アストレイゴールドフレーム天
2014年11月11日 (火) 23:31時点における123.222.144.140 (トーク)による版
MBF-P01-Re ガンダムアストレイ ゴールドフレーム 天(Gundam Astray Gold Frame Amatsu)
- 登場作品:機動戦士ガンダムSEED ASTRAY
- 分類:試作型モビルスーツ
- 型式番号:MBF-P01-Re
- 全高:17.99m
- 重量:73.2t
- 装甲材質:発泡金属装甲、PS装甲(右腕のみ)
- 原型機:アストレイゴールドフレーム天 (未完成)
- 開発:モルゲンレーテ社
- 所属:オーブ連合首長国
- 主なパイロット:ロンド・ギナ・サハク、ロンド・ミナ・サハク
モルゲンレーテ社が開発したオーブの試作型モビルスーツ。アストレイゴールドフレーム天 (未完成)をさらに改修したもので、いわば完成版である。右腕が改良され、攻盾システム「トリケロス改」に変更されている。また、背部も通常のバックパックから変更され、ミラージュコロイドを応用した特殊兵器「マガノイクタチ」を装備している。
ロウのレッドフレームと三度交戦し、ガーベラ・ストレートを叩き折るが、駆けつけた劾のブルーフレームセカンドから借りたタクティカル・アームズで機体を損傷。その後、ブルーフレームによってコクピットを貫かれた。機体は無事、イズモに回収され、修復。しかし、その後の稼働試験中にリジェネレイトと偶然遭遇し、機体が衝突して脚部を破損。更なる改修が施され、ゴールドフレーム天ミナとなった。後に、わだかまりが解けたロウに整備を頼んでいる。レッド、ブルー、そしてゴールドが並んだ一枚絵は圧巻の一言で、それぞれが元が同じフレームと言われても信じられないほど改造を施されている。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦W
- 哨戒ルート45話「運命の子ら」で敵として登場する。
- なお、対峙の時点では設定上撤去されているはずのビームサーベルを装備している。
装備・機能
武装・必殺攻撃
- 75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
- 頭部に2門内蔵された近接防御火器。連合のGAT-Xシリーズの物と同じ。
- 攻防システム トリケロス改
- ブリッツのトリケロスを改造したもの。レーザーライフルが通常のビームライフルに換装されており、さらにビームサーベルも撤去されているが、代わりにシールドの一部が鋭利化され格闘武器として運用する事が可能となった。切れ味も相当なもののようで、ギナはこれでレッドフレームのガーベラストレートを叩き切っている。
- 高エネルギービームライフル
- トリケロス改に搭載されている武装。トリケロスに装備されていたレーザーライフルをビームライフルに換装している。なお、トリケロス改にはビームサーベルが搭載されていないため、本兵装からビーム刃を形成して、ビームサーベルとして使用すると思われる(ゲームでそういった使用法が確認されている。が、それを裏付ける資料がないため、実際は不明)。
- 3連装超高速運動体貫徹弾「ランサーダート」
- トリケロス改に搭載されている武装。特に変わっているところは見受けられないが、リ・ホームのシールドで受け止められた際に爆発しなくなっている事から、これもただの槍に変更されているようだ。
- マガノイクタチ
- バックパックのサーベルラックを排除して新たに背部に装着された非殺傷兵器。ミラージュコロイドを応用し、対象のMSのバッテリーを強制放電させ、その電力を吸収する。今のところ、この機能を使用するためには、目標への接触が必要。
- マガノシラホコ
- マガノイクタチに付属する武装。射出すると先端がフェイズシフトする。ワイヤーで本体と繋がっているため、何度でも使えるが、コントロールするには優れた技術が必要。
特殊能力
- 剣装備、盾装備、銃装備
- 切り払い、シールド防御、撃ち落としを発動。
- 攻盾システム「トリケロス改」
- その名の通り、トリケロスの改良型。搭載している武装はほぼ同じだが、形状が変わっており、シールド縁辺は実剣としても使用可能。
- PS装甲
- 通電させる事で相転移する特殊な装甲で、物理攻撃を無効化する。通常はグレー一色だが、通電させると色が変化する。大気圏突入なども可能になるが、エネルギーを大量に消費する上、高出力のビーム兵器などには弱いという欠点もある。本機では右腕とマガノシラホコにのみ採用されているので、単純な防御力では他のPS装甲搭載機に劣るが、EN消費が少ないという利点がある。
- ミラージュコロイド
- 可視光線を歪め、レーダー波を吸収するガス状物質。これを磁気で機体周囲に纏うことにより、視覚的および電波的にも自機の存在を隠匿する事が可能。ただし、展開中はPS装甲の併用が不可能という欠点があり、更にコロイド粒子を機体の周囲に電磁気で定着させているため、PS装甲同様に電力消費が著しく、使用時間の制限もある。
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「選ばれし者」
- サハク家のBGM。スパロボでは「赤い一撃」が使用されている。
名場面
- 「レッドフレーム戦」
- 殺戮を続けるギナを止めるべく、出撃したロウをギナは迎え撃つ。ギガ・フロートでの戦いと同様にミラージュコロイドでロウを惑わし、新兵器「マガノイクタチ」でENを吸い尽くそうとするが、レッドフレームに押し返される。ギナの猛攻を避け、ガーベラストレートの一撃が天に振り下ろされたが、ギナはそれを受け止め、トリケロス改で叩き切る事に成功。この時点でレッドフレームの武装はほぼ無くなり(マガノイクタチでENを吸われたためにサーベルを使用できず、ライフルも無い)、ギナは勝利を確信したが、ガイのブルーフレームが突如乱入しギナは驚愕。ガイはロウにタクティカルアームズを手渡し、ロウのレッドフレームとギナのゴールドフレームが再度激突する。ギナはトリケロス改をレッドフレーム目掛けて振り下ろすが、回避されたうえ、逆にゴールドフレームの右腕を切断されてしまいギナは敗北する。だが、ギナは敗北を認めず、切断されたトリケロス改のビームライフルで悪足掻きを試みるが、ガーベラストレートの叩き切られた刀身に弾かれ失敗に終わる。そして、ロウが立ち去った後、残っていたガイのブルーフレームに止めをさされギナは戦死するのだが、後に意外な形で再登場する事となる。残されたゴールドフレームとギナの遺体は姉のミナの手により回収されるのだが、実はこの時の描写が少しおかしい。ゴールドフレームの右腕はロウにより切断されているのだが、回収される直前にはなんと右腕が元の位置に装着されている。ガイが戻したのだろうか。
関連機体
- ガンダムアストレイ ゴールドフレーム 天ミナ
- 大破したゴールドフレームを姉のミナが強化した機体。
- ブリッツガンダム
- 天に装着されたトリケロスは元々ブリッツの右腕なのだが、これも改造された為に面影が殆ど見られない。だが、ゴールドフレームに移植された事によって初期GATシリーズの機体の中で唯一パーツが現存する機体となった(ストライクはドミニオンのローエングリンにより消滅・デュエル、バスターは現状不明・イージスは自爆して大破している)。
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