機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY

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  • 「月刊ガンダムエース」2003年12月号より連載開始。コミックス全2巻。
  • 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦W(2007年)

概要

機動戦士ガンダムSEED』のPHASE-46~47の間にある空白の2ヶ月間に起こった出来事を語ったストーリー。前作のキャラクターも引き続き登場する。ちなみに本編の穴埋めをするためのストーリーではなく、あくまでアストレイのオリジナルストーリーである。

この作品に登場したハイペリオンとドレッドノートは、大河原邦男氏がこの漫画のために書き下ろした。漫画のためだけに機体を書き下ろしたのは今回が初めて。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

主人公

  • プレア・レヴェリー
    • Xアストレイでの主人公の一人。彼自身はクローンであり(劇中ではハッキリしなかったが、少なくとも、空間認識能力者のクローン)、最終話にて死亡する。しかし、思念体が続編の「DESTINY ASTRAY」などで登場しており、アストレイのララァ・スンみたいな立ち位置。Wでも寿命の短さは変わってはいないが生存、ロウと共に火星に向かっている。

連合所属

  • カナード・パルス
    • 連合所属だがコーディネイターで、スーパーコーディネイターの失敗作。唯一の完成体であるキラ・ヤマトを倒す事が目的。なお、一部ゲームではキラ役の保志総一朗氏が声を当てている。最終回にて、キラには会えたが、すれ違うだけで何もせずに立ち去った。「DESTINY ASTRAY」では傭兵として登場する。スパロボWでは条件を満たすと仲間になり、顔グラも変わる。が、グラフィックが変わっても戦闘中の台詞はそのままである。少しくらい穏やかなものになってもよかったかもしれない。
  • バルサム・アーレンド
    • 自称「アルテミスの荒鷲」。カナード搭乗の半壊ハイペリオンに敗北する。カナード戦が初実戦で、それまではシミュレーターしか戦いを行った事がない、戦場を舐めきったキャラ。おまけにシミュレーターで撃墜した敵機の数だけ機体にマーキングを施している。まるで後の「スペシャルで2000回で模擬戦」な男みたいである。明言されてはいないが、コックピットを潰されたので、恐らく死亡したものと思われる。原作では登場してからすぐに死亡(10ページも登場していない)したため、スパロボWで参戦した際には、「まさか出てくるとは」とプレイヤーに驚かれた。

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

主人公乗機

  • ドレッドノートガンダム
    • 通常版とゲイツヘッド版が存在。後者は劾に頭部を奪われたために応急処置で付けた物。スパロボWでは、ここも再現されている。ガンプラで再現する場合は改造の必要有り。
  • Xアストレイ
    • アンドリュー・バルトフェルドから譲り受けたドレッドノートのドラグーン・システムを装備した状態。名付け親はロウ。本編終了後はドラグーン・システムを外し、新装備を付けてドレッドノートイータとして復活する。Xアストレイのパイロットはプレア、イータ以降はカナード。

連合所属

  • ハイペリオンガンダム
    • 【アルテミスの傘】と呼ばれる小型モノフェーズ・シールドを装備したユーラシア連邦初のMS。防御力は高いが、展開できる時間は短い。一度は中破するが、ろ獲したハイペリオン2号機の部品を使って修復。さらにはNJCを搭載するなどの無茶な強化を繰り返す。スパロボWでは、不意討ちとはいえ、キラ搭乗のフリーダムを撃墜直前まで追い込んだ。
  • ハイペリオン2号機
    • バルサムの機体。グレーベースのカラーリング。初出撃でカナードに敗北し、修理パーツとして利用される。原作では修復後のカナード機がビーム・サブマシンガンを2丁持っているが、1丁はこの機体の物。スパロボWでは全体的に青がかっている。
  • スーパーハイペリオン
    • NJCと核エンジンを搭載したハイペリオン。この名称はカナードが命名したもので、正式名称ではない。スパロボWでもNJCは無条件で搭載するが、名前はそのまま。
  • オルテュギア
    • ユーラシア連邦軍所属のアガメムノン級宇宙空母。ハイペリオンの母艦。後にユーラシア連邦を脱走する。ちなみに、スパロボWでは「オルテギュア」と間違った名称になっている。

主題歌とBGM

『カナード・パルス:憎悪』
『プレア・レヴェリー:運命の子』

登場作と扱われ方

  • スーパーロボット大戦W
    • 第2部後半から本格参戦。数こそ少ないが、ほぼ完全再現+αされている。改造はレッドフレームのを引き継げる。

商品情報

機動戦士ガンダムSEED X ASTRAY

角川コミックス・エース 著:ときた洸一 シナリオ:千葉智宏

資料リンク