ババは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の登場人物。
概要
オーブ軍所属のMSパイロットで作中ではムラサメに搭乗。
黒海、クレタ島沖海戦にて地球連合・オーブ連合軍とザフトの争いを止めようとするカガリの説得に対し、自身はセイラン家主導のやり方に疑問を感じていながらも、今の実質的な指導者はユウナであり、ユウナの意思はオーブ国の意思と言い張ってオーブ軍人の任を全うするためカガリを振り切り、ミネルバに特攻して死亡する。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦Z
- 初登場作品。声は総集編の高塚正也氏。セツコ編では度々登場。仲間フラグがあってもいいような気もするが無い。ランド編では影が薄い。
パイロットステータス
- Z
- 集中、不屈、ド根性、熱血、気迫
- Z
- 底力L7、援護攻撃L3、援護防御L4
- 小隊移動力+1
- 『Z』で採用。
人間関係
- ユウナ・ロマ・セイラン
- 当時の国家元首。ダーダネルス海峡戦での総司令官。
- カガリ・ユラ・アスハ
- 親愛する本来の国家元首。
名台詞
- 「そこをどけ……これは命令なのだ! 今の我が国の指導者、ユウナ・ロマ・セイランの!」
「ならばそれが国の意志! なれば我らオーブの軍人は、それに従うのが務め!」
「その道、いかに違おうとも難くとも……我ら、それだけは守らねばならぬ!――――おわかりかァッ!?」
「お下がりください! 国を出た折より、ここが我らの死に場所と、とうに覚悟はできております」
「下がらぬというのなら実力を持って排除させて頂く!」
- カガリに戦うことはないと説得された際の、ババの軍人としての誇りが詰まった叫び。何かと個人主義に走るC.E.の人間には珍しい、実直な軍人である。
- 仮に説得に応じようものなら、同盟を無碍にしたとして再び地球連合を敵に回しかねないので引き下がる事は出来ず、個人の意思に反してでも国のために今出来る事を全うするという軍人としての矜持が表れている。
- 「我らの涙と意地、とくとご覧あれ!!」
- この叫びとともに特攻、ミネルバに大打撃を与えた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ムラサメのコンビネーションを見せるぞ!」
- 『Z』でのトライチャージ使用時の台詞。原作では彼の死後、ムラサメ3機によってカオスガンダムが撃墜されている。
搭乗機体
- ムラサメ
余談
- SEEDシリーズの登場人物は例え漢字で書けそうな東アジア、特に日本人風の名前でも国際色を出す為か全部カタカナ表記にされることが定例の様子だが、彼は何故かアニメ放映時エンドロールで「馬場一尉」と漢字、それも階級付きで表記された。これは一説には関西圏の一部では「ババ」は「大便」を指し、いささか雰囲気が悪いと判断されたのではという通説がある。結果彼は(ASTRAYのキャラクターを除けば)SEEDシリーズ唯一の「漢字表記の名前」がはっきりしているキャラでもある。