イーゲルは『∀ガンダム』の登場メカ。
概要
コレン・ナンダーが搭乗する格闘戦主体のモビルスーツ。
背骨状のスパイン・コンセプト・フレームを持ち、突撃形態に変形する。その姿は尻尾状のマニピュレーターと合わせて肉食恐竜若しくはパキケファロサウルスのようである。カメラアイは首にあり、頭部自体も打突用のパーツである。更にコレンは削岩用重機ミンチドリルを武器として使用していた。
執拗に∀ガンダムを狙いロランを苦しめたが、第12話でマグマに呑まれてしまった。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初登場作品。コレンの愛機で、彼の退場後は流通する最後の機体としてバザーに流れる。性能も同じ。
- MSにしては高めのHPと装甲を持ち、P属性無消費有射程のミンチドリルが特徴。対空性能が極端に低いため対処するのはかなり楽。逆に自軍で使う際は対空性能を高めないとほぼ使い物にならないことと、格闘主体なのでパイロットを選ぶのが難点か。
- 突撃形態は戦闘時のアニメーションで登場している。
- スーパーロボット大戦Z
- 『α外伝』と同じ扱い。陸適応Sを持つ地上戦特化型MS。射程の短さに加え、全体攻撃やトライチャージには恵まれないが、地上マップが多いので、パイロットの地形適応をSにする事を視野に入れると中々使える。
装備・機能
- 格闘
- 有り体に言うと、首を伸ばして繰り出す頭突き。その特徴的な打突用武器でもある頭部をスパインフレーム機構を利用して打ち出し、射程内の相手を殴打する。
武装
- ビームガン
- 唯一の射撃武装。原作ではビームライフル扱い。形状からするとスモーのビームガンを流用した物と見られ、ゲーム上の性能もほぼ同一。コレンの戦闘スタイルではあまり使われなかった。
- 『Z』ではトライチャージとしても使用される。
- ミンチドリル
- 先端部が回転掘削機になっている金棒型の武器で、刀身に無数の掘削刃が突き出た武骨で物々しい外観が最大の特徴。起動すると先端部が回転、刀身の刃も高速振動し、接触した敵機の装甲を抉り削る。そのまま殴るだけでも∀ガンダムの装甲を凹ませるほどの強度がある。元々は戦闘用ではなく土木工事用の重機だったが、コレンの意向(と趣味)によって武器に転用され、そのまま本機の主兵装として運用されるようになった。
- コレンカプルにも同一の装備がある。コレンのシンボルマークと呼ぶべき得物。∀ガンダムに敗れたあと持ち去られ、マウンテンサイクルでの採掘作業に運用された。
移動タイプ
- 陸
- M
関連機体
- カプル (コレン機)
脚注
資料リンク