターから奪った装甲を装備した防御力と運動性を両立させた姿。 |
2019年1月7日 (月) 14:32時点における版
ガンダム・バルバトス | |
---|---|
外国語表記 | Gundam Barbatos |
登場作品 | |
デザイン | 鷲尾直広 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦DD |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | ガンダムフレームモビルスーツ |
型式番号 | ASW-G-08 |
全長 | 18.0 m |
重量 | 28.5 t |
動力 | エイハブ・リアクター(ツインリアクターシステム) |
装甲材質 | ナノラミネートアーマー |
MMI | 阿頼耶識システム |
所属 | CGS→鉄華団 |
パイロット | 三日月・オーガス |
ガンダム・バルバトスは『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の登場メカ。同作品の主役ロボットである。
概要
300年前の厄祭戦時代に開発・導入されたモビルスーツで、「ガンダム・フレーム」と呼ばれる特殊フレームを用いた72機の内の1機。
バルバトスは汎用性を重視した調整が行われており、各種兵器の換装などあらゆる環境に適応できるようになっている。 操縦には有機デバイスシステムである「阿頼耶識システム」による操縦者とのリンクを必要とするが、同じインターフェイスが導入されたモビルワーカーとは異なり、フィードバックされる情報量が比較にならない程多いためパイロットの脳への負担が大きく、最悪身体に障害が残ってしまう危険性を持つ。
CGSの社長マルバ・アーケイによって打ち捨てられていた所を発見され、長らくCGS基地の動力炉として使われていたが、ギャラルホルンの襲撃に際し、三日月・オーガスをパイロットに再起動される。三日月によって起動された当初は碌な整備もされていない状況だったが、敵MSから奪った装備を換装して次々と姿を変えていった。阿頼耶識システムも三日月に合わせた調整が逐次行われていき、名実共に三日月の愛機となっていく。
- 第1形態
- 再起動直後の状態。肩アーマーは失われ、純正の武装は左腕のガントレットのみ。
- 第1.5形態
- クランク・ゼントとの決闘の際に左肩に鹵獲したグレイズの肩アーマーを装備した姿。
- 第2形態
- 鹵獲したグレイズの肩アーマーを右肩にも装備した姿。カラーリングもバルバトスに合わせた青と白に改められている。
- この形態から滑腔砲を武装に加えている。
- 第3形態
- 破損したガントレットの代わりにシュヴァルベ・グレイズから奪ったワイヤークローを装備した姿。
- 鉄華団にMSを整備出来る人間がいなかったことで、「長年の整備不良による性能低下」という問題が顕在化してしまった。
- 第4形態
- テイワズの支援で改修を受けた状態。データベースに残されていた情報から復元された本来の姿。
- 無論、かつて厄祭戦時代ほどの性能を取り戻しているわけではないが、予算度外視という厚遇の下で重量バランスの改善やエイハブ・リアクターの調整といった改修を徹底的に行った結果、リアクター出力が向上するなどの確かな性能アップが達成された。また、阿頼耶識システムには三日月用に特化した調整が加えられたことで、三日月以外には操作できなくなった。
- 第5形態
- 胸部リアクティブアーマーとシュヴァルベ・グレイズの腰部スラスターを装備した姿。ガンダム・キマリスに対するメタ装備。
- 第5形態(地上戦仕様)
- 地上に降りた後は足首をヒール型に換装し、重心を高く取ることによる機体バランスの低下と引き換えに運動性を向上させている。リアクティブアーマーはオミット。
- 第6形態
- グレイズリッターから奪った装甲を装備した防御力と運動性を両立させた姿。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 初登場作品。PV1ではヴァルヴレイヴIと共に刀で敵を攻撃していた。
装備・機能
武装・必殺武器
- メイス
- CGS基地に保管されていた高硬度レアアロイ製の巨大な鈍器。スラスターや先端にはパイルバンカーも内蔵している。バルバトスを象徴する武装。手加減無用の一撃で相手を抹殺する。
- 300mm滑腔砲
- 大型榴弾砲。60mmマシンガンも搭載している。普段は折り畳んで背中のアタッチメントに装備されており、使用時はバックパックのアームが展開して射撃ポジションに移動する。
- GR-Es02 ワイヤークロー
- ガエリオのシュヴァルベ・グレイズから奪った武装。失ったガントレットの代わりに装備。
- 太刀
- テイワズから提供された日本刀型刀剣。第4形態以降から装備。
- メイスに比べて繊細な扱いが求められる故に三日月からは敬遠されている節があり、他の武器が使えなくなった後の「最終手段」的な用法が多かったが、戦いの中でコツを掴んでからは物語の節目となる場面において、主に敵へのトドメの一撃として用いられた。
- 迫撃砲
- 第5形態で両腕のアタッチメントに装備。
- 170mm機関砲
- 地上に降りて以降、こちらに換装。
- レンチメイス
- 先端部が展開し、チェーンソーが露出する特殊機構付きのメイス。第5形態で地上に降りてから装備。
移動タイプ
- 陸
対決・名場面
- 鉄と血と
- 突如ギャラルホルンのMSに襲撃されるCGS。参番隊の少年兵たちは迎撃に当たるが、モビルワーカーで叶うはずが無く次々に命を落としていく。絶体絶命の中、隊長であるオルガの叫びと共にガンダムが現れ、ギャラルホルンを屠っていく。
- それは少年たちがこれから身を投じる自分たちの本当の居場所を見つける長い戦いの始まりでもあった。
関連機体
- ガンダム・バルバトスルプス
- バルバトスをオーバーホールし改修した機体。第2期からこちらの姿となる。
- ガンダム・バルバトスルプスレクス
- ルプスをさらに改修した機体。
- ガンダム・グシオンリベイク、ガンダム・グシオンリベイクフルシティ、ガンダム・フラウロス
- 鉄華団が運用するガンダムフレームMS。
- グレイズ、シュヴァルベ・グレイズ
- 戦闘で奪ったパーツを装備している。
- ガンダム・バエル、ガンダム・キマリス
- ギャラルホルンが保有するガンダムフレームMS。
- ガンダム・アスタロト、ガンダム・ウヴァル、ガンダム・ダンタリオン、ガンダム・グレモリー、ガンダム・セーレ、ガンダム・端白星
- 外伝シリーズに登場するガンダムフレームMS。
余談
- 初登場シーンがガンダムエクシアと対比になっている(天使の名を冠するエクシアが空から降りてくる、悪魔の名を冠するバルバトスが地中から出現する)。
- 富野作品以外のガンダムシリーズでは非常に珍しい後継機が登場せず、パワーアップのみで戦い抜いた主役ガンダムでもある(AGEも作品全体の主人公をフリットとして見れば該当するが)。
- ガンプラでも組み換え遊びを推奨するアイテムとなっており、全形態を再現するためには複数のキットを使用し、塗装する必要がある。HG版は後にプレミアムバンダイ限定で新規造形パーツで全形態を再現出来るコンプリートセットも発売された。
- 劇中での敵に対する情け容赦のない戦い方が、名前・モデルを同じくする「テイルズ オブ デスティニー2」の悪役キャラクター、バルバトス・ゲーティアを想起させることから、彼のイメージや台詞とシリーズのキャッチコピーをもじって「君をぶち殺すガンダム」「君に朝日を拝ませないガンダム」などといったあだ名がつけられている。検索候補でもバルバトスを象徴する「君をぶち殺すRPG」と一緒に出てくるなど、彼の影響は大きいと言える。
- 鉄血のオルフェンズ放映前に発売された『SDガンダム GジェネレーションWORLD』にも「バルバトス」というオリジナルモビルスーツが登場しているが、無論関係性は無い(機体のデザインも武装面もガンダム・バルバトスとは全く別物である)。
商品情報
資料リンク
|