「バイオ脳」の版間の差分

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2018年5月6日 (日) 00:13時点における版

バイオ脳
登場作品

ガンダムシリーズ

分類 生体コンピューター
開発 木星帝国
テンプレートを表示

概要

機動戦士クロスボーン・ガンダムシリーズにおいて木星帝国が開発した生体コンピューター。構造的に脳を模した生体部分を入れたシリンダーが10本以上と、それらを統合する機械部分(緊急移動用のブースター等も搭載している)で構成されているが、両方共に人間より大きく、搭載された機体の大型化にも繋がっている。

機動戦士クロスボーン・ガンダム

木星帝国総統であるクラックス・ドゥガチは9基のバイオ脳に自らの全人格をインプットしており、その一つ一つがドゥガチ本人であると言っても過言ではない。 つまり、木星帝国の国民の前に見せている姿は「バイオ脳がエアチューブを操作して動かしている人形」に過ぎない。

それぞれイオ基地にクロスボーン・バンガードを引き付けるための囮、エレゴレラおよび7機のディビニダドの制御システムとして用いられたが、その全てが破壊されている。

また、「ドゥガチの人格を完全にコピーした」といっても、ドゥガチ本人の地球への憎悪はコピー出来なかった。その欠点と8機目のディビニダドがいない事をトビアに見破られてしまったので、コピーのドゥガチが連邦軍&コロニー軍&海賊軍を引き付けている間にオリジナルのドゥガチが地球を滅ぼす作戦は失敗した。

木星戦役でドゥガチの人格がコピーされたバイオ脳はすべて破壊されたが、バイオ脳の製造ノウハウは失われておらず…。

機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート

エピソード「最終兵士」において、木星軍残党が極秘に入手した一年戦争時のアムロ・レイの戦闘データをコピーしたバイオ脳が登場している。

新型モビルスーツ・アマクサに搭載され、『スカルハート』の時代から50年以上前の戦闘データのコピーでありながらその能力は凄まじく、木星戦役を生き抜いたはずのウモン、ヨナ、ジェラドが搭乗したフリントを秒殺し、トビアのスカルハートやグレイ・ストークのガンプを苦しめたが、トビアの奇策の前に敗北。

破壊されたアマクサから離脱後、トビアとストークを崩壊する基地から脱出させ、間も無く完全に機能を停止した。

その姿は一年戦争時、崩壊するア・バオア・クーから仲間達を思念波で出口へと導いたアムロ本人を思わせるが、純粋な戦闘データのコピーであるはずのバイオ脳が何故このような行動をとったのかは謎である。

登場作品と役柄

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
原作通りドゥガチの人格をコピーしたバイオ脳が登場している。

単独作品

スーパーロボット大戦V
第3話「流星の記憶」でアムロの戦闘データをコピーしたバイオ脳が登場しほぼ原作通りの行動を取る。
その後はヤマト部隊に配属するルート第45話「人の生きる意味」で密かに持ち出されていた4基の(アムロの戦闘データがコピーされた)バイオ脳が登場するが、この頃になると戦力自体も充実してきているのでさして苦戦はしないはず。残念ながら古谷氏の新録がないためアムロを戦わせても特別な反応はない。
そして、通常ルート第50話「終わりなき戦い」or困難ルート最終話「過去と未来の狭間で」ではゲールの切り札としてドゥガチの人格がコピーされたバイオ脳が3基登場している。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
クラックス・ドゥガチの項目を参照。

単独作品

設定通りアムロと全く同じステータスを持っている。幸いにも、対峙するシナリオでは艦隊指揮を持つ沖田艦長がいるので、ヤマトの周囲で戦えば怖くないが、第3話のみ条件を満たすまではトビア人公のみで戦わないといけない。

特殊技能(特殊スキル)

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
クラックス・ドゥガチの項目を参照。

単独作品

V
強化人間L9、再攻撃サイズ差補正無視L2
ニュータイプ強化人間になっているのを除けば、アムロと全く同じ。その為第3話の時点でL5になっており、苦戦する事になる。

固有エースボーナス

αシリーズ

第2次スーパーロボット大戦α
クラックス・ドゥガチの項目を参照。

単独作品

最終命中率+10%、最終回避率+10%
V』にて採用。しかし、実際に習得することはない。

搭載された機体

エレゴレラ
試作型可変モビルアーマー。バイオ脳を搭載している故に無人操縦だが、味方の戦意向上を目的としてテテニスが乗せられた事もある。
ディビニダド
全身が核融合炉で構成された「動く核弾頭」と言うべき巨大モビルアーマー
アマクサ
クロスボーン・ガンダムX2のデータを基に開発された機体。