「シド」の版間の差分

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== シド(Sid) ==
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*外国語表記:[[外国語表記::Sid]]
 
*[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]]
 
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**[[機動戦士ガンダムAGE]]
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**機動戦士ガンダムAGE 追憶のシド(SRW未参戦)
 
**機動戦士ガンダムAGE 追憶のシド(SRW未参戦)
*分類:超大型[[モビルスーツ]]
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*全高:不明(通常のモビルスーツの5倍以上)
 
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*パイロット:自律稼働
 
*パイロット:自律稼働
  
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== 概要 ==
 
戦闘用技術データベース[[EXA-DB]]を防衛する超巨大[[モビルスーツ]]。甲殻類や節足動物を思わせる異様な外観が特徴的。初出は外伝[[漫画]]作品『追憶のシド』であり、アニメ本編には三世代編からの登場となる。
 
戦闘用技術データベース[[EXA-DB]]を防衛する超巨大[[モビルスーツ]]。甲殻類や節足動物を思わせる異様な外観が特徴的。初出は外伝[[漫画]]作品『追憶のシド』であり、アニメ本編には三世代編からの登場となる。
  
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;[[スーパーロボット大戦BX]]
 
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:初登場作品。インダストリアル7にて遭遇する事になる。戦える機会は、第38話「たったひとつの望み」の1回だけである。
 
:初登場作品。インダストリアル7にて遭遇する事になる。戦える機会は、第38話「たったひとつの望み」の1回だけである。
:本作では『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』『[[機動戦士ガンダム00|00]]』が参戦しているため'''「モビルアーマー」として扱われている'''([[機動戦士ガンダムAGE|原作]]では[[モビルアーマー]]の概念が存在しないため、本機もモビルスーツとして扱われている)。
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:原作では[[モビルアーマー]]の概念が存在しないが、本作では『[[機動戦士ガンダムUC|UC]]』・『[[機動戦士ガンダム00|00]]』が参戦しているため本機はモビルアーマーとして扱われている。
 
:また、本作では[[EXA-DB]]にアクセスできる端末が[[ラプラスの箱]]の中にある『もうひとつの箱』として存在する事から、シドは'''ラプラスの箱の番人'''としても行動している。しかし、[[ネオ・ジオング]]のファンネル・ビットによって、[[袖付き]]の制御下に置かれ、[[ブライティクス|BX]]や[[ヴェイガン]]を攻撃。最後は[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]の[[ガンダムレギルス]]によって倒される。その後、ヴェイガン及び[[木連]]との決戦で現れ、その後は原作と同じ運命をたどる。
 
:また、本作では[[EXA-DB]]にアクセスできる端末が[[ラプラスの箱]]の中にある『もうひとつの箱』として存在する事から、シドは'''ラプラスの箱の番人'''としても行動している。しかし、[[ネオ・ジオング]]のファンネル・ビットによって、[[袖付き]]の制御下に置かれ、[[ブライティクス|BX]]や[[ヴェイガン]]を攻撃。最後は[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]の[[ガンダムレギルス]]によって倒される。その後、ヴェイガン及び[[木連]]との決戦で現れ、その後は原作と同じ運命をたどる。
  
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;対[[ガンダムレギルス]]、[[ガンダムAGE-2ダークハウンド]]
 
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:ガンダムレギルスの試運転も兼ねて[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]はEXA-DBの調査に乗り出す。目標地点でシドと遭遇し応戦、苛烈な弾幕と見えざる傘によるステルスに苦戦するも途中参戦した[[キャプテン・アッシュ]]のAGE-2と共闘、アッシュがステルス対策としてアンカーをシドに引っ掛けるとゼハートはそれを目印に突撃、シドを大破して見せた。だがコアが無事なシドは不穏な動きを見せており…
 
:ガンダムレギルスの試運転も兼ねて[[ゼハート・ガレット|ゼハート]]はEXA-DBの調査に乗り出す。目標地点でシドと遭遇し応戦、苛烈な弾幕と見えざる傘によるステルスに苦戦するも途中参戦した[[キャプテン・アッシュ]]のAGE-2と共闘、アッシュがステルス対策としてアンカーをシドに引っ掛けるとゼハートはそれを目印に突撃、シドを大破して見せた。だがコアが無事なシドは不穏な動きを見せており…
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== 関連機体 ==
 
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;シド(別個体)
 
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2016年9月25日 (日) 19:30時点における版

概要

戦闘用技術データベースEXA-DBを防衛する超巨大モビルスーツ。甲殻類や節足動物を思わせる異様な外観が特徴的。初出は外伝漫画作品『追憶のシド』であり、アニメ本編には三世代編からの登場となる。

追憶のシドでの動向

シドは「銀の杯条約」以前の技術の粋を集めて造られており、高い機体性能は勿論のこと、後世の脅威に対抗するために「自己再生」「自己進化」機能までも有している。

シドには制御プログラムとして、EXA-DBの開発者であるエドル・イナーシュの人格データがインプットされており、EXA-DBの警備に当たっていたのだが、フェザール・イゼルカントがデータをハッキングした事により、人格データを封印されてしまう。その結果、シドは自らのデータをハッキングした犯人を捜すため、EXA-DBに近付く者を全て攻撃する怪物へと成り果ててしまった。

A.G.151、シドは当時特務隊隊長だったアセム・アスノのガンダムAGE-2と交戦してこれを撃破するも、ウィービック・ランブロの自爆により破壊された。

三世代編での動向

ところが、A.G.164時にはシドは既に修復済みの状態となっていた。その上、電磁ステルス「見えざる傘」を搭載しており、機動性は最新鋭機ガンダムレギルスと同等レベルという、まさに「本物の怪物」になっている。実際、ガンダムレギルスの力を掴むためにやって来たゼハートおよびEXA-DBを破壊しに来たガンダムAGE-2ダークハウンドを駆るアセムとの戦闘において、両名を圧倒している。

だが、「見えざる傘」を使おうとした直前、ダークハウンドのアンカーショットを脚部に引っ掛けられ、それを目印にレギルスのビットを撃ち込まれ(一瞬シドを見失い、気付くまでに13秒かかった)、最後にはビームサーベルを背部に突き立てられ撃破された。その直後、バロノークの砲撃を受けてEXA-DBが存在する小惑星は破壊されたが、シドを管制するデータバンク本体は残っており、小型の修復作業ユニットによって修理が行われた。

修理されたシドは最終的にセカンドムーン宙域に出現し、ゼラ・ギンスが乗るヴェイガンギアと合体して「ヴェイガンギア・シド」になっている。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
初登場作品。インダストリアル7にて遭遇する事になる。戦える機会は、第38話「たったひとつの望み」の1回だけである。
原作ではモビルアーマーの概念が存在しないが、本作では『UC』・『00』が参戦しているため本機はモビルアーマーとして扱われている。
また、本作ではEXA-DBにアクセスできる端末がラプラスの箱の中にある『もうひとつの箱』として存在する事から、シドはラプラスの箱の番人としても行動している。しかし、ネオ・ジオングのファンネル・ビットによって、袖付きの制御下に置かれ、BXヴェイガンを攻撃。最後はゼハートガンダムレギルスによって倒される。その後、ヴェイガン及び木連との決戦で現れ、その後は原作と同じ運命をたどる。

装備・機能

武装・必殺武器

フェザーミサイル
羽からミサイルを射出する。
ビームライフル
両脇の羽の先端に装備されている。屈曲機能を備えており、敵の追尾や鞭として使う事もできる。
シド・スレイブ
体内に搭載されている小型のシドで攻撃の他、修復ユニットとしても扱われている。SRW未実装。
見えざる傘
ステルス機能。本来はモビルスーツには搭載できないのだが、シド並のサイズならば搭載が可能。

特殊能力

電磁シールド、見えざる傘、HP回復L2、EN・MP回復L2、スペック低下無効

移動タイプ

宇宙

サイズ

L

パイロットステータス設定の傾向

特殊スキル

BX
底力L8、援護攻撃L3、全体攻撃L3

機体BGM

「ガンダムAGE-3~覚醒」
『BX』にて採用。

対決・名場面

対ジェノアスII、Gサイフォス
EXA-DBの付近で激戦を繰り広げるウィービックのGサイフォスとラーガンのジェノアスIIに反応してシドが襲い掛かる。二人は一時停戦し共闘、ラーガンは長年培ったMSの操縦技術でシドを翻弄してみせる。最終的に窮地に陥るも、戦艦バロノークの砲撃によりシドが損傷、撤退した。
ガンダムレギルスガンダムAGE-2ダークハウンド
ガンダムレギルスの試運転も兼ねてゼハートはEXA-DBの調査に乗り出す。目標地点でシドと遭遇し応戦、苛烈な弾幕と見えざる傘によるステルスに苦戦するも途中参戦したキャプテン・アッシュのAGE-2と共闘、アッシュがステルス対策としてアンカーをシドに引っ掛けるとゼハートはそれを目印に突撃、シドを大破して見せた。だがコアが無事なシドは不穏な動きを見せており…

関連機体

シド(別個体)
ラ・グラミスの激戦から三年後、シドとEXA-DBにはいくつかの複製が存在することが確認されており、キオがそのうちの一個体と交戦している。
シド・ディーオ
ゲーム版に登場する藍色のシド。クロスプレイミッションの一部ミッションに出現するほか、ゲームクリアしたデータで再開すると宇宙空間を徘徊していることがある。
ヴェイガンギア・シド
ヴェイガンギアと合体して変貌した機体。
デビルガンダム
「自己修復」「自己進化」「自己増殖」等の点が共通しており、しばしば例えられる事もある。

余談

資料リンク