「ドロシー・カタロニア」の版間の差分

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;「あなた達は、ご主人に尻尾を振る犬ではなく、犬に振られる尻尾なのよ」
 
;「あなた達は、ご主人に尻尾を振る犬ではなく、犬に振られる尻尾なのよ」
 
:『Endless Waltz』において、市民を挑発した台詞。この言葉が民衆の決起を促した。
 
:『Endless Waltz』において、市民を挑発した台詞。この言葉が民衆の決起を促した。
;「男?そんな人は今頃墓の下か、あそこにしかいないわ!」
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;「あら、どこにそんな男がいるというの?私の知っている男は、墓の下か、あそこにしかいないわ!」
 
:上の台詞で挑発されて「俺は昔ホワイトファングと戦った男だぞ!」と見栄を張る一市民に対し、サーペント軍団とガンダムが実際に死闘を展開している戦場を指差し一喝する。
 
:上の台詞で挑発されて「俺は昔ホワイトファングと戦った男だぞ!」と見栄を張る一市民に対し、サーペント軍団とガンダムが実際に死闘を展開している戦場を指差し一喝する。
 
;「おもしろいでしょうね」<br />「わたしは知りたいんだわ トレーズ様とゼクスが繰り広げた あの戦いが ほんとうに人の心に平和を呼び込めたのかを―――」
 
;「おもしろいでしょうね」<br />「わたしは知りたいんだわ トレーズ様とゼクスが繰り広げた あの戦いが ほんとうに人の心に平和を呼び込めたのかを―――」

2015年1月29日 (木) 21:41時点における版

ドロシー・カタロニア(Dorothy Catalonia)

デルマイユ侯の孫娘。トレーズ同様、眉毛の形が凄い。
サンクキングダムでのリリーナの学友でもあり、王女ではなくなった後もファンを公言し終戦後には親衛隊を組織した。言動は空気が読めず非常識なものが多いが、ゼロシステムを応用したモビルドールシステムを使いこなす等、その見た目や振る舞い以上に強い精神力の持ち主である事が伺われる。同級生となったヒイロを挑発したり、金色のシャトルでホワイトファングに乗り込み傘下に収まったりした奔放な人物。カトルは「本当は自分よりもずっと優しい」と本心を評価した。

エキセントリックかつ挑発的な台詞回しでミスリードしているが、本来は途方もない戦争嫌いであり、それ故に人類全てが戦争嫌いになるほどの悲惨な最終戦争を起こさなければ人類が滅ぶと思っていた。その派手さで武装した脆い本心からトロワに「泣くことの出来ない女」と言われた。
テレビ版では本心を吐き出した上に実際にリーブラ落としが敢行されようという様子を見て抜け殻のようになっていたが、その後ドロシー節は復活したらしく、『Endless Waltz劇場版』において追加されたシーンでは、マリーメイア軍に対して民衆が立ち上がるきっかけを作る。

登場作品と役柄

旧シリーズ

スーパーロボット大戦F
終盤に登場。「早く戦争になーれ!」のDVEで完結編に続く。
スーパーロボット大戦F完結編
ポセイダルルートのシナリオ「敗者の凱歌」ではビルゴIIに乗り、モビルドール(表記は人工知能改)のビルゴII部隊を率いている。彼女の機体を倒すと他のビルゴIIも消滅する。戦闘後にロンド・ベルに救助された。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
終盤、ガンダムエピオンのモビルアーマーモードで登場。ここで落とされて後、αシリーズでは全く音沙汰がなくなる。戦闘マップ中の顔アイコンは原作でモビルドールを操っていた時のバイザーを着用した状態。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
搭乗機のエピオンの形態がMS形態に変更された。攻略本では何故かジャマイカンと比較され遥かに強い、と評されている。

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
α以来十数年ぶりのスパロボ出演。今作では終盤のみの登場で、音声は収録されていない。EDではFのEDと同様に、あの名台詞が飛び出す。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
久々に声付きで登場(新緑は無し)。今回はヴァイエイトメリクリウスを操る。シナリオ上での登場や他作品のキャラと絡む場面も多く、中々の存在感。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
スパロボシリーズで初めて『Endless Waltz特別編』での活躍が再現された。

単独作品

スーパーロボット大戦64
完全平和ルートを通ったときのみ登場。サンクキングダムにスーパーロボットを所有するマーチウィンドがいたり、本人曰く「化け物」であるミケーネ帝国が攻めてくるため、言動がある意味原作以上になっている。戦闘マップ中の顔グラフィックは同じくバイザーを着用した状態。戦闘する機会があるのは完全平和から独立軍ルートを通ったのみで、OZルートでは影も形もない。

パイロットステータス設定の傾向

特殊技能(特殊スキル)

切り払い

人間関係

トレーズ・クシュリナーダ
親戚。ゼクスがリーブラの主砲で撃とうとした時は珍しく取り乱して止めている。
ゼクス・マーキス
幼い頃に遊んだことがあったらしい。そのことを告げたら危うく撃たれそうになった。
リリーナ・ドーリアン
サンクキングダム時代の学友。サンクキングダム解体後も完全平和主義を唱える彼女のファンを自称し、支援し続ける。小説版EWでは、ドロシーはリリーナ親衛隊なるものを結成しているらしい。
カトル・ラバーバ・ウィナー
サンクキングダム時代の学友。ゼロシステム同士の指揮で対決する、相反する主義などある意味ライバル関係。
ヒイロ・ユイ
サンクキングダム時代の学友。フェンシング勝負を挑んだこともあった。漫画版ではヒイロを「私の騎士様」と呼ぶなど、アニメ本編以上に意識していた。漫画『BATTLEFIELD OF PACIFIST』ではOZの機密を追うヒイロの接触を受けて、彼に協力した。またこの時、リリーナを呼んでヒイロと会わせるというお節介を焼いている。
デルマイユ・カタロニア
祖父。しかし財団に居場所を失った彼を宇宙へ行くよう煽り立て、しかも犬死に同然で戦死した様をモニター越しに見て「泣かないわ、お爺様はご立派に討ち死にされたんだもの」などと嘯いてみせた(悲しみは本心かもしれないが)。恐い。
大統領
地球圏統一国家の大統領。『Endless Waltz』のクライマックスでは孫娘を連れてドロシーや民衆たちと共に立ち上がった。SRW未登場。
ちなみに、TV版の数十年後を描いた『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』では、当のドロシー本人が大統領の職に就いている。
キーリア・カタロニア
父親。名前は小説『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』で判明した設定。SRW未登場。

他作品との人間関係

マリナ・イスマイール
ナナリー・ランペルージ
シュナイゼル・エル・ブリタニア
王留美

名台詞

「早く戦争になーれ!」
ドロシーを象徴する名言。二部構成スパロボの前編となるF第2次Z 破界篇ではEDにてこの台詞を言い放っており、物語の「引き」としても非常に印象的な台詞となっている。
「コロニーの指導者となって堂々と戦争をすれば良かったのよ、ミリアルド様のように!」
「そして人類の全てに見せ付けてやるべきだったのよ…もう戦いなんて見たくないと思わせるような、悲惨な戦争を!」
「人類の心そのものを変革させないと…そうしなければ人類はお父様のように滅びてしまうわ…」
カトルと生身の決闘中「ガンダムのパイロットは純粋で優しすぎるゆえに負ける戦いばかりしている」というガンダムへの批判に続き言い放った台詞。バトルマニアをてらった発言を繰り返してきたドロシーが本心を吐いたシーンでもある。
「あなた達は、ご主人に尻尾を振る犬ではなく、犬に振られる尻尾なのよ」
『Endless Waltz』において、市民を挑発した台詞。この言葉が民衆の決起を促した。
「あら、どこにそんな男がいるというの?私の知っている男は、墓の下か、あそこにしかいないわ!」
上の台詞で挑発されて「俺は昔ホワイトファングと戦った男だぞ!」と見栄を張る一市民に対し、サーペント軍団とガンダムが実際に死闘を展開している戦場を指差し一喝する。
「おもしろいでしょうね」
「わたしは知りたいんだわ トレーズ様とゼクスが繰り広げた あの戦いが ほんとうに人の心に平和を呼び込めたのかを―――」
漫画『BATTLEFIELD OF PACIFIST』より。あるかどうかもわからない「祖父の遺産」…彼女自身OZ残党からの接触を受けるまではその名も知らなかった資源衛星ウルカヌスの事など、地球圏統一国家に連絡しても仕方ないではないかと嘯きつつ、「だがもしも存在しているのなら?」と問うてきたヒイロに対して。
「雪にまじって天使が降りて来たのかと思えば……」
「フフフ……美しいこと」
「今年のクリスマスも忘れられない日になりそうだわ♪」
ボンボン版『Endless Waltz』より、ブリュッセルに次々と降下していくマリーメイア軍のサーペント部隊を遠目に眺めながら。そう言うドロシー本人も、TV版以上に色っぽく、美しくなっている。

搭乗機体・関連機体

ビルゴII
遠隔操作。
ガンダムエピオン
『α』において操作。
ヴァイエイトメリクリウス
『第2次Z再世篇』において操作。

余談

  • 平成アナザーガンダムシリーズやガンダムSEED ASTRAYシリーズ、ガンダム00外伝シリーズのコミカライズを手掛けるときた洸一氏のお気に入りキャラでもある。