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2018年3月27日 (火) 11:54時点における版
Gキャノン | |
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外国語表記 | G-Cannon |
登場作品 | |
分類 | 中距離支援用モビルスーツ |
生産形態 | 量産機 |
型式番号 | F71 |
頭頂高 | 14.3 m |
本体重量 | 8.7 t |
全備重量 | 23.1 t |
動力 | 熱核融合炉 |
ジェネレーター出力 | 3,350 kW |
スラスター推力 |
27,840 kg×2
|
アポジモーター数 | 50 |
装甲材質 | ガンダリウム合金セラミック複合材 |
開発 | サナリィ社 |
製造 | アナハイム・エレクトロニクス社 |
所属 | 地球連邦軍 |
主なパイロット | 連邦兵 |
概要
機体概要
サナリィが開発した地球連邦軍の中距離支援用モビルスーツ。F90 Sタイプの量産型として、試作機であるキャノンガンダムをベースに開発された。
サナリィとしてはキャノンガンダムそのものを量産したい考えであったのだが、この頃のサナリィはモビルスーツの大量生産が可能なほどの能力はなく、その上、地球連邦軍からの要請もあってアナハイム・エレクトロニクス社に委託して生産するという体制をとることとなった。これは地球連邦軍がモビルスーツ製造事業からアナハイムが撤退してしまうことを恐れたためであると言われている。しかし、アナハイムはキャノンガンダムを再現できるほどの技術力を持ち合わせていなかったため、サナリィは性能をデチューンした本機を開発し、アナハイムへ委託した。また、サナリィがアナハイムへの技術の提供を一部拒否したという話もあり、サナリィとアナハイムの関係がかなり険悪であったという証明とも言える。
支援用モビルスーツとして必要のない性能をオミットした設計がされており、そのおかげで総合的にヘビーガン以上の性能を獲得しているが、この頃の連邦軍のモビルスーツの運用目的は主に暴徒鎮圧であったことから、対モビルスーツ戦にはあまり向かない機体となってしまっている。
劇中ではフロンティアIVでの戦闘で数機が投入されているが、ジェガンと同様クロスボーン・バンガードのモビルスーツ部隊にはほとんど対抗できていなかった。また、戦闘の最中に、両肩のバルカン砲から大量に排出された薬莢が避難中の民間人のコチュン・ハインの母親の頭に当たり、彼女を死亡させてしまっている。これはパイロットの技量が著しく低かったことが原因とされている。
なお、アナハイムは本機の後継機として「シルエットフォーミュラプロジェクト」に基づいて改修型のGキャノン・マグナを開発している。また、キャノンガンダムを模倣したハーディガンもあるが、こちらはヘビーガンをベースにしている。
登場作品と操縦者
旧シリーズ
- スーパーロボット大戦F完結編
- 初参戦作品。序盤よりラビアンローズの数多い補給物資としてロンド・ベル隊に渡される。その補給物資の中では断トツの弱さ。射程も短い(何故かガンキャノン以下)ので使われることはないだろう。
- 運動性や最大火力はリ・ガズィに匹敵し、最強兵器がバリアも効かず切り払いもできないマシンガン系のため、バリア持ちのヘビーメタルが死ぬほど出てくる『F』当時なら役に立っただろうに、完結編の序盤はあまりヘビーメタルが出ない、オーラバトラーは出てくるがバリアの仕様が違うので対ヘビーメタル戦ほど実弾のメリットがない、本格的にヘビーメタルと交戦する頃には機体のスペックが低すぎる……とあまりにも中途半端なタイミングで出てくるため、結局使いようがない。
装備・機能
武装・必殺武器
- バルカン砲
- 頭部に2門内蔵。
- ダブルビームガン
- 両腕に1門ずつ内蔵。
- 4連装マシンキャノン
- 両肩に2門装備。弾は実弾。外す事で白兵戦にも対応可能となる。
- 空薬莢は周囲に排出する仕様になっており、劇中では市街地で運用したため、死傷者を出してしまった。
- ビームサーベル
- 2本装備。
- ビームライフル、シールド
- ヘビーガンと同型の物を装備。
特殊能力
- 剣装備
- 切り払いを発動。
移動タイプ
サイズ
- M
関連機体
- Gキャノンマグナ
- 漫画『機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91』に登場。本機の改良型でマシンキャノンの代わりにビームキャノンを装備。
- ガンダムF90
- SタイプがGキャノンの原型になった。
- ヘビーガン
- 一部の構造規格が共通している。
- ガンキャノン、ガンタンク
- 支援用MSとしての先祖[1]に当たる。
脚注
- ↑ F90Sタイプは長距離支援機=ガンタンクの子孫であり、そこにガンキャノン(中距離支援機)のコンセプトを混ぜたのがキャノンガンダム。
資料リンク
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