「ダンバイン」の版間の差分

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:ダンバインの原型機。[[オーラバトラー]]としての第1号機だが、操縦には非常に高い[[オーラ力]]を必要とする上に、性能的に見るべきところはほとんどないという機体。
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:ダンバインの原型機。記念すべき[[オーラバトラー]]第1号機だが、操縦には非常に高い[[オーラ力]]を必要とする上に、性能的に見るべき所はほとんど無いという機体。
:[[ドレイク・ルフト]]はこの機体をフラオン王に献上する一方で、[[ショット・ウェポン]]によって高スペックで扱いやすい機体([[ドラムロ]]やダンバイン)の開発を進めさせていた。SRW未登場だが、『[[リアルロボット戦線]]』に登場。
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:[[ドレイク・ルフト]]はこの機体をフラオン王に献上する一方で、[[ショット・ウェポン]]によって高スペックで扱いやすい機体([[ドラムロ]]やダンバイン)の開発を進めさせていた。SRW未登場<ref>余談だが、[[プレイステーション|PS]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では、[[バイストン・ウェル]]に[[聖戦士]]として召喚された[[主人公]]シュンジ・イザワ(CV:[[声優:うえだゆうじ|うえだゆうじ]]氏)が最初に搭乗・操縦する機体である。</ref>だが、『[[リアルロボット戦線]]』に登場。
 
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:ダンバインのプロトタイプ。
 
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:開発に際してダンバインが参考になっている。
 
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:[[小説]]『オーラバトラー戦記』でのダンバインの立ち位置に存在する機体。同作では最終的にカットグラIIIまで登場するが、主人公のジョク機はパーツ単位で最初のカットグラが受け継がれており、ビルバインの立ち位置に存在する機体は登場しない。
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:[[小説]]『オーラバトラー戦記』における、TV版で言うダンバインの立ち位置に存在する機体。同作では最終的にカットグラIIIまで登場するが、主人公のジョク機はパーツ単位で最初のカットグラが受け継がれており、ビルバインの立ち位置に存在する機体は登場しない。
:またカットグラIIIは量産機になっており、既にカットグラという名称をドレイク軍は使っていないことを理由にカットグラの名を冠している。
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:またカットグラIIIは量産機になっており、既にカットグラという名称をドレイク軍が使っていない事を理由にカットグラの名を冠している。
  
 
=== 他作品の関連機体 ===
 
=== 他作品の関連機体 ===

2022年2月24日 (木) 01:44時点における版

ダンバイン
外国語表記 Dunbine
登場作品 聖戦士ダンバイン
デザイン 宮武一貴
初登場SRW スーパーロボット大戦EX
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類

オーラマシン

生産形態 実験機
全高 6.9メット
(約6.9 m)
重量 4.4ルフトン
(約4.4 t)
動力 オーラコンバーター
エネルギー オーラ力
最高速度 280リル(約1,120 km/h)→350リル
巡航速度 200リル(約800 km/h) →250リル
装甲材質 強獣の装甲
オーラ係数 0.92
必要オーラ力 10オーラ
限界オーラ力 上限無し
開発者 ショット・ウェポン
ゼット・ライト
乗員人数 1名
パイロット
テンプレートを表示

ダンバインは『聖戦士ダンバイン』の登場メカ

概要

オーラバトラー第1号機「ゲド」をベースに開発された試作実験型オーラバトラー。

搭乗者のオーラ力によってオーラバトラーの性能に格差が生じる事に気が付いたショット・ウェポンが、強いオーラ力を持つパイロット用のカスタム機として設計している。

その結果、十分なオーラ力を持つパイロットが乗ればゲドやドラムロを遥かに凌駕する性能を持つが、ゲドよりはマシであるものの必要オーラ力も高く、パイロットのオーラ力による性能の格差も大きすぎるというクセの強い機体となり、3機が製作されたのみに留まった。ただし、オーラ力による性能限界を取り払った仕様のため、逆に言えば「パイロットが高いオーラ力の持ち主であれば、それに合わせてより高い性能を無限に発揮する」ということであり、新型機が続々出る中で物語の最後まで戦い抜いた機体でもある。

小まめな補修・修理描写が多く、特に中盤の第25話では改良型のオーラコンバーターを装備し、機動性がアップしている。キーン・キッスはその圧倒的な速度を見て「まるで別のオーラバトラーね」と感心し、バーン・バニングスはその戦闘ではかく乱されてしまっていた。更にショウ・ザマの成長と合わせ海を割るほどのオーラ力を発生させるなど驚異的な力を見せ付けている。

機体名の由来は、ルフト家の守護神「ダンバイン」から[1]。ルフト家の守護神の名を冠した本機体が、皮肉な事に反ドレイク勢力の中核として活躍するのである。

3機のダンバイン

3機の内、水色の機体はショウ・ザマ用、ダークブルーの機体はトッド・ギネス用、ダークグリーンの機体はトカマク・ロブスキー用となった。基本的に「ダンバイン」と言えば主役機であり、長く現存したショウ用の水色の機体を指す

トッド機は第2話で撃墜されギブン家に回収、反ドレイク軍についたショウ用のダンバインの予備パーツとして利用された。なお、トッドはダンバインの特異性に気付き、ショットに対して「もう一機作って欲しい」と頼んだが聞き入れられず、結局専用カラーのドラムロに乗り換える事になった。

トカマク機は第1話で早々に撃墜されてしまう上、登場場面の全てが遠目の視点になっているので色が確認しにくい。

劇中での様相

ショウ・ザマの最初の愛機として活躍したが、ショウがビルバインに乗り換えた後、マーベル・フローズンが本機に乗り込んだ。

前述のとおり新型オーラバトラーと渡り合えるだけのポテンシャルを秘め、やられ描写が目立ったマーベルも本機に乗り換えることでそのオーラ力を発揮出来るようになっていた。ただし武器類は一貫してシンプルなままであり、火器に富んだ最新鋭のオーラバトラーには手数で押される場面もあった。浮上後はショウのビルバインとの連携で数々の難局を乗り越え、反ドレイク勢力の要として最後まで最前線で戦い抜いた。

最終決戦でショット・ウェポンスプリガンにショウと共に突撃をかけるも、割り込んだ黒騎士ガラバのオーラショットアームを零距離でコクピットに撃ち込まれマーベルが負傷(そのまま戦死)、機体が爆発し左腕が吹き飛び完全に機能を停止。その後海上を漂流していたところをシーラの浄化の光に巻き込まれ大爆発をし、役目を終えたように地上から消える最後を迎えた。

登場作品と操縦者

主に登場するのはショウ機の水色のみ。ビルバインを早めに入手することが多いため、扱いとしてはマーベルの搭乗機という位置付けが強い。

トッド機はトッド加入で入手という扱いが多く、若干能力に差が付いていることもある。

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
初登場作品。だがショウは既にビルバインに乗っているので、いきなりマーベルの搭乗機としての出番という悲しき主人公機。愛着があるのか、ルート次第ではラスト2話でマーベルが強制的に乗り込む。弱い機体ではないが、性能的には後に入手するライネックレプラカーンに劣る。
後の作品と違い弾数が多いのが特徴。
第4次スーパーロボット大戦
ビルバインが修理中ということでショウが乗り込む。やっと主役機として登場できたものの、すでにショウの能力に限界が追いついておらず、隠し機体サーバインorズワウスを入手するには本機を破棄する必要があったりと扱われ方は厳しい。遠距離武器があるという点では隠しの二機より優秀だが…。
EX』と同様に装甲は厚めだが、HPはかなり引き下げられている。また、2つのオーラ斬りは聖戦士技能が必要になったが無消費武器に。
第4次スーパーロボット大戦S
オープニングデモに3Dモデルが登場。また、AB共通の変更点として両オーラ斬りがエネルギー消費式になった。
スーパーロボット大戦F
今回もショウが乗って登場するが、早々にビルバインを入手してしまうため出番は短い。後半にマーベルが加入すると再び出番が出てくるかと思いきや、ボチューンと甲乙つけがたい性能なので使われること無く終わることも。
今作からは装甲も低く設定されている。
スーパーロボット大戦F完結編
F』から引き続きマーベルの機体としてボチューンと争っている状態だが、中盤のウォンの下取りイベントでこちらが必ず手元に残るという点で一歩リード。
トッド加入後に条件を満たすとトッド機を入手するが、前述の下取りイベントがすぐに発生するため、トッド機を含めた3機(ビルバイン増殖ワザ使用時は4機)のオーラバトラーから残す1機を選ばなければならない状況にいきなり迫られる。肝心のトッド機の性能はショウ(マーベル)機と同じかつ無改造状態での加入であり、トッドの初期機体のライネックや増殖したビルバインに勝っている点がほとんどない[2]。大抵は入手しても一度も出撃させないまま廃棄処分とあまりにも悲しい扱いを受ける。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ショウ機とトッド機が登場。ショウ機はショウ・マーベルと乗り継がれ、トッド機は序盤にトッドが使用し、隠し要素の満たし方次第でトッド加入時にライネックと共に入手する。
ショウ機とトッド機は細かいところが色々と異なるが、トッド機は2つのオーラ斬りの燃費が良いのが大きな特徴。どちらもビルバインと比べ劣るのは否めないものの、宇宙AのABはビルバインとダンバインしかいないため必然的に2番手3番手に。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
合体攻撃の「ツインオーラアタック」が追加された。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
第1話「オーラロード」から参戦。ショウの回避力もあり囮役にはもってこいの性能だが、宇宙Bなのが欠点。武器の攻撃力が低いので、序盤はオーラソードを強化しておくと良い。
パーツスロットが3なのでV-UPユニットとの相性も悪くない。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
バイストン・ウェルルートに行かない場合は、まだビルバインが入手できないので、ショウに長く乗ってもらえる。
本機が参戦するまでに登場するリアル系ユニットは当たったり避けたりの戦闘をしているため、ダンバインが加わるとオーラバトラーの回避力高さを改めて実感することとなる。オーラ斬りの燃費が悪化しているため、通常武器はオーラソードを強化するのが無難。
本作はトッドも仲間になり、妖精も複数いるため最後まで第一線で活躍可能。また、本作ではオーラバトラーはBなため、間違っても地上に降ろさないように。
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
第1部でビルバインを入手していない場合は、序盤ショウが乗ることになるが、既に限界反応を超えているのでパーツか改造で補おう。ビルバインが来るとマーベル機になる。宇宙Bが響いて、第1部のような活躍は望めない。本作では他にサーバインorズワウスが加入するため余計に霞んでしまう。
スーパーロボット大戦IMPACT
第1部序盤からショウ機として登場。グラフィックが『α』より良くなっている。バイストンウェルルートに行かなかった場合、第3部でビルバイン入手となるので東方不敗マスター・アジアを選んだ場合は割と長い付き合いになる。
ビルバインと「ツインオーラアタック」も可能だが、トッドがいる場合、トッド専用ダンバインも使えるので微妙に影が薄いかもしれない。なお、この機体に限った事では無いがCOMPACTシリーズでは聖戦士がハイパーオーラ斬りのみに修正が加わるようになり、普通のオーラ斬りの威力が上がらなくなっている。
トッド機はトッドの初登場面で敵として登場するが、説得して仲間になればすぐに入手可能。一応ツインオーラアタックも使える。これが強力なので、合体攻撃中心に使うならトッド機として末永く使われていくはず。トッド機に限らないが、単品の性能は実は原作で最後に乗ったライネックと互角。本作のビルバインは汎用性は高いが最大火力が低く、ボチューンはその逆だが、ダンバインはこの2体の中間のような性能となっている。
スーパーロボット大戦COMPACT3
ショウ用、トッド用、トカマク用と計3機登場するが、味方で使えるのはショウ用のみである。SRWシリーズでは唯一のトカマク用の登場作だが、原作同様にすぐに退場してしまう。
フォウあるいはウイングキャリバー合体できるようになった。ウイングキャリバーが相手の場合、文字数制限に引っかかるためかダンバイン+WCという機体名になる。
合体時はダンバインのパイロットがメインになり、ダンバインのオーラショットとフォウorウィングキャリバーの全武装が使用可能。ゲームバランスの関係かオーラソードを使った攻撃はする事ができない。
代わりに脅威の4人乗り(メインパイロット二人+妖精二人)で精神コマンドと跳ね上がった移動力で最前線へ急行できるのが強み。
また、ビルバインとツインオーラアタックが使用可能。
射撃武器の無いサーバインより使いやすく、合体攻撃により火力も上なのでシオン・ザバを乗せても良い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦UX
マーベル機として登場。他の機体が無いので、マーベルを使うならば必然的に使うことになる。一応ショウや、デフォルトではショウのサブパイロットであるチャムを乗せることも可能。
回避力や攻撃力は十分なのだが、射程がディスィーブと並び今作最短クラス、しかも向こうと違いサポート能力を持たないため、総合的には使い勝手は悪い。
ただし、パイロットがマーベルの場合は機体ボーナスの経験値+と努力が併用できる唯一のユニットとなる。手軽に大量の経験値を獲得出来るため、レベルが立ち遅れたメンバーを育成するコーチ役として活用しよう。
パートナーユニットに関しては、中距離戦に対応できない点を除けばビルバインとの相性は抜群。合体攻撃も活用できる。
スーパーロボット大戦BX
当初はマーベルが搭乗しているが、マップ終了後ビルバインのオーバーホールが行われるため、しばらくショウの機体になる(乗り換えは普通に可能)。
今作ではボチューン補給装置の適応ボーナスを持つため、ビルバインが使用可能になっても格納庫に置きっぱなしになっている事も多く、無条件で入手できるズワァース条件を満たす事で入手できるライネックサーバインによって合体攻撃要員としての立ち位置すらほぼ消える程の不遇である。
「ハイパーオーラ斬り」以外の武装の射程が1伸びたが、それでもまだ最短クラスには変わりがない。もっとも、同射程の機体も少なくないので、歩調は合わせやすい。
デフォルトパイロットであるマーベルが必中を覚えたため、努力+経験値ボーナスを活用しての育成要員としてはより活用しやすくなった。
本作ではショウ&ビルバイン+マーベル&ダンバインの組み合わせでなければ合体攻撃を使えなくなった。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
序盤はショウ、ついでマーベルが搭乗。通常攻撃のオーラ斬りはモーションが大きく使いづらい。オーラソードをメインに、EN消費の少ない必殺技のオーラ斬りを併用していくことになる。どちらにしろメインを張るのはやや厳しいか。

VXT三部作

スーパーロボット大戦X
序盤から登場。ショウは第12話と早い段階でビルバインに乗り換え、以降マーベルがメインパイロットとなる。
最初からハイパーオーラ斬りまで解禁されているものの、使用条件のオーラ力L5はマーベルより上昇が早いショウでもレベル20まで上げなければならず、意外と長い期間使用不可能となっている。但しビルバイン等はオーラ力L6が必要なため、L5の時期に限ってはそれらから敢えて乗り換えて最大火力を発揮できる機体となる。
本作では合体攻撃がない為、比較的早い段階で機体自体は二軍落ちしがちだが、第12話時点の本機の改造度がビルバインに引き継がれ、さらにその後ビルバインの改造度がサーバインに引き継がれる為、第12話までの改造状況が本機を含め合計3機に適応されるというお得仕様となっている。ビルバイン入手前にフル改造した場合、その勢いそのままに長期間活躍させることは可能だが、射程が短いという難点+より強力なサーバインが中盤に無条件で入手可能となるため、最後まで使うなら聖戦士トリオを常用することがほぼ必須。
三周め以降ならば、温存した引き継ぎ資金を全てダンバインに投入して15段階改造を確保しておけば、ダンバイン(マーベル)・ビルバイン(ショウ&チャム)・サーバイン(トッド&シルキー)のフルチューンABトリオによるパワープレイも容易となる。
スーパーロボット大戦T
初登場時からショウがビルバインに乗っているため基本マーベル機となるが、乗せ換えでショウやシオン、トッドを乗せられる。
強化パーツスロットが2個、ほぼ同性能のビアレスにハイパーオーラ斬りの射程で負けているという理由[3]で、ヴェルビン入手後にショウをそちらに乗せ続ける場合、ビルバインにトッドやマーベルが乗って、こちらが二軍行きになる。ハイパーオーラ斬りの制限は『X』と同様で、ビアレスもこれに関しては制限が同じなので、オーラ力L5になっているショウが、ダンバインよりも僅かに同武装の性能が良いビアレスに乗ってしまう可能性もある。周回プレイによって資金に余裕がある場合に特に顕著。

単独作品

スーパーロボット大戦64
本作は新規登場する機体以外は『F完結編』までのグラフィックが流用されているが、本機は前傾姿勢で右腕を突き出している新規グラフィックに変更されている。
ビルバインとの合体攻撃「ツインオーラアタック」が導入された。
スーパーロボット大戦Card Chronicle
スーパーロボット大戦Operation Extend
初登場は第3章13話サブミッション「亡国の聖戦士」。ドン・ハルマゲが本機に乗ったショウを作品世界に召喚する形で登場。第4章14話-1「ウォー・クラウド」にて本格参戦することになる。ショウしか乗り手がいないので当然1機のみ。今回は最初からズワウスに搭乗した黒騎士が血眼になり本機に乗ったショウを追い回すという、中々例を見ない展開になる。
敵の攻撃が激しい本作に置いて、持ち前の回避力に加え「オーラバリア」と「分身」により小柄だが生存力が高いのが特徴。ハイパーオーラ斬りが使えない代わりにオーラ斬りが本機専用武装になっている。チャムの「応援」も本作ではレア精神なので魅力的。機体サイズの小ささと機動力を活かし、大型ユニットの隙間にねじ込む運用も可能。難点は射程が短い事とボス相手の爆発力がないこと。MAP攻撃突破攻撃を一切持っていないのも痛い。
例の如く登場が遅めのビルバイン(及びDLCのサーバイン)の前座扱いだが、同じオーラソード名義なのに付与特性が違ったり燃費が良かったりと、単純な下位互換機ではないのがミソ。主に雑魚戦に強く、「押出」や「対空」「対宙」特性も個性たり得るので、使い分ける価値はある。何なら雑魚殲滅と気力・SP貯めに本機を使い、ボス相手になったらビルバイン(又はサーバイン)へマップ中に乗り換えるという使い方もできる。
ビルバインへの乗り換えイベント時に、宇宙を漂流中の本機を回収する描写がある。
スーパーロボット大戦X-Ω
2015年10月よりショウ搭乗のSSRアタッカーが実装。
数値上はSSRユニットとしては低いが、最高クラスの移動力に加えオーラバリア、聖戦士など攻守両面でアビリティによる補正がかかるため、実際の数値以上の能力を持つ。必殺スキルは乱舞型のハイパーオーラ斬り。範囲攻撃型の必殺スキルを持たないので、雑魚散らしよりも対ボス戦向きといえる。
実装された当時は「空を翔る騎士」のキャッチフレーズで宣伝されながらも空を飛べなかったが、12月のアップデートで空を飛べるようになった。
2016年3月にてディフェンダータイプが追加。こちらの必殺スキルは縦5マスをカバーする範囲攻撃。
2019年9月のイベント「目覚め」の報酬ユニットで大器型SSRファイターが登場、報酬専用パイロットパーツ対応ユニットとなる。
マーベル搭乗版は2016年6月のイベント「あるべき世界」にてシュータータイプが、2017年3月のイベント「生命を守る剣」にてアタッカータイプがそれぞれ登場している。

関連作品

スーパーロボットスピリッツ
空中戦が得意という変わり種のメカ。超必殺技「ハイパーオーラ斬り」も空中発動可能で、巨大な衝撃波を飛ばして敵を斬る。カットインにはチャムも登場、おまけに喋ってくれる。2Pカラーがトッド機のカラーリングになっている他、隠しカラーでトカマク機カラーが使える(ゲームプレイ時間が25時間を超えると、ストーリーモード以外で使用可能に)。スパロボに先がけて登場したが、カラーリングが変わっているだけなのでパイロットは通常と同じくショウのまま。
リアルロボット戦線
名称表記はショウ機が「ダンバイン 青」、トッド機が「ダンバイン 紺」、トカマク用が「ダンバイン 緑」。
初期に3機セットで敵として登場、後にショウ機のみ入手できる。今回、トカマクは本機にしか乗らない。
リアルロボットレジメント
使用可能ロボットの一体として登場、最小の当たり判定と凄まじい移動スピードで連射されるビームライフルの間を縫うように動き回る事ができる。後半でビルバインに乗り換え。
欠点は通常攻撃の火力の低さとHPの低さ。また、ワイヤークローは硬直が長い(戻ってくるまで動けない)割にはダメージが少なく特殊な効果も無いのでなるべく使わないほうがいい。
Another Century's Episode
使用可能機体。
Another Century's Episode Portable
使用可能機体。

装備・機能

武装・必殺武器

キック
足の爪で蹴りつける。ショウは原作では他にも爪でえぐる、爪で敵機を掴みソードで攻撃する等、この足の爪による攻撃を多用していた。
UX』『BX』では、オーラソード使用時やビルバインとの「ツインオーラアタック」で披露する。

武器

ワイヤークロー
オーラバトラーの標準装備である両腕に内蔵された射出式のワイヤー付き鉤爪。
オーラショットを装着した際には引き金を引く役割を持ち、射出する事は基本できなくなるのだが、第27話でトッドの駆るビアレスに追い詰められた際にはオーラショットごと射出して爆発させている。
SRWでは射程1-2だが威力がバルカン並で、使われる事は少ない。『第4次S)』のみオーラソードよりも強かったが、弾数制限があったためやはり使い勝手は良くない。携帯機シリーズではオミット。
OE』では「ヒット&アウェイ」と「エスケープ」特性付き。
オーラ・ショット
主に左腕に外付けされる並列4連装型の射撃兵装。マガジン式でリロードもでき、フォウに取り付ける事も可能。ミサイルと実弾の両方を撃っており、ダーナ・オシーのミサイルを撃つ事もできる。
SRWでは一貫してミサイルとして扱われていない。専ら反撃用。『OE』では「ファイヤ」特性付き。
オーラ・ソード
オーラバトラーの標準装備である長剣。鞘はオーラコンバーター右側に装備。
SRWでは、気力が上がるまでのメインウェポン。
「素の状態ではさほど鋭利さは無い」という特徴を反映してか、『UX』では「斬る」というより「叩き割る」といった感じの効果音で表現されている。
『OE』では「押出」、「エスケープ」特性付き。『X』では切りかかる瞬間、オフ・シュートで急加速する演出がある。

オプション装備

ガッシュ
ボゾンの携行火器。第45話「ビヨン・ザ・トッド」でハイパー化したライネックに左腕とオーラコンバーターを破壊され、ゴラオンの甲板からボゾンと一緒に援護射撃に使用していた。

必殺攻撃

オーラ斬り
オーラ力を纏ったオーラソードで敵を斬る。命名はチャム・ファウ
攻撃力に対するEN消費を考えると、ハイパーオーラ斬りの方が有効だと言える。
『OE』ではハイパーがなく武装はこれ止まりだが「対空」・「対宙」の特性を併せ持ち、飛行中の敵相手や宇宙ステージで本領を発揮する。
オーラ斬り(振り下ろし)
『X-Ω』での必殺スキル。
ハイパーオーラ斬り
強大なオーラ力を纏ったオーラソードで敵を斬る。命名は同じくチャム・ファウ。
これを使えるようになってからがダンバインの本領発揮なので、気力上げは急務である。
『X』では刀身からあふれ出る程の強力なオーラを巨大なビームサーベルのように一閃する。
ハイパーオーラ斬り(コンボ)
『X-Ω』での必殺スキル。目の前一体に乱舞攻撃を行う。
ハイパーオーラ斬り(なぎ払い)
『X-Ω』での必殺スキル。
ハイパーオーラ斬り(切り抜け)
『X-Ω』での必殺スキル。直線にダッシュ攻撃を行う。
オーラショット(連射)
X-Ω』での必殺スキル。

合体攻撃

ツインオーラアタック
ビルバインあるいはサーバインとの合体攻撃。おそらく、原作のトッド戦で上下から攻撃のシーンの再現と思われる。
UX』および『BX』では連係動作は上記のトッド戦再現で、カットインと台詞はジェリル戦、とどめは最期のトッド戦と複合した再現になっている。
新旧の主人公機によるハイパーオーラ斬りで挟撃を仕掛ける。『64』で初めて採用された。『UX』からはライバルキャラ達や乗り換えした場合の組み合わせでも使えるようになっている。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動する。
銃装備
撃ち落としを発動する。携帯機シリーズのみの能力。
オーラバリア
『OE』では、貴重な常時発動型のバリア。同作ではSP1毎に軽減量上昇という珍しい性能。
分身 / オフ・シュート
『UX』以降の作品では後者の表記。ビルバインやフォウと合体すると使えなくなる。
合体
ウイングキャリバー形態のビルバインフォウと合体(搭乗)する。『COMPACT3』のみの能力。

移動タイプ

飛行可能。陸の適応は低い場合も。

サイズ

2/S

機体ボーナス

UX
  • 初期段階:照準値+5 経験値+10%
  • 第二段階:照準値+10 経験値+15% 運動性+5
  • 第三段階:照準値+20 経験値+20% 運動性+10
  • 最終段階:照準値+30 経験値+30% 運動性+20 資金+10%
マーベルが「努力」を覚えるため、経験値ボーナスと合わせて手軽に経験値を稼げるのが利点。
BX
  • 初期段階:照準値+5 経験値+10%
  • 第二段階:照準値+10 経験値+15% 運動性+5
  • 第三段階:照準値+20 経験値+20% 運動性+10
  • 最終段階:照準値+30 経験値+30% 運動性+20 EN+50
第4段階の資金EN上昇に変わった。

カスタムボーナス

オーラ力」専用の各武器の攻撃力が、特殊スキル「オーラ力」のレベルに応じて上昇
X』、『T』で採用。

機体BGM

「ダンバインとぶ」
殆どの参戦作品で戦闘BGMに採用されている。
「戦火の爪あと」
BX』での戦闘曲。
「聖戦士たち」
IMPACT』におけるハイパーオーラ斬りのBGMおよび『COMPACT3』での戦闘BGM。

対決・名場面

新たな力
第25話「共同戦線」より。新型のオーラコンバーターに換装したダンバインがバーン・バニングスの駆るレプラカーンと対峙する。
激しい戦闘の中お互いオーラソードを失い、海中での力比べになりオーラ力同士が激しくぶつかり合うのだが、高まりあったオーラ力は謎の発熱現象を発生させる。
互角に思われた勝負はバーンの憎しみのオーラ力の勝利…で終わると思いきやダンバインが真の力を発揮し、激しいオーラ光で海を割り、レプラカーンの両腕を握りつぶす。
その圧倒的な力に同乗するチャムは「ジャコバ・アオンぐらいにしか出来ない事をやっている…。」と畏怖するのだった。

関連機体

ゲド
ダンバインの原型機。記念すべきオーラバトラー第1号機だが、操縦には非常に高いオーラ力を必要とする上に、性能的に見るべき所はほとんど無いという機体。
ドレイク・ルフトはこの機体をフラオン王に献上する一方で、ショット・ウェポンによって高スペックで扱いやすい機体(ドラムロやダンバイン)の開発を進めさせていた。SRW未登場[4]だが、『リアルロボット戦線』に登場。
サーバイン
ダンバインのプロトタイプ。
ビランビー
ダンバインの強化発展機。
ボチューンビルバイン
開発に際してダンバインが参考になっている。
カットグラ
小説『オーラバトラー戦記』における、TV版で言うダンバインの立ち位置に存在する機体。同作では最終的にカットグラIIIまで登場するが、主人公のジョク機はパーツ単位で最初のカットグラが受け継がれており、ビルバインの立ち位置に存在する機体は登場しない。
またカットグラIIIは量産機になっており、既にカットグラという名称をドレイク軍が使っていない事を理由にカットグラの名を冠している。

他作品の関連機体

ガルストーム
サンライズ英雄譚シリーズ』に登場するFT。
ジャオーム
共通点が多く、事実上「ラ・ギアス版ダンバイン」とされる魔装機

余談

  • 聖戦士ダンバイン』のメカニックデザインを担当した宮武一貴氏による初期ラフ稿におけるダンバインは、「岩石でできた全高20m近くもある神像のイメージ」で描かれており、鎧を纏った騎士の様な外見であった。
    • その後、神像から昆虫へとデザインのイメージが変遷していき、カブトムシのイメージを取り入れ現行のデザインに落ち着いた。
  • ほしの竜一氏の漫画版『SDガンダム外伝』には聖魔導師ダンバというダンバインモチーフのキャラクターが存在する。
  • 放映時にショウ機、トッド機、トカマク機の3機のプラモデルが1/72で発売される予定だったが、トカマク機は中止になった模様。なお発売時の出来が不評で短期間で二度も金型改修が行われた。
    • 後年のHGAB、MGシリーズでは3機とも発売された。

脚注

  1. TVアニメマガジン連載漫画に記述を確認。
  2. 強化パーツ装備数ではダンバインの方が一つ多いが、基本性能の差があまりに大きくファティマを着けてようやく追い付けるかどうかというところ。加えて武装面については強化パーツではカバーできない。
  3. 他にもオーラ・ソードとオーラ斬りの攻撃力が100負けている。
  4. 余談だが、PSソフト『聖戦士ダンバイン~聖戦士伝説~』では、バイストン・ウェル聖戦士として召喚された主人公シュンジ・イザワ(CV:うえだゆうじ氏)が最初に搭乗・操縦する機体である。

商品情報

  • プラモデル

  • フィギュア