「レグナント」の版間の差分

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2014年12月16日 (火) 10:29時点における版

GNMA-0001V レグナント(Regnant)

機動戦士ガンダム00』に登場するモビルアーマー

イノベイターが開発した大型モビルアーマーであり、エンプラスはこれのテストベッドとして開発されていた。

エンプラスをさらに発展させ、モビルスーツ形態への変形が可能になったほか武装の追加もなされており、より強大な機体へと変貌を遂げた。その異形の姿はまるでルイスの憎しみを体現しているかのようである。

形式番号がさらっと示しているのだが(GNは「GUNDAM Nucleus」)、実はカバーの下にある頭部にはガンダムフェイスが隠されていた。これはイノベイター勢の機体はほぼ全てガンダム顔が隠れているためそれに倣ったものと思われるが、そうなればルイスは自分が憎悪しているガンダムに乗っていた、という皮肉な構図となっている(厳密に言えばそれ以前に乗っていたアヘッド・スマルトロンも構造はほぼガンダムだが、あえて偽装されていたのですでにそうなっていたとも言える)。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
初参戦作品。ルイス自身の凶悪なステータスと重なりかなりの強敵となっている。しかし、HPの低さなどもあり決して倒せない相手ではない。撃破すると、しっかりガンダムフェイスが覗く。……が、実際のところこの巨体とはかなりミスマッチである。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘兵装

対艦用GNソード
MA形態時の主翼だが、大型ソードになっておりすれ違いざまに敵を切り裂くことができる。
エグナーウィップ
腕部から射出する有線式電磁アンカー。電撃を与えて相手を拘束する。劇中ではCBの機体の動きを封じたり、さらにダブルオーライザーも捕捉していた。
なお、リボーンズガンダムにも有効性が認められたのか、エグナーウィップが搭載されている。

射撃兵装

大型GNキャノン
主砲。3つの発射口から放たれるビームをGNフィールドを応用して収束し、それを利用してビームを湾曲させることが可能。なんとパイロットの任意でビームを曲げる角度やタイミングを調整できる。MA時には機首に、MS時には胸部にある。
GNバルカン
MA時の機首側面に設置されている牽制用の火器。
GNマイクロミサイル
腕部に内蔵。弾数は多くない。
GNファング
腕部の指を射出する無線誘導兵器。直に当てるほかビーム砲も備えている。射出せずとも腕部大型クローとして使用可能。なお、射出しているのは「爪」であり「牙」ではないが、慣例的にこう名付けたと思われる。

特殊能力

EN回復(大)
GNドライヴの恩恵で回復する。
GNフィールド(強)
5000ダメージまで無力化。大型機であるせいか出力が高く、セラヴィーガンダムのハイパーバーストさえ防ぎ切ったが、ゲームでは力押しで貫ける。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

L

機体BGM

「TRANS-AM RAISER」

対決・名場面など

「アニュー・リターン」
2nd第20話より。ガデッサガラッゾと共に出撃。曲がるビームやGNフィールド、そしてエグナーウィップでCBを苦しめるが、ダブルオーライザーにより撃退される。
ガンダムスローネドライ
2nd第21話より。遂に因縁の仇敵ネーナと対峙。その圧倒的な力と怨念で彼女をなぶり殺しにするが、ルイスの心が晴れることはなかった……。
ダブルオーライザー
2nd第24話より。最終決戦で沙慈から説得されるも、ルイスは怨念に囚われきっていた。相手を拘束して自分ごとガガ特攻で倒そうとするが、沙慈がとっさにミサイルを撃ったためレグナントのみが機能停止する結果に終わった。

関連機体

エンプラス
本機の試作機。
レグナント2号機
外伝に登場。量産計画が存在しておりそのための試作機だったが、ロールアウト直前に戦いが終わったため実戦配備はされなかった。CB号に接触した連邦軍よって発見された。
ガデラーザ
劇場版に登場。回収された本機の技術を応用して開発された機体。

余談

  • 上述のガンダムフェイスはシリーズ構成の黒田洋介氏が初期案ではレグナントを破壊された時にガンダム顔が露出し、ルイスは「憎んでいたガンダムに乗っていた」ことに苦悩するというエピソードが存在していた。しかし「収拾の付けようがない」という事でお蔵入りになったという経緯がある。

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