「グラハム専用ユニオンフラッグカスタム」の版間の差分

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:直接関係はないが、パイロットに多大なGをかけるという設定から、トールギスを連想した視聴者は多い。ゲームでも共演した。
 
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2014年7月17日 (木) 12:57時点における版

SVMS-01E グラハム専用ユニオンフラッグカスタム(Graham's Union Flag Custom)

対ガンダム戦に際し、グラハム・エーカーの意見を取り入れユニオンフラッグを極限まで強化したモビルスーツ。劇中では「カスタムフラッグ」と呼ばれる。開発担当者はレイフ・エイフマンビリー・カタギリ

背部フライトユニットを正式には未採用の大型のものに換装し、装甲や燃料搭載量をギリギリまで削り軽量化。ガンダムのビーム兵器対策として対ビームコーティングを施している。さらにエンジンのリミッターを外したことで通常のフラッグの2倍以上の最高速度を手に入れた。しかしパイロットの負担を無視した結果全速旋回時に体にかかるGは対Gシステムを作動させた上で12Gという凄まじさで、現にグラハムは吐血している。機体のOSは左利きのグラハムに合わせて専用のものが用意されている。
武装面ではアイリス社製の新型試作リニアライフル「XLR-04」を装備し、火力を強化している。これは後に新型リニアライフル「トライデントストライカー」(XLR-04の制式仕様)に変更されている。

劇中ではエクシアやデュナメスと対決するも、状況が許さず明確な決着はつけられなかった。しかしガンダムスローネアインがアイリス社の工場を襲撃した際には単機でこれを撃退する戦果を上げている。
グラハムの技量、そして気迫もあったとは言え、太陽炉非搭載の機体の中では唯一、単機での戦闘でガンダムに明確な損害を与えたという傑作機である。

のちに通常のパイロット向けに性能を落ち着かせたオーバーフラッグが量産されている。ちなみに設定ではオーバーフラッグとは微妙に機体の色が異なる。

登場作品と操縦者

第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
初登場作品。「ユニオンフラッグカスタム」名義。新型リニアライフルを装備したオーバーフラッグス仕様で登場。専用技『グラハム・スペシャル』でエクシアを狙い撃ちしてくる。……のだがスペシャルの消費EN30に対して最大ENが170しかなく、燃費は悪い。

装備・機能

武装・必殺武器

20mm機銃
胴体部に1門内蔵。ゲーム未使用。
ソニックブレイド
高周波振動による短刀。ゲーム未使用。
ミサイル
両膝部に内蔵。ゲーム未使用。
ミサイルポッド
主翼や両脚部の間に増設する。人型では装備できない。ゲーム未使用。
試作新型リニアライフル「XLR-04」
本機の主兵装。アイリス社の試作型を徴用してきたもので、内蔵バッテリーを大型の物に変更している。大型のため取り回しは悪い。スパロボ未登場。
新型リニアライフル「トライデント・ストライカー」
XLR-04を発展させた制式仕様。銃口が3つに増やされ、中央は単射用、両側は連射用となっている。形状は空力を考慮したものに変更された。オーバーフラッグの物と同型でオーバーフラッグス結成以降はこちらを使用しているが、識別のため冷却ジェル部の色は青になっている。
プラズマソード
ソニックブレイドにプラズマを纏わせたエネルギーソード。ユニオンでのビームサーベル実用化の研究の産物。ビームサーベルとも短時間は切り結べる。
グラハム・スペシャル
命名ビリー・カタギリ。グラハムの技量による攻撃モーション。フラッグの高機動力で相手を翻弄し、背後に回ってプラズマソードで切り裂く。対スローネアイン戦の再現。
ディフェンスロッド
右腕に装備されている棒状のシールド。回転させながら攻撃を弾く。対デュナメス戦では至近からのビームピストルの連射を見事に受け止めたが、ボロボロになってしまった。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動させる。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

対決・名場面

ガンダムエクシア
初登場時。通常の2倍以上のスピードでエクシアを追跡、狙撃で海中に沈めた(そのまま逃げられてしまったが)。
ガンダムデュナメス
アザディスタンで対戦。グラハムスペシャルで翻弄した。
ガンダムスローネアイン
アイリス社工場を襲うスローネを急襲。右腕を切り落とす活躍を見せた。

関連機体

ユニオンフラッグ
改良前の機体。
グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII
更に改造されたフラッグ。ただし、バランスは劣悪。別名「GNフラッグ」。
オーバーフラッグ
本機の制式仕様。スペックに変化はないがリミッターがかけられている。
トールギス
直接関係はないが、パイロットに多大なGをかけるという設定から、トールギスを連想した視聴者は多い。ゲームでも共演した。

商品情報

話題まとめ

  • 本機は1stシーズン第3話でグラハムがレイフマンにガンダムと戦える機体として「1週間で」改造する事を希望しているが、現実時間で1週間後の第4話で本当に登場している。