「グラハム専用ユニオンフラッグカスタム」の版間の差分

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*型式番号:SVMS-01E
 
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*重量:66.6t
 
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対ガンダム戦に際し、[[グラハム・エーカー]]の意見を取り入れ[[ユニオンフラッグ]]を極限まで強化した[[モビルスーツ]]。劇中では「'''カスタムフラッグ'''」と呼ばれる。開発担当者は[[レイフ・エイフマン]]と[[ビリー・カタギリ]]。
 
対ガンダム戦に際し、[[グラハム・エーカー]]の意見を取り入れ[[ユニオンフラッグ]]を極限まで強化した[[モビルスーツ]]。劇中では「'''カスタムフラッグ'''」と呼ばれる。開発担当者は[[レイフ・エイフマン]]と[[ビリー・カタギリ]]。
  
背部フライトユニットを正式には未採用の大型のものに換装し、装甲や燃料搭載量をギリギリまで削り軽量化。ガンダムのビーム兵器対策として対ビームコーティングを施している。さらにエンジンのリミッターを外したことで通常のフラッグの2倍以上の最高速度を手に入れた。しかしパイロットの負担を無視した結果全速旋回時に体にかかるGは対Gシステムを作動させた上で12Gという凄まじさで、現にグラハムは吐血している。機体のOSは左利きのグラハムに合わせて専用のものが用意されている。
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背部フライトユニットを正式には未採用の大型のものに換装し、装甲や燃料搭載量をギリギリまで削り軽量化。ガンダムのビーム兵器対策として対ビームコーティングを施している。さらにエンジンのリミッターを外したことで通常のフラッグの2倍以上の最高速度を手に入れた。しかし、パイロットの負担を無視した結果、'''全速旋回時に身体に掛かるGは、耐Gシステムを作動させた上でも12G'''という凄まじさであり、<ref>余談だが、'''現実世界では「耐Gスーツを着用した熟練パイロットであったとしても10G(一般人ならば6G)までが限度」'''である。</ref>現にグラハムは吐血している。
  
武装面ではアイリス社製の新型試作リニアライフル「XLR-04」を装備し、火力を強化している。これは後に新型リニアライフル「トライデントストライカー」(XLR-04の制式仕様)に変更されている。
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武装面ではアイリス社製の新型試作リニアライフル「XLR-04」を装備し、火力を強化している。これは後に新型リニアライフル「トライデントストライカー」(XLR-04の制式仕様)に変更されている。機体のOSは、左利きのグラハムに合わせて専用のものが用意されている。
  
 
劇中ではエクシアやデュナメスと対決するも、状況が許さず明確な決着はつけられなかった。しかし[[ガンダムスローネアイン]]がアイリス社の工場を襲撃した際には単機でこれを撃退する戦果を上げている。
 
劇中ではエクシアやデュナメスと対決するも、状況が許さず明確な決着はつけられなかった。しかし[[ガンダムスローネアイン]]がアイリス社の工場を襲撃した際には単機でこれを撃退する戦果を上げている。
 
グラハムの技量、そして気迫もあったとは言え、太陽炉非搭載の機体の中では唯一、'''単機での戦闘でガンダムに明確な損害を与えた'''という傑作機である。
 
グラハムの技量、そして気迫もあったとは言え、太陽炉非搭載の機体の中では唯一、'''単機での戦闘でガンダムに明確な損害を与えた'''という傑作機である。
  
のちに通常のパイロット向けに性能を落ち着かせた[[オーバーフラッグ]]が量産されている。ちなみに設定ではオーバーフラッグとは微妙に機体の色が異なる。
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後に通常のパイロット向けに性能を落ち着かせた[[オーバーフラッグ]]が量産されている。ちなみに、設定上ではオーバーフラッグとは微妙に機体の色が異なる。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
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;[[第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]
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:初登場作品。「ユニオンフラッグカスタム」名義。新型リニアライフルを装備したオーバーフラッグス仕様で登場。専用技『グラハム・スペシャル』でエクシアを狙い撃ちしてくる。……のだがスペシャルの消費EN30に対して最大ENが170しかなく、燃費は悪い。
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:初登場作品。「ユニオンフラッグカスタム」名義。新型リニアライフルを装備したオーバーフラッグス仕様で登場。専用技「グラハム・スペシャル」で[[ガンダムエクシア]]を付け狙ってくる。…のだが、「グラハム・スペシャル」の消費[[EN]]30に対して最大ENが170しか無いので、燃費が悪い。
  
 
== 装備・機能 ==
 
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;20mm機銃
 
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::ソニックブレイドにプラズマを纏わせたエネルギーソード。ユニオンでのビームサーベル実用化の研究の産物。ビームサーベルとも短時間は切り結べる。
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:本機の主兵装。アイリス社の試作型を徴用してきたもので、内蔵バッテリーを大型の物に変更している。大型のため取り回しは悪い。
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;ディフェンスロッド
 
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:右腕に装備されている棒状のシールド。回転させながら攻撃を弾く。対デュナメス戦では至近からのビームピストルの連射を見事に受け止めたが、ボロボロになってしまった。
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:主翼や両脚部の間に増設する。人型では装備できない。
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:主翼や両脚部の間に増設する。人型では装備できない。SRW未使用。
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;新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
 
;新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
:XLR-04を発展させた制式仕様。銃口が3つに増やされ、中央は単射用、両側は連射用となっている。形状は空力を考慮したものに変更された。[[オーバーフラッグ]]の物と同型でオーバーフラッグス結成以降はこちらを使用しているが、識別のため冷却ジェル部の色は青になっている。
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:XLR-04を発展させた制式仕様。銃口が3つに増やされ、中央は単射用、両側は連射用となっている。形状は空力を考慮したものに変更された。
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:[[オーバーフラッグ]]の物と同型でオーバーフラッグス結成以降はこちらを使用しているが、識別のため冷却ジェル部の色は青になっている。
 
;GNビームサーベル
 
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:[[ガンダムスローネアイン]]のものを奪取して使用。
 
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;グラハム・スペシャル
 
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:命名者は[[ビリー・カタギリ]]。グラハムの[[技量]]による攻撃モーション。フラッグの高機動力で相手を翻弄し、背後に回ってプラズマソードで切り裂く。対スローネアイン戦の再現。
  
 
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== 対決・名場面 ==
 
== 対決・名場面 ==
 
;対[[ガンダムエクシア]]
 
;対[[ガンダムエクシア]]
:初登場時。通常の2倍以上のスピードでエクシアを追跡、狙撃で海中に沈めた(そのまま逃げられてしまったが)。
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:1st第4話より。初登場時。通常の2倍以上のスピードでエクシアを猛追。エクシアからの攻撃を全弾回避した上にエクシアを[[狙撃]]し、[[海|海中]]に沈めた(もっとも、そのまま逃げられてしまったが)。
 
;対[[ガンダムデュナメス]]
 
;対[[ガンダムデュナメス]]
:アザディスタンで対戦。グラハムスペシャルで翻弄した。
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:1st第12話より。アザディスタンで対戦。グラハムスペシャルで翻弄した。
 
;対[[ガンダムスローネアイン]]
 
;対[[ガンダムスローネアイン]]
:アイリス社工場を襲うスローネを急襲。右腕を切り落とす活躍を見せた。
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:1st第18話より。アイリス社工場を襲うスローネを急襲。右腕を切り落とす活躍を見せた。まさに、この時のグラハムは'''「阿修羅すら凌駕する存在」'''であった。
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:ちなみに、スローネアイン戦後のグラハムは、これまで身体に多大なGが掛かるカスタムフラッグに乗り続けた無理が祟った故か、吐血している。
  
 
== 関連機体 ==
 
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:更に改造されたフラッグ。ただし、バランスは劣悪。別名「GNフラッグ」。
 
:更に改造されたフラッグ。ただし、バランスは劣悪。別名「GNフラッグ」。
 
;[[オーバーフラッグ]]
 
;[[オーバーフラッグ]]
:本機の制式仕様。スペックに変化はないがリミッターがかけられている。
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:本機の制式仕様。スペックに変化は無いがリミッターが掛けられている。
 
;[[トールギス]]
 
;[[トールギス]]
:直接関係はないが、パイロットに多大なGをかけるという設定から、トールギスを連想した視聴者は多い。ゲームでも共演した。なお、こちらは純白のカラーリングで、重装甲、高火力の機体を2基の高出力推進器で加速させるというある意味では真逆のコンセプトの機体。
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:直接関係は無いが、「パイロットに多大なG(トールギスの場合は、15G以上)を掛ける」という設定から、トールギスを連想した視聴者は多い。『[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]』でも共演した。
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:なお、トールギスは「純白のカラーリングで、重装甲・高火力の機体を2基の高出力推進器で加速させる」というある意味では真逆のコンセプトの機体である。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*本機は1stシーズン第3話でグラハムがレイフマンにガンダムと戦える機体として「1週間で」改造する事を希望しているが、現実時間で1週間後の第4話で本当に登場している。
 
*本機は1stシーズン第3話でグラハムがレイフマンにガンダムと戦える機体として「1週間で」改造する事を希望しているが、現実時間で1週間後の第4話で本当に登場している。
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== 脚注 ==
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==

2016年3月26日 (土) 13:09時点における版

SVMS-01E グラハム専用ユニオンフラッグカスタム(Graham's Union Flag Custom)

対ガンダム戦に際し、グラハム・エーカーの意見を取り入れユニオンフラッグを極限まで強化したモビルスーツ。劇中では「カスタムフラッグ」と呼ばれる。開発担当者はレイフ・エイフマンビリー・カタギリ

背部フライトユニットを正式には未採用の大型のものに換装し、装甲や燃料搭載量をギリギリまで削り軽量化。ガンダムのビーム兵器対策として対ビームコーティングを施している。さらにエンジンのリミッターを外したことで通常のフラッグの2倍以上の最高速度を手に入れた。しかし、パイロットの負担を無視した結果、全速旋回時に身体に掛かるGは、耐Gシステムを作動させた上でも12Gという凄まじさであり、[1]現にグラハムは吐血している。

武装面ではアイリス社製の新型試作リニアライフル「XLR-04」を装備し、火力を強化している。これは後に新型リニアライフル「トライデントストライカー」(XLR-04の制式仕様)に変更されている。機体のOSは、左利きのグラハムに合わせて専用のものが用意されている。

劇中ではエクシアやデュナメスと対決するも、状況が許さず明確な決着はつけられなかった。しかしガンダムスローネアインがアイリス社の工場を襲撃した際には単機でこれを撃退する戦果を上げている。 グラハムの技量、そして気迫もあったとは言え、太陽炉非搭載の機体の中では唯一、単機での戦闘でガンダムに明確な損害を与えたという傑作機である。

後に通常のパイロット向けに性能を落ち着かせたオーバーフラッグが量産されている。ちなみに、設定上ではオーバーフラッグとは微妙に機体の色が異なる。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
初登場作品。「ユニオンフラッグカスタム」名義。新型リニアライフルを装備したオーバーフラッグス仕様で登場。専用技「グラハム・スペシャル」でガンダムエクシアを付け狙ってくる。…のだが、「グラハム・スペシャル」の消費EN30に対して最大ENが170しか無いので、燃費が悪い。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

20mm機銃
胴体部に1門内蔵。SRW未使用。
ミサイル
両膝部に内蔵。SRW未使用。
ソニックブレイド
高周波振動を起こす短刀。両腕部に収納。SRW未使用。
プラズマソード
ソニックブレイドにプラズマを纏わせたエネルギーソード。ユニオンでのビームサーベル実用化に向けた研究の産物。
なお、ソレスタルビーイングのガンダムが所持するGNビームサーベルとも(短時間は)切り結べる。
試作新型リニアライフル「XLR-04」
本機の主兵装。アイリス社の試作型を徴用してきたもので、内蔵バッテリーを大型の物に変更している。大型であるため、取り回しは悪い。SRW未登場。
ディフェンスロッド
右腕に装備されている棒状のシールド。回転させながら攻撃を弾く。対デュナメス戦では至近からのGNビームピストルの連射を見事に受け止めたが、ボロボロになってしまった。

オプション装備

ミサイルポッド
主翼や両脚部の間に増設する。人型では装備できない。SRW未使用。
新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
XLR-04を発展させた制式仕様。銃口が3つに増やされ、中央は単射用、両側は連射用となっている。形状は空力を考慮したものに変更された。
オーバーフラッグの物と同型でオーバーフラッグス結成以降はこちらを使用しているが、識別のため冷却ジェル部の色は青になっている。
GNビームサーベル
ガンダムスローネアインのものを奪取して使用。

必殺技

グラハム・スペシャル
命名者はビリー・カタギリ。グラハムの技量による攻撃モーション。フラッグの高機動力で相手を翻弄し、背後に回ってプラズマソードで切り裂く。対スローネアイン戦の再現。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

対決・名場面

ガンダムエクシア
1st第4話より。初登場時。通常の2倍以上のスピードでエクシアを猛追。エクシアからの攻撃を全弾回避した上にエクシアを狙撃し、海中に沈めた(もっとも、そのまま逃げられてしまったが)。
ガンダムデュナメス
1st第12話より。アザディスタンで対戦。グラハムスペシャルで翻弄した。
ガンダムスローネアイン
1st第18話より。アイリス社工場を襲うスローネを急襲。右腕を切り落とす活躍を見せた。まさに、この時のグラハムは「阿修羅すら凌駕する存在」であった。
ちなみに、スローネアイン戦後のグラハムは、これまで身体に多大なGが掛かるカスタムフラッグに乗り続けた無理が祟った故か、吐血している。

関連機体

グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
更に改造されたフラッグ。ただし、バランスは劣悪。別名「GNフラッグ」。
オーバーフラッグ
本機の制式仕様。スペックに変化は無いがリミッターが掛けられている。
トールギス
直接関係は無いが、「パイロットに多大なG(トールギスの場合は、15G以上)を掛ける」という設定から、トールギスを連想した視聴者は多い。『第2次Z破界篇』でも共演した。
なお、トールギスは「純白のカラーリングで、重装甲・高火力の機体を2基の高出力推進器で加速させる」というある意味では真逆のコンセプトの機体である。

余談

  • 本機は1stシーズン第3話でグラハムがレイフマンにガンダムと戦える機体として「1週間で」改造する事を希望しているが、現実時間で1週間後の第4話で本当に登場している。

脚注

  1. 余談だが、現実世界では「耐Gスーツを着用した熟練パイロットであったとしても10G(一般人ならば6G)までが限度」である。

商品情報

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