「マリア・ピァ・アーモニア」の版間の差分

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元々は市井のしがない占い師であったが、やがて特異能力に目覚めたマリアを中心とする教団(マリア教団)が生まれ、それをカガチが権力獲得に利用した経緯がある。以降、カガチの行い(ギロチンなど)は認めなかったが、既にマリアにそれを止める術は持ち得なかった。
 
元々は市井のしがない占い師であったが、やがて特異能力に目覚めたマリアを中心とする教団(マリア教団)が生まれ、それをカガチが権力獲得に利用した経緯がある。以降、カガチの行い(ギロチンなど)は認めなかったが、既にマリアにそれを止める術は持ち得なかった。
  
実弟に[[クロノクル・アシャー]]、娘に[[シャクティ・カリン]]がいるが、どちらともネームに違いがあり、娘シャクティの幼い記憶には「優しいお母さん」というイメージが焼きついていたが、再会時は母マリアは女王としての風格を宿しており、シャクティも直ぐにはマリアを母と認めなかったが、マリアの優しい気遣いからやがて母と認めていく。しかし、[[エンジェル・ハイロゥ]]を利用した人類の統合を目指したものの、それがカガチ等歪んだ野心家たちの道具でしかならず、そして自らもその道具でしかないと気付く。
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実弟に[[クロノクル・アシャー]]、娘に[[シャクティ・カリン]]がいるが、どちらともファミリーネームに違いがある。娘シャクティの幼い記憶には、母マリアは「優しいお母さん」というイメージが焼きついていたが、彼女と再会した時には女王としての風格を宿していた。そのため、シャクティは直ぐにはマリアを母と認めなかったが、彼女の優しい気遣いによってやがて自分の母であると認めていく。
だが、マリアには希望があった。その希望とは「子供」たちである。[[ウッソ・エヴィン]]と[[ニュータイプ]]同士の交信によりマリアの真意を知り、それに気付き人質とした[[タシロ・ヴァゴ]]に撃たれる。最期は自身の身体をウッソに焼き払ってもらった。
 
  
彼女自身、特異的[[ニュータイプ]]であり、自身から照らされる光によって難病を抱える患者らを回復させるという特殊能力がある。これは歴代の[[ガンダムシリーズ]]でも類のない能力であり、似たような人物も登場してない(小説版ではそれもガチ党による芝居とされているが、アニメではそのような気配は一切ない)。強いてあげれば『[[機動戦士ガンダム00]]』における[[イノベイター|真のイノベイター]]として目覚めた[[刹那・F・セイエイ]]と[[ダブルオーライザー]]が発揮した[[GN粒子]]の浄化能力「[[トランザム|トランザムバースト]]」か。
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終盤、[[エンジェル・ハイロゥ]]を利用して人類の統合を目指したものの、それがカガチ等歪んだ野心家たちの道具でしかならず、そして自らもその道具でしかないと気付く。だが、マリアには[[希望]]があった。その希望とは「子供」たちである。[[ウッソ・エヴィン]]と[[ニュータイプ]]同士の交信によりマリアの真意を知り、それに気付き人質とした[[タシロ・ヴァゴ]]に撃たれる。最期は自身の遺骸をウッソに焼き払ってもらった。
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彼女自身、特異的ニュータイプであり、自身から照らされる光によって難病を抱える患者らを回復させるという特殊能力がある。これは歴代の[[ガンダムシリーズ]]でも類のない能力であり、似たような人物も登場してない(小説版ではそれもガチ党による芝居とされているが、アニメではそのような気配は一切ない)。強いてあげれば『[[機動戦士ガンダム00]]』における[[イノベイター|真のイノベイター]]として目覚めた[[刹那・F・セイエイ]]と[[ダブルオーライザー]](トランザムライザー)が発揮した[[GN粒子]]の浄化能力「[[トランザム|トランザムバースト]]」か。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==

2013年10月23日 (水) 22:20時点における版

マリア・ピァ・アーモニア(Maria Pure Armonia)

ザンスカール帝国の女王。帝国の最高指導者であるが、実務などの支配権はフォンセ・カガチが握っており、マリアは象徴でしかない。立場としては「機動戦士ガンダム」のデギン・ソド・ザビ(象徴=公王)とギレン・ザビ(支配=総帥)の関係に似ている。 元々は市井のしがない占い師であったが、やがて特異能力に目覚めたマリアを中心とする教団(マリア教団)が生まれ、それをカガチが権力獲得に利用した経緯がある。以降、カガチの行い(ギロチンなど)は認めなかったが、既にマリアにそれを止める術は持ち得なかった。

実弟にクロノクル・アシャー、娘にシャクティ・カリンがいるが、どちらともファミリーネームに違いがある。娘シャクティの幼い記憶には、母マリアは「優しいお母さん」というイメージが焼きついていたが、彼女と再会した時には女王としての風格を宿していた。そのため、シャクティは直ぐにはマリアを母と認めなかったが、彼女の優しい気遣いによってやがて自分の母であると認めていく。

終盤、エンジェル・ハイロゥを利用して人類の統合を目指したものの、それがカガチ等歪んだ野心家たちの道具でしかならず、そして自らもその道具でしかないと気付く。だが、マリアには希望があった。その希望とは「子供」たちである。ウッソ・エヴィンニュータイプ同士の交信によりマリアの真意を知り、それに気付き人質としたタシロ・ヴァゴに撃たれる。最期は自身の遺骸をウッソに焼き払ってもらった。

彼女自身、特異的ニュータイプであり、自身から照らされる光によって難病を抱える患者らを回復させるという特殊能力がある。これは歴代のガンダムシリーズでも類のない能力であり、似たような人物も登場してない(小説版ではそれもガチ党による芝居とされているが、アニメではそのような気配は一切ない)。強いてあげれば『機動戦士ガンダム00』における真のイノベイターとして目覚めた刹那・F・セイエイダブルオーライザー(トランザムライザー)が発揮したGN粒子の浄化能力「トランザムバースト」か。

登場作品と役柄

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
エンジェル・ハイロゥ攻防戦にて登場。娘シャクティと共に強力な思念波でSDFを窮地に晒すが、主人公サイコドライバー能力によりその行為を止める。EDにてシャクティと共に生存が確認されるが、α外伝には登場しなかった。特に何事もなければ、プリベンターに保護されているものと思われる。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦D
原作通りの展開を辿る。最後はタシロに撃たれる。

人間関係

クロノクル・アシャー
実弟。純粋に姉マリアを守ろうと必死な青年だったのだが、やがて軍に入ってからは姉の真意に外れた行為を行う。
シャクティ・カリン
実娘。当初は溝深い関係であったが、やがて母マリアの優しさに触れて母と認める。そして母の死後、エンジェル・ハイロゥを母が願った形へと最大限に活かす。
フォンセ・カガチ
自分を利用した野心家であるが、お互い共通の目的を持っていたため彼と同調する。
ウッソ・エヴィン
互いのニュータイプ能力により、お互いの真意を知る。ちなみに、自らの理想をカガチらに利用された事を詫びつつも「自分にはどうする事も出来なかった」と身勝手に語る彼女に対し、ウッソが「こいつも…女だ!」と吐き棄てた場面は語り草となった。
タシロ・ヴァゴ
カガチと同じ野心家であるが、ただマリアを利用するだけの歪んだ悪意を持つ者と断言された。

他作品との人間関係

パプテマス・シロッコ
次世代の引き立て役は女性と思っている男。スパロボαでは彼女に接近する。
トレーズ・クシュリナーダ
αでは彼の手引きによりシャクティと共にエンジェル・ハイロゥから脱出した。

名台詞

余談

  • 「アーモニア」の出典は、ギリシア神話の女神「ハルモニア」だろうか。しかし、検索サイトで「アーモニア」を調べると、まず彼女のことが引っ掛かってしまう。

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