「マリア・ピァ・アーモニア」の版間の差分
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元々は市井のしがない占い師であったが、やがて特異能力に目覚めたマリアを中心とする教団(マリア教団)が生まれ、それをカガチが権力獲得に利用した経緯がある。以降、カガチの行い(ギロチンなど)は認めなかったが、既にマリアにそれを止める術は持ち得なかった。 | 元々は市井のしがない占い師であったが、やがて特異能力に目覚めたマリアを中心とする教団(マリア教団)が生まれ、それをカガチが権力獲得に利用した経緯がある。以降、カガチの行い(ギロチンなど)は認めなかったが、既にマリアにそれを止める術は持ち得なかった。 |
2016年10月1日 (土) 20:09時点における版
概要
ザンスカール帝国の女王。
帝国の最高指導者であるが、実務などの支配権はフォンセ・カガチが握っており、マリアは象徴でしかない。立場としては「機動戦士ガンダム」のデギン・ソド・ザビ(象徴=公王)とギレン・ザビ(支配=総帥)の関係に似ている。
元々は市井のしがない占い師であったが、やがて特異能力に目覚めたマリアを中心とする教団(マリア教団)が生まれ、それをカガチが権力獲得に利用した経緯がある。以降、カガチの行い(ギロチンなど)は認めなかったが、既にマリアにそれを止める術は持ち得なかった。
終盤、エンジェル・ハイロゥを利用して人類の統合を目指したものの、それがカガチ等歪んだ野心家たちの道具でしかならず、そして自らもその道具でしかないと気付く。ウッソ・エヴィンとニュータイプ同士の交信によりマリアの真意を知り、それに気付き人質としたタシロ・ヴァゴに撃たれる。最期は自身の遺骸をウッソに焼き払ってもらった。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦G
- クロノクル最期のセリフ(原作準拠時)で名前のみ登場。本作のクロノクルはDCのメンバーだが、マリアがどういう立場の人間なのかは不明である。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- エンジェル・ハイロゥ攻防戦にて登場。娘シャクティと共に強力な思念波でSDFを窮地に晒すが、主人公のサイコドライバー能力によりその行為を止める。EDにてシャクティと共に生存が確認されるが、α外伝には登場しなかった。特に何事もなければ、プリベンターに保護されているものと思われる。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- 原作通りの展開を辿る。最後はタシロに撃たれる。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 原作同様の設定で度々その名は語られるのだが、結局登場せず、その生死も不明のまま。
人間関係
- クロノクル・アシャー
- 実弟。純粋に姉マリアを守ろうと必死な青年だったのだが、やがて軍に入ってからは姉の真意に外れた行為を行う。
- シャクティ・カリン
- 実娘。娘シャクティの幼い記憶には、母マリアは「優しいお母さん」というイメージが焼きついていたが、彼女と再会した時には女王としての風格を宿していた。そのため、シャクティは直ぐにはマリアを母と認めなかったが、彼女の優しい気遣いによってやがて自分の母であると認めていく。そして母の死後、エンジェル・ハイロゥを母が願った形へと最大限に活かす。
- フォンセ・カガチ
- 自分を利用した野心家であるが、お互い共通の目的を持っていたため彼と同調する。
- ウッソ・エヴィン
- 互いのニュータイプ能力により、お互いの真意を知る。ちなみに、自らの理想をカガチらに利用された事を詫びつつも「自分にはどうする事も出来なかった」と身勝手に語る彼女に対し、ウッソが「こいつも…女だ!」と吐き棄てた場面は語り草となった。
- タシロ・ヴァゴ
- カガチと同じ野心家であるが、ただマリアを利用するだけの歪んだ悪意を持つ者と断言された。
他作品との人間関係
- パプテマス・シロッコ
- 次世代の引き立て役は女性と思っている男。αでは彼女に接近する。
- トレーズ・クシュリナーダ
- αでは彼の手引きによりシャクティと共にエンジェル・ハイロゥから脱出した。
余談
- 「アーモニア」の出典は、ギリシア神話の女神「ハルモニア」だろうか。しかし、検索サイトで「アーモニア」を調べると、まず彼女のことが引っ掛かってしまう。
- 彼女自身、特異的ニュータイプであり、自身から照らされる光によって難病を抱える患者らを回復させるという特殊能力がある。これは歴代のガンダムシリーズでも類のない能力であり、似たような人物も登場してない(小説版ではそれもガチ党による芝居とされているが、アニメではそのような気配は一切ない)。
資料リンク
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