ゲッターポセイドン

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ゲッターポセイドン(Getter Poseidon)

ゲッターロボG水中での活動を重視した形態。

上から順にポセイドン号ドラゴン号ライガー号の順に合体する事でこの形態になる。

ゲッター3と違い、通常の足とキャタピラの足を状況に応じて使い分けることが出来る。原作では後に飛行能力も追加された。それでもやはり、戦闘時の主な役割は水中戦であり、ミサイルの強化やゲッターサイクロンの追加によって、戦闘力が大幅にパワーアップしている。また、両目がサーチライトになっており、深海での作業に役立つ。

水中戦闘の他に3形態中で最大値を誇るパワーを活かし、ドラゴンやライガーでは苦戦を強いられる大馬力・重装甲タイプの百鬼ロボを相手にする事も多かった。

原作では大雪山おろしを使う事は無かったが、スパロボでは特訓により使える場合もある。ちなみに原作では、フィンガーネットを装備しており、これを手から撃ち出して敵を絡めとり、ハンマー投げのように投げ飛ばしていた。この攻撃パターンはOPでも描かれている。

登場作品と操縦者

自軍ユニットの中でも希少な水中戦のエキスパート。しかし、水中メインのマップは少ないため、活躍の場が限られてくるが、強化パーツで補うと劇的に使いやすくなる。

旧シリーズ

第2次スーパーロボット大戦
中盤でゲッター3から乗り換えイベントがあり、原作では乗った事が無い巴武蔵が搭乗。FC版では大雪山おろしは使えなくなる。PS版ではそのまま使用可能。やはり宇宙では影が薄いが、屋内マップでは相変わらず大雪山おろしが猛威を振るう。
第2次スーパーロボット大戦G
FC版第2次と違い、大雪山おろしが使えるようになっている。フルチューンするとなぜか超合金Zがつく。
第3次スーパーロボット大戦
SFC版ではベンケイがレベル40で仲間となるので、それまでにリョウ・ハヤトをそれ以上のレベルにしておけば、ベンケイで敵にとどめを刺すことで簡単レベルアップができた。この時点では大雪山おろしは使えない。ゲッター3から改造が引継がれないので注意(リメイクであるPS版のコンプリートボックスでは引継がれる)。また、大雪山おろしに加えてゲッター3にあったパンチも無くなった為、宇宙では移動後に使える武装が無い事にも注意したい。
スーパーロボット大戦EX
リューネの章の序盤から登場。海中メインのステージがあるが、ドラゴンで空から攻撃した方が強いので使われない。武装が割と強力だが、陸上や地上への適正がBやCだったりするので水中以外では力が発揮できないのが辛い。当時の攻略本でもドラゴンを使おうと勧めていた始末。
第4次スーパーロボット大戦S
特訓によりベンケイが大雪山おろしを会得。以降原作にはないものの、ポセイドンの武装に「大雪山おろし」はお約束となる。
一方ポセイドン特有の技であるゲッターサイクロンは、改造しても真ゲッターには引き継がれないので無駄となる。
スーパーロボット大戦F
シナリオ「ジャブロー侵入(前)」より修理が完了して参戦。第4次同様、弁慶が特訓しているため、大雪山おろしを使うことができる。
スーパーロボット大戦F完結編
宇宙では大雪山おろしが使えない。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
スーパーロボット大戦IMPACT
本作では海だけでなく陸もS。水ステージが多いのでゲッター3共々役に立つ。が、大雪山おろしがEN消費武器になってしまい持久力がガクッと低下。しかも最大ENは旧ゲッターと同じ。10倍のパワーはどうした? ミサイルもゲッター3では10発と援護にも多用できたものがたった4発になり、遠距離戦でも弱体化。
スーパーロボット大戦COMPACT3
シナリオ「策謀の都」で潜水艇と水中戦が可能。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
ゲットマシンへと分離する事が可能。相変わらず大雪山おろしは強力だが、使用可能な頃には飛んでいる敵や宇宙戦が多くなるため出番は少ない。改造状況は真・ゲッター3に引き継がれるが、ゲッターサイクロンのみ引き継ぎ先がない。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版と全く同じ性能。
スーパーロボット大戦α外伝
水中戦の機会が現代編ではとんでもなく多いが、今回は機体の地形適応が影響しないのが残念。むしろ武器の空適応が弱いため、水の上を飛んでいる相手に弱いのが辛い。無消費となっている大雪山おろしを援護で使えるのが何よりの強みで、ミノフスキークラフトA-アダプターをつけて空の敵にも打てるようになると便利になる。条件を満たすと真・ゲッターを入手せず強化された本機で最後まで戦い抜くことになる。
第2次スーパーロボット大戦α
弁慶が搭乗。大雪山おろしは無し(真・ゲッター3にはある)。気力いらずのゲッターサイクロンが全体攻撃武器で、ドラゴン・ライガーには全体攻撃がないため、雑魚掃討は主にこの形態で行う事になる。ただし今作では水中に出現する敵ユニットが殆どおらず、ブレンパワード系ユニットも水中戦が可能。小隊システムとの折り合いもあり、使いにくい。
第3次スーパーロボット大戦α
基本的な扱いは第2次αと同じ。空を飛べるユニットが増えた分、相対的にドラゴンが使いやすくなり、その割を食った。但し、前作同様に全体攻撃武器であるゲッターサイクロンは陸上においても高威力を誇る為、ゲッターチェンジアタックが使えない場合には重宝する。

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
システムやグラフィックが大幅に一新され、ゲッターチェンジアタックなどは3形態で別々のアニメーションが用意された。ただし、戦闘デモにおいて非常に原作での描写が重視されるようになった昨今の傾向がついにポセイドンにまで及び、大雪山おろしは削除。小隊全機の機体・武器の地形適応が海Sとなる弁慶の小隊長能力で水中においては無類の強さ……の筈が、いつにも増して水中での戦闘が少ない本作では目立って活躍できるのが初登場マップくらいしかなかったりする。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
量産型と強化版、真ドラゴン召喚攻撃で登場。耐久力は厄介だが、射程は短いのでそこを攻めよう。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
条件次第で武蔵の死亡イベントは回避できるが乗り換えは不可。今回も何の説明もなく大雪山おろしが使用可能。後半、ゲッタードラゴンが1人乗りになるとポセイドンは使用不能になるので武器改造は無駄になる。
スーパーロボット大戦D
インベーダーの使う量産型ゲッターロボGとしてのみ登場。武蔵や弁慶が乗っていないからなのか、久しぶりに大雪山おろしが消滅した。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
なんとポセイドン単機で出撃しなければならないステージが存在する(23話)。水中専用のアビスガンダム、及びZAFTのアッシュ (SEED)の大群が相手であり、珍しく脚光が当たったのはいいが、非常に辛い戦闘を強いられる。しかし弁慶の防御をしっかり上げておけば大したダメージを負わなくて済むので楽でもある。
必殺技は「大雪山おろし」。対象1体にスタン+5秒の特殊効果がある。

単独作品

スーパーロボット大戦
ゲッターチームを選ぶと自軍ユニットとして使用可能。ユニットタイプは水。敵としては登場しない。
スーパーロボット大戦64
スーパーロボット大戦MX
他作品に比べると海上マップ自体は多めだが、対戦相手が空中にいる場合が多いので、純粋な「水中戦」を行う機会は少ない。中盤のニライカナイにおける対ドラゴノザウルス戦では、陸地へと誘導する囮役を担うイベントがある。

装備・機能

武装・必殺武器

格闘
文字通り。ドラゴンライガーとは異なり、ポセイドンは得物や武器を持たない。しかし、白兵戦においてその頑強な重装甲とパワーはそれ自体が強力な武器となる。

武装

ストロングミサイル
背中に装備している2基のミサイル。チェンゲ版のポセイドンはこれを直接持ってぶつけるという荒業を敢行する。
トライチャージ時にはこれを連射する。
フィンガーネット
指を変形させて放つ投網。ポセイドンの怪力で絡み取った相手を投げ飛ばす。
ゲッターサイクロン
首の周りにあるフィンを回転させることで暴風を発生させ、敵を飲み込ませてしまう大技。大雪山おろしと共存するとこちらの方が格下にされてしまう場合が多い。

必殺技

大雪山おろし
本来原作では使うことはなかったが、ゲームでは特訓イベントで会得し、使用可能になる。武蔵の志と共にこの技が伝えられた。
ゲッターチェンジアタック
変幻自在のゲッターを体現する技。Zでは、三形態が異なるチェンジを行う。ポセイドンの場合、ダブルトマホーク投擲から、それをチェーンアタックで捕捉して乱打、最後にフィンガーネットで投げ飛ばすという流れになる。

特殊能力

変形
ゲッタードラゴンゲッターライガーに変形する。
オープンゲット
分離して攻撃を回避し、即座に再合体する。

移動タイプ

水/海

サイズ

L

カスタムボーナス

第2次G
超合金Z(装甲+100)
A PORTABLE
攻撃後に変形可能

関連機体

真ポセイドン
ゲッター3

余談

商品情報