ダンクーガ
ダンクーガ | |
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漢字表記 | 断空我 |
外国語表記 | Dancouga |
登場作品 | 超獣機神ダンクーガ(OVA) |
デザイン | 平井寿(現:平井久司) |
全高 | 34.6 m |
重量 | 114 t |
最大モーター出力 | 1,000,000HP以上 |
最高飛行速度 | 8,000 km/h以上 |
合体形態 | ファイナルダンクーガ |
開発者 | 葉月考太郎 |
所属 | 獣戦機隊 |
乗員人数 | 4名 |
主なパイロット |
概要
獣の怒り超え、人の憎しみを超えた、神の戦士であるスーパーロボット。
漢字で表記すると『断空我』となり『我、空となりて煩悩を断つ』という意味を持つ。
メインパイロットは藤原忍。
4つの獣戦機が合体した姿で、彼がキーワード「DANCOUGA」を入力することで合体可能になる。
その戦闘能力は格闘戦で敵戦艦を沈めるほど圧倒的。だがビーストモードになるには怒りによる「野獣の本能」が欠かせなく、ダンクーガへの合体とコントロールにはパイロット4人の精神的な成長が必要とされた。そのためヒューマノイドモードに変形可能になったのも中盤からで、闘争心を燃やしながらもα波が出ている状態によるパラサイコエナジーをコンピュータと同調させる必要がある。闘争心が揺らげばパイロットの脳への負担も増してしまう。本編では獣戦機が合体可能という事実は長らくパイロットに伝えられず、ストーリーの中盤までは合体せずに戦っていた。
TVシリーズにおいては、各獣戦機の携行武器を合体させたダイガン以外に専用武器はなく、ほぼパンチのみで勝負がつく事が多かった。その後OVAシリーズで「断空剣」「断空砲」などの専用武器やフォーメーションが追加設定されている。必要に応じて操縦を他のパイロットに委譲する場合もある。最も代表的なのは格闘戦を司馬亮に任せるケースだが、結城沙羅がミサイル攻撃をしたり、式部雅人がライガーのキャノン砲を使用したりするなど、各獣戦機の装備は個々のパイロットで制御可能である。
なお、飛行用のブースターではなく、黒騎士隊のアラン・イゴールが乗るブラックウイングがダンクーガと合体した形態「ファイナルダンクーガ」が設定だけ存在していた。
構成機体
合体後のシルエットを見れば分かるが、ほぼ全身ビッグモスという古今東西のスーパーロボットの中でも特異な合体パターンをしている。ある意味グレート合体に近い方式である。
- イーグルファイター
- 頭部を構成する。
- ランドライガー
- 右足を構成する。ノーマルモードからの合体。
- ランドクーガー
- 左足を構成する。ノーマルモードからの合体。
- ビッグモス
- その他全部を構成する。ヒューマノイドモードからの合体。
登場作品と操縦者
原作においては、鈍重・重装甲で圧倒的破壊力を誇る機体として演出がされているが、初期の作品では肝心の鉄拳がなく、全体的に装甲が頼りなく運動性もないため耐久力は低い事が多い。圧倒的破壊力に関しては(一部極端に扱い辛い性能の作品もあるが)ほとんどのSRWで表現されており、火力関係では他のスーパーロボットと比べても1枚も2枚も上である。
この圧倒的破壊力を、初期作品では精神コマンドの熱血と気合で、『α』以降は特殊技能「野生化」で再現している。野生化+熱血+断空光牙剣の威力は天井知らず。SRWの歴史で長く超火力を誇るロボットとして君臨し続け、登場すればボスキラーになりうる。ただし雑魚戦(特に対空中)が苦手な傾向もあるため、ボスキラー役一本に絞るか改造や強化パーツでフォローしたい。
SRWでは分離して個々の獣戦機で戦える作品と、合体状態でしか使用できない作品がある。TVシリーズでは追加ブースターを装備するまで飛行は不可能だったが、『第4次』を除くと最初から飛べる事が多い。「軍所属のスーパーロボット」という特性から、登場する際にはその設定が生かされる事が多い。
作品によってTV版デザイン・OVA版デザインかは異なる。Zシリーズでは最初からファイナルダンクーガで分離不可能なのでそちらも参照。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。序盤は獣戦機のまま戦う。中盤に合体イベントがあり、専用デモも用意されている。野生化は開発中にオミットされてしまったらしく攻撃力不足。また、機体とパイロットの適応が噛み合わない関係で地形適応にAがひとつもない。グラフィック上はブースターを装着しているが飛行不可能。ミノフスキークラフトを装備しても本作の仕様上地形適応はBのままであるため決定力不足は変わらず、コン・バトラーVとの2択でエゥーゴに送られる事が多い。
- なお、獣戦機隊が初登場するマップで登場前にクリアしてしまうと、既に合体した状態で仲間になるというバグが起こる。
- スーパーロボット大戦F
- 武装は『第4次』と同じ仕様で、『新』と異なり「ダイガン」や「断空砲フォーメーション」は使用不可能。4機に分離・合体可能。今回かなりの長期間にわたり獣戦機のままでの戦いを余儀なくされるが、かといって獣戦機を個別に改造すると後々金に困るジレンマがある。今回は原作の合体ムービーがあるが、残念ながらBGMまでは再現されず。断空剣が低燃費・高威力で使いやすい。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 4機に分離・合体可能。断空剣をフル改造する事で断空光牙剣を入手可能。装甲は低めだが全員が気合と熱血持ち、貴重な宇宙Aのスーパーロボットのため終盤まで十分使える。敵の攻撃を喰らうと危険なので、一撃で雑魚を倒せるように断空剣と断空砲、ENを早い内に強化しておきたい。ダンクーガがオープニング戦闘デモに登場をするのはSS版『F完結編』で初めて。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- SRX計画の一環として開発されたという設定が追加された。4機に分離・合体可能。断空光牙剣は今回も断空剣をフル改造しないと追加されない。断空砲フォーメーションをフル改造するだけでも十分強力だが、光牙剣の追加で中盤以降のボスキラーとなるので、断空剣は早めにフル改造する事を勧める。欠点は燃費の悪さと地形適応が(一部武器含め)空:Bな事。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 断空光牙剣の攻撃力が低下したものの最初から使えるようになったため、改造費が安く上がる。基本的な使い勝手はPS版と変わらないが、PS版の燃費の悪さと空:Bは改善されていないので注意。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 『第3次α』の中断メッセージで忍たちがネタにするほど影が薄い(あくまでもαシリーズ内の話)。欠点はそのままに性能は著しく弱体化し、一撃必殺の火力が剥奪された上に燃費も致命的に悪化。獣戦機隊の方も気合と熱血を覚えるメンバーが限定され、誰も覚醒を覚えないなど、『α』と比べるとかなりの逆風。新要素の援護も誰一人覚えない。ただし改造が連動しており分離状態の中でも強めな獣戦機を同時に運用することを覚えると、前作とは別の強さが見えてくる。またフル改造ボーナスで空:A(武器、獣戦機にも適用)を選ぶなど資金・パーツを潤沢につぎ込めばダンクーガ自体の弱点を補う運用も可能。他にも光牙剣追加済み、後半は再動、分離激励習得というメリットもある。忍が序盤ほぼ唯一の熱血使いであることも大きいが、序盤のカーメン・カーメン撃墜のためだけに武器改造をするならば、改造したライディーンのゴッドボイスクリティカルでも可能であることを考慮に入れたい。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 分離不可能。αシリーズでは本作で鉄拳追加かつ、OVA版ダンクーガ初登場。ファイナルダンクーガもあり、ダンクーガとブラックウイングに分離可能。大火力かつ使い勝手の良い武器が、野生化によって圧倒的な力を発揮する。ただし本機の最強武器が格闘属性の断空光牙剣なのに対し、ファイナルダンクーガになると射撃属性のファイナル断空砲が最高威力の武器となる。大張氏がスタッフとして参加しているので、他作品に比べて細身になっている。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 分離不可能。ブースターのグラフィックがOVA版である。シナリオ「ゴッドブレス・ダンクーガ」で7ターン以内にムゲ・ゾルバドスと戦闘すると断空光牙剣を入手可能。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- カットインやアグレッシブビーストが追加されるなど、COMPACT2第3部に類する性能になった。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- グラフィックは『COMPACT』の流用なのでOVA版。分離不可能。BGMはOPの「愛よファラウェイ」が久々に採用。機体の調整が不完全のため、前作と比べて大幅に弱体化している。シーン1ラストにて宇宙に派遣されるため、出番は序盤のみ。しかし投資を惜しむと第2部で後悔する……かもしれない。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 第1部で離脱前に全機体性能と武器を一段階以上改造していると、「アグレッシブビースト」が追加される。燃費が悪いが有射程P武器で、この時点では最強武器。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 調整が完了したので、完全に別物と言っていい程に大幅強化された。と言っても実はC1とほぼ同数値なのだが。条件を満たすと断空光牙剣がマップ兵器として追加される。MS軍団で固められがちな本作では一番イケてるスーパー系。ちなみに「アグレッシブビースト」は無条件で使用可能。第2部の難易度をとるか、第3部の引き継ぎ資金増をとるかはプレイヤー次第。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- グラフィックは『α』の流用なので、『COMPACT2』と異なりグラフィックはTV版である。しかし「アグレッシブビースト」を使用すると、分離する際にウィングがビッグモスに収納されるため、扱いはOVA版のようである。遂にファン待望の鉄拳が追加されたが、三連撃だったので微妙に評判が悪い。しかしダンクーガにとって貴重な無消費の武器。第一部序盤の改造で第二部にてアグレッシブビーストが、第三部のフラグを立ててのイベントで断空光牙剣(『COMPACT2』とは違い、通常・マップ兵器版の2種類)が追加。今回は1~3部の間で性能差は無い。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander
- 格闘戦、射撃戦どちらにも対応できる柔軟なユニット。高威力の必殺技も持っているため、困ることはない。メインで使うなら射撃戦主体にして、「断空砲フォーメーション」を覚えさせたいところ(忍の射撃レベルUPが獲得条件)だが、通常版の断空砲は強力な代わり発射までの隙が大きく、素早い敵に当てるのは困難。
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 最初から使えるため、何かと重宝する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 分離不可能。ファイナルダンクーガも登場。気合・熱血・野生化による大火力は健在だが、それを上回る冥王が参戦しているので少々影が薄い。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- リアル頭身・分離不可能で登場。ロボット大図鑑ではグラフィックはOVA版と明記されている(おそらくブースターの事を差している)が、背部の連装キャノン砲はOVA版には無い。
- 初参戦の『第4次』やこの次の参戦作である『F』とは比較するのも失礼なほどの超優遇であり、「ダイガン」「断空砲フォーメーション」「断空光牙剣」が初実装、ダイガンは8段階改造でマップ兵器版が追加、野生化が初実装(しかも効果は1.5倍)、BGMにOPの「愛よファラウェイ」が初採用…と初だらけ。
- 断空剣の燃費が異常に良く、敵のモビルスーツ(主にアインラッド搭乗のゲドラフ)が突っ込んできてはぶった斬られる。宇宙編の主力として大活躍する。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。
- スーパーロボット大戦64
- 1話のみイーグルファイター無しで分離状態で戦闘後、ブースターなしでの合体となる。しかし移動力が4で地上のみはボスボロットと同レベルであり非常に苦労する。ブースターは10話ほど後、分岐直後あたりに入手。一方でダイガンの攻撃力が前期リアル主人公機の上位武装並・断空剣が消費10で新ゲッターのゲッタービーム(消費40)の攻撃力を上回る等、武装面はかなり優秀(ただし、野生化はない)。最大火力では上が多いので劣るが、しっかり改造しておけば断空剣は連発が可能でヤクト・ドーガを一発で葬れるため重宝する。なお、いつも通り装甲は脆い。ガンドールの加入と同時に(断空剣を強化したものという説明とはいえ)断空光牙剣が使用可能になる一方で、ブースターなしでも連装キャノン砲が使用可能というミスも。
- スーパーロボット大戦GC(XO)
- 分離不可能。ファイナルダンクーガが初登場。BGMは後期オープニングである「ホントのキスをお返しに」が初採用。最初から気合を使えるのが亮一人だが、忍の超強気な性格のおかげで矢面に立たせておけばガンガン気力が上がる。ただしひらめきや不屈も亮が覚えるので、後で雅人がひらめきを覚えるまでSPの配分には注意が必要。
- スパロボ学園
- 野生化のおかげでコスト5の中では高い火力を持つが、スーパー系にしては装甲が薄い。断空光牙剣を使う前に撃墜されてしまうことも。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 今回も最初からファイナルダンクーガになっているため、登場しない……と思いきや、公式サイトのパッケージイラストではファイナルでない素のダンクーガになっている(それどころか翼すらない)上に、最終的にセンターの位置になっている。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- TV版のブースターを装着した状態で参戦。レアりティはR、SR、SSRでユニットとしてはリリース当初から登場している。SSRはアタッカーとディフェンダー二種類があり、アタッカーは野生化による攻撃力に優れたユニットで必殺スキルは前方一列の断空光牙剣。ディフェンダーの方は大器型で高い耐久力を持ち、各種スキルも修得順が異なるだけでアタッカーと同じなので上位互換といえ、広範囲必殺スキル断空砲フォーメーションも魅力。ゲームシステムの関係上、原作のように鉄拳で敵を蹴散らす姿も見れる。
関連作品
- スーパーロボットスピリッツ
- 登場メカ随一のパワーファイター。一撃一撃が重く、全体的に動きが遅い。遠近共に技を備えているが、どちらかというと接近戦に強い。超必殺技は相手への追従性はあるものの出が非常に遅い『断空光牙剣』とそれなりに出が早い『断空砲フォーメーション』。どちらも画面いっぱいを覆いつくすド迫力な大技。
装備・機能
武装・必殺武器
- 鉄拳
- 亮に操縦を委譲し、文字通り鉄拳で敵を殴り飛ばす。
- 燃費の悪いダンクーガがザコ敵相手に使うメインの攻撃手段。野生化が発動すると、断空剣を使うまでも無くこちらで対処できる場合も多い。TV版ではほぼこれでトドメを差していた。亮の半裸カットインが入ることでも有名。
武装
- パルスレーザー
- 胸部から発射する赤いレーザー。
- 武器改造のシステムが一括だった時代に、HPを微調整するのに使う程度。
- ロケットランチャー
- ビッグモス背部にあるものと同じもの。断空砲フォーメーション時にはこれもレーザー砲になる。
- SRWでは単独武装として再現されることはほぼ無いが、『IMPACT』の偽ダンクーガ軍団との戦闘ムービーではこれと断空剣の連携で一機を仕留めている。
- ダイガン
- 獣戦機がヒューマノイドモードで使用する銃を合体させたライフルで、ダンクーガの数少ない携行武器。
- 気力が関係無い武器の中では比較的使いやすい。
- 断空剣
- ガンドール砲を小型化して作った剣。普段は柄のみで収納されており、使用時にレーザーが刀身を形成する。
- 『心にて、悪しき空間を断つ』剣だが、SRWでは光牙剣との区別のためか、台詞が「心にて、空間を断つ」になっている。燃費が良く攻撃力も高い、ダンクーガの主力武器。
オプション兵装
- ブースターユニット
- TV版のみ登場したユニット。単独では飛行不可能なダンクーガの為に新規開発された。
- OVA版以降はビッグモスにウィングとブースターを搭載したために登場しない。
- SRWでは『64』のみ本兵装を装備していないダンクーガが登場した。
必殺技
- 断空砲
- ビッグモスの背部に装備されている「200ミリ榴弾砲」の砲身のみを前方に向け、エネルギー弾を発射する。
- TV版ウイング装着時には、ビッグモスの背部が塞がれるため使用不可能なはずだが、ゲームでは使用可能である。原作ではSRWにおける「断空砲フォーメーション」が「断空砲」であり、この2つには差が無い。
- 断空光牙剣
- 『愛の心にて、悪しき空間を断つ』剣。獣戦機隊の母艦ガンドールからのエネルギー供給を、断空剣で受けて放つ必殺技。
- SRWではガンドールが参戦しない事が多く、単体で放つ事が多い。作品によっては断空剣をフル改造しないと追加されない。MAP兵器版が存在する場合も。
- アグレッシブビースト
- 各獣戦機に分離した後、アグレッシブ・ビーストモードに変形して突撃する必殺技。獣戦機4機の合体攻撃として使用できる場合もあり、こちらの場合は『アグレッシブビーストチャージ』。
- 『J』では獣戦機隊のカットインが入り、トドメは再合体したダンクーガの鉄拳で締め。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- L / M
- Lサイズの作品が殆どだが、34mという事で『IMPACT』ではMサイズとなっている。
機体BGM
- 「愛よファラウェイ」
- 前期オープニングテーマ。『新』『第3次α』に於ける選曲。
- 「ホントのキスをお返しに」
- 後期オープニングテーマ。『GC(XO)』に於ける選曲。
- 「バーニング・ラヴ」
- 前期エンディングテーマ。『α』『α外伝』に於ける選曲。
- 「灼熱の怒り」
- 『J』『第2次Z』に於ける選曲。
関連機体
- ブラックウイング
- 合体してファイナルダンクーガとなる。
- 偽ダンクーガ
- ダンクーガを基に造られた偽物。
- ガンドール
- 断空剣はガンドール砲を小型化したもの。
他作品の関連機体
- ダンクーガノヴァ
- 『獣装機攻ダンクーガノヴァ』の主役機。
- ダンクーガBURN
- 長谷川裕一の漫画『超獣機神ダンクーガBURN』(SRW未参戦)の主役機。パイロットは風間翔児、炎条寺ユーリ、深森静香、富士野二葉。同作者による同人誌『長谷川裕一ひとりスーパーロボット大戦 大外伝』では背中に翼パーツを装着した「ダンクーガBURN・ガンドール」の形態も見せている。
余談
- 初合体時は敵の包囲網に囲まれエネルギー切れ直前という最悪のタイミングで合体システムが緊急作動、忍がトランス状態となるわ、コントロールが奪われ逃げる事も防御も出来なくなるわ、エネルギー不足で合体は途中で止まるわとさらに状況を悪化させる結果になった。
- ダンクーガへの合体システムを起動させる際に行う『コードTHX-1138』のロック解除があるが、この『THX-1138』は、あのスターウォーズのジョージ・ルーカス監督のデビュー作のタイトルと主人公の名前である。ちなみに、デビュー作でありながら興業的には失敗だったというエピソードがある他に氏の作品では度々登場するキーワードである。
- 非常に線の多いデザインのため、TVシリーズで基本的にパンチ1発で戦闘を終わらせていたのは作画枚数を抑えるためという説があるが、定かではない。
商品情報
※参考:DX超合金 ダンクーガ