「パング・ハーキュリー」の版間の差分
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:なお、その民間人を巻き込んだ手段はアロウズと対立する立場であるはずの[[ZEXIS]]のメンバーからも反発されている。 | :なお、その民間人を巻き込んだ手段はアロウズと対立する立場であるはずの[[ZEXIS]]のメンバーからも反発されている。 | ||
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− | : | + | :『第2次Z再世篇』ではかつて連邦軍の作戦で何度か行動を共にしており、そのため彼のことを知っていた。 |
== 名台詞 == | == 名台詞 == |
2016年10月13日 (木) 19:40時点における版
概要
連邦軍情報室に所属。アロウズの横暴に対してクーデターを画策した。ネットを含めメディアを連邦政府が完全統制していた為、市民を人質にアフリカ大陸にある軌道エレベーター(アフリカタワー)に立て籠った。
アロウズは人質の存在を無視してオートマトンを使い制圧を図るが、これこそがハーキュリーの狙いであり、アロウズに敢えて一部の人質を死傷させ、それを6万の人質達に目の当たりにさせることによって、生存者の口からアロウズの所行が草の根的に広まっていくのを期待するという作戦であった。
これは「アロウズといえども6万の人質全員の口を封じることは出来ないだろう」という憶測に基づいたものであったが、ハーキュリーの思惑に反し、アロウズがメメントモリによって「目撃者」とハーキュリー一派を殲滅する決断を下したことで、結果的に6万の人質は皆殺しとなった。
最後は、瓦礫を前に自身の読みの甘さを悔やんでいるところをアンドレイ・スミルノフによって撃墜された。
ヴェーダによる連邦政府の情報統制にほぼ隙が無かった為に取れる手段が限られていたとはいえ、人質にした市民を殺させることを前提にしたその作戦は、非人道的であるとも言える。しかも、結果として彼がセルゲイと一緒にいた為に「セルゲイはクーデターに加担した」と誤解したアンドレイがセルゲイを手に掛けるという悲劇まで招いた。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 原作通り、クーデターを起こすも失敗。だがこのクーデターの後、ワイズマンによってアロウズの実態が明かされる事になった。
- なお、その民間人を巻き込んだ手段はアロウズと対立する立場であるはずのZEXISのメンバーからも反発されている。
人間関係
- セルゲイ・スミルノフ
- 人革連士官学校時代からの旧友。
- ホーリー・スミルノフ
- 同じく人革連士官学校時代からの旧友。
- アンドレイ・スミルノフ
- セルゲイの息子。ハーキュリーの紹介で軍に入隊するのだが…。
- アッシュ
- ハーキュリーの副官。ハーキュリーに従い、クーデターを起こす。彼の没後は、カティにつき従った。
- セルゲイの搭乗機に反応したことから、人革連の出身だと思われる。
- カティ・マネキン
- アロウズの指揮官の一人だったが、メメントモリでクーデター派および人質を殲滅する作戦に憤り、ハーキュリーの没後にアロウズを離脱する。
- アロウズ離脱後は、アッシュなどの残ったクーデター派と合流して新クーデター派の指揮官となる。そして、アロウズの主力を壊滅させて、地球連邦政府の新政権樹立への道を開いた。
他作品との人間関係
- シュナイゼル・エル・ブリタニア
- 『第2次Z再世篇』でのクーデターの黒幕。セルゲイに対し彼の危険性を警告しようとするも……。
- シュワルツ
- 『第2次Z再世篇』ではかつて連邦軍の作戦で何度か行動を共にしており、そのため彼のことを知っていた。
名台詞
- 「セルゲイ、昔に言ったよな。軍隊とは、国民と国益を守る為、対外勢力の抑止力になるものだと」
「だが、誤った政治力の元で軍は正しく機能はしない。私は正しき軍隊の中で、軍人として生きたいのだよ」 - 2nd第15話、かつての友であるセルゲイにクーデター画策を自分の信念と共に打ち明ける。
- 「軍に入ったのは、親父への当てつけか? あまり親父を恨むな。あれは不幸な出来事だった」
- 2nd第16話より。事情あって母・ホリーを見殺しにせざるを得なかった父・セルゲイを恨むアンドレイを宥めた台詞。
- 確かにハーキュリーの言う通り、後年に起こった悲劇を思うと、ホリーの戦死はスミルノフ父子にとって「不幸な出来事」だった。
- 「あり得ん…。こんなことが、こんな取り返しのつかないことが…」
- 2nd第17話より。自身の取った行動が原因で大惨事が起きたことを後悔するも、その直後には…。
搭乗機体
- GN-X III(連邦正規軍仕様)
- クーデター事件時に搭乗。
資料リンク
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