「騎士ガンダム」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
(→武装) |
(→ガンダム剣法) |
||
51行目: | 51行目: | ||
==== ガンダム剣法 ==== | ==== ガンダム剣法 ==== | ||
− | ほしの竜一の漫画『SDガンダム外伝 | + | ほしの竜一の漫画『SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語』で設定されたガンダム一族のみに伝わる[[武術・格闘技|剣術]]。スパロボで再現されるかは不明。 |
;彗星剣 | ;彗星剣 | ||
:斬撃にともなって放たれる彗星の如く尾をひく剣気で、単体から複数の標的を切り裂く必殺技。 | :斬撃にともなって放たれる彗星の如く尾をひく剣気で、単体から複数の標的を切り裂く必殺技。 | ||
− | |||
− | |||
<!--=== [[特殊能力]] ===--> | <!--=== [[特殊能力]] ===--> |
2015年6月22日 (月) 21:52時点における版
騎士ガンダム(ナイトガンダム / Knight GUNDAM)
- 登場作品:SDガンダム外伝 ジークジオン編
- 声優:松本保典
- 種族:MS族・ガンダム族
- 性別:男
- 所属:ラクロア王国
- 役職:騎士→バーサル騎士
- モチーフ:ガンダムMk-III
- キャラクターデザイン:横井孝二
自分の名前以外の全ての記憶を失い、雷と共にスダ・ドアカワールドに現れたガンダム族の青年。訪れたラクロア王国に古くから伝わる伝説の勇者と同じ名であったことからレビル王より騎士の称号を与えられ、 同じ名を持ちながらスダ・ドアカワールドの平和を脅かすジオン族の魔王サタンガンダムの討伐に旅立つ。
正義感の強い性格で弱者を労わり、正しい心を否定する者達とは誰であっても戦うという勇者に相応しい人物だが、言い換えればあまりにも完成され過ぎた人格を持つ、ある意味「出来過ぎた」人物でもある[1]。その理由は、彼の失われた記憶が関わっているのだが…。
一方、コミックワールドでは礼儀正しい卑怯キャラ(ある意味で、「知的」であるとも言えるが…)として描かれている。礼儀正しさもギャグとして消化され、「アラレちゃん」のような相手の空気を読まずに自分のペースに巻き込むタイプのキャラクターになっている。ナイトサザビーを彼の肩に合体しているグリフォンを餌付けして撃退する等、まともに戦ったことは殆どない。
フルアーマー騎士ガンダム
騎士ガンダムが炎の剣、霧の鎧、力の盾で構成されている三種の神器を装備した形態。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 初登場作品。PVでマッドゴーレムと戦っている他、追加映像でフルアーマーが武装の演出として登場している。
装備・機能
武装・必殺武器
武装
- ナイトソード
- メイン武器である長剣。通常時はナイトシールドに納刀している。
- 『元祖!SDガンダム』では「メガエクスカリバー」という名前だった。
- 電磁スピア
- 騎兵槍状のスピア。伸縮自在で、名前の通り電磁スパークを放つ事も出来る。騎士ガンダムが最も長く愛用した武器でもある。媒体によって入手経緯は違うが、この槍を手に入れたことで騎士ガンダムは勇者と認められた。
- ちなみにその入手経緯の一つとして、ほしの竜一氏の漫画版における「刺さっていた岩の中に騎士ガンダム本人が眠っており、起きた時に岩を破壊したついでに手に入れた」という前代未聞のものがある。
- ナイトシールド
- 盾。ナイトソードの鞘の役割も持つ。
- 鋼の斧
- 何の変哲もない鋼の斧。BB戦士のキットに付属しており、ナイトシールドの裏に収納できる。
- ただし、ゲーム等の媒体では斧は戦士系の武器なので、騎士ガンダムが装備することは出来ない。
- 三種の神器
- 『炎の剣』『力の盾』『霞の鎧』と呼ばれるラクロア王国に伝説が残る3つの神器。
- かつて伝説の勇者ガンダムが身にまとっていたとされる装備で、全て身につけたものは『10の分身』を生み出し、地を治めることも、覆すことも、星を動かすことすら出来たという伝説の武具。
- アニメでは石版の呪文から召喚され、ナイトソード、ナイトシールド、騎士の鎧が変化するような描写で装着される。
- 騎士ガンダム自身にも大きな負担をかけるようで、常時の装備は出来ない。第一章ラストで炎の剣が失われてからは負担は消えたようで、霞の鎧と力の盾を常時装備するようになった。
- 霞の鎧のモチーフは「機動戦士ガンダム」に登場したMAエルメス。
必殺技
- 連続攻撃
- 右手に剣、左手にスピアを構えての連続攻撃。使用時にカードダスのキラカードのような演出が入るが、この時の構えは「光の騎士編」のカード「バーサル騎士ガンダム[2]」に描かれたポーズとほぼ同じという。
ガンダム剣法
ほしの竜一の漫画『SDガンダム外伝 騎士ガンダム物語』で設定されたガンダム一族のみに伝わる剣術。スパロボで再現されるかは不明。
- 彗星剣
- 斬撃にともなって放たれる彗星の如く尾をひく剣気で、単体から複数の標的を切り裂く必殺技。
移動タイプ
サイズ
- SS
人間関係
ユニオン族
- 騎士アムロ
- 人間族の騎士。騎士ガンダムと厚い絆で結ばれることになる親友。
- ほしの竜一氏の漫画版における馴れ初めは、サタンガンダムに似すぎている事を理由にした襲撃。もちろん、これは後々の伏線につながるわけだが。
- 戦士ガンキャノン、僧侶ガンタンク、騎士セイラ、武闘家ネモ、妖精ジムスナイパーカスタム
- 仲間。
- 騎士シャア
- 時に対立し、時に共闘する謎の騎士。
- 黄金の騎士
- 騎士ガンダム達に手を貸す金色の鎧を纏った騎士。
- フラウ姫
- スダ・ドアカワールドに転移した直後にモンスターに襲われている彼女を救った。
- レビル王
- ラクロア国王。その名が伝説の勇者と同じであった騎士ガンダムにサタンガンダム討伐を任せる。
ジオン族
- 魔王サタンガンダム
- 同じ名を持つ宿敵。その正体は……。
その他
- 武者頑駄無(むしゃがんだむ)、コマンドガンダム
- 映画『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて共演。
- 武者頑駄無真悪参(むしゃがんだむまーくすりー)
名台詞
- 「オーノホ…ティムサコ…タラーキー!」
- OVA『第一章 ラクロアの勇者』にて、「力の盾」「霞の鎧」「炎の剣」の三種の神器を召喚するために唱えた呪文。これにより騎士ガンダムはフルアーマー騎士ガンダムへと進化する。
- なお、この呪文はアナグラムであり、ローマ字読みにして逆さまから読むと「力と霞と炎」となる。
- (この台詞に限らないが)後に『ガンダム無双3』や『Gジェネレーション OVERWORLD』で再び松本氏の声で収録されているが、松本氏の熱演によって凄みが増している。
- 「何者であれ、正しい心を否定すると言うのなら、私は戦う…!」
- OVA『第二章 伝説の巨人』にて、ジークジオンに対して。
- 「悪が栄えたためしはなし……正義は勝つ! そして、正義は我にあり!!」
- 劇場版『武者・騎士・コマンド SDガンダム緊急出撃』にて。
- なお、『SDガンダム三国伝』の主人公である劉備ガンダムもまた、騎士ガンダムと同様の台詞を叫んでいる。
- 「いえばいい…モンスターといえど正義の心をもちつづけるなら…騎士ガンダムの弟となのるがいい…」
関連機体
- ガンダムMk-III
- モチーフとなったMS。……というのが一般的だが、実のところこれは当時の目玉商品だった「リアルタイプガンダムクロス ナイトガンダム」のギミックを本編に逆輸入したという側面が強い。
- というのもガンダムMk-IIIの顔は騎士ガンダムのような所謂『ガンダム顔』とも『Ζガンダム顔』とも大きく異なり、上記商品では「ガンダム顔のマスク」が付属していた。これは素体のMk-IIIに騎士ガンダムの鎧甲冑を着けた時に「騎士ガンダム顔」にするための差し替えパーツである。
- そんなわけで、騎士ガンダム自身からMk-IIIの面影を見出すのは難しい。強いて挙げるなら目の形くらいだろうか…。色が全体に青っぽいのももしかしたらMk-III由来なのかもしれない(Mk-IIIのはもっとグレーがかって濃いが)。
脚注
余談
- 『ガンダムビルドファイターズ』(SRW未参戦)ではレジェンドBB版の騎士ガンダムがガンプラバトルに用いられ、最終回で登場したフルアーマー騎士ガンダムも放送終了後にレジェンドBB化された。
- 『SDガンダムGジェネレーション オーバーワールド』のマイキャラクター製作機能で松本保典氏のボイスパターンが存在するが、その言動は騎士ガンダムそのものと言ってもよく、このボイスパターンのマイキャラクターを真騎士ガンダムに搭乗させると三種の神器の演出が変わるという徹底ぶりである。そのため、往年のファン達はマイキャラの名前を「騎士ガンダム」にしたとか。
- ちなみにあろう事か、松本氏のボイスパターンは「少年タイプ」扱いである。
- 『BB戦士』シリーズではトップクラスのプラモデル化を行われており、ジークジオン編の騎士ガンダム(三種の神器込み)とバーサル騎士ガンダム(左のセット込み)が通常版とDX版の2種類、SDガンダム英雄伝の英雄機版、そして先述のレジェンドBB版の2種類の合計6種類が発売され、レジェンドBB版のバーサル騎士ガンダムも発売が予定されている。
商品情報
|