「マグネットコーティング」の版間の差分
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+ | なお、TV版と漫画『THE ORIGIN』ではモスク・ハン博士の外見やマグネットコーティング導入の話の中でガンダムが暴走するエピソードの追加など多少の違いがあるが、アムロの反応についてはかなり異なるものとなっている。TV版では「考え方は解りもしますが…」とろくにテストもしていない技術導入に不安を見せつつも消極的ながら理解を示している。一方、『THE ORIGIN』ではいい加減な技術でガンダムを弄ると感じて強く拒絶し激昂している。しかしどちらの話でも、最後は博士の技術屋としての矜持に感謝し、その後ガンダムを動かしてみて性能向上に(TV版では「こりゃすごいや」、『THE ORIGIN』では「何か違う!」)驚く反応を見せた。 | ||
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:限界反応+20、運動性+5。限界反応が重要になってくる『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、運動性アップよりも限界反応が20も上昇する点で装備される機会が多い。限界反応目当てなら、運動性上昇量がより高い[[バイオセンサー]](限界反応+15、運動性+10)よりこちらが有効。 | :限界反応+20、運動性+5。限界反応が重要になってくる『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では、運動性アップよりも限界反応が20も上昇する点で装備される機会が多い。限界反応目当てなら、運動性上昇量がより高い[[バイオセンサー]](限界反応+15、運動性+10)よりこちらが有効。 | ||
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:機動力+20。機動力(SRWでの運動性)のみを上昇させる唯一のパーツ。数値も優秀である。 | :機動力+20。機動力(SRWでの運動性)のみを上昇させる唯一のパーツ。数値も優秀である。 | ||
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− | : | + | :ガンダム系とRシリーズ専用の装備品として登場。素早さ4アップ。本作では[[バイオセンサー]]の上位品である。 |
− | : | + | :本作には宇宙世紀ガンダムシリーズは登場していないのだが、後述の小説版のことを考えれば、『ガンダムW』が出典とも考えられる。 |
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+ | ;[[G-3ガンダム]] | ||
+ | :サイド7襲撃事件での損傷後、修理も兼ねてマグネットコーティングが施され、同技術のテストベッド機として実地検証に用いられた。改修前のガンダムに倍する運動性を発揮したとされる。 | ||
+ | ;[[ガンダム]] | ||
+ | :アムロの反応速度に機体の追従性が対応できなくなったため、改修実装された。 | ||
+ | :アムロ用の調整が施されていることもあり、常人では扱いきれないほど敏感になったが、それでもアムロは十分とは言い切れないと不満を漏らしていた。 | ||
+ | ;[[NT-1アレックス]] | ||
+ | :設計段階から既にアムロ用の調整でマグネットコーティングが組み込まれており、上記2機を格段に上回る完成度を誇った。担当技術者曰く「フルパワーのこいつをまともに扱えるのは一種の化け物」。 | ||
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*「技術」であって「物」ではないため、どうやって拾ったり付け替えたりしているのかは不明。 | *「技術」であって「物」ではないため、どうやって拾ったり付け替えたりしているのかは不明。 | ||
**ガンダム30周年記念で製作された1/1実物大ガンダムには各地での展示の過程で「マグネットコーティングが施された状態の再現」として、各間接部に2本の銅色の細い板、もしくは銅線状のパーツが追加された。現在もお台場ダイバーシティーにはこの仕様のまま置かれており、後に発売された一部のRX-78のガンプラにも採用されている。SRWの強化パーツはこの「マグネットコーティングの機能を発揮する」パーツが落ちているのかもしれない。もちろん、初めてSRWに強化パーツとして登場した時はまだ1/1ガンダムもこのような設定も存在しなかったのだが。 | **ガンダム30周年記念で製作された1/1実物大ガンダムには各地での展示の過程で「マグネットコーティングが施された状態の再現」として、各間接部に2本の銅色の細い板、もしくは銅線状のパーツが追加された。現在もお台場ダイバーシティーにはこの仕様のまま置かれており、後に発売された一部のRX-78のガンプラにも採用されている。SRWの強化パーツはこの「マグネットコーティングの機能を発揮する」パーツが落ちているのかもしれない。もちろん、初めてSRWに強化パーツとして登場した時はまだ1/1ガンダムもこのような設定も存在しなかったのだが。 | ||
*第3世代[[モビルスーツ]]([[可変モビルスーツ]])は変形時の可動部にマグネットコーティングを施している(=標準装備)という設定なので、原作通りなら付けても効果は無い筈である。 | *第3世代[[モビルスーツ]]([[可変モビルスーツ]])は変形時の可動部にマグネットコーティングを施している(=標準装備)という設定なので、原作通りなら付けても効果は無い筈である。 | ||
+ | * [[小説|ノベライズ版]]『[[新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]』では[[トロワ・バートン|トロワ]]が[[ガンダムヘビーアームズ|ヘビーアームズ]]にマグネットコーティングを施した事を発言しており、『ガンダムW』においてもマグネットコーティングの技術が存在する模様。 | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == | ||
*[[GUNDAM:マグネットコーティング]] | *[[GUNDAM:マグネットコーティング]] | ||
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+ | == 脚注 == | ||
+ | <references /> | ||
{{ガンダムシリーズ}} | {{ガンダムシリーズ}} |
2024年6月13日 (木) 14:34時点における最新版
マグネットコーティングとは、『機動戦士ガンダム』に登場する技術のこと。
概要[編集 | ソースを編集]
磁石の反発を利用し、運動能力を向上させる技術の総称。
ソロモン会戦後、パイロットであるアムロ・レイの反応速度に追従出来なくなったRX-78-2ガンダムを性能向上させる為にモスク・ハン博士によって施された。関節の可動摩擦面同士にモノポール[1]でコーティングして摩擦を軽減させ、反応速度を増大させる…理屈を簡単に説明すると「(超ハイテクによって)関節に油を差すようなもの」とのこと。関節駆動にフィールドモーターを用いる連邦系MSでは極めて有用な技術であるが、流体パルス・システムを用いているジオン系MSでは効果が薄い。後年では量産機を含めて標準採用化されるようになったこともあり、実に画期的かつ効果的な処置だったのだろう。
なお、TV版と漫画『THE ORIGIN』ではモスク・ハン博士の外見やマグネットコーティング導入の話の中でガンダムが暴走するエピソードの追加など多少の違いがあるが、アムロの反応についてはかなり異なるものとなっている。TV版では「考え方は解りもしますが…」とろくにテストもしていない技術導入に不安を見せつつも消極的ながら理解を示している。一方、『THE ORIGIN』ではいい加減な技術でガンダムを弄ると感じて強く拒絶し激昂している。しかしどちらの話でも、最後は博士の技術屋としての矜持に感謝し、その後ガンダムを動かしてみて性能向上に(TV版では「こりゃすごいや」、『THE ORIGIN』では「何か違う!」)驚く反応を見せた。
SRWでの扱い[編集 | ソースを編集]
アイテム[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦
- いわゆるドーピングアイテム。使うとすばやさが2アップ。
- 第2次スーパーロボット大戦
- 同じくドーピングアイテム。使うとすばやさが1アップ。本作では再攻撃の可否が戦略の優劣に関わるので的確に使用すれば有利な展開にしやすい。
- グランゾンやジ・Oなど、すばやさの高いユニットは数値を確認してドーピングすれば被害も少なくなる。
強化パーツ[編集 | ソースを編集]
運動性向上系の強化パーツとして度々登場。同系列の強化パーツの中では性能は最低レベルだが、原典での扱いを考慮してか、限界反応採用作品では限界反応の上昇値が高めになっている場合が多い。設定から考えると1年戦争時のジオン系MSやエヴァのような機械的な関節を持たない生体兵器等には効果がほとんどなく、グリプス戦役頃からのほぼ全てのMSには既に標準装備で使用されているため更に装備しても性能向上は見込めないはずであるが、SRWではそれらのユニットが装備しても、もちろん普通通りに効果が発生する。
- 多くの作品
- 限界反応+20、運動性+5。限界反応が重要になってくる『F完結編』では、運動性アップよりも限界反応が20も上昇する点で装備される機会が多い。限界反応目当てなら、運動性上昇量がより高いバイオセンサー(限界反応+15、運動性+10)よりこちらが有効。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 限界反応+10、運動性+5。
- スーパーロボット大戦Z / 第3次スーパーロボット大戦Z
- 運動性+10。『第2次Z』ではマッスルシリンダーに取って代わられ未登場。
- 関連作品
- リアルロボット戦線
- 機動力+20。機動力(SRWでの運動性)のみを上昇させる唯一のパーツ。数値も優秀である。
その他[編集 | ソースを編集]
- スーパーヒーロー作戦
- ガンダム系とRシリーズ専用の装備品として登場。素早さ4アップ。本作ではバイオセンサーの上位品である。
- 本作には宇宙世紀ガンダムシリーズは登場していないのだが、後述の小説版のことを考えれば、『ガンダムW』が出典とも考えられる。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- G-3ガンダム
- サイド7襲撃事件での損傷後、修理も兼ねてマグネットコーティングが施され、同技術のテストベッド機として実地検証に用いられた。改修前のガンダムに倍する運動性を発揮したとされる。
- ガンダム
- アムロの反応速度に機体の追従性が対応できなくなったため、改修実装された。
- アムロ用の調整が施されていることもあり、常人では扱いきれないほど敏感になったが、それでもアムロは十分とは言い切れないと不満を漏らしていた。
- NT-1アレックス
- 設計段階から既にアムロ用の調整でマグネットコーティングが組み込まれており、上記2機を格段に上回る完成度を誇った。担当技術者曰く「フルパワーのこいつをまともに扱えるのは一種の化け物」。
余談[編集 | ソースを編集]
- 「技術」であって「物」ではないため、どうやって拾ったり付け替えたりしているのかは不明。
- ガンダム30周年記念で製作された1/1実物大ガンダムには各地での展示の過程で「マグネットコーティングが施された状態の再現」として、各間接部に2本の銅色の細い板、もしくは銅線状のパーツが追加された。現在もお台場ダイバーシティーにはこの仕様のまま置かれており、後に発売された一部のRX-78のガンプラにも採用されている。SRWの強化パーツはこの「マグネットコーティングの機能を発揮する」パーツが落ちているのかもしれない。もちろん、初めてSRWに強化パーツとして登場した時はまだ1/1ガンダムもこのような設定も存在しなかったのだが。
- 第3世代モビルスーツ(可変モビルスーツ)は変形時の可動部にマグネットコーティングを施している(=標準装備)という設定なので、原作通りなら付けても効果は無い筈である。
- ノベライズ版『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』ではトロワがヘビーアームズにマグネットコーティングを施した事を発言しており、『ガンダムW』においてもマグネットコーティングの技術が存在する模様。
資料リンク[編集 | ソースを編集]
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 磁気単極子。同じ磁極のみを有する磁石。現実では存在自体は予想されているものの未発見
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